全58件 (58件中 1-50件目)
さて、ギザッロ峠で一休みした後は、再びドライブ。峠の少し先で道はベッラージオへ降りる道と、サンプリモ山へと登る道に分かれます。私たちは標識どおり、左側、サンプリモを目指します♪ブルーの標識で「SAN PRIMO」と書かれている下には、アグリツーリズモやレストランの案内看板がずらりと並んでいます私たちが目指すのは、上から3つ目、「RIFUGIO MARTINA」です写真では途切れてしまっているのですが、一番下の看板には、POLENTATECA(ポレンタやさん)なんて書いてあるお店もあるくらい、このあたりではポレンタ料理が名物なんですネ☆看板を見たらますます、おなかがすいてきました♪ ギザッロの分岐点から車で20分ほど、山道を登るとやがて、標識に出ていたお店がいくつも現れました。夏らしく、花の飾られた窓がステキですでも、今回私たちが目指すRIFUGIO MARTINAは、こうした集落からはかなり離れたところにありますそもそもRIFUGIOというのが、「山小屋」とか、「避難小屋」という意味らしく、どうやら車である程度までは上れますが、その先は歩いていかないといけないらしく・・・ さらに車で10分弱、山道を登ってゆくと、とうとう道は未舗装になってきました 車が進入できるのは、前方の白い家のあたりまで。この先は歩いて山を登ることになります。 車を降りて、歩き始めた私たち。またしても森林浴ができると喜んでいたのですが、実はココから徒歩でさらに30分くらい、上らなくてはいけないとは、このとき夢にも思っていませんでした なだらかな坂道を歩いてゆくとすぐに、両側の木立がなくなって、視界がひらけてきました。 うわ~い、なんだかハイジの世界~~~♪ 冬には雪に閉ざされてしまうサンプリモ山ですが、夏はこうして、ステキな別荘地になるんですね~☆・・・・とはいえ、実はこの道、結構勾配がきつくて、だんだんと息切れがしてきます上についたらこってこてのポレンタが待っていると思えばこそのガンバリで、ひたすら歩くことさらに数分。。。。 ふと振り返ると、はるか後方の森の中に、先ほどクルマを停めてきた、白い家が見えていましたああ、遠いわ。。。。この時点で、行程のおよそ3分の2を制覇。ポレンタへの道のりは、やっぱり簡単ではなかったのであります。。。。つづく!
November 30, 2009
コメント(4)
ギザッロ峠に建っている小さな教会は、マドンナ・デル・ギザッロと呼ばれていて、聖母マリアに捧げた教会なのですが、知る人ぞ知る、自転車競技の聖地として信仰を集めています。自転車競技の聖地、という教会の中の様子は、前回の記事を読んでいただくことにして、私たちは教会の背後にある展望台を目指します。 チクリストの銅像が立っている展望台からは、コモ湖の東側、レッコやヴァレンナの町が見渡せます。前回は霧が立ち込めていて、足元もだいぶ雪に覆われていたので景色どころではなかったのですが、今回は大丈夫♪ 切り立った岩山を背景に、湖の湖岸に張り付くように広がる町を見下ろして深呼吸~♪ 振り返ると、サンプリモ山の雄姿を背景にくつろぐ人々。お弁当持ってきて、このあたりでピクニックなんていうのもいいかもしれませんね
November 30, 2009
コメント(2)
サン・プリモ山へ向かう途中で通るのが自転車競技者、チクリストたちの聖地、ギザッロ峠です。ちょうどお祭りをやっていて、お店がたくさん出ていたのでちょこっと立ち寄ってみました。 メルカート、というよりもバザーですね☆いろんなものが売ってるのほとんどが骨董品とかなんだけど、こういうの見るのって楽しいですよね♪ ・・・こういう金物関係、結構好き スィニョーラの足元にある赤い車なんて、本気で欲しくなっちゃう半年前は雪と氷に閉ざされていたこのギザッロ峠。真冬の静けさもいいけど、やっぱりにぎやかな夏もいいものです☆せっかくなので、峠の教会まで、足を伸ばしてみたいと思います♪
November 29, 2009
コメント(10)
ブリアンツァや湖水地方に行ったらぜひ食べたいのが、ポレンタ・ウンジャポレンタという北イタリアの郷土料理を、この地方独特の食べ方でいただくものなんですけど、まぁ、言ってみれば恐怖のカロリー爆弾みたいなものです以前にもブログで紹介しているので覚えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、今回もまた、あのポレンタを食べにベッラージオ近郊にあるサン・プリモ山へ行ってきました。サン・プリモへのドライブの途中で、ちょっと気になるものを発見。 道路わきに、ゴミ箱みたいな黄色のボックスでも、よく見ると古着や古靴の回収ボックスって書いてあるの箱の側面には、「Grazie per vostro aiuto」、皆様のご協力に感謝します、と書いてあって、その横にカリタスのマーク。カリタスとは、ヴァチカンに本部を置く国際NGO組織。加盟国は世界162カ国ということで、もちろん日本にもカリタスジャパンがありますが、不要になった衣類や履物などの回収ボックスは初めて見ました。特にこのあたりの地域でなんどか見かけたのですが、ちょっとスゴイな、と。衣類や履物をリサイクルというか必要な人に寄付するという考えはあっても、実際にどのようにして行動したらいいのかが難しいところ。こうしてボックスがあると、不要だと思ったものも、どこかでまた役に立つかもしれないと思ってしまいますネ。ただ、ゴミ箱と間違えられたりしないのかな・・・?なんて、ヘンな心配をしてしまいます。。。利用する人のモラルが問われるボックスですよね☆今日からいよいよ待降節☆私の通う教会でも、おミサの後で聖堂の外にプレゼピオの飾りつけが始まりました。町の中ではとっくにクリスマス商戦でにぎわってますが、いよいよ年末だなぁ。。と実感してしまうのであります。世の中不況ではありますが、皆さん、よいクリスマスを迎えることができますように♪
November 29, 2009
コメント(4)
アリアーテを流れるランブロ川に沿った散歩道。進むにつれて道も細く、周囲はうっそうと茂った緑に囲まれてゆきます。 ふと見ると、草の葉の上に、キレイなブルーの蜻蛉を発見思わず息を潜めてしまいます♪川のせせらぎもいつしか静まっていて、木の葉を揺らす風の音と、時折聞こえる虫の音だけがBGM。いったいどこまで続いているのかしら?なんて思い始めたころ、ランブロ川に釣り糸を垂れている少年の後姿が見えてきました。 緑に囲まれて、緑のTシャツ♪・・・保護色かしら真剣な後姿が絵のようで、思わず見つめてしまったのであります釣れるとイイですね~♪ もう少し上流には、少年の家族でしょうか、オトナもいました。しばらくして、少年が合流。今日の釣果はどうだったのかしら。。 しばらく森林浴を楽しんだ後は再びアリアーテの聖堂へ。実は先ほどからずっと歩いてきた川沿いの散歩道は、聖堂の裏手の森の中だったんですこの角度は聖堂の南側から見たところで、正面の八角形の建物が洗礼堂で、その向こうに聖堂と鐘楼が見えています。ここから聖堂をぐるっと回りこんでクルマへと戻ったのですが、聖堂横の道路は坂道になっていて、駐車場から見ると、聖堂を見下ろす感じになります。 ちょうど、ひとつ上の写真の反対側、北東から聖堂を見たところです。少し高いところから見た、ロマネスクの屋根は赤い瓦で覆われていて、砂色の壁との調和がとても美しかったです。 そろそろ黄昏色に染まり始めた空に、歴史を感じる鐘楼が映えますネ☆森林浴と、ロンバルディア地方屈指のロマネスク聖堂。夏の夕暮れ時、夢のような散策だったのでした
November 29, 2009
コメント(2)
ロマネスク様式の聖堂で有名なアリアーテの町外れを流れるランブロ川。モンツァやミラノを経て、ポー川からアドリア海へと流れ込む川ですが、このあたりではまだ、大河というよりは清流といった感じです 川の対岸は、ヴェラーノ・ブリアンツァ、別の町ですネ。ランブロの流れがあんまりキレイだったので、私たちは川沿いに少し、お散歩することにしました♪ ・・・が、橋の上からは、川沿いに遊歩道が見えていたのですが、周りを見渡してみても、それらしき道が見当たらずウロウロしていたら、通りがかりのスィニョーラが、この路地を入っていけばいいとアドバイスをくれました。といっても、なんだか個人のお宅に入っていってしまいそうなんですけど。。。。 と、おそるおそるアーチをくぐったら、あっけなく遊歩道へ出ていましたもしかしたらジモティ御用達の裏道なのかも♪ かわいらしい家並みが続く舗装道路をしばらく歩いてゆくと、突き当たりにこんな散歩道が開けましたなんだかワクワクしますネ!久しぶりに森林浴ができそうですつづく
