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昨日は、埼玉県入間のアウトレットまで、ロングドライブ。行きは、中央道の八王子JCTから、圏央道を通ったのですが、途中、高尾・陣場の山々を彩る紅葉が素晴らしかったです。ほぼ一日中、ショッピングしたあとの帰りは、「中央道で八王子~調布間で渋滞13KM」というニュースが入ったので、急遽予定を変更して、関越道の川越ICから外環・首都高経由で、我が家に帰りました。入間のアウトレットは、おすすめです。これまでに行った、日本のどのアウトレットよりも良かった。最近は、アウトレット乱立時代で、「工場直営の店が値引きして売る」よりも、むしろ「アウトレット用に生産された製品(※中国製が多い)を売る」ところも少なくないのですが、入間のアウトレットは、アウトレットの本来あるべき姿である、工場直営店を数多く集めており、ここには本当に、買いたいものがたくさんありました。ル・クルーゼの鍋、ロックポートの靴・・・そして隣りにあるコストコでは、Cuisinartのフードプロセッサーや、クリスマス用の七面鳥などを買い込み、滞在なんと7時間。また散財してしまったなあ。入間のアウトレットところで、この週末、もともとの予定では、入間ではなく、栃木県の佐野にある、プレミアムアウトレットに行くつもりだったのです。先日、うちの奥さんが、Sayonara Sale(日本を離れる外国人の引越しセール)のウェブサイトで、「東芝のコンベクション・オーブン」を1万円台で売る人が、栃木県の足利に現れたので、早速、コンタクトをとりました。結局、タッチの差で、オーブンは他の人の手に渡ってしまったんですけどね・・・。もし仮に、私たちがオーブンを入札できていたならば、この週末は、東北自動車道を使って、(栃木県)足利でオーブン購入 ↓(栃木県)佐野のプレミアム・アウトレットでショッピング ↓(群馬県)大泉のブラジルタウンでディナーという予定になるはずだったのです。なかでも最大の楽しみが、日本でも1~2を争う、大規模ブラジルタウンとして有名な、大泉でのディナーでした。実は、行く店も決めてありました。ブラジルレストラン Primavela(プリマヴェーラ)群馬県邑楽郡大泉町西小泉3-2-150276-62-8607私はいまから10年ほど前、群馬県の館林に住んでいた時期があり、その頃、「プリマヴェーラ」には、ほぼ毎月のように、食べに行ってました。館林から、クルマで15分くらいの距離でしたね。プリマヴェーラに限らず、大泉にあるブラジルレストランは、とにかく、・客は、ブラジルや中南米の出身者が、日本人より圧倒的に多い・店内に、ブラジルの音楽が、ガンガンかかっている・味は本場そのもの・値段がとにかく安い。東京より2~3割は確実に安い・量がものすごく多く、食べきれないほど出てくる・ウェイトレスさんはブラジル人で、美形揃いという、実に素晴らしい場所なんです。食べログにも、店の様子が紹介されています。日本全国に住むブラジル人たちが、家族で遠方からも食べに来るほどです。食べログのリンク旅行記リンク店に来る、ほとんどの人は、「シュラスコ食べ放題コース」(男性2880円、女性2380円)を頼むのですが、私はひそかに、「ミラノ風カツレツセット」、「フェジョアダ(豆の煮込み)セット」などを愛好しています。こちらは単品中心のメニューで、1600円くらい。何を頼んでも、凄いボリュームの食べ物が、軽快なリズムのBGMに乗って、ブラジル美人ウェイトレスさんの手で、次から次へと、運ばれてくる・・・という、まことに素晴らしい体験ができるんです。ちなみに私はこの店に6~7回も行ってますが、一度も完食できたことがありません。利根川を渡ってすぐのところにある「ブラジル」、年内には、必ず行こうと思っています。
2008年11月30日
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ようやく、待ちに待った週末です。このところ、週末に限って、雨だったり嵐だったり、天候不順が続いていたのですが、この週末は、ずっと天気が良く、行楽日和だそうです。こんな時は、大自然のなか、露天風呂にでも入りに行きたいなあ。滝が見える露天風呂(源泉かけ流し)でも、この週末は、入間のアウトレットモールに行くことに決まりました。いま、妻の姉が、香港から来ているので、日本滞在中は、ショッピングに燃えるんだそうです。明日は、ロングドライブなので、そろそろ寝ます。おやすみなさい。
2008年11月28日
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先日、「マンションライフ福岡」という雑誌が、我が家に届きました。とってもマイナーな雑誌で、たぶん東京では、誰も知らないと思いますが、私は一応、福岡で大家をやっているので、そういう雑誌を読む機会があります。そのことにより、普段接点のない福岡という街の、マンション賃貸事情を窺い知ることがあります。福岡市は、関東平野や濃尾平野とは比べ物にならない程小さな、福岡平野の上に発達した都市です。九州の地図でみると、本当に猫の額のような面積です。それでも、その上に住んでいる人間が、郊外を含めても200万人しかいないので、3000万人以上いる首都圏に比べれば、空間には多少余裕があります。それが住宅事情にも反映していて、福岡の一戸建ては、土地70~80坪が当たり前⇒首都圏だと、郊外でも土地50坪あれば、広いほうです。福岡のワンルームマンションは、普通、20平米くらいある⇒首都圏だと、15~16平米で平均的そんな福岡でも、都市化が進むにつれて、ワンルームマンション住民のゴミ出しマナーとか、自転車置き場の美観、騒音、果てはマンション建築に伴う日照権などが、問題になりつつあるようです。もともと、ワンルームマンションというのは、住民のほとんどが単身の男性、お隣りさんの顔も知らなければ、地域社会との接点も皆無に等しく、大家さんもほとんどが「不在地主」ということもあって、そうした問題で槍玉にあげられやすいと言えましょう。東京23区ではさらに進んで、条例でワンルームマンション建設規制を実施するところまで、現れてきました。文京区では、「ワンルームマンションの住戸面積を25平方メートル以上」と定めたほか、「住戸総数が15戸を超えるときは、住戸総数から15を減じた数の2分の1以上の部屋について面積を40平方メートル以上とする」ことが定められました。同区ほか、合計10区が、この動きに追随しています。東京に比べればまだ長閑な、福岡など地方都市にも、この動きはいずれ波及していくでしょう。この背景には、近隣住民のワンルーム居住者に対する不安・反感という側面とともに、財源の地方自治体への委譲も、影響しています。小泉政権時代の「三位一体の改革」によって、地方自治体は、財政需要を賄うのに必要な財源の多くを、自分で集めなくてはならなくなりました。その主要な財源といえば、市町村税や固定資産税となるわけですが、ワンルーム住民の場合、「税収」という面では、あまり期待できません。彼らのなかには、居住する市町村に住民票を移して来ていない者も多く、その場合、自治体に入ってくる税収はゼロになってしまうのです。その代わり、公共サービス費用は、しっかりかかる。上下水道、清掃、ゴミ処理・・・そんな時、ワンルームマンションの前に、ゴミが散乱していれば、収集費用も余計にかかる。「あいつら、税金も払ってないくせに、何だ!」ということになりやすい。地方財政が厳しくなればなるほど、そうなる。世知辛い話ですけどね。だから、「ワンルームマンションを規制せよ」という議論になってくるのです。いま東京でポピュラーな規制手法といえば、面積規制、つまり、一定面積(多くは25平米)以下のワンルームマンションの建設を規制するか、あるいは、同じ建物にワンルームタイプとファミリータイプを混在させる、といったところです。とはいえ、家賃の高い東京において、ワンルームマンションは、学生や若いサラリーマンに、比較的安価な住まいを供給する、という機能を果たしています。そこに面積規制が導入されると、当然、マンションの面積は広くなり、家賃もその分だけ上がる。それが、収入の低い若年層の暮らしを圧迫する、という批判もあります。東京では、若年層のみならず、中高年の単身者もワンルームに住むケースが多いですから、問題はさらに複雑です。ですので、ワンルーム規制の流れが、今後どうなるかは分かりません。でも、ひとつだけ確かに言えることは、「バス・トイレ共通、3点式ユニット、16平米」といった、従来型タイプのワンルームマンションは、どんどん時代遅れになるということ。ワンルーム規制の流れとは別に、より広い居住空間が欲しい、というニーズも、確かに存在します。例えワンルームであっても、バスとトイレは別々がいい、部屋は6畳よりは8畳がいい、小さくても独立したキッチンが欲しい等々・・・。実際、日本人の居住スペースは、「うさぎ小屋」といわれた頃に比べれば、確実に広くなってきています。首都圏の分譲マンションでも、ファミリータイプなら、今や90~100平米なんてザラ。「より広く、快適に」という世の趨勢から、ワンルームも無縁ではいられないでしょう。また、今後ワンルーム規制が都市部で普及すれば、25平米超の空間を有効に使った、デザインの良いルームプランがどんどん出てくるでしょう。世の中がそれに慣れてくれば、なおさら、従来の3点式タイプの部屋が狭苦しく、古臭く見えてくると思うのです。そう考えると、投資用のワンルームマンションを買うのであれば、25平米とは言わないまでも、せめて20平米以上、バス・トイレ別で、ゆったりした間取りのタイプを選ぶ方が安全、という気がします。
