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春のあさ 露ににおう 花より うつくし 秋のよる 空に澄む 月より さやけし 夏の夕 青葉わたる 風より かぐわし 冬の日に ふりつもる 雪より 清けし・・ Merry Christmas♪
2012.12.24

定家は小倉山で万葉以来の日本の歌人たちの秀歌を選りすぐりました。恋の切なさ、秋の哀しさを百人一首は詠います。 つくばねの みねより落つる みなのがは 恋ぞつもりて 淵となりぬる *みなのがわ・・男女ノ川 みちのくの しのぶもじずり たれゆえに 乱れそめにし われならなくに *しのぶもじずり・・忍ぶ草をすりつぶして染める乱れ模様 *乱れそめにし・・・“恋い初め”と“染める”を掛ける。 *われならなくに・・・わたしのせいではなく(貴方のせいですよ・・) 由良のとをわたるふなびと かぢをたへ ゆくへも知らぬ 恋の道かな 来(こ)ぬ人を まつほの浦の夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ *下の句・・・“待ちこがれる”と“藻塩が焼けること”を掛ける。 しのぶれど 色に出りけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで ながからむ 心もしらず黒髪の みだれて今朝は ものをこそ思へ *ながからむ・・・“長い物想い”と“長い黒髪”。 有馬山いなのささはら 風ふけば いでそよ人を 忘れやはする *風吹けば・・有馬山のふもとの猪名の笹原に風が吹き渡ると *そよ・・笹の葉がさらさらと音をたてる。 “そうよ、そうよ”と言っているように・・。 *忘れやはする・・忘れることができるでしょうか・・(いいえ、できないわ・・) 逢ひみての のちのこころにくらぶれば むかしはものを 思はざりけり 掛詞や縁語を巧みに用いて、歌人たちは想いのすべてを三十一文字に込めました。 悲恋や切ない歌が多いのは、そういった感情が定家や多くの人の共感を得たのでしょうか。 そして長い年月にさらされても風化することなく、千年たった今日に伝わりました。 イルミもいいけど・・・ やっぱり・・・和歌がいいな♪
2012.12.16

鼻緒留めは、履物を脱いだときに自分のものがすぐにわかるようにつける目印です。パンジーを刺繍しました。 コスモス、チューリップ、梅の花も刺繍してみました。 バッグの持ち手をとめたりもできそうです♪
2012.12.14

残菊。もうすぐクリスマスなので・・ (Bible・Gospel of Luke) Consider how the lilies grow. They do not labor or spin. Yet I tell you, not even Solomon in all his splendor was dressed like one of these. (聖書・ルカによる福音書) 野の花のことを考えてみるがよい。 紡ぎもせず、織りもしない。 しかし言っておく。 栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一輪ほどにも着飾っていなかった。 If that is how God clothes grass of the fields, which is here today,and tomorrow is thrown into the fire・・ 今日は野にあって明日は炉に投げ入れられる草でさえ、このように装ってくださるのである。 高校ときに習った聖書のこの言葉が忘れられない・・。 どんなに絢爛豪華な織物であっても、野に咲く一輪の花にはかなわない。
2012.12.08

百日草。初夏から晩秋まで長い間咲いて、色とりどりです。百日といわず、何百日も咲いていてほしい・・歌は、なぜかこんな感じのが浮かびました。 君が行く 道のながてを 繰り畳ね 焼きほろぼさむ 天の火もがも バイバイ。秋・・ 名にし負はば あふさか山のさねかずら 人に知られで くるよしもがな (三条右大臣・百人一首) *名にし負はば・・“逢う”という名前を持っているのなら *人に知られで・・人に気づかれることなく さねかずらを見たかったのですが、今年は見れませんでした・・
2012.12.05