November 28, 2009
コメント(2)
8月の、ある日の午後。夕方、アペリティーヴォに出かける途中でアリアーテ(AGLIATE)の町を通りました。アリアーテは、優美なロマネスク様式の聖堂で有名です。少し西に傾き始めたお日様に照らされたシンプルなファザードに魅せられて、ついつい寄り道♪ 10~11世紀にまでさかのぼるこの教会のファザードは、石を積み上げて作られた質素なつくり。ミラノやモンツァなど、ゴシック装飾の大聖堂と比べると、素朴で暖かい雰囲気がしますネ☆ 西日がやわらかく差し込む聖堂の内部は、こちらもシンプルでした。奥の祭壇後陣、そして三身廊を分けているアーチの上の壁にはかつて、鮮やかなフレスコ画が飾られていたようですが、今ではだいぶ剥落してしまっています。見学する時間帯にもよるのでしょうが、私たちが行ったときには、教会入り口側から西日が差し込んでいて、聖堂内が金色に染まっていたのが印象的でした 中央祭壇の下には白亜のクリプタがありました。ほんわかとした上の聖堂とはまた違う、ひんやりとした静謐な世界です。。 教会の南側には、ロンバルディア地方最古といわれている洗礼堂が建っています。聖堂とおなじ、シンプルな石積みの洗礼堂は八角形の小さな建物。 洗礼堂の壁にはまだ、鮮やかなフレスコ画が部分的ではありますが残っていました。・・・この洗礼盤で、今までどれだけの人たちが洗礼を授かってきたのかしら。。ロンバルディア地方最古の洗礼堂が、ミラノでもモンツァでもなく、ブリアンツァの小さな町に残っているなんて、なんだか不思議ですネ☆
November 28, 2009
コメント(2)
みなさんはじめまして、ディンゴですミーチョが来てから、ボクの生活は一変しました。ええ、そりゃあもう、ボクにとっては弟ができたようなもんですから、楽しいです。なんといってもちっちゃくてかわいらしいし。でも、時々あまりのやんちゃさにさすがのボクもお手上げってこともあるわけでして。たとえばホラ、今こうしている間も、ミーチョのやつは・・・ アニキ分のボクのお尻を齧ってるんです。。。。 って、コラ、本気で噛んじゃダメ!・・・・子供のしつけって、大変ですネ。 でも、ちゃんと言い聞かせれば、ボクのゆうことを聞く、いいやつなんです、ミーチョ。 ・・・・いいやつなんだけど、忘れっぽいところが困ります コラッ!いい加減にしなさい!いつもならこのあたりでプロレスが始まるんだけど、今日はやらないよ。だってブログに載るんだもん。ミーチョ、お前もちょっとはお行儀よくしなきゃ。 ボクは一応、オトナだからこれでも我慢してるんだ。でも、あんまり我慢していると、ミーチョのやつどんどん調子にのってくる。 こういうときは逃げるが一番。アイツ、目がイッっちゃってたし。アニキって結構大変だな
November 27, 2009
コメント(8)
滞在していた友人宅の近所には古いお屋敷や教会がたくさんあるのですが、中でもフレスコ画が美しいと評判の教会へ来てみました。サン・ピエトロ・エ・サン・パオロ教会です。11世紀に建てられたという教会ですが、残念ながら閉まっていましたここには、教会に隣接して大きな修道会の建物があるのですが、最近になってからCasa di riposo、老人療養施設に生まれ変わったのだそうです。施設の人なら、教会について知っているかも、ということでたずねてみることに。 カーザ・ディ・リポーゾ、言ってみれば老人ホームということなんですけど、最近ではこうして古い教会や修道院をリフォームした施設が多いそうですたまたま、日曜日のミサで司祭様が「新しい教会がたくさん作られる一方で、古い教会は寂れてゆくかカーザ・ディ・リポーゾになってゆく。もっと地域の共同体全体を見直して、カーザ・ディ・リポーゾではなくて、本当のカーザ(家)でお年寄りたちが暮らせるようなコムーネを目指すべきではないか」みたいなことをおっしゃっていたのを思い出してちょっと複雑な心境。 施設の入り口で隣の教会を見学したいんですけど、と説明すると、事務所の人なら鍵をもっているかもしれません、ということで2階にある事務所へと案内されました。元修道院ということですが、中庭を見下ろす回廊部分は明るくて居心地のいい空間 事務所のスィニョーラを待つ間に通されたのはこんな待合所。なんだかホテルみたいです。そういえば前回、ヴェネツィアでとまったホテルも、元修道院だったんだっけ。。。数分待たされた後、やってきたスィニョーラによると、この施設はもともとは教会所有の建物だったんだけど、現在の老人ホームの経営とはまったく別なので、教会については残念ながらお役に立てない、とのこと。まあ、考えてみたらそうですよね。スィニョーラは親切に、教会の関係者の一人と知り合いだからと連絡を取ってくれたのですが、その人も不在とのことで、代わりにこの老人ホームの施設内にあるフレスコ画を見せてくれることに。 スィニョーラに案内されて通された、集会室のフレスコ画です。元は修道院の礼拝堂だったところで、キリスト磔刑の場面が鮮やかに描かれていました。隣の教会のフレスコ画はもっと古い時代のもので、すばらしいものなのよ、とスィニョーラ。今度は事前に連絡をくれれば見学の手配をしてくださると約束してくれました。なんだか、軽い気持ちで問い合わせたつもりだったんですが、あまりの親切にビックリ。かえって恐縮デス スィニョーラの事務所から見える、施設の中庭とお隣の教会の鐘楼。青空がキレイです。帰り際、1階の回廊に置かれたベンチで、数人のお年寄りがおしゃべりをしている前を通りました。「ブォンジョルノ」と声をかけて通り過ぎようとすると、「よくきたね」「中国人なの?」「ここで働くの?」など、質問攻めに。おじいちゃん、おばあちゃんたちはにこにこしてたけど、やっぱり寂しいんだろうなぁ・・・なんだかちょっぴり切ない気持ちになりました。 施設を出ると、目の前にはブリアンツァの豊かな大地が広がっていたのでした。。。
November 27, 2009
コメント(4)
友人宅の飼い猫、ミーチョです今年の春、会社の近くで拾ってきたそうですが、拾われてきた当初から比べるとずいぶん大きくなりました☆ちなみに、ミーチョ(micio)って、イタリア語の辞書で調べると「猫(幼児語)」って出てきます 「にゃんこ」って感じですかね名前が決まるまで、みんなで「ミーチョ!」って呼んでたのがそのまんま名前になっちゃったんですって。なんだか可笑しいけど、かわいいわね 友人は「田舎だから・・」って言うけど、このお家は結構広い敷地があって、お家の庭には畑もあるし、栗や胡桃の大きな木が何本も茂ってたりして、うらやましい限り。こんなところで育つミーチョ、あんたは幸せダゾちなみに、友人宅のあるブリアンツァ地方では、ブリアンツォーロという方言があります。どこの言葉もそうですけど、イタリアにも地方によっていろんな方言があるんですね。友人も、外ではイタリア語を話すけど、家に帰るとこのブリアンツォーロをよく使います。たかが方言、されど方言。初めてブリアンツォーロを聞かされたときは、ぜんぜん、まるっきり理解できなくてショックでしたもちろん、今でもチンプンカンプンですけど、少しずつ教えてもらうと今度はそれを使うのが面白くて 地元の人と話をするときに使うと、「あらまぁ、このジャポネーゼはブリアンツォーロをしゃべるよ!」ってなると、初対面の緊張も一気に緩和。言葉って本当に不思議ですね~。 ちなみに、ブリアンツォーロで「猫」のことは、「うる・がっ」っていいますイタリア語の「il gatto(イル・ガット)」がなまった感じです。ちなみに「犬」のことは「うる・かーん」。こちらも、元は「il cane(イル・カーネ)」ですから、なんとなくわかりやすいですネ。どうやら、イタリア語よりもカドがないというか、やわらかい感じで、語尾がもわっとこもる感じ?「私は~~が好きです」っていうのはイタリア語で「mi piace~~(ミ・ピアーチェ~~)」ですが、ブリアンツォーロですと「め・ぴあーす・~~」となりますというわけで、今日のタイトル「め・ぴあーす・うる・がっ!」もうお分かりですネ☆私は猫が好き ミーチョの前からこの家にいる、犬のディンゴ二人はとっても仲良しなんですこれからミーチョとディンゴもたびたび登場予定です♪ どうぞよろしく