2008年11月27日
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うちの奥さんは、日本語検定(3級)受験を1週間後に控えていますが、事ある毎に、「日本語は難しい」と、ため息をつきます。漢字ができても、日本語が分かるってことには、ならないのよね彼女は台湾出身なので、漢字の読み書きは問題ありません。それでも、助詞とか、語尾変化とか、中国語や英語にない、日本語特有の語法や言い回しに、戸惑っているようです。同じ漢字文化圏に属する、中国と日本。国や言語が違っても、漢字の意味は、ほぼ共通ですが、時には違うこともあります。そのうちの一つが、老婆という言葉でしょう。日本語では、文字通り「年老いた女性」を意味しますが、中国語では、「奥さん」、「妻」を意味します。ですので中国語では、たとえ20代でも、結婚していれば「老婆」と呼ばれることがあります。台湾には、「老婆餅」という、有名なお茶菓子がありますが、ここでいう「老婆」はもちろん、「奥さん」の意味です。なぜ、同じ「老婆」という漢字でも、日本語と中国語とで、全然意味が違うのか、その理由は分かりません。推測するに、古代においては、たぶん日中両国とも、「老」いた「婆」を意味していたのでしょう。中国ではその後、時代の変遷とともに、漢字の意味も変わり、いつしか、「妻」を指すようになったのに対し、日本では、元々の意味がずっと残ったのでしょうね。ちなみに現代中国語では、「夫」のことを「老公」と言い、「妻」を指す「老婆」と、ちょうど対になっています。ところで、この「老婆」から派生した日本語の一つとして、老婆心ながら・・・という言葉があります。たいていの日本人は、「老婆」でなくても、社会人になる頃から、この言葉を使うようになりますが、これは、年上の人が、年下の人に対し、忠告するときに使う言葉で、「(老婆のように)お節介を焼いて申し訳ないけれど・・・」という意味になります。忠告というものは、言われる側にとってみれば、時に受け入れ難いものがありますが、この「老婆心ながら・・・」という言葉を使うことによって、その違和感や反発心を和らげる効果があります。私自身は、基本的に、「あなたの責任で何でもおやりなさい」(Proceed at your own risk)という性格の人間だから、「老婆心」から忠告することは少ないのですが、それでも時々、「老婆心」から、モノを申し上げたくなるのは、このブログの書き込みについてです。ごくまれにですが、私の書いた日記に対し、最初から、「いやいや。それは違うと思います!」みたいなコメントをする人がいます。もちろん、意見が違えば、そう書きたくなる気持ちもよく分かるのですが、こんなふうに、最初から否定形でコメントされてしまうと、私は、返事する気さえ失せてしまうのです。ちょっと文体を変えて、たとえば「あなたの言うことも分かる。でも私は・・・こう思う」みたいに、書いていただければ、私としても、ずっと受け入れやすくなるし、喜んで返事しようという気になるのです。言い換えれば、ブログ上の通りすがりの関係であっても、ちょっとした心がけで、誰かと良い人間関係を結べるチャンスがより大きくなるのです。老婆心ながら、意見させていただきました。ところで、中国語では、「老婆心」という言葉は、あるのでしょうか?私は聞いたことがありませんし、あっても、日本語とは全然違う意味かもしれません(妻の気持ち・・・みたいな)。特に中国大陸には、私の見聞した限り、「老婆心ながら・・・」と、導入部を置いて忠告するような習慣はたぶんなくて、いきなり、ガツンと忠告してくる人が多かったです。大連に住んでいた時は、私が赤ちゃんを抱いて外に出ると、見ず知らずの老婆(「奥さん」ではなく、「年老いたおばあさん」)が、「そんな抱き方じゃだめよ」「寒いんだから、もっと厚着させないと」「あんた顔色悪いよ。お寺でも行ってお参りしてきたら」みたいに、遠慮会釈なく、忠告してきたものでした。いきなり、そんなこと言われても、「余計なお世話だ!」と、反発するしかありません。もし彼女らが、「老婆心ながら・・・」と、導入部を置いてくれれば、もう少しは。受け入れやすくなったかもしれないかも・・・なわけないか。
2008年11月25日
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以前読んだ本で、こんなお話がありました。関西人の92%は、関西人と結婚する。だから、関西弁は世代を超えて受け継がれる。今の時代は、こんなお話になるかもしれません。東京に住む日本人の92%は、日本人と結婚するつまり、裏を返せば、東京に住む日本人の8%は、国際結婚するということです。最新の統計によれば、東京都で結婚したカップルの8.4%は国際結婚とのこと。都市部ほど国際結婚率が高まるようで、千葉県や神奈川県など、首都圏では軒並み7-8%。逆に比率が一番低いのが北海道で、約1%だそうです。都道府県や比率の高低を問わず、国際結婚の約7割が、「日本人男性と外国人女性との結婚」で、相手の国籍は、1位中国、2位フィリピン。残りの3割を占める「日本人女性と外国人男性の結婚」の場合、相手の国籍は、1位が韓国・朝鮮、2位が米国・・・だそうです。それにしても、東京都の国際結婚率8%ということは、12人に1人。生まれる子供の数が日本人カップルと同じであれば、40人クラスで、うち3人は、国際結婚カップルから生まれた子、ということになる。うちの子も、国際結婚組で、普段、英語名を名乗っているけど、別に違和感なく、「ソフィアちゃん」として、他の子供や先生に受け入れてもらっています。上の数字を見ると、道理で、珍しくないはずだ。この連休は、ソフィアも、おじいちゃんの畑で、畑仕事(泥遊び)をしてきました。
2008年11月24日
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私の通勤経路といえば、まず地下鉄東西線で、東陽町から九段下までの14分間、そこで乗り換えて、都営新宿線で新宿までの8分間、あわせて22分間、電車に揺られています。最近、この22分間が、短く感じられて仕方がない。というのも、すごく面白い本に出会ったからです。22分間、一心不乱に読み進めて、新宿駅に着いても、まだ全然読み足りない・・・そんな日々が続いています。その本とは、今年5月、台北の古本屋で買った、移民上海:我的台湾経験遇上海派作風という、中国語の本です。作者は、台湾出身、上海に渡ってステンレス工場、パン工場、レストラン、ファストフード店など、事業を手広く展開し、同時に中国大陸ビジネスの専門家として、中国語圏の有力経済誌やTVにもよく登場する人物です。この本は、上海に進出する「台商」(台湾人の事業家)を対象とする、現地での事業や生活ガイドです。が、単なるガイド本にしては、非常に深く踏み込んで書いているし、とにかく視点が面白い。章立てをみても、いきなり、「第一章:上海で家を買う」から始まるのです。台湾と中国大陸(上海)の商習慣の違いをよく理解せずに不動産を買い、結果、何十万ドルを失い泥沼にはまった台商たちの、えぐい話が次々と出てきます(作者ご本人も、痛い目に遭ったようです)。次に出てくるのは、「第二章:奥さんは上海人」 この章も強烈です。