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ちり緬で、うぐいすの琴爪袋を作りました。羽は青色や花柄にしました。 梅にうぐいす。 和菓子をもう一度・・。 この前、北野天満宮で初音を聞きました。 まだホーホケキョと上手に鳴けないようでしたが、成功すると梅を見ていた周りの人から 「今度は上手に鳴かはったなぁ・・」と声があがりました。 うぐいすの鳴き声は、冷たい冬からの決別の声。 人々の心に春を運んでくれる幸せの鳴き声に聞こえました。
2012.03.30

ブログのタイトルを「京都 和歌の風景」に変えました。古典文学や和歌に詠われた花や風景を、写真を交えてこれからも綴ろうと思います。滋賀県も入れようと思います。 和歌の訳は文法にそって訳しますと、楽しくなくなってしまいそうですので、だいたいこんな感じかなぁ・・とイメージしたものにこれからもしようと思います。 それから、訂正を・・。 以前に書いたものですが、アヤメをカキツバタと間違って写真を載せていました。 恥ずかしい・・失礼しました。。 さて、気持ちも新たに・・ 今日は いろは歌と花の写真を。。 色は匂えど散りぬるを わが世たれそ常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢みじ 酔(ゑ)ひもせず (美しく咲く花も、すぐに散ってしまう。この世に永らえるものなんてあるだろうか。ありはしない・・。 それでも、今日も道を歩むんだ。 はかない夢、幻なんて見てないで、しっかりと現実をみつめながら。のぞみ訳) 色は匂えど・・ 春の雨であっという間に・・。 はかないものです。
2012.03.28

貫之の時代は、花といえば桜ではなく梅。まだ寒い時期からあらゆる花に先駆けるようにして咲く梅の花は香りもそうですが、幹や枝にも風格、品があって好まれて詠われた花のようです 人はいさ 心もしらず ふるさとは 花ぞむかしの香ににほひける (紀貫之) 変わらない自然に対して移ろいやすい人の心を詠んだ、百人一首で有名な和歌です。 自分の心もどう変わるかわからないのに、まして人の心は・・。
2012.03.18

梅は主を慕って遠くまで飛んだ・・。史実によりますと菅原道真公は延喜元年、藤原氏のざん言によって右大臣の職を解かれ、遠い大宰府に左遷されました。旅立ちの時に、庭の梅を見て詠んだというのが 東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな 遠い地で無念のまま亡くなった道真公は、怨霊となって京都に舞い戻り、雷を落とし、洪水や干ばつをひきおこして暴れ狂いました。 彼の魂を鎮めるために造られたのが、北野天満宮ですが、 人々は怨霊となった道真公の、その無念の心をくみ取って優しく労わり・・祀ったのですね。。 今はたくさんの梅の花に囲まれて、天神さんと親しまれ、学問の神様とも崇められ・・ 「今年も、あなたの愛した梅の花を見させてくださいね・・」 そう思いながら夕方に境内をまわりました。 雷神菅原道真公は、西陣の地においでになります。
2012.03.16

青空、京都御苑の長い築地塀と松の木です。 万代を 松にぞ君を祝ひつる 千歳(ちとせ)のかげに 住まむと思へば (素性法師) 松・・・待つ、長寿をかける 祝ひつる・・・鶴の韻をふむ 雅歌は格調高いです。。 素性法師の歌は「柳桜をこきまぜて・・」とか、好きなのが多いです。 西行もいいナ・・。
2012.03.15

滝の水の流れは岩に阻まれて二つに別れても、下流では必ず一つになる。私たちもあの水のように離れ離れになってしまったけれど、後々は必ず一緒になろう。 瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ (崇徳院) 先週の大河ドラマで詠われていました。 数奇な運命に翻弄された、崇徳院の御歌です。 そのご生涯と同じように、運命に翻弄されまいと必死に抗おうとされるお姿や気性の激しさのようなものを伺える御歌です。 われても末に・・ 政争に破れて約800年後、明治時代になってようやく京都に戻ることが許された崇徳院は 織の町、西陣の白峰神宮においでになります。
2012.03.08

雨の日にはこんな和歌を。随心院は小野小町の歌碑と、丈なす みどりの黒髪です。 花のいろは うつりにけりな いたずらに わが身 世にふる ながめせしまに (長雨で、あんなに咲き誇っていた花も色あせてしまった。 若いころは輝くように美しかったこの私も、あの花のように・・。 そう、ぼんやりと物思いにふけりながら春の長雨を眺めているうちに・・。) 花の色・・・自分の容色を重ねる 長雨・・・眺めるを掛ける 世にふる・・・雨が降ることと時間がたつことの二つの意味あい。 有名な歌です。 余韻が残り、心に響いてはきませんでしょうか・・。 土曜日にこのお寺さんの境内で開かれた小町市に行ったのですが、梅はまだまだ蕾でした。 遅咲きってわかっているのに、行ったんですよ。。 もしかして一輪、二輪は咲いているかな?と、ちょっと期待して。 おかしいですよねぇ。。 そんなに急がなくっても、花はちゃんと咲いてくれるのに・・。 梅の代わりです。 小町もきっとこんなに長く、美しい黒髪だったんだろうな・・というようなお人形さんを・・。 帰りは、「百夜通い」の、深草の少将が通いつめたといわれる道を通りましたが、牛車では時間かかるんだろうな・・と思いました。
2012.03.05

お雛様のお袖は梅の模様。 御所車。 ちり緬の小さな雛菓子はいかがですか。 前に作ったものですが、もう一度・・。 子供の頃、口紅を薄く塗ってもらい、着物を着せてもらってお雛様の前で百人一首や投扇興をして遊んだことを思い出します。 普段は、お行儀や言葉使いでよく叱られるのですけど、この日は着物のためか、自然とお行儀がよくなるのですね。(笑) そして、いつまでも見ていたいお雛様は、長飾りです。 ようやく咲き始めた桃の花を挿して、そろそろ桜も咲こうかというような三月も下旬に「また来年ね」と、なおしていました。 桃の節句、懐かしい思い出とともに、親の深い愛情が少しわかったような気がします。
2012.03.02
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