November 26, 2009
コメント(10)
ヴァレンナに戻ってきた私たちは、クルマへと戻る途中にある、ヴィッラ・モナステーロを訪ねました☆ヴァレンナには、美しい湖岸線に沿ってたくさんのヴィッラ、貴族の別荘がありますが、中でもこのヴィッラ・モナステーロはその筆頭。12世紀から16世紀にかけて改修を重ねて作られたというヴィッラですが、現在では期間限定で、毎年夏のバカンスシーズンのみ、一般に公開されています。 湖を背景に、色とりどりの植物や大理石の彫刻で彩られた庭園はまさに、別世界ヴィッラの入り口から見た景色なんですけど、左下、湖岸にそって岸壁が作られているところは全部、モナステーロ荘の敷地です 庭園内の東屋でさえ、神殿風 そして、ココから眺めると、対岸のベッラージオがちょうど真正面にくるんですね~なんて贅沢な眺めなんでしょ!でもね、この写真たちは全部、庭園の上から見下ろしたところなんです。見学料をケチったわけじゃないんだけど、夜はまた友人たちとアペリティーヴォのお約束があったので。。。豪華な庭園はいずれまた、ゆっくり歩いてみたいものですネ♪次回からはまた、ブリアンツァに戻ります☆
November 26, 2009
コメント(6)
メナッジョでひとしきり泳いだあとは、再びトラゲットに乗って、ヴァレンナへと帰ります。小さくて、かわいらしい町並みと隠れ家的なビーチ。メナッジョの魅力にすっかりとりこになってしまいました 湖畔の遊歩道をぶらぶらと歩いて、トラゲットの乗り場へ。ちょうど次の便まで5分くらいということで、ヴァレンナを目指す人たちが集まってきていました。 トラゲットから見た、スイスとの国境の山。今頃はもう、真っ白に雪化粧しているんでしょうけど。 水面の色がとっても綺麗だったのでシャッターを押してみたんですが、フツウのデジカメですもの、フツウにしか撮れないわね本当は、湖の水の濃いブルーと、空を反射している明るいブルーとのコントラストが生き物みたいに無数に水面に模様を描いていて、それがとっても素敵だったんです何度かカメラと格闘(?)したんですけど、水面をじっと見つめてたら船酔いしそうになったのでやめました(笑) 船は無事に、ヴァレンナへと到着。時刻はすでに夕方の6時をまわっています。 夏の湖はいつまでも明るいのでした
November 25, 2009
コメント(2)
風光明媚なコモ湖西海岸のちょうど中央に位置するメナッジョのビーチで、いよいよ湖水浴です湖畔の遊歩道のあちこちには、ビーチへ降りる階段があり、気軽に泳ぐことができます♪私たちは、入りやすい砂浜のビーチから湖へ入ることにしました。 海水浴場と違って、静かであまり人がいないところがいいですネ湖水はやはり、ひんやりとしていて、濃厚な地中海に比べるとさらさらと軽い肌触り。泳ぎ始めは気持ちいいけど、あまりに軽い感触なので、沖にでて足がつかなくなるとなんとなく不安になりますなんといっても、コモ湖はヨーロッパで一番深い湖一番深いところでは水深400メートル以上にもなるんです泳いでて足でもつったらどうしようかと、いらぬ心配をしてしまったりして。。。海で泳ぐときはあんまり感じないんですけどね、不思議です(笑) 海みたいに広くて大きいのに、空が近くて山も近い。湖ならではの風景に抱かれて、のんびりと水面に浮かんでいると、ホントにリラックスできます♪ コモ湖も、場所によっては風が強かったりするのですが、このあたりは本当に穏やか。沖合いにぽっかり浮かんで見えるのが、コモの真珠と呼ばれる、ベッラージオ。写真左端に小さく見える集落が、先ほどたずねてきたヴァレンナです。 ちびっこ連れのファミリーには、海よりも湖のほうが安全、安心かもしれませんネ海水浴とはまた違う、ちょっぴり大人なバカンス気分を味わったひとときなのでした♪
November 25, 2009
コメント(8)
湖畔の遊歩道を歩いていたら、こんな、枝ぶり見事な木を発見ねじれたような幹や枝もすごいですけど、そこからシャワーのように葉が茂っているのがまたイイ感じ湖の景色も素敵ですが、鮮やかな緑がまぶしい木陰というのもまた、夏には欠かせない涼しげな風景ですネ☆ちなみにこの大樹は、湖畔に面したホテルの前庭部分に植えられていたもの。 大きな木と、生垣の向こうにはお屋敷を改造した豪華なホテルが建っていましたホテルから歩いてくるスィニョーラがまた、おステキな方こういうところに滞在してる方ってやっぱり上品ですのね。。。と、ちょっぴり別世界を覗いたような気分~ さてと、このあたりでいいかしら??次回こそ、コモ湖ビーチの登場で~す
November 24, 2009
コメント(0)
湖の風景が続いたので、このあたりでメナッジョの町並み拝見~湖畔に面した広場は、さわやかなリゾートの雰囲気タップリカフェやレストランが軒を連ねています☆ 観光客の姿が少ないように見えたのは、実はみんなこうして日陰に入っているから涼しげな風景に見えますが、やっぱり日差しは過酷なんです 広場から奥へと続いているのが旧市街のメインストリート、カルヴィ通り。カルヴィ通りだなんて、焼肉みたいなんて、食いしん坊の私は思ってしまったんですが~、実際にはこんなにエレガンテなストリートなのであります道に両側にはお土産の店、洋品や雑貨の店などが立ち並び、とってもニギヤカ☆通りに面して立っているのはサン・カルロ教会。白いファザードがシンプルで素敵です♪通りの奥に見えている鐘楼はサント・ステーファノ教会。初めてメナッジョを訪れたのは、6年前の春。春とはいえ肌寒く小雨の降る午後でしたが、サント・ステーファノ教会では結婚式が行われていて、小雨の降るグレイの町が、教会の前だけ明るく華やかに見えたことを思い出しました。私たちは、これから湖でヒト泳ぎする予定でしたので通り沿いにあるバールでお菓子やドリンクを購入。 さあ、準備はオーケー湖が呼んでいます
November 24, 2009
コメント(4)
コモ湖の東海岸、ヴァレンナからトラゲットに乗って30分ほど。目的地であるメナッジョに到着です♪ 南北に細長いコモ湖ですが、このあたりまで来ると町並みもどことなく、スイスっぽい雰囲気が漂ってきますメナッジョの歴史は古く、ローマ時代にまでさかのぼることができるのだそうです。人口3000人ほどの小さな町は近年急激にリゾート地として栄えてきているそうで、お洒落なカフェやホテルが立ち並んでいました。 地中海の入り江を思わせるマリーナには、各国の旗や優雅なボートがずらり桟橋の手すりにゼラニウムの花が置かれているところがやっぱり、山の湖らしいかな♪ ここメナッジョで私が楽しみにしていたのは、湖で泳ぐこと泳ぐとなると、気になるのは水がきれいなのかどうか。マリーナから見下ろした湖水です実際に泳ぐのはマリーナから離れたビーチですが、船がたくさん停泊しているマリーナの中でさえ、かなりな透明度しかも、お魚もたくさん泳いでいますよ ホラ、すごいでしょこんなにたくさんいると、かえってコワイかも。。。。
November 23, 2009
コメント(8)
メナッジョへ向かうトラゲットから、先ほど訪ねたヴァレンナを振り返って。ヴァレンナは、人口わずか1000人足らずの小さな集落でありながら、貴族のお屋敷の立ち並ぶ、エレガンテなリゾートコモ湖の東海岸のほぼ中央に位置し、背後を岩山に守られた天然の要塞のような地形であることから、中世時代からコモ湖の「見張り」的な役割を果たしていたのだそうです 確かに、こうして湖水に乗り出して見ると、北側には湖の北端の町であるコーリコとその向こうにそびえる国境のアルプスがあり。。。。 南側を見れば、中央に突き出したベッラージオの岬を境に、右手はコモ、左手はレッコからやってくる船影を一望にできる場所ですヴァレンナの町の背後には要塞があって、14世紀、ミラノのヴィスコンティ家とヴェネツィアやフィレンツェ共和国との摩擦が激しかった時代につくられたのだといわれています。今でこそのんびり、うっとりと船旅を楽しめるというものですが、この絶景を「監視」しなきゃいけない時代なんて、なんだか想像ができないなぁ~。。。 さて、前方には目指すメナッジョの町が見えてきましたこうしてみると、ヴァレンナと比べてずいぶんにぎやかな雰囲気ですネ!メナッジョ到着まで、あと少しです♪
November 22, 2009
コメント(4)