中国大陸と台湾との、結婚観、金銭観、家族観の違いは非常に大きなものがありますが、それをよく理解せずに上海で結婚し、やれマンションを買わされた、巨額な手切れ金を支払わされた、結果、奥さんも家も失って台湾に逃げ帰った等々・・・濃密な人生ドラマが、次々と出てきて、息もつかせません。さらに圧巻なのが、「第三章:上海での不倫・浮気」です。台湾に奥さんと子供を残して、単身、中国大陸に渡った「台商」の身辺には、女性の誘惑が絶えません。「台商」は、現地人に比べてお金持ちのイメージがあるので、容姿端麗、高学歴、スタイル抜群の上海美女たちが、次々とアタックをかけてきます。だから当然、「不倫」話も絶えないわけですが、一歩間違えると、家庭崩壊、事業失敗・・・悲惨な現実が待っています。特に、「職場で不倫を言いふらされた」、「台湾から奥さんが乗り込んできて、怒鳴り散らした」・・・まるで、TVドラマを見ているようです。その後にも、「上海での教育」、「上海人の消費文化」、「上海でスポーツ」、「上海的休日の過ごし方」、「上海人を尊重しよう」等々、興味深い内容が盛りだくさん。刊行年は2000年とやや古いのですが、それを全然感じさせないほど、情報の鮮度は落ちていない。その秘密は、「台湾人が、中国大陸(上海)の地を踏んで味わう、カルチャーショック」に、徹底的にこだわり、深く洞察しているからだと思います。作者は、ここまで言い切ります。台湾と中国大陸の人間は、お互い言葉も通じるし、「同文同種」だと考えられているが、それは違う。私たち台商は、他人の土地(中国大陸)で暮らし、商売しているという現実を、くれぐれも忘れてはならない。台湾での成功体験が、大陸でそのまま通用するとは、夢にも思ってはならない。といいつつも、台商が大陸で味わう、幾多の苦難、トラブル・・・それでもなお、上海は無限大の商機を与えてくれる、魅力的な街である。上海人を尊重すること。そして、彼らが歴史をかけて育てあげてきた「上海スタイル」(海派文化)の良さを理解することが、上海生活を満喫し、事業を成功に導く鍵であるカルチャーショック、行き違い、トラブル、事業の失敗、果ては現行犯逮捕・・・中国ビジネスの厳しい現実に目を向けさせつつも、文章からにじみ出る、作者の、台湾人と上海人に対する深い愛情のおかげで、読後感はとても爽やかです。内容、視座、文章力・・・どれをとっても秀逸な本だと思うので、中国語の読める人には、おすすめです。また、私にとってこの本が興味深いのは、中国大陸人(上海人)のみならず、台湾人の文化を知る上で、とても良いテキストになっていることです。読んで、私が思ったこと、台湾人が、中国大陸で味わうカルチャーショックは、日本人が味わうものと、共通点がかなり多い。台湾人が、無意識のうちに「当然」だと考えることは、日本人のそれと、共通点がかなり多い。ということです。私がなぜそう思うのか、それを書くだけで数万語を要するので、後日に回したいと思います。台湾島に住む人々は、いろいろな意味で、とても興味深い。人口2300万人しかいない、小さな勢力だけど、東アジアのなかで非常に大きな、肯定的な役割を果たしていく人々だと思います。それは、中国文明と日本文明との架け橋をしてくれる、世界で唯一の存在だからだと思います。それは彼らが、中国語を話し、中国の歴史・文化を受け継いでいると同時に、日本との関係も非常に深く、国民性や、文化の面でも共通点が多い、いわば、「中国と日本のハイブリッド的な性格を持つ、台湾独自の文化」を持つことに由来すると思います。
2008年11月21日
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来年2月に、第二子の出産を控えた我が家。奥さんのお腹も、目に見えて大きくなってきました。まだまだ気が早い話かもしれませんが、子供が生まれた後、必ず、間違いなく必要になるものの一つが、紙おむつどっちみち、大量に使うことが分かっているのだから、安いセールがあれば、一気に買いだめしておきたい。ところで、日本の紙おむつの品質は、世界最高レベル。値段も、品質を考えると、そう高いわけではない。新生児用だと、1枚あたり、16~17円が、平均的なところです。60枚くらい買って、1000円を超えるか超えないかの水準。とはいえ、1日に5枚も6枚も、いやそれ以上、使うわけだから、できるだけ安く、大量に仕入れたい。幸い、置き場所はいくらでもある。そう思っていたところ、赤ちゃん本舗のチラシが入りました。今セールをやっていて、1枚あたり、13円前後で、売っていました。でも、この辺で赤ちゃん本舗っていうと、錦糸町しかない。セールなら、たぶん激混み、大行列だろうなあ。うちの近所で、紙おむつが安いところといえば、豊洲のビバホームか、あるいは南砂団地のOKストアか・・・どちらも、通常価格1枚15円を軽く切ります。いまビバホームで、全商品10%オフのセールをやってるから、それで赤ちゃん本舗より安くなれば、大量に買いだめしようかな。紙おむつの値段って面白くて、ネットストアや通販だと、結構割高なんですよね。コストコとか行くと、凄い巨大パックの紙おむつを売ってるけど、値段はそんなに安くない。かえって、街のホームセンターの方が安かったりするんですね。紙おむつの買いだめといえば、中国・大連に住んでいた頃を思い出します。当時は、長女ソフィアが生まれたばかり。妻も私も、育児は全くの初体験で、慣れないもんだから、ちょっとおしっこするだけで、紙おむつを替えたりして、それはそれは、大量に使ったものです。スーパーで60枚入り、80枚入りの、パンパース(日本製か韓国製)の大袋を買ってきても、あっという間になくなる。中国で売っている日本製の紙おむつは、日本よりもさらに高い値段がついているので、人民元生活者の我が家にとって、かなりの出費になりました。少しでも安く、大量に仕入れるために、大連の中心部にある、「大菜市」という、露天市場みたいなところに、時々行きました。そこでは、いろんな種類の、中国製の紙おむつを、扱っていました。中国製の紙おむつの品質は、本当にピンキリ。「こんなん、使えねえや」と叫びたくなるシロモノから、日本製・韓国製に近い良品質のものまで、ありました。そういう、掘り出しものを見つけると、すごく得した気分になりました。ドンキで、雑然とならんだ棚から、お値打ち品を発掘するみたいな、いやそれに数倍する、宝探しの楽しさがありました。この連休は、クルマが使えるので、もし、1枚10円くらいで売ってるセールを偶然みつけたら、1ダースくらい、一気に買いだめしようと思っています。
2008年11月20日
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うちの奥さんの、日本語検定の試験会場が決まりました。東京大学 駒場キャンパスです。東大なら、本郷キャンパスの方がうちから近いのですが、結局、駒場の会場が割り当てられてしまいました。ま、それでもいいか。私は、東大のキャンパスとは結構縁があります。子供の頃は、文京区民だったので、時々、近所の本郷キャンパスに遊びに行ったものです。大学に入っても、弁論部の大学対抗戦などで、駒場のキャンパスに何度も行きましたし、学園祭にも行ったことがあります。日本語検定は、9時45分に始まり、昼食をはさんで、14時45分に終わる、なかなかの長丁場です。奥さんが試験を受けている間、もちろん私が、3歳の娘の面倒を見るので、どの辺で遊ばせようか、今から考えています・・・それにしても、3歳にして、早くも東大デビューになるわけですね。お昼は、どこにしようかな?駒場東大前には、たしか定食屋が何軒か並んでいたと思うけど、試験は日曜日(12月7日)だから、開いてないかもしれないな。やっぱり、おにぎりつくって、キャンパスでピクニックがいいかな。天気がよければの話だけど。ところで、昨晩は、何年ぶりに、和牛ステーキを食べました。ステーキ肉は、近所のスーパーでも、100グラムあたり700円以上しました。さすが和牛です。うちの奥さんは最初、「何これ?脂身ばっかり!」と、驚いてましたが、ステーキにしてみると、確かに、口のなかでとろけますねえ。ご飯と一緒に食べるとすごく旨い!妻は、「今度も、また和牛にしょう」と、気合入っています。でも私は、どちらかといえば、アンガス牛のステーキみたいな、固くて、身が締まって、肉だけでガッツリ食べられるタイプの方が好きなんだけど。あと、ステーキって、どんなに旨くても2回続けて食べると確実に飽きますね。たまに食べるからこそ、美味しいんだと思います。