冬の使者ユリカモメが鴨川に見られるようになりました。 名にし負はば いざこと問はむ みやこ鳥 わが思ふ人は ありやなしやと (伊勢物語・東下り) *名にし負はば・・都鳥という名前を持っているのなら *いざこと問はむ・・さぁ、お前に尋ねてみよう。 *ありやなしやと・・元気にしているかどうかを。 足が真っ赤・・ こんな歌もどうそ・・ 我をたのめて来ぬ男 角三つ生ひたる鬼になれ さて人にうとまれよ 霜雪あられ降る水田の鳥となれ さて足冷たかれ 池の浮草となりねかし と揺りかう揺り揺られ歩け (梁塵秘抄) (好きだ好きだと言ってその気にさせておいて、ちっとも訪ねて来ないなんて 角が三つも生えた恐ろしいオニになって人から嫌われたらいいんだわ。 寒い水田の鳥になって凍えてしまえばいいんだわ。 浮き草のようにさまよってればいいんだわ・・あなたなんて・・) 梁塵秘抄は平安時代の流行歌をまとめたものです。 大河ドラマでは松田翔太さん演じる後白河法皇がよく詠っていますね。 今年の大河は和歌がたくさん詠まれましたので、とても興味深かったです。 次の歌も、大河で詠まれた梁塵秘抄です。 遊びをせんとや生まれけむ たわむれせんとや生まれけん 遊ぶ子どもの声聞けば わが身さへこそゆるがるれ (遊ぶために生まれて来たのだろうか。戯れるために生まれて来たのだろうか。 遊んでいる子どもの声を聞いていると、私の体もうずうずしてしまう。) 大原三千院 わらべ地蔵。 よるひる明けこし たまくらは 明けても久しくなりにけり なにとてよるひるむづれけむ 長らへさりけるものゆへに *なにとて夜昼・・どうしてあんなにも *長らえさりけるものゆえに・・長く一緒にいられなかったからだろう・・ 地位も権力も、望むものすべてを手に入れることができた人が この歌を詠ったシーンは胸に響きました。
2012.12.04

せっかく写したので・・。書こうとするとなんとなく落ち着かなくてそわそわすると思ったら、バラのような花はなんだか合わない感じがして、しっくりこないんだなぁ・・と、ずっとアップするのを迷っていました。 植物園のバラ園です。(先月中ごろ) バラを詠んだ和歌なんてあるのかな~と思いましたけど、ありました♪ 我はけさ うひにぞ見つる花の色を あだなるものといふべかりけり (つらゆき) *けさ うひにぞ・・今朝、初めて。 バラ(さうひ)の名前を隠している。 *あだなる ・・ はかないこと 花の色を女性にたとえて、今朝“初めて見た”(うひにぞ見つる)のは、 女性のほんとの姿、本性だったとも・・。 なんと“あだなる”(はかない)思いを寄せていたことか・・ 好きな人の意外な一面を見てしまって、ちょっとがっかりしてしまったのか、 恋が冷めちゃったのか、そんなふうにもとれる歌ですね。。 さて・・ これから冬枯れの景色になるととっても寂しいので 家の花に、パンジーのほかにもたくさん欲しくなってきました。 土曜日に花屋さんめぐりをしようと思います。 窓辺に置く小さな鉢植えがいいな。 プリムラ・ジュリアンやポリアンサかな・・
2012.12.03

朝まだき あらしのやまの寒ければ もみじの錦 着ぬ人ぞなき *朝まだき・・早朝なので *あらしのやまの・・嵐山。京都市西京区 *錦・・織物の錦織。もみじを例える 知恩院さん再び・・ もみじ葉は 惜しき錦と見しかども 時雨とともにふりでてぞこし *惜しき錦・・惜しまれるほどの・・ *下の句・・“時雨が降る”と“着物を染めること”を掛ける。 *ふりでてぞこし・・“振り出す” 紅色の染液の中で絹を振って染めること。 君恋ふと 涙に濡るるわが袖と 秋のもみじと いづれまされり 深さ比べ、しようかなぁ~~。。
2012.12.01
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