さて、恋人たちの小道を歩くこと数分で、静かな入り江にやってきました♪こうして何気なく停泊しているヨットも、とってもお洒落に見えるからフシギ さらに進んでゆくと、前方に観光客満載のトラゲットが見えてきました☆あの船は「RENZO号」・・・「いいなづけ」の主人公の名前ねレンツォ号は、ヴァレンナから、コモ湖が二股に分かれる分岐点の岬、ベッラージオへと向かうようです。 レンツォ号を見送った後、私たちが乗ったのはこちら、ラリオ車も乗れる大型船です♪ 乗ってるクルマがメルセデスなのがいかにもリゾートって感じですネ☆ いざ、ヴァレンナからメナッジョへ、30分弱の船のたびへ出発です☆
November 21, 2009
コメント(2)
湖畔の遊歩道を歩いていたら、歩道の上のお屋敷の、素敵なテラスが見えてきました 古い石のテラスにこぼれるように咲くバラの花湖を背景に、こんなテラスでお茶なんて、飲んでみたいものですよね~。 素敵なお屋敷ですが、ホテルでもレストランでもなく、れっきとした個人のお宅なんですってうらやましすぎ~~~~っっ
November 21, 2009
コメント(10)
メナッジョ行きのトラゲット乗り場を目指して、「恋人たちの小道」を歩いてみた・・・のはいいんだけど、前を行くのはおやじさん もう少し先に行くと、今度は木漏れ日の中を歩くカップルに遭遇~。なるほど、二人で歩いてちょうどいい広さってことなのかもね 照りつける日差しをさえぎる木立の下から、湖を見て一休み。それにしても、なんというコントラスト!空と、湖と、そしてぽっかり浮かんだ雲の色の鮮やかさにしばし、立ち止まって見とれてしまったのでした
November 20, 2009
コメント(4)
湖水地方やベルガモ特有の、丸石を敷き詰めた石畳の階段に苦戦しつつ、ヴァレンナの湖畔へと向かう私たちいったい誰が好き好んで、こんな道を歩くっていうのかしら!?夏はともかく、冬、雪でも積もったら大惨事じゃないの、と、人事ながらプリプリしつつ(実際はグラグラする足元にビビリまくりながら)、なんとか石段を制覇。いやほんとに、真冬はどうしているんでしょうね、ヴァレンナの人たち でもね、こうして湖の景色を目の前にしたら、さっきの苦労はどこへやら いやぁ~、いい眺めです結構お若い人たちもたくさん来ていて、華やかなリゾートの雰囲気桟橋やボートから、湖に飛び込む人もいて、一気にバカンス気分が盛り上がります このあたり、日本のガイドブックにはあまり載っていないし、コモからも距離があるのでそんなににぎわっていないだろうなんて、ちょっぴり甘く見ていた私。湖畔のバールにも、町のブティックにも、おしゃれなラガッツィがたくさんなんとなく、セレブの隠れ家っぽいところですね、ヴァレンナ さて、私たちはもう少し先のトラゲット乗り場から、湖の対岸、メナッジョを目指します。メナッジョには、砂浜のいいビーチがあるんですって♪トラゲット乗り場への道は、湖の上に設けられた赤い手すりの小道を歩いて行きます。誰が名づけたか、この遊歩道、「恋人たちの道」って呼ばれているんですって さっそく行ってみることにします
November 20, 2009
コメント(2)
ヴィッラ・モナステロから歩くこと数分で、ヴァレンナの街中へと入ってきました。青い空にすっくと建つ美しい鐘楼に惹かれて進んでゆくと。。。 シンプルなファザードのサン・ジョルジョ教会です。白っぽい石積みの建物はどこかスイス風な雰囲気。 教会の内部もいたってシンプルですが、身廊を支える柱にフレスコ画で聖人たちが描かれているのが、ちょっと他では見られない装飾ですネ。豪華な花がたくさん飾られていましたが、結婚式でもあったのかしら。。。? 教会の近くのピアツェッタ(小広場)に面したお家のドアの上に、「attenti al gatto」、猫に注意のプレート発見あのプレート、実は我が家にもあるんですよ去年、オルヴィエートで購入してきました☆どんな猫ちゃんがいるのか、会いたかったけど、炎天下の午後に猫ちゃんがウロウロするわけもなく。。。 さあ、いよいよ湖畔へと下ります。・・・・ああ、またしても丸石の階段だわ
November 19, 2009
コメント(2)
駐車場から、ヴァレンナの町へと歩いていく途中、道路から見えた景色です。この下には、ヴィッラ・モナステロというお屋敷の庭園があり、道路からでもその優美なお庭を見ることができました うわぁ~、なんだか豪華です湖水のブルーと、お庭の緑がとってもキレイ☆☆ お花もいっぱい咲いてますこんなお庭が「我が家」な人って、どんな生活なんだろう~~~ それにしても、せっかくのプライヴェート・ガーデンをこんな風に、道路から丸見え状態にしておいてOKなのかしら? 貴族様ったら、太っ腹なのネ~ 優美な庭園を上からのぞき見しながら歩いていたら、いつの間にかヴィッラの入り口までたどり着きました☆入園料を払えば、あのすばらしいお庭に実際に降りてゆくことができますが、帰りにも通るトコロなので、とりあえず素通り~気分だけはすっかり、ノービレと化した私たち♪いよいよヴァレンナの町へと入ります☆
November 18, 2009
コメント(4)
レッコから、湖岸線伝いのドライブでヴァレンナへ。湖岸のドライブは岩山のトンネルをくぐる道ですくねくねとカーブの続く道ではありますが、ごらんのように意外にも広々とした道路が整備されています。トンネルも、アーチ状になっているので、外の光や景色が見れるので結構開放感があって、快適でした☆ 車窓から見える、コモ湖の夏景色いいなぁ、早く湖でパチャパチャした~い バカンス気分が盛り上がってきたころ、前方の岬に町が広がっているのが見えてきましたヴァレンナの町です♪ちいさな宝石箱のような町、ヴァレンナは、優雅なお屋敷が点在する隠れ家リゾート私たちはここから、対岸のメナッジョへと船で渡ります。 町の入り口の駐車場からの眺めです町の中心部へはここから歩いて1キロ以上あるのですが、こんな景色を眺めながらのお散歩なら、ぜんぜん苦になりませんよね♪いざ、ヴァレンナへ
November 18, 2009
コメント(4)
さて、とってもいい天気でしたので午後からレッコへとやってきました♪二股に分かれたコモ湖の左側の先端部の町です。コモに比べると静かな感じですが、それでも夏のバカンスシーズンは結構にぎやか。なんといっても、湖の色がタマリマセン 町の駐車場にクルマを停めて、遊覧船に乗ってコモ湖を周遊しようかと思ったのですが、レッコの船着場に行くと、船は1日に数本しか出ていないとのこともう少し北のヴァレンナという町からは、ベッラージォやメナッジョへ行く船がでているよ、とのことでしたので、しかたなくクルマに戻ってもう少し北上することにしました。 駐車場へ向かう道で見かけた、ミントグリーンの壁の家湖畔のリゾートタウンって感じですネ♪
November 17, 2009
コメント(0)
バールでカプチーノをいただいた後は、近くのお屋敷へ歩いて行きました。このあたりは、モンツァとレッコの中間地点。なだらかな丘陵がつづく、のどかで風光明媚なトコロです昔から貴族サマの別荘が多いところで、滞在していた家からも、徒歩圏内に大きなお屋敷がいくつもあります。 公園みたいな緑地にたたずむのは、そんなお屋敷の、冬の温室だった建物を改造した施設ラ・リモネーラと呼ばれる建物は、16世紀に作られたもので、現在は市の公立図書館として使われているのだそうですそして、この建物を所有していた伯爵様のお屋敷というのが・・・ こちらでございます~~図書館だけでも立派なお屋敷だと思ってしまった私は、立派な庶民ですね~ネオクラシコ様式のお屋敷は16~17世紀に建てられたもので、中には伯爵様専用の礼拝堂があり、美しいフレスコ画や伯爵夫妻の肖像画があるんですって 図書館でお勉強して、外でお弁当食べて。。そんな一日もアリ、ですよね~なんだか、うらやますぃ
November 17, 2009
コメント(5)
今回お邪魔した友人宅の、近所のバールにて。ちょっと田舎の小さな町の、小さなバールです。カプッチーノを頼むと、「ジャポネジーナが来たのは初めてよ!」と、バールのマンマは張り切ってくれたみたい たっぷりのココアパウダーで、ハートのトッピングかき混ぜるのがもったいないですね 小さなバールだけど、奥行きを感じる壁画が飾ってありますこの絵は、このお店の前の通りを描いたものなんです。 通りの突き当たりに見えている背の高いビルと、手前の3階建ての建物、そして通り沿いのバール。・・・うん、なるほど確かに、ココの景色だわ~地域密着型の、地元のバール。なんだかほのぼの、あったかい雰囲気です。 かき混ぜる前に、ハートの中にお砂糖をまぶしてみましたあま~い一杯に、身もココロも充電された気分です☆さあ、今日はどこへ行こうかな♪