2008年11月18日
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錦秋の東京・東陽町~うちから歩いて5分くらいの散歩道です~先日、電車に乗っていて、こんな会話を耳にしました。話しているのは、20代の若者2人。「高速道路が、どこまで乗っても1000円になるそうじゃん?今だけだけど」「そうなんだよね。だから今のうちに、車で山形に帰ろうと思ってさ・・・」高速道路料金が、全国一律1000円になるという話は、時の麻生政権が、景気対策、地方の経済振興策の一つとして打ち出しているものの一つです。注)土日祝限定、かつETC着用の自家用車だけが適用対象です。ところで、高速道路代1000円が、本当に実現するのかどうかはわかりません。麻生氏率いる、自公政権の権力基盤は脆弱、これに取って代わる可能性の高い小沢民主党政権が、この路線を引き継ぐかどうかは未知数だし・・・。とはいえ、仮にこの政策が実現しなくても、今こそクルマで里帰りのチャンスであることには変わりありません。世界金融危機の影響で、目下、原油価格が暴落しており、おかげで、ガソリン代も下がってきたからです。一時期はリッター180円を超えたのに、今では120円前後。数年後、世界経済が復活してくるでしょうが、その頃には新興国の旺盛なエネルギー需要が戻ってくるでしょうから、ガソリン価格は120円では済まなくなるでしょう。ところで、高速道路代一律1000円というのは、麻生さんが打ち出した景気・経済対策のなかでは、比較的マシな部類に入ると思います。日本の高速代は、世界的にみても、異常に高い。なにしろ、東京から大阪まで、普通乗用車で片道走っただけで、約1万円ですよ。一方欧米諸国では、同じ距離を移動しても、タダみたいな料金で済むのに・・。割高な高速代は、地球環境問題がホットになっている昨今、評価できる面が、少しだけあります。クルマによる長距離の移動を、抑制する効果があるからです。たとえば、東京に住む私が、関西や東北へドライブ旅行する場合、東京から電車で移動し、現地でレンタカーを借りるのが一般的です。日本が鉄道王国だからこそ、できる芸当といえますが、いずれにせよ片道数百キロのクルマでの移動が抑えられる分、地球に優しいといえましょう。とはいえ、物事には限度というものがあります。高速道路を走ると、5~6分の運転で10キロ移動できますが、それだけで、246円かかってしまいます。まさに、自動販売機から100円玉が、チャリーン、チャリーンと、落ちていく感覚です。地方で、しかも山間部の場合、インターチェンジ間の距離が20~30kmあるのが当たり前ですから、一つ先のインターまで走るだけで、1000円近くかかってしまう。日本国民の少なからぬ税金を使って建設した交通インフラを利用するだけで、なぜこんな高い値段を払わねばならんのだ、と叫びたくなります。税金もちゃんと納めているのに・・・。九州や四国、東北、北海道などの高速道路をドライブすると、山間部のみならず、都市の多い平野部でさえも、たいていガラガラ。逆に、一般道(国道や県道)に交通が集中しているのが分かります。ま、集中といっても、そんなに激混みというわけではないですが、その代わり、片側一車線区間が長かったりして、移動にかなり時間がかかる。この皮肉な状態も、高い高速代のなせる業でしょう。高速代が安くなれば、地方に住む人々が、手軽に高規格道路を使えるようになり、移動時間が大幅に短縮でき、地域間の交流が盛んになることでしょう。また、大都市圏と地方圏との交流も促進できるでしょう。鉄道事業者にとっては打撃でしょうが・・・でも、せっかくつくったインフラは、十分に活用されないと意味がない。あと、高速代1000円になったら、週末と祝日は、東京から他の地方に向かう車で、高速が渋滞するのかもしれませんね。それが目に余るようであれば、たとえば首都圏区間だけ、少し割高にする、ロードプライシングを導入しても良い。日本がETCを導入した本当の意味は、ロードプライシングを機動的に実施することにより、国レベルで交通量を適正化することにあると思いますので。
2008年11月17日
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ずいぶんお待たせしてしまいましたが、今年9月26日から10月1日にかけて家族で訪れた、タイ・バンコクの写真をお届けします。成田空港第一ターミナルすごくおしゃれな内装が、旅情をかきたてます。バンコクに着いたら、こんな街でしたタイ語で「ピー」という、精霊をまつる祠(日本の稲荷さんみたいなもの)が、そこらじゅうにあるMRT(モノレール)の駅バンコク市内の移動は、渋滞知らずのMRTがおすすめ。英語表示もあって便利。但し運賃はかなり高く、日本と大差ないローカルバス庶民の足といえば、やっぱりバス。衣料マーケットプラトゥーナム市場のすぐ近くにある、新しくできたマーケット。小綺麗だが、やはり狭くて人がいっぱい。鈴木コーヒーバンコクの街中に、たくさんある。タイにおける「スタバ」みたいなもの。チャオプラヤー川の船着場船旅、というものは、旅情をそそります。タイのお寺でお香をあげて仏さまにお参りする習慣は、日本と似ています。タイは、やっぱり「食」飲茶。日本よりずっと安い。味つけは、ちょっと甘ったるいバンコク風。マーブンクロン・センター(バンコク最大のデパート)のベトナム・レストランが、一番美味しかった。異国を感じさせるものといえば、東南アジア式ウォシュレット。シャワーホースから水を噴射する。バンコクの街なかを歩く象さん。日本に帰っても、タイは身近にありました錦糸4丁目のタイ人街(リトル・バンコク)
2008年11月16日
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世界的な金融・経済危機を背景に、世界の主要国が軒並み、過去に例を見ない規模の大型景気対策を打ち出す見込みです。日本でも、2兆円規模の給付金支給を含む、総額27兆円規模の景気対策がまとまるようです。自公政権が打ち出した一連の景気対策のなかで、多くの人の関心ごとといえば、やはり、「定額給付金」でしょう。一人当たり、1万2千円。18歳以下と65歳以上には、一人2万円。したがって、子供のいる4人家族なら、6万4千円が、政府から支給される計算になります。もちろんこれは、将来の国家財政にツケを回すことを意味します。自分がサラリーマンをやっているから、そう思うのかもしれませんが、給付金という方式には、かなり違和感を感じます。給付金を配る財源があるのなら、なぜ減税しないのか?その方が安上がりで簡便ではないのか?普通考えて、高いコストを払って集めた税金を、再度、高いコストをかけて配分する積極的な意味が、どこにあるのか?もしあるとすれば、私を含めて、税金を払っている国民から、払っていない国民への所得再配分、くらいしか思いつかない。それ以上に、今回の給付金交付で、私がうんざりしているのは、所得制限をめぐっての議論です。もともと、給付金を全世帯に配る話だったのが、「高額所得者に、給付金など与えるべきでない」という反発を受けて、話が二転、三転し、結局は、各市町村の裁量にゆだねることになり、そこで、「責任丸投げだ!」という猛反発を受ける・・・まったくもって、お粗末。私は、「究極のバラマキ」ともいえる給付金の支給が、最良の景気対策だというつもりは毛頭ありませんが、百歩譲って、それが事実であったとしても、一旦、支給すると決めたならば、所得制限など設けず、全世帯に等しく支給すべきと、考えます。もちろん、「生活に困っていない高額所得者に、給付金など与えるべきでない」という庶民感情も、理解できます。ですが、高額所得者とそれ以外を分ける線は、どこに引けばいいのでしょう?線を引けば引いたで、そこに新たな不公平感が生まれますし、そもそも全国民が納得する線なんて、ありえない。麻生首相は今回、所得ベースで1800万円、というラインを打ち出してきました。サラリーマンなど、給与生活者の場合は、年収2000万円に相当するラインです。それを超える所得を得ている国民は、全体の1~2%に過ぎません。彼らには、「自発的な辞退」を求めるか、あるいは、所得制限を設けるか否かを、各市町村の判断に委ねるみたいな、面倒くさい話になっています。そんな、国民の1~2%をめぐって、ゴタゴタもめるくらいなら、高額所得者を含めて、全世帯に配ってしまった方が、安上がりだし、話がすっきりすると思います。もっとも、年収2000万円の高額所得者にとっては、5~6万円程度の給付金は、年末調整で戻ってくる額の数分の一。それどころか、地方税だけで、毎月、それくらい徴収されているでしょうから、大した有難味はない。でも、給付金を自発的に辞退して、国庫に戻して、結果、低脳で大衆迎合的な政策に使われるよりはは、そのお金をもっと有効に使うことを、考えるでしょう。5~6万円の給付金を、何に使うか?あのホリエモン氏が、新たに立ち上げたブログで提唱している、定額給付金運用NPOというのも、ひとつのアイデアだと思います。私は高額所得者ではないけれど、晴れて定額給付金をもらったら、この趣旨に賛同して、みんなと一緒に、お金を何倍にも、大きく育てたいと思います。ところで、ホリエモン氏のブログ、とても面白いですよ。是非ご一読あれ。
