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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
May 15, 2019
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玉男さんの襲名がきっかけで
良さがちょこっとわかりかけたのに

歌舞伎やミュージカル、
観たいものが目白押しで、
とんとご無沙汰だった文楽。




お三輪ちゃんの「妹背山女庭訓」の通しが
かかるということで
文楽通のお友達にお願いして、
ご一緒していただいた。

おー、朝から晩まで、文楽三昧


それでも、その

もちろん、出演者の素晴らしさにほかならないけれど

私も文楽、好きなんだろうな♥



三人で遣っているから、
ワ~人がいっぱいってのが
気になってしかたなかったけれど

人形が生き生きと動く様に引き付けられ、
今回は、かなりの割合で人形に集中できた!

合間、合間に、
人形遣いさんの巧みな技術に唸るのは
前回以上





特にこの日のお席が、あまり前過ぎず、
ちょうど目と耳の延長線上に床があったので
迫力あること、あること

むしろ、舞台と床と、
どっちからも目が離せなくて


通しで観る妹背山は、天下を狙う入鹿と蝦夷子の登場、
歌舞伎では「吉野川」の通称で呼ばれる久我之助と雛鳥の悲恋、
最後に御殿のお三輪ちゃん、筋は知っていても助けに入りたくなる

もう、最初から圧倒されまくった「妹背山婦女庭訓」

なかでも三段目、妹山背山の段は、
主な登場人物に一人ずつ太夫さんがついて
なんて豪華なんでしょう

太夫さんが声を演じ分けるのが
文楽の妙かと思っていましたけれど
こんな演出もあるんですね



それぞれの場面で

・妹山背山の段(吉野川) 幸四郎さんと菊之助さんが若い二人を演じ、
 それこそ雛人形のように麗しく、娘を亡くす役の玉三郎さんの
 抑えた演技が印象的だった

・道行恋苧環 笑野さんの橘姫と芝のぶさんのお三輪ちゃんに迫られる
 猿之助さん(お怪我から間もなかったので心配でしたが、杞憂に終わった
 求馬さんでした)

・金殿の段(三笠山御殿)平成中村座の七之助さんのお三輪ちゃん、
 豆腐買いのおむらの勘九郎さんと七緒八君
 いじめの官女を熱演していた橋吾さん達

歌舞伎で観た同じ場面を思い出し、文楽との違いを楽しんだ

国立劇場の小劇場、コンパクトなので
一体感があるから好き

ほんとうに文楽が好きな人だけが観に来ている気がする






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最終更新日  May 19, 2019 11:31:37 PM
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