November 17, 2009
コメント(6)
イタリア滞在中、バールに置いてあった新聞の記事をナナメ読みしていたら、こんな記事が目に飛び込んできました 『Montenapo diventa verde con gli alberi 《Mobili》』「モンテナポレオーネ通りがクルマの木で緑に」っていう見出しです8月から9月末まで、20本の街路樹をフィアット500(チンクエチェント)の形をした植木鉢に植えてモンテナポレオーネを彩るというパフォーマンスのようでした。バカンスシーズンはもちろん、9月のモーダ期間中も、この街路樹が路上をジャックしてしまうというこのパフォーマンス、ミラノの路上駐車問題と環境問題とをうまく絡めたニクイ演出だな、と思わずニンマリ。さっそく、ミラノに行ったついでに見に行っておかなきゃ!って思ってたんですが、バカンス中は実は行けなかったんです、ヴィア・モンテナポ。しかたなく、9月に仕事でミラノに行っていた友人に写真を依頼。 フフフ、そうそう、この写真が欲しかったのよ~~~それにしても、真っ白いクルマの形の植木鉢、なんとなく異様な雰囲気ですよね。。どうせならもっと、カラフルなカラーにすればよかったのに。。。?? でもね、さすがミラネーゼ。相手が本物のクルマだろうが、植木鉢だろうが、スキマがあればそこに停めるのよ、クルマでも、バイクでも
November 16, 2009
コメント(4)
お城の前で一息ついたあとは、そろそろおうちへ帰る時間再びクルマに乗り込んで家路へと急ぐ私の目には、真夏のミラノの夜はかなりフシギ空間だって、ヒトがいないんですもの カステッロ広場から、コルドゥシオの交差点を左に曲がって、アルマーニの広告。ここはまぁ、いつもあんまり混雑してませんけど、それでもクルマの一台や二台、いてもおかしくないのになぁ。。。 マンゾーニ通りでようやく、前方に1台、クルマを発見路上駐車すらないんですよ~~~! いつもは夜遅くまでにぎやかなトリノ通りもご覧のとおり・・・こんなにがらんとしていると、フシギというかちょっとコワイですね~
November 15, 2009
コメント(0)
さて、パーティーを後にしたのは深夜0時をまわったころ。クルマに乗って、お城の正面をまわって帰り道。夜のカステッロはいつ見ても、何度みてもステキ☆ 普段だとこの時間帯でも人がたくさんいるのに、8月のミラノはホントに静かです。思わずクルマをとめて、ちょっと寄り道したくなってしまったのでした 歴史あるミラノのお城は、夜こうしてライトアップされると一段と美しく見えます。時計を見ると、0時10分過ぎ。シンデレラの魔法が消える時間ですネ☆ シンデレラの魔法は解けても、お城の美しさは変わりませんしかも、誰もいないから、ホントに貸切状態♪ なんだか得した気分です トッレ・ブランカから見えていたお月様も、すっかり高く上っていましたいつもと違う、静まり返ったミラノの夜なのでした
November 15, 2009
コメント(6)
トッレ・ブランカでミラノの夜景を眺めて、地上へ戻ってみると、会場はすっかりディスコテカ状態になってましたこれでも、バカンスシーズン中ということで、かなりヒトが少ないんですってそろそろまた、喉が渇いてきました。2杯目のドリンク、何にしょうかな~ドリンク代は一律10ユーロ。お洒落なカクテルなんて頼むとチョッピリしか入ってない小さなグラスで来ちゃうから、考えドコロなの(笑)それに、私はあんまりお酒が飲めないからできたらソフトドリンクがいいかな。。。 バーカウンターに行って、お兄さんに「ノンアルコールでなにか美味しいのあります?」ってリクエストすると、「オーケー」といって、すぐにシェーカーにジュースやらシロップやらを混ぜて作り始めました 手際よくドリンクを作ってくれるお兄さん。グラスに注がれたのは、ピンク色のスペシャルジュースイチゴ味かしら?? 作っているそばから、「うわぁ!キレイ!」「スゴイ!カッコイイ~~~」などと盛り上がっていたら、なんとなんと、フルーツのトッピングまでサービス♪ こんなにかわいらしいトロピカルドリンクが出来上がったのでした「これ、なんていうドリンクですか?」って聞いてみたのですが、「オリジナルで今考えたからわかんない」という返事・・・いやぁ~ん、カッコイイ~~~~このドリンクを持って、席に帰ったら、友人たちがみんな、「ソレ飲みたい!」って(笑)なんていう名前のドリンクかわからないので、みんなと一緒にまた、お兄さんの所へ。イチゴベースのソフトカクテルはさわやかでとっても美味しかったです♪ ・・・パーティーは夜更けまで続いたのでした
November 14, 2009
コメント(6)
夏の夜は、なかなか暗くならなくて少しずつ会場もにぎやかになってきました。会場には、さすがCAVALLIのパーティらしく、モデルみたいな美女もチラホラと見かけましたやっぱりミラノですわね~☆私はというと、最近はホラ、食い気の方が。。。 会場の中心にある、トッレ・ブランカ。地上108メートルの展望台まで、エレベーターで一気に昇ることができますもう少し、暗くなってから昇ろうとおもっていたんですが、友人たちが集まるまでまだしばらく時間がかかりそうだったので、お先に昇って見ることにしました。 こちらが、エレベーターの乗り場塔のすぐそばに小さな小屋があって、そこの窓口で4ユーロを払い、チケットを受け取ります。チケットを売ってくれたお兄さんが一緒にエレベーターに乗って、展望台まで連れて行ってくれる仕組み。ほとんど貸しきり状態のエレベーターに乗って、いざ、展望台へ♪ ・・・最初に視界に飛び込んできたのは、公園北西部。すぐ下に、平和の門があって、そこから北へまっすぐに道路が伸びています。その昔、ミラノがナポレオンの支配下に置かれていたときに作られた門は、地図上を北へたどるとパリの凱旋門まで一直線につづいているのだとか現在は修復中で、門全体が養生幕で覆われてしまっていますが、こうして上から眺めるとまた、違った雰囲気ですね♪ちなみに、門から北へ伸びる通りの左側に見える鉄塔は、イタリアのテレビ局、RAI局の放送電波塔。 少し東側に目を転じると、センピオーネ公園の緑地の中に、円形の競技場がみえますが、あちらがアレーナ。ローマ時代の遺構を元に、ナポレオン時代に作られたという競技場ですここでは現在、いろんなイベントが行われます。私も以前、F1のイベントでいったっけ。なつかしいなぁ~。 そして、南へ顔を向けると、ミラノの町並みの中、オレンジ色の屋根の間に白い山形の大聖堂が。手前にはスフォルツァ城とセンピオーネ公園の緑が横たわり、地平線のすぐ上には、ばら色のお月様が浮かんでいました。 刻々と、夜の色に変わる空とミラノの町並み。やっぱり、遠くからでもドゥオモの美しさはピカイチですネ 東の空には、幻想的な赤い月。まさにミラノを一望できるトッレ・ブランカ。 4月中旬から10月中旬まで、連日深夜まで営業しています。今回は夕暮れ時だったけど、今度はとっぷりと日が暮れてから、ミラノの夜景を見に行ってみたいですネ☆
November 14, 2009
コメント(6)
アペリティーヴォが始まるまで、まだ少し時間があったので、センピオーネ公園を散策することにしました。真夏の夕暮れ、そろそろ日差しが柔らかくなってくる時間帯です。あたたかい夕風が心地よく、周りの緑も一段と色濃く、夏の香りに満たされて、なんともいえない心地よさ♪ ミラノのど真ん中にいるのを忘れてしまいそうな静けさと、濃厚な緑の香りにうっとりしながら、公園をひとまわり。 やがて、木立の上にニョッキリと、鉄塔が見えてきました今夜のパーティはあの塔の下が会場です センピオーネ公園の中にこんな塔があったなんて、実は初めて知りましたしかもこの塔、エレベーターで昇ることができて、地上108メートルの高さから、ミラノの町を一望にできる、という観光スポットだったんですねぇ~108メートルというと、ミラノの大聖堂の、マドンニーナと同じ高さになります。料金は4ユーロ。せっかく来たのですから、あとで昇ってみなくっちゃ♪ まずは塔の下でアペリティーヴォビュッフェ形式のパーティは、飲み物代が10ユーロ・・・・ミラノ価格だわね でも、食べ物は全部無料なの♪飲兵衛じゃなくってよかったわ みんなが来る前に、腹ごしらえをしておこうっと
November 13, 2009
コメント(2)