2008年11月13日
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異国の地で暮らす苦労は、それこそ、星の数ほどありますが、なかでも難しいのは、異国の地で、子供を出産することだろうと思います。特に女性にとっては、妊娠・出産という、重労働だけでも大変なのに、ましてや、ケアする人の話す言葉が外国語ときては、心細さもいっそう募ることでしょう。加えて、出産ともなれば、父方、母方の親類がお祝いや世話に来るでしょうから、彼らの居場所を準備したり、また意見の調整もしなくてはなりません。会社勤めであれば、長期休暇もとらなくてはならないし、それに出産費用の負担もある・・・難問が、これでもかこれでもかと、降りかかってくる世界なのです。私たち夫婦も、最初の子供は異国の地・大連で出産しました。幸い、言葉の苦労はなかったけれど、医療事情の違い、出産・子育てに対する考え方の違い、衛生観念の違い・・・味わった苦労や戸惑い、違和感は、それこそ、筆舌に尽くしがたいものがありました。ま、今となってはいい思い出ですけどね。ところで、日本に住む外国人は、すでに200万人を超え、彼らが年々、出産する子供の数も、1万6千人以上にのぼります。彼らのうち、日本で出産する者が、どれくらいいるのか分かりませんが、いずれにせよ、妊娠が発覚した時点で、彼らの多くは、「日本で出産しようか?母国に戻って出産しようか?」という、難しい選択に迫られます。東京に住む、インド人IT技術者とその家族も、同様の問題を抱えています。彼らが日本での出産を考えるとき、考慮するポイントは、次の4点に集約されるようです。ポイント1 「英語」~英語を話す看護婦、助産婦さんがいるか?ポイント2 「個室」~出産入院の時、家族が一緒の部屋に寝泊りできるか?ポイント3 「総合病院」~産科だけでなく、他の病気も診察できる総合病院であるか?ポイント4 「自宅から近い」特に「英語」は、切実な問題です。日本に住むインド人女性の、日本語能力はピンキリですが、それでも自分の身体のことについて、医療関係者と日本語だけで意思疎通できる人の割合は決して多くないでしょう。英語に頼らざるを得ない面は、やはり大きいのです。「個室」は、特に幼い子供がいるファミリーにとって、切実な問題です。個室病棟が予約できれば、出産入院中の奥さんのそばに、旦那さんが居てやれて、かつ幼子の面倒を見ることができるので、便利です。「総合病院」は、特に高年齢で出産する妊婦や、病気持ちの者にとっては、切実な問題です。出産入院中、万が一、他の病気になってしまったとしても、同じ病院で診察できれば、安心度が大幅アップすること、うけあいです。そうやって、いろんな側面から検討した結果、彼らが選ぶパターンは、次の二つに絞られてきます。リッチじゃ~ん!セレブ出産コース東京・築地にある聖路加病院は、「英語」、「個室」、「総合病院」という、3つの条件を満たした、都内でも数少ない産科病院です。この病院での出産を選ぶ、セレブや有名人も結構いるようです。確かに、インド人のニーズを満たす条件は一通り揃っており、内容的には申し分ないのですが、問題は、出産入院費用がとっても高いこと。最低でも80万円、するそうです。健保の出産一時金35万を差し引いても、自己負担だけで軽く50万!このため、二の足を踏む者も少なくありません。近所で普通に出産コース日本人の大多数がそうするように、近所の産婦人科で、多人数の病室に入って、他の妊婦さんたちと一緒に出産・・・というのが、このパターンです。この場合、英語でのサービスはまず期待できませんし、一緒の部屋で家族が寝泊りできるわけでもありません。また、総合病院じゃないから、他の病気にかかったら転院する以外にない。その代わり、出産入院費用はリーズナブルで、35万円前後。出産一時金でほぼ賄える金額です。家族が寝泊りできない以上、産院が家の近所にあることが、必須条件です。奥さんの入院中、旦那さんは、朝から晩まで、面会時間ギリギリまで奥さん(&子供)の世話をして、夜になったら歩いて家に帰ります。ちなみに、私たちが選んだ「東峯婦人クリニック」は、両者の中間的存在かもしれません。個室病棟なので、家族が一緒に寝泊りできますし、聖路加ほどではなくても、英語を話す職員が少しいます。但し、総合病院ではありません。入院費用は、「セレブ」より安く、「普通に出産」よりちょっと高い程度です。同じ東京でも、欧米系外国人の多い港区あたりに行くと、もう少し、選択の幅が広くなるのかもしれません。最後に余談ですが、インドに帰って出産した場合、入院費用は10万円前後で済むそうです。とはいえ、行き帰りの飛行機代や、現地での滞在費を考えると、日本での出産と比べても、決して安くはなりません。ただし、奥さんにとっては、住み慣れた環境で、大勢の人のサポートを得ながら出産できる点が、何より大きなメリットと思われます。
2008年11月12日
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日本の人口将来予測、という言葉を聞いて、私たちがまず思い浮かべるのは、おそらく2030年とか、2050年みたいな、数十年後の予測値だろうと思います。その頃には、総人口1億人を割っているとか、いや9000万人も割っている、みたいな話は、よく聞きますよね。私は、そんな遠い将来のことなんて、分かりませんし、予測さえもつきません。西暦2050年、私はまだ生きてるんでしょうが、その頃には、日本の人口が本当に半減しているのかもしれないし、或いは逆に、移民を大量に受け入れて、2億人を目指すぞ、なんてことになっているかもしれない。私が辛うじて予測できるのは、2008年の年末時点。つまり、除夜の鐘が鳴っている頃、日本列島に住む人間の数が、1年前と比べてどう変化しているか・・・そんな程度です。ところで、日本の人口増減は、単純に、次の式で求められます。自然増減 (日本で生まれた人数-日本で亡くなった人数) +社会増減 (海外から日本へ移動した人数-日本から海外へ移動した人数)では、それぞれの要素について、予測してみましょう。1)社会増減日本に住む日本人の出生数と死亡数は、厚生労働省による人口動態調査の結果から、概算が可能です。2008年の人口は、現時点で、8月末時点までの速報値と、6月末時点までの確定値が、すでに入手可能になっています。仮に、8月末の速報値を採用し、9~12月までの出生数・死亡数を、昨年と同数と仮定すると、2008年末時点で、出生数:109万人程度死亡数:115~116万人程度自然増減:マイナス6~7万人近辺になると思われます。ところで、出生数109万人というのは、昨年とほぼ同数です。出産適齢期の女性の数が年々減っていることを考えると、これは、なかなか「健闘」した数字といえます。2008年の合計特殊出生率は、昨年の1.34からやや上昇して、1.35~1.36前後になるでしょう。合計特殊出生率とは、出生数から、15~49歳の女性の数を除した数字がベースとなっています。分母にあたる、15~49歳の女性総数が、昨年より1~2万人程度減るのに対し、出生数が変わらないのであれば、割り算の結果(合計特殊出生率)は、もちろん上昇します。ですが、この数字を素直に喜べるのかどうかは、分かりません。2003年頃から、日本政府が取り組んでいる少子化対策が、功を奏しはじめているのかもしれないし、あるいは、団塊ジュニア世代が、たまたま今、子供を産む年齢になっているからかもしれません。その団塊ジュニア世代の出産適齢期が過ぎつつあり、その後に生まれた世代が急減している(1991年生まれの数は、1973年生まれより42%少ない)以上、今後、出生数の減少は避けられない流れです。