モンツァから、ミラノへやってきました☆久しぶりのミラノはやっぱり、おしゃれな町です この日は、スフォルツァ城のセンピオーネ公園で、JUST CAVALLI主催のアペリティーヴォ・パーティがあるので、ちょっぴりお洒落してやってきたというワケであります♪公園の北側、平和の門の前で信号待ちをしていたら、トラムがやってきました。 ミラノらしい、オレンジ色のクラシック・トラム。私の大好きな2番トラムです♪ 夏の夕暮れ、センピオーネ公園からスフォルツァ城を見ながらのんびりお散歩♪ミラノの夜はこれから☆なのであります
November 13, 2009
コメント(4)
ランブロ川を再び渡って、モンツァの大聖堂へやってきました。13世紀に建造されたゴシック建築でバラ窓とレース細工のような装飾が優美なファザードですゴシックといえばミラノの大聖堂がその最高峰といわれていますが、ミラノに比べるとシンプルで控えめにみえる装飾にかえって親しみを感じますネ。お隣の鐘楼は聖堂が完成した後、17世紀に作られました。 内部壁面はびっしりと、フレスコ画で覆われています 黄金の祭壇もすばらしいけど。。。 祭壇の前から入り口を振り返ったこの眺めがステキ☆バラ窓を通ってやわらかく差し込む明かりが信徒席をやさしく照らしています。私たちはいつも、入り口から祭壇を見るかたちでミサに与ったりしますが、司祭様はもちろん、神様目線ってこんな感じなのかな、なんて バラ窓のステンドグラスの荘厳な美しさに、外の喧騒も忘れて見とれてしまったのでした♪
November 12, 2009
コメント(6)
モンツァを流れるランブロ川。モンツァの街を潤しながらミラノへとつづく流れる川は、イタリアを代表するスクーターの名前の由来になったということでも知られています。イタリアのスクーターといえばヴェスパが有名ですが、戦後のイタリアの復興に一役買ったスクーター産業においてヴェスパとしのぎを削っていたのが、イノチェンティ社の「ランブレッタ」。 ランブレッタを生み出したイノチェンティ社が置かれていたのはミラノ郊外、ランブラーテという町。この町の名前ももちろん、ランブロ川からつけられたもの。ヴェスパがハリウッド映画「ローマの休日」で、永遠の都を軽やかに走り回っていたのは有名ですが、その一方でイギリス映画の「Quadrophenia(邦題:さらば青春の光)」では、主人公のジミーがランブレッタに乗って登場。60~70年代のファッションアイテムの代名詞ともいわれたイタリアン・スクーターの一時代を築いたランブレッタの名前の由来が、この小さな川だったんですね イノチェンティ社はその後、イギリスの会社に買収され、スクーターブームもいつしか消えてしまいましたが、ここにランブロの流れがある限り、ロンバルディアの人々は誇りをもって、ランブレッタの話をするんでしょうね ちょっぴりノスタルジックな気分で川沿いを歩いてゆくと、対岸にモンツァの大聖堂の鐘楼が見えてきました。モンツァにも、以前から何度か通っていますが、まだ大聖堂の中には入ったことがなかった私。ライオンの橋を渡って、大聖堂におまいりに行きたいと思います♪
November 12, 2009
コメント(4)
モンツァの旧市街へやってきました。正面に見えているのはアレンガリオと呼ばれる、旧市庁舎。レンガ造りの重厚な建物は、昔ながらの街並みに溶け込んでとってもシックなたたずまいです。 アレンガリオはモンツァ旧市街の中心に位置しています。すぐ近くには歴史ある大聖堂があり、道沿いにはエレガンテなショップが軒を連ねています。この通りをまっすぐ進むと鉄道駅に出ますが、私たちはいったん左手に曲がって、市内を流れるランブロ川に向かいます。 モンツァのショッピングストリートにはイタリアの有名ブランドはもちろん、おしゃれなセレクト系ブティックや専門店などもたくさんあります。どのおみせも小ぢんまりとした構えで、落ち着いた雰囲気で買い物を楽しめそう♪ 通り沿いのブティックを冷やかしながらぶらぶらと歩いてゆくとほどなく、川のほとりに出ました。モンツァ市内を南北に縦断してミラノからポー川へと流れ込む、ランブロ川です。 街の中心、アレンガリオからまっすぐに伸びるこの道沿いにかかる橋には、街を守るかのように、大きなライオンの像がありました橋の四隅に据えられたライオン像。堂々とした姿はとっても強そうだけど、顔をみるとなんとなく「キョトン」とした表情。いったい何を見ているのかしら。。。??
November 11, 2009
コメント(4)
モンツァへやってきました♪ミラノのベッドタウン、そしてF1グランプリ開催の町今回はクルマで来たのでF1が開催される公園の入り口に車を止めて、街をぶらぶら歩いて見たいと思います☆ 駐車場の近くの標識ですイタリアの道路標識って、やっぱりわかりづらい上の4枚、白い標識にはサーキットとか、ケーサツとか施設の案内が書いてあるのですが、わかりにくいのはその下のブルーのほう。3つの標識にはそれぞれ、「カラーテ・ブリアンツァ」、「ミラノ」、「レッコ~コモ」って書いてあるけど、みんなおんなじ方向になってるカラーテとレッコはわかるけど、ミラノはぜんぜん反対方向じゃん。・・・まあ、この先で分岐点があるんだろうな、という見当はつきますし、今回は3箇所とも同じ方向しか書いてないからいいものの、高速の入り口などでは、右にも左にも「ミラノ」とか書いてあったりしますさすが、「すべての道がローマに」通じてる国。。。なんちゃって。 とりあえず、旧市街に行こうという私たちにとっては関係ないわね。広場の真ん中に立っている像、いったいダレかしら。。。 その昔、ロンゴバルド王国の都として栄えたというモンツァ。中世には主任司教座が置かれていたという歴史と伝統が残る街です。旧市街には、貴族のお屋敷が今なお現役で残っています。・・・このバルコニーも、素敵ですね☆ 旧市街の中心に続く道から、さっきの広場を振り返ります。この通りはヴィア・カルロ・アルベルト。あの像は、アルベルトさんなのかもしれませんネ。お屋敷の間の道をあるいて、いざ、エレガンテなモンツァの町並み拝見です☆
November 11, 2009
コメント(0)
翌日。モンツァ経由でミラノへ遊びに行く途中、クルマの中からみつけちゃったのがこの、なんともドぎついカラーリングのクルマ後ろのドアに描かれているのは、もしかして、もしかしなくても、懐かしの(?)ゴーストバスターズではなくって??・・・まさか、イタリアで営業しているとはおもわなかったわ~~夜中のケーブルテレビとかでコマーシャルしてたりして(笑)
November 10, 2009
コメント(0)
ブリアンツァの夕暮れ。ベルガモで遊んだ後、いったん部屋に帰ってシャワーを浴びたら、次は夕食にお出かけです今回のバカンスではまだ、ピッツァを食べていなかったので、地元でも美味しいと評判のピッツェリアへ連れて行ってもらいました♪ モダンな雰囲気のお店は、平日の夜だというのに満席。テーブルが空くまで少し待たされましたが、夜風が気持ちいテラス席に案内されました☆さぁ~て、どれをいただこうかな南イタリアだと、「マルゲリータ!」と迷わずオーダーするところですが、このあたりのピッツァは生地が薄いので、生ハムや野菜など、ボリュームのあるメニューが人気とのこと。お仲間は皆さん、生ハムの乗ったピッツァを注文。迷っている私に「絶対にコレにしなさい!」っていうので、皆さんの一押しメニューをオーダーしました。ピッツァが焼きあがるまでの短い時間に、ビールで乾杯バカンスの話で盛り上がってきたころ、焼きたてのピッツァが登場です 最初に登場したのは、フンギ&プロシュートああ~、美味しそうっっ 続いて、プロシュート・クルド生ハムを、生のままトッピングしているのね~♪ そのお隣は、プロシュート・コットハムをトッピングしてから焼き上げるから、ピンク色でジューシーな香りがたまりません・・・そして最後に、ワタシの分のピッツァよん♪みんなのお勧めでオーダーしたのは。。。。 欲張りな「クアットロ・スタジョーネ」でしたもう、どのへんが春でどのへんが秋なのかわかんないけど、おっきくてこんなに具沢山なピッツァは久しぶり!第一、ちゃんと食べきれるかどうか心配だったけど、みんなと喋ってたらしっかり完食ピッツァって、一緒に食べるヒトが多いほど、美味しくて楽しい食事ですネ☆うっふ~!おなかいっぱいだぁ
November 10, 2009
コメント(14)
さて、再びイタリアに戻りましょう♪ベルガモからの帰り道。西日に照らされた道路をドライブして部屋に帰る途中、ブリアンツァ地方の聖地であるマドンナ・デル・ボスコのそばを通りかかりました。「森のマリア様」の礼拝堂は、小高い山の中腹にあります。(上の写真の、山の中腹に見える建物がそうです。)私たちは以前、礼拝堂のすぐそばまでクルマで行ったことがありますが、ふもとの道路から見上げるのがはじめてだったので、時間もあることだし、ちょっと寄っていくことにしました。 ・・・・って、立ち寄ったのはいいけど、この階段を登るワケ?? なんて、躊躇するワタシのことを戒めるかのような、こちらの誘い『上りましょう、信仰と愛をもって、偉大なる恵みを分け与えてくださるおん母の家へ』ここは、カトリックの巡礼地。イタリア国内はもちろん、外国からも大型バスで巡礼者がやってくるところなので、そうした巡礼者たちを励ますためのメッセージなんでしょうね~。ああ、でも! ここもまた、丸石敷きの階段~~~~ 上っていく先には、マリア様の奇跡の礼拝堂と、その下にパパ・ジョヴァンニ23世の銅像が見えていますが、ベルガモでたっぷり歩いてきたので、今回はゴメンナサイ、パスします~礼拝堂のそばまでクルマで行けるのを知ってるだけに、階段わざわざ上ろうって気にならなかったんですよね~。。 ・・・それに、ここからでも十分、いい景色がみれたんだもん♪ブリアンツァの山々と、そのむこうにレッコのシンボルであるギザギザのレーゼゴーネ。マドンナ・デル・ボスコには、後日また改めて行ってみることにします☆「森のマリア様」の礼拝堂の様子は、コチラから☆⇒Madonna del Bosco ~森のマリアさま♪
November 9, 2009
コメント(6)
さて、昨日は日曜日。11月だというのにポカポカ暖かく、天気の良い日だったのでいつもなら地下鉄で通っている教会へ、自転車に乗って行って来ました私の通っている教会へは、地下鉄で2駅ほど。もちろん自転車でも20分もかからないくらいで行くことができるのですが、通勤の定期券を使って行けるのでいつも地下鉄を利用していました。昨日は気持ちのイイ陽気でしたので、サイクリングにはピッタリ♪おミサが終わって、シスターたちとクリスマスや子供会の日曜学校についての話などをして、帰り道。いつもと違う道を通って帰ろうと、国道沿いの道にでたところで、国の文化財に指定されている「旧田中家住宅」が目に留まりました。・・・小さいころから目にしていた洋館ですが、まだ中に入ったことがなかったんだっけ。自転車の身軽さを利用して、せっかくなので寄り道して見学することにしました。 国道122号線沿いに、3階建ての構えを見せている洋館は、中に入ってみると思いのほか大きくて、洋館部分と、後から建て増しをした和館部分からなり、さらに敷地内には池泉回遊式庭園の中に茶室があります。江戸時代末期に、この地域で味噌醸造業と材木商をはじめた初代田中徳兵衛の屋敷跡で、現存しているのは4代目の徳兵衛さんが築いたもの。この4代目は家業の発展に力を注ぎながら政界に進み、県議会議員、貴族院議員をつとめたことから、政界の来賓を迎えることができるようにと、こうした洋館を造ったのだとか。 こちらは洋館3階の「迎賓の間」大正12年、関東大震災の年に建てられた洋館は、耐震構造も考えられているのだそうですヨこうした洋風建築は、随所に「和」のテイストが見られるのが、なんともいえない味わいをかもし出しています壁の腰板や窓枠には田中家の家紋をアレンジした模様があしらわれていたり、 なんといっても、木のぬくもりを感じさせる造りにホッと癒されてしまいます♪ 階段を下りると、数寄屋造りの和館へ通じています。・・・洋館もいいけど、やっぱり日本のお屋敷はこうでなくっちゃ各部屋には、難しい専門用語の羅列でつづられた説明書きがあるんだけど、むずかしくって。。。ちょうど、お掃除をしていたおばちゃまたちがいたので、いろいろ説明してくれました。床柱や長押の化粧仕上げとか、竿うち天井とか、欄間の形状に加え、屋久杉を使用した天井板など、説明がなかったら絶対に、チンプンカンプンでした。。。おばちゃまたち、ありがとうって、感謝の気持ちとともに、日本人として知っておきたい知識や伝統文化といったものを改めて実感したのであります 細かいところにまで、こだわりを感じさせるお屋敷ですが、中でも思わず目を見張ったのがこの障子障子の桟の、一本一本すべてが「面取り」をほどこされているのこうしておくことで、埃が桟にたまりにくいということなのだそうですが、とっても繊細な仕事ですよね~~!!こういう「面取り」のことを、「しのぎを削る」って言うんですって!本来刀の刃の部分を指す言葉らしいのですが、なるほどそういわれると、似ています同じように、鴨居の上の部分も、普通だと手が入る隙間がきちんと板で蓋がしてあり、手を伸ばしてサッと拭くだけでお掃除が簡単にできるようにしてあったりと、お掃除が大変な(?)お屋敷ならではの工夫もあちこちに感じられて、とっても勉強になりました♪ 秋の午後、やわらかい日差しがふりそそぐ廊下。緋毛氈に座って、お庭を眺めるのもオツなもの。 そろそろ色づき始めた庭の木立の向こうにはお茶室がありました。今でも、お茶会はもちろん、いろいろな催事に使われているそうです。 お座敷から、回遊式のお庭に降りてみます♪ お庭に降りるとすぐに、キレイな赤い実をつけた株が千両、万両の万両の木ですとっても見事に実がなってます 庭の中ほどの池からお屋敷を見たところ。池の中にはもちろん、 鯉が優雅に泳いでいました~もう少しすると、紅葉が色づいて、また違った風情を味わえるとか。我が家から自転車で20分のところに、意外な穴場があったのに、今までぜんぜん行かなかったのがもったいなかったわ~。 国の有形文化財、旧田中家住宅。埼玉と東京の都県境、川口市の国道122号線沿いの洋館です。・・・教会帰りの定番コースになりそうデス
November 9, 2009
コメント(6)
さて、サン・ヴィジリオの丘でのんびりと景色を満喫した私たち。そろそろ夕暮れなのでベルガモともお別れです。今度はぜひ、夕方から来て、夜のベルガモを散策してみたいものだと思いながら、お城を後に、緩やかな坂道を車まで戻ります。 例によって、足元不安定な丸石の石畳。だいぶ慣れてきたかも。。。なんて思ってるとグキッってコケるので要注意なのよ~この坂道沿いのお家も、毎日こんな景色が見られるのよね。山の手の高級住宅地って、こういうトコロを言うのかもしれません サン・ヴィジリオから車に乗って、ベルガモの丘を降りてきました。丘の下に広がる街はベルガモ・バッサと呼ばれるエリア。鉄道駅もあるし、大きく開けた感じの近代的な町です。ここから見上げるアルタの街もまた、いい眺めですネ☆久しぶりのベルガモでは、新しいお店も発見したし、今まで気づかなかったパパ様ゆかりの礼拝堂にも行けたしと、収穫がたくさんありました♪次回は夜ね、しつこいけど夜のベルガモはまた今度。今夜は地元ブリアンツァの、おいしいピッツェリアでピッツァパーティーなのでありますおいしそうなピッツァの写真は、もうチョットだけ、お待ちください
November 8, 2009
コメント(0)
サン・ヴィジリオの城跡は絶景ポイント☆ベルガモはもちろん、ロンバルディアの大平原からアルプスまで、360度のパノラマが楽しめます♪ まずは東から。先ほど訪れたベルガモの町並みと、その向こうに広がる平原地帯。写真の中央、やや右寄りに黄緑色に見える部分はベルガモの空港です左手奥のほうには小高い丘があって、その向こうに山が連なっていくのが見えますが、あのあたりからがヴェネト州。そして、空気の澄んだ日には、遠くアペニン山脈まで見渡すことができるのだそうですよ こちらは南西部。眼下にはベルガモ・バッサの町並みが広がり、その向こうは地平線~。さらに右手奥にはミラノの町があり、やはりお天気のよい冬の朝には、遠くピエモンテの山々やモンテローザまで見ることができるのだそうです 最後に北側。こちらは、プレ・アルプスとよばれる、スイスアルプスの前哨的な山々が目の前にそびえる、対照的な景色です。広々とした平原を見下ろすのもいいけど、緑豊かな山を眺めるのも素敵。。 木陰のベンチには景色を楽しむカップルがよく似合います♪このサン・ヴィジリオの要塞には、四葉のクローバーがよく見つかるんですって一説によると、ここで四葉のクローバーを見つけたカップルはず~~~っと幸せでいられるのだとかサン・ヴィジリオで幸せ探し♪ あなたもいかがですか
November 8, 2009
コメント(2)
ベルガモ、チッタ・アルタからサン・ヴィジリオの丘にやってきました。丘には6世紀に造られたという城跡があります。お城の後は現在公園になっているので、ベルガモやロンバルディアの平原、そしてアルプスといった景色を楽しみながらのんびりすごすスポットとして人気☆さっそく私たちもお城の跡へ入ってみたいのですが、入り口はドコ?? なんて探していたら、円筒形の塔から、小さな女の子が飛び出してきましたナルホド、そこが入り口なのね 要塞の上に出るためには、こんな石積みの階段を上らなくてはイケません。ベルガモの道は、丸い石を敷き詰めた石畳だったり、こんな風にデコボコの階段だったりと、結構不便だったりしますこれも、要塞都市ならではの防御策のヒトツなのかもしれません。。確かに、難攻不落な感じがします。 でもね、階段を上ると、上はこんなきれいな緑地になっていましたお弁当持ってきて、ここでピクニックなんていうのもいいかもしれませんね♪ 景色と澄んだ空気が、なによりのおかずになりますよ~
November 7, 2009
コメント(4)
ベルガモ、チッタ・アルタの城門を出ると、城壁に沿った大通りがあります。こうして城壁の外から見ると、ベルガモという町がいかにも、中世の要塞都市であったという面影が見て取れますネ。私たちはここから車に乗って、さらに小高い丘の上にあるサン・ヴィジリオへと向かいます。 城壁沿いの大通りから、サン・ヴィジリオへと向かう道は、昔ながらの石畳の坂道。時折、この坂道を歩いて登る人たちを追い越しましたが、この道は結構急勾配 歩いて行くにはかなりの覚悟が必要デス。もっとも、車や徒歩だけではなく、ちゃんとケーブルカーもあるのでご安心を♪車道に沿って右側、城壁のようにみえるところは、ケーブルカーの線路になっています。 坂道を登りきったところで車を停めると、すぐそばにはケーブルカーの駅がありました。クリーム色の駅舎がかわいらしいですネ☆ちょうど、ベルガモ・アルタから上ってきた車両がついたようなので、見に行ってみると。。 こちらもかわいらしい、赤いケーブルカーですベルガモ・アルタとバッサを結ぶケーブルカーは、路線バスと同じオレンジ色のATM車両でしたが、こちらは別会社なのかもしれませんネ。・・・そんなことより、この駅には見晴台がついていて、そこからはついさっきまで歩き回っていたアルタの町並みが見渡せるとのこと早速、見晴らし台へと行ってみると。。。。 ごらんの絶景がばら色の屋根が緑の丘に立ち並び、遠くにはロンバルディアの平原が横たわっています。ちょうど真ん中あたり、塔が林立しているあたりが、ベルガモ・アルタの中心部。 黒っぽいドームの上に、金色の像が立っているのが大聖堂、その右手に見えているグリーンの屋根と、とんがり屋根の塔と鐘楼がサンタ・マリア・マッジョーレ教会とコッレオーニ礼拝堂。 左側の塔は、ヴェッキア広場の時計塔・・・・。あの辺りをさっきまでブラブラと歩いていたんですね~車でササッと登ってきたけど、こうしてみると随分、高いところに来たんだなと実感。ロンバルディアの大地を見下ろして深呼吸。。。このあとは、サン・ヴィジリオの城砦跡へ向かいます♪
November 7, 2009
コメント(2)
さて、ジェラートとギオッチョーロですっかりクールダウンした私たちベルガモのケーブルカー駅にやってきました。ベルガモは、丘の上がアルタ、丘の下、鉄道駅がある町をバッサと呼び、二つの町で構成されています。丘の上のアルタは昔ながらの城砦都市。電車でベルガモに行くときにはこのケーブルカーで急勾配の丘をぐいぐいと登ってくるか、城壁に沿った小道をがんばって歩いてくるか、どちらかになります。この、アルタの駅には展望カフェが併設されていて、ベルガモ・バッサの町並みとロンバルディアの平原を見渡しながらお茶を楽しむことができます・・・ホントはね~、ここでお茶しながら休憩する予定だったんだけど、アイス食べちゃったのでお茶はやめて、折り返し町を横断して、アルタの町よりもっと高い、サン・ヴィジリオの丘に登ることにしました。 ここから西へ向かう道は、この先ずっと、ゆるい上り坂です石畳の細い路地は、気候のいい春に来たときよりも静かでのんびりした雰囲気がありました。 町の中心、ヴェッキア広場の時計塔。・・・私の時計より、10分ほど遅れているのは、ご愛嬌 歩くことしばし、やがてチッタデッラ、と呼ばれる西の城門へたどり着きました。ここで再び車に乗り、サン・ヴィジリオの丘へと向かいます♪
November 6, 2009
コメント(2)
さて、お気に入りのジェラートを食べて気分もスッキリした後は、ベルガモの駅前へ。車を停めておいたのは町の西側の城門の外でしたが、こちらは東側になります。駅を目安にここから折り返して車へ戻ろうかというところで、なんだか賑やかなお店を発見お店の名前は「SAFAHA'S SOFT」・・・ソフトクリームのお店かしら?イタリアといえばジェラートが有名だから、ソフトクリームなんてかえって珍しいような気がして、中をのぞいてみることに。・・だって、こんなに大人気なんですもの、気になりますよねジェラートを食べたばかりではありますが、早速なかに入って見ると・・・ なんと、ジェラートならぬ、ギアッチョーロ屋さんだったのでしたギアッチョーロ、とはイタリア語で「アイスキャンデー」、いわゆる氷菓ってヤツですね普通にバールとかで売ってるのは、ひとつずつ袋に入っているんだけど、ここのはごらんのように、ずらっと並んでますとってもカラフルでビックリしちゃうけど、こうして並べるとなるほど、ヴィジュアル的にもグッと訴えるものがあるわね 余計なゴミも出ないし、新しい売り方なのかも。 こちらは、FIOR DI LATTE、極上ミルクアイスのコーティングシリーズチョコレートとヘーゼルナッツコーティング、とかチョコレートとアーモンドコーティング、などなど。。。すっごく迷った結果、カラフルな方のケースから、キウイフルーツの果汁100%をチョイス♪ベルガモでアイスのハシゴをするなんて、完全に予定外だったけど。。。
November 6, 2009
コメント(10)
大聖堂の見学後は再び街歩き。ウィンドウ越しに、おいしそうなフルーツを発見カシスに、イチゴに、ブルーベリーにラズベリー 私の大好物ばかり これぞ『フルッティ・ディ・ボスコ』、森の幸ですネこんなにツヤツヤ、ふっくらしたベリーたちはやっぱりスーパーではなかなかお目にかかれませんゾ全部まとめて食べちゃいたいけど、果実そのまんまっていうのは難しいから、いつものアレでいただくことにします♪ ウフフフフ私のジェラートの定番、フルッティ・ディ・ボスコ~! これがあると絶対にオーダーしちゃうんです♪ このジェラテリアには、私が大好きなジェラートのベスト3があったので、迷わずオーダー。赤いのがフルッティ・ディ・ボスコ(森の幸)、白いのはカッサータ・シチリアーナ、そして3つ目はもちろんチョコレート☆ああ~、しあわせ~~~
November 5, 2009
コメント(8)
豪華なベルガモの大聖堂中央祭壇の右奥に、小さな礼拝堂があり、そこにベルガモ出身の法王様である、パパ・ジョヴァンニ23世ゆかりの品々が納められていました。 こちらが、パパ・ジョヴァンニ23世が実際に使われていたという遺品。おミサや秘蹟を授けるときに使う聖品もさることながら、なんといっても、豪華な法王冠に、目が釘付け 豪華ではあるけれど、ずいぶん重たそうデスカトリックの総本山であるローマの法王様ですから、冠の重さはそのまま、責任の重さなのかもしれませんネ。ちょうどベルガモに来る前日、ソット・イル・モンテでパパ・ジョヴァンニ23世の生まれた家や教会を見てきただけに、こうした遺品の数々がとっても身近に感じてしまったのでした。 きらびやかな法王冠や聖品の下、ガラスのケースの中には、質素な木製の棺。76歳という高齢で法王に選出されたパパ様ですが、その在位はわずか4年ほどでした。悲願であった第2ヴァチカン公会議では、キリスト教以外の宗教関係者らも多数集まって「開かれた教会」の礎を築いたともいわれるパパ様。 後にヨハネ・パウロ2世から列福され、「ベアート(=福者)」の位を授かりました。 冷たい雨の降るソット・イル・モンテの、貧しい生家を思い出し、この華麗な大聖堂で等身大のパパ様の像に触れることができたのも、なんだかパパ様のお引き合わせのような気がしてしまったのであります。。。。
November 5, 2009
コメント(4)
全58件 (58件中 1-50件目)