仮に、少子化対策が大成功し、合計特殊出生率が米国やフランス並みの2.0近辺に上昇したとしても、出生数はせいぜい横ばいになる程度です。一方、死亡者数は、高齢化社会を反映して、年々、増える傾向にあります。いま日本で、亡くなるのは70歳以上が圧倒的に多く、その年齢層の人口が増加傾向にあるので、死亡数もその分、増えています。月別にみると、1月、2月、12月のような寒い季節の死亡数が、他の暖かい季節より明らかに多いのは、寒い気候が、お年寄りの身体につらいことを、示しているのでしょう。2)社会増減ここ20年ほどの間、日本では「外国人の入国超過」、「日本人の出国超過」の状況が続いています。つまり、「日本に住む外国人の数」と、「外国に住む日本人の数」が、共に増え続けてきたのです。その両者を比べると、もちろん年によるバラツキはありますが、「日本に住む外国人数」の増加が、「外国へ出る日本人数」の増加を、年平均3~4万人ほど上回ってきたため、その分だけ、日本国は社会増となっています。日本の人口増減に影響する外国人の流入といえば、もちろん、「一定期間以上の長期滞在、または永住」を指すわけですが、その試算には、3ヶ月以上の滞在を前提とする「外国人登録者数」を母数に取るのが良いでしょう(注.これには、日本で生まれた外国人の子供の数も含まれます)。外国人登録者数は、入国管理局が年報のかたちで公表しており、各月毎の速報はありません。2008年末時点の外国人登録者数が公表されるは、来年6月前後まで待たねばなりません。現時点で概算するには、どうすれば良いのか?近似値を得るには、東京都や愛知県といった、日本における外国人流入の中心地域の動向をモニターする方法があります。幸い東京都では、3ヵ月毎に外国人登録者数を公表しており、その数字を読む限り、2007年は、年2万人ペースの増加2008年は、年2万1千~2万2千人ペースの増加と、やや増加傾向にあります。愛知県など、その他国内地域の増加分を、仮に去年と同程度(東京都の増加ペースよりやや控えめ)と仮定すると、全国的には、年7~8万人ペースの増加になると推定されます。外国人登録者数:215.3万人(07年末)→223万人程度(08年末推定)外国人比率:1.69%(07年末)→1.75%前後(08年末推定)一方、人口増減に影響を与える日本人の出国者数といえば、外務省の海外在留邦人数統計を使うのが良いと思われますが、こちらは外国人登録者数より、さらに公開のタイミングが遅く、つい先日、2007年10月時点での速報値が出されたばかりです(1年以上前ですね)。2008年末時点の、海外在留邦人数を概算する良い方法を、私を知らないのですが、ここ数年の傾向を見る限り、その増加ペースが明らかに鈍化してきており、2005年時点での年4~5万人ペースが、直近は年2~3万人ペースに落ちてきています。海外在留邦人のうち、海外(主に北米や大洋州)に永住する日本人の割合はさほど高くなく、むしろ、ビジネスなどの都合で、海外に長期滞在する日本人の増減が、大きな割合を占めています。その主要な行き先は、中国と米国ですが、どちらの国も、ここ数年、日本人を吸引する力を弱めています。2008年は世界的に不況だったので、その数はさらに減ることが予想されます。ざっと見積もって、年2万人程度の増加にとどまるでしょう。海外在留邦人数:108.6万人(07年10年)→110~111万人程度(08年末推定)3)2008年末の人口は?以上をまとめると、こんな結論になります。自然増減(出生-死亡):6~7万人減社会増減(外国人流入):7~8万人増社会増減(日本人流出):2万人減合計:約1万人減総人口:12777万人(07年末)→12776万人(08年末推計)これを見ると、「日本人の自然減を、外国人の流入が補っている」状況が、一目瞭然です。実際、2004年から、日本人(日本国籍者)の数は減り続けていますが、その分、外国人が流入したため、日本の総人口(外国人含む)は、今日まで、ほぼ横ばいを続けています。ですが、この状況も、あと1~2年しか続かないでしょう。人口の自然減(主に高齢死亡者数の増加)が年々大きくなり、現状程度の外国人の流入では、減少分を補えなくなると思われるからです。日本では2010年あたりから、本格的な人口減少時代に入りそうです。
2008年11月11日
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うちの奥さんが、3歳2ヶ月になった娘ソフィアに、昨日、はじめてウニを食べさせました。近所のスーパーで買ってきた、米国(アラスカ?)産のウニが、我が家の食卓に並びました。木箱に入った、黄色い見慣れぬ物体を眺めながら、幼い娘は最初、もっと大きくなったら食べると言いつつ、躊躇っていました。ところが、うちの奥さんが、ソフィア、これは本当に美味しいんだから、ちょっと食べてみな!と、しきりに薦めました。ママの圧力に負けた娘は、おそるおそる、ウニを口に運びました。そしたら、美味しいっ!!!と言いつつ、その後は、止まらない止まらない。2口、3口、4口、5口と・・・しきりに欲しがる、食べたがる。それを見て、パパは、複雑な心境でした。ウニなんて、この俺でさえ、18歳になるまで、食べたことなかったのに・・・この子は3歳で、早くもウニ・デビューかよ!あと言うと、うちの奥さんは外国人。台湾で生まれて、オーストラリアで育ちました。どちらも、ウニを食べるという、食文化ではありません。彼女自身も、日本に来るまで、ウニを食べたことはありませんでした。そんな人間が、我が娘にウニ食を薦めるのですから、日本の寿司・刺身文化も、ずいぶんと国際化したものです。ところで、ウニといえば、忘れられない思い出があります。数年前、オーストラリアに住んでいた頃、海へ、妻とウニ獲りに行ったのです。ウニが獲れる海は、シドニーの自宅からクルマで2時間近く行った、Shellharbourという所にありました。日本では、素人が海でウニを獲るなんて、漁業権の問題があってなかなかできないのですが、オーストラリアでは、ほとんどフリーパス。5ドル(350円)くらい出して、スーパーや売店でフィッシング・ライセンスを買えば、それでOK。「そんないい加減なことでいいのかよ!」と、叫びたくなりますが、大丈夫。だって、ウニは、当時、害虫(Pest)と指定され、駆除の対象だったのです。駆除されるべきものを、いくら獲ったところで、誰も咎める人はいませんよね。それに、当時オーストラリアでは、ウニを獲って食べる人間は、サモア人と、日本人くらいしかいない!と言われていました。実際、Shellharbourの海で、ウニは、いくらでもいました。深さ20センチくらいしかない浅瀬に、いるわいるわ、うじゃうじゃと・・・。紫色のウニ、茶色のウニが瞬く間に、バケツで5杯、6杯、獲れました。大収穫です。獲ってた時間は、たぶん30分もなかったと思う。ウニを、殻のついたまま、自宅に持ち帰って、早速、解体作業をはじめたのですが・・・世の中、そう甘くありませんでした。解体作業に、なんと5時間もかかりました(涙)ウニの内部は、ちょうど、ミカンの房みたいな形をしていて、それぞれの房から、中身を取り出すのですが、これが、むちゃくちゃ手間がかかる。それに、ざっとみて、80%以上の房には、ロクに中身が入っていませんでした。結局、バケツ5~6杯分のウニから、取り出せた中身は、小さいお皿1杯だけ。あまりに過酷な単純作業に、妻は途中で、「もう、やーめた」と言って、家に戻ってしまいました。普段、私たち美味しく食べてるウニにも、その裏には、とっても大変な手作業があるんだなあ、ということを、我が身をもって実感しました。娘が大きくなったら、ウニの解体作業をやらせてみようっと♪
2008年11月10日
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少子化、人口減少に悩む日本にあって、なぜか人口爆発が続く東京都江東区。私と家族が住む、この区の人口は、毎年約1万人のペースで、増え続けています。昨年5月の「江東子どもまつり」では、「44万区民の皆さま」と言ってたのが、今年5月には「45万区民」に変わり、年も改まらぬうちに、人口46万に迫っています。ここで暮らしていると、「年に1万人増えるのも無理はないな」と思います。空き地という空き地が、瞬く間に、10階建て以上のマンションに変わるのですから・・・。うちの近所で、この7月末に閉店した、「スーパーセイフー」の跡地は14階建てのマンションになり、ついこの間まで工場跡地だった場所に、17階建てのマンションが建つことになり、あっという間に、8階部分まで完成しました。かつて「工場だらけ」だった区は、今や「マンションだらけの区」に、急変貌を遂げつつあります。江東区と、お隣りの江戸川区(ここも人口増加中)に共通するのは、子育て世代のファミリーが多く暮らしていることです。ここは都心に近く、その割には家賃や不動産が安いし、ショッピングセンターが充実し公園が多いのですから、東京都心に勤める子育て世代に選ばれる要素を、ほぼ全て兼ね備えています。ということは、もちろん、子供の数がめちゃくちゃ多いってことです。江東・江戸川は、どこへ行っても、子供と、子連れファミリーばっかり。うちの奥さんはこれを見て、「日本はいま、ベビーブーム」だと勘違いしているほどです。この地域には、少子化問題は存在しません。その代わり、保育園・幼稚園の待機児童問題という、深刻な問題を抱えています。要は、「マンションがバカスカ建ちすぎて、子供の数が増えすぎて、それを収容する育児施設の建設が追いつかない」のです。特に江東区は、人口増加に悲鳴をあげ、2004年からマンション建設規制まで導入しています(今年末に廃止予定)。爾来、大型高層マンションを建設する事業者に、託児所の建設をお願いしたり、区の予算で保育所を新設したり、果ては他地区の保育事業者を「誘致」するなど、数々の方策の結果、待機児童問題は、ようやく沈静化の方向に向かっています。とはいえ、子育てファミリー、特に0歳や1歳の子供を持つ共稼ぎ家庭にとって、江東区での保育所探しが厳しい状況であることには変わりません。2008年度江東区認可保育園倍率表・・・相変わらず、ひどい倍率だよなあ。江東区では、こんな話があります。江東区で、1歳児、2歳児を人気の認可保育園に入れるのは、東大に入れるより難しい とか江東区では、入園基準点数が満点以上でも入れない場合がある とか江東区の保育園申し込み日の前日、パパが徹夜で並ぶ 等々・・・幼稚園でも、状況は似たようなものらしいです。我が家の場合、娘の3歳児保育はYMCAに合格できたから良いものの、4歳児になって幼稚園に入れるのが、また一苦労です。第一希望は、我が家から一番近い、南陽幼稚園なのですが、ここは年間受け入れ児童数90名、江東区で最大規模の園であるにもかかわらず、倍率は2~3倍あるらしいです。他に、私立の幼稚園も区内にいくつかあるのですが、沿線が違ったり、バス便エリアだったりして、決して通いやすくはありません。また、小学校に上がる時、学区が違うために、幼稚園でせっかくつくったお友達とお別れ・・・ということもありえます。あと江東区では、英語で教育するインタースクールや、その系列の幼稚園・保育園の類が、いくつかあります。そういうところも、非常に人気が高く、倍率が高いそうです(港区とか浦安あたりから、通わせる親が多いらしい)。保育園、幼稚園のことだけ考えれば、いま東京で一番恵まれているのは、人口が少なくて財政的に裕福な都心区(千代田区、港区など)と思われます。でも、そういう区に住めるだけの経済力のあるファミリーは少ないし、また子育て中のファミリーにとって、都心は住みやすい環境とは言い難い(スーパーもないし、八百屋もないし、子供の遊び仲間も見つかりにくいし・・・)。なかなか、うまくいかないものです。人口が増えて活気があるのは、他地区からみれば羨ましいことかもしれませんが、でもそれはそれなりに、悩み多いことなのです。
2008年11月07日
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総務庁の社会生活基本調査によれば、3歳以下の子供を持つ共稼ぎ夫婦の、家事・育児にかける平均時間は、一日あたり、夫:1時間13分 (家事30分、育児43分)妻:5時間53分 (家事3時間4分、育児2時間49分)という結果が、先日発表されました。これだけを見ると、「日本の男は、育児・家事を女性任せにしている」という結論になりそうですが、実際、日々育児に頑張っているパパとして言わせてもらうと、上の数字は、かなり違和感があり、額面どおり受け取るわけにはいきません。家事時間については、まあ分かるけど、育児時間って、いったい何?という、根本的な疑問があるからです。少しさかのぼって、社会生活基本調査の用語集を見ると、「育児時間」なるものの位置づけがよく分かります。その基本的な考え方は、○1次活動 …… 生理的に必要な活動(睡眠,身の回りの用事,食事)○2次活動 …… 社会生活を営む上で義務的な性格の強い活動(通勤・通学,仕事,学業,家事,介護・看護,育児,買い物)○3次活動 …… 上記以外で各人が自由に使える時間における活動(移動,テレビ・ラジオ・新聞・雑誌,休養・くつろぎ,学習・研究,趣味・娯楽,スポーツ,ボランティア活動・社会参加活動,交際・付き合い,受診・療養,その他)でもって、この「2次活動」のひとつとして、「育児」が位置づけられています。ここで私が疑問に思うのは、「食事」、「睡眠」、「趣味・娯楽」などの時間と別個の項目として、「育児」の時間が定義されていることです。誰にとっても、一日は24時間しかありません。その24時間を、上記20の行動類型に当てはめて集計するのが、「社会生活基本調査」の考え方と思われますから、それを掘り下げて考えた場合、⇒「子供と一緒に食事をした時間」は、定義上、「育児」ではなく「食事」時間になるの?⇒「子供と一緒にテレビをみた時間」は、定義上、「育児」ではなく「テレビ・ラジオ」時間になるの?⇒「子供が寝付く時に、物語を読んで聞かせたり、子守唄を歌ったりして、そのまま寝込んでしまった場合」は、定義上、「育児」ではなく「睡眠」時間になるの?みたいな疑問が、沸き起こってきます。子育てをしていれば誰でも分かりますが、育児期の「食事」や「睡眠」などは、ママやパパが、子供と一緒にするものです。実際それが、「子育て」の大切な部分になります。子供は日々、親と一緒に過ごして、食べかた、寝かた、着替え方、正しいテレビの見方など、生活の仕方やリズムを学んでいきます。だからこそ、「食事」、「睡眠」、「娯楽」などを除いた、純粋な「育児の時間」って、一体何なの?多分、おむつ換えとか、ミルクやりとか、子供をお風呂に入れたり、子供の遊び相手をする時間などを、指しているのでしょうが、それらは実際、「子育て」の一部分にしか過ぎません。せいぜい、子育てに分類される「作業」を足し合わせた時間、という意味しかありません。だからこそ、思うのです。「日本男性の育児時間平均43分」みたいな数字に、一体何の意味があるのかと・・・。確かに、日本男性は欧米人男性に比べて、育児に費やす時間が少ないのかもしれませんが、その根拠となる数字自体がナンセンスなのだとしたら、その結論も意味がないことになる。私思うに、「育児時間」よりも、たとえば、こんな概念の方が、もっと意味があると思う。「子供と共に過ごす時間」(=子供に意識を向けて生活する時間)例えば、子供と一緒に食事する時、子供に話しかけたり、子供の話を聞いたり、子供の一挙手一投足に注目しているような時間は、「子供と共に過ごす時間」になる(同時に、「食事」の時間でもある)。例えば、子供と一緒にテレビを見ている時、子供の反応を見たり、一緒に笑ったり、テレビに近づきすぎないように注意したりするような時間は、「子供と共に過ごす時間」になる(同時に、「テレビ」の時間でもある)。こういうかたちで、統計をとった場合、日本の女性は、一日平均何時間、子供と共に過ごしているのか?日本の男性は、一日平均何時間、子供と共に過ごしているのか?そこから、日本における男性の育児参加の実態と、処方箋が見えてくるような気がするのです。ちなみに私の場合、社会生活基本調査でいう、「育児」の時間はそれほど多くないけれど、「子供と一緒に過ごす時間」はとても長いはずです。仕事と通勤以外で、起きている時間は、ほぼ全て、娘と一緒に過ごしているわけですから。
2008年11月06日
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今月末、香港に住む義姉が来日します。4泊5日、日本滞在の目玉は、埼玉県の入間アウトレットパークに行くことです。東京近郊で、今をときめく「三井アウトレットパーク」の中でも、入間の人気は特に高く、オープン以来、大入り満員が続いています。うちの奥さんも、首都圏で8店舗ある三井アウトレットパークの入居ブランドをじっくり見たうえで、「一番行きたいのは入間!」だと断言しました。ところで、入間といえば、狭山茶の名産地です。ここは、首都圏で唯一の大規模な茶産地。特に、狭山台、金子台とよばれる台地では、見渡す限り茶の香りと、薄緑の美しい風景が広がります。「東京のすぐ近くに、こんな心休まる風景があるのだ」ということを、妻や娘にも見せてやりたい。そして、入間・狭山のすぐ隣りには、東京周辺で、「南の鎌倉、北の川越」と並び称される古都・川越があります。川越の誇る、「蔵づくりの町並み」や「菓子屋横丁」を歩いてみたいし、また芋菓子、ウナギ料理など、食文化にも見るべきものがあります。おっと、「食」といえば、日高町の「サイボクハム」も忘れてはならない!。見どころ満載の狭山路。ですが、ひとつ困ったことがあります。車で行くべきか?電車で行くべきか?車で行った場合、困難が予想されるのが入間アウトレットパーク周辺。とにかく、ここの交通渋滞は、半端じゃないらしい。特に土日だと、クルマを駐車するのに、すごい時間がかかるとか。だから、西武線の入間市駅からバスに乗って行くのが、順当ではあるのですが・・・でも、ショッピング後の大荷物を、電車で運ぶのは、つらいぞ。とはいえ、狭山茶どころの風景を楽しんだり、川越まで足を伸ばすことを考えた場合、この地方は公共交通機関で回るにはちょっと不便です。車があれば、フットワークがずっと軽くなります。でも、この地域は高速空白地帯、東陽町から行くと、下の道を通る距離が長い分、かなり時間がかかる・・・。両者の折衷案として、例えばこんなプランを考えました。案1:「らくらく東村山プラン」東陽町から、西武線の東村山まで、電車で行く東村山で、レンタカーを借りて、アウトレットパークに直行、その後、狭山路・川越を回り、大荷物を乗せて、川越I/Cから車で一気に東陽町に帰る。なぜ東村山なのかというと、ここは入間と目と鼻の先で、かつ「ギリギリ東京都」だからです。その先の所沢まで行くと、埼玉県になってしまう。ここでレンタカーを借りて、東陽町の営業所で乗り捨てすると、都県境をまたぐので、追加料金がかかってしまう。でも東村山で借りれば、都内から都内への乗り捨てになるので、追加料金がかからないのです。このプランは、バスの乗り継ぎがない分、身体はラクです。問題は、「入間アウトレットパークの渋滞回避」問題を解消できないこと。そこで第二の案を考えました。案2:「わがまま箱根ヶ崎プラン」東陽町から、西武線の入間市まで、電車で行くそこからバスで、三井アウトレットパークまで行くアウトレットパークに、妻と義姉、娘を置いて、私だけがバスで、箱根ヶ崎(東京都西多摩郡瑞穂町)に出る。箱根ヶ崎でレンタカーを借りて、三井アウトレットパークで、家族と荷物をピックアップした後、狭山路と川越を回り、川越I/Cから車で一気に東陽町に帰る。これだと、電車・バスの乗り継ぎが面倒ですが、私ひとりがアウトレット渋滞に苦しむだけで済むので、悪くないかも。箱根ヶ崎も、最果てとはいえ一応東京都なので、レンタカーの乗り捨て追加料金なしです。こうやって、あれこれ考えてプランニングするのは、楽しいなあ。旅って、行く前が、一番楽しいんですよね♪
2008年11月05日
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私の住む東京都江東区では、子育て支援に力を入れています。区が運営する、妊婦健診の公費助成回数が、2回から14回に大幅拡大されたのが、今年4月。折りよく、うちの奥さんが二人目の子供を妊娠したので、母子手帳をもらいに行ったら、「妊婦健康診査受診票」なるものを、14回分、配布してくれました。しかし、この「受診票」なるものを、「タダ券」だと思っている区民はたぶん多いことでしょう。ですが実際には、完全に無料にはなりません。月1度の妊婦健診で、無料(自己負担ゼロ)になることもありますが、時には、数千円程度の自己負担が発生しますので、注意が必要です。私が体験しただけでも、12週目の健診 =>腹部超音波検査で、1590円の自己負担23週目の健診 =>切迫相談の検査等で、3270円の自己負担実は私も、完全に無料になると思い込んでいた一人です。だから、自己負担が発生すると聞いた途端、にわかには納得がいきませんでした。でもってその時、産院から受けた説明は、こうでした。「区の受診票でカバーされるのは、腹囲を測って、尿検査をするだけなんですよ」「今回の健診では、それ以外の項目もやりましたから、保険で7割負担しても、3割は自己負担になるんですよ」なーんだ、完全無料じゃないのか。それならそうと、早く言って欲しかったなあ。いやそれよりも、もっと分かりやすい制度にして欲しかった。だって、受診票でカバーされる検査項目と、そうでない項目って、素人には分からないですもの。無料なら全部無料にするか、あるいは全項目3割負担にすれば、もっと分かりやすいのになあ。ところで、妊婦健診費用を公費助成は、国によって制度が違います。オーストラリアの場合は、確か、全部無料だと思いました。中国の場合は、逆に妊婦健診は、とても高いものでした。毎回、いろんな検査をやってくれるのはいいのですが、お会計をすると、一回の検査で300~400元(4500~6000円)くらいしました。わずか2~3元(30~45円)で手打ちのラーメンが食える国ですから、300~400元という検査費用はべらぼうに高く感じたものです。ところで、この10月から、児童手当が打ち切られました。昨年の所得額が基準値を超えてしかったのが原因です。ちょっと残念。これから二人目が生まれて、役所からもらえるのは商品券だけですね。でも区内でしか使えない・・・やっぱ現金の方が有難いよなあ。少子化対策が、なぜかチグハグだと感じる、今日この頃です。
2008年11月04日
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この週末は、メキシコ料理三昧でした。土曜日は、広尾の「サルシータ」へ日曜日は、西葛西の「エル・トリート」へ特に、エルトリートは、これで2度目ですが、ここは本当に素晴らしいレストランですね。1)まず、「お通し」でタコスとサルサが出る(おかわりも可)でも、おかわりする必要もないほどの量。この気前のよさが、嬉しい♪2)前菜、今回はヒヨコ豆のスープヘルシーで美味。690円でこのボリュームが嬉しい♪3)チキン・カリエンテわずか490円で、結構がっつり食べられる。辛いのは表面だけなので、チリソースを取り除いてあげたら、3歳の娘ががぶりついてました。4)メインの「ファヒータ」(ビーフとエビ)2人分1980円。いつ食べても素晴らしい味。トルティーヤがおかわり自由なのもポイント高い。このエルトリート、これまで私が行ったどのメキシコ料理の店よりも旨い。米国ではメジャーなようですが、日本全国ではまだ6店舗、東京には3店舗しかなくて、新宿、池袋と、西葛西に出店してます。なぜ渋谷でも銀座でも六本木でもなくて、西葛西なの?と思ってしまうのですが...インド系人口の多い西葛西では、ベジタリアンメニューをいくつも出していて、熱い支持を得ているようです。こないだ、ベジタリアン・ファヒータも食べたのですが、豆腐ベースで、なかなか美味しい。これはあまり知られてないですが、西葛西では、インド料理「カルカッタ」が有名ですが、それ以外にも世界各国のレストランが結構あって、どこも美味しいんです。特に、中国東北料理の「龍高飯店」、タイ料理「タイ・イサーン」は、なかなかいける。東西線沿線東側では、日本各地の料理を食べたければ、門前仲町へ世界各国の料理を食べたければ、西葛西へ行けば、たいてい満足して帰ってこれます♪
2008年11月03日
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我が家では、来年2月中旬に第二子を出産予定ですが、その出産病院を決めてきました。自宅から歩いて10分ほど、木場駅前にある、東峯婦人クリニックです。先ほど、入院予約金を払ってきました。東峯さんには、2年前の日本移住以来、妻の妊娠出産関係で、ずっとお世話になってきました。特に院長先生は英語を話し、妻との信頼関係もあるので、順当にここに決めた、という感じです。出産は、たぶん帝王切開になるので、入院期間は1週間程度。妻と病院の方々との通訳、3歳になったソフィアの世話などがあるため、私がずっと、病院に泊まりこむ予定です。だから個室病棟を予約しました(病室はこんな感じ)。妻が医療用ベッド、私とソフィアは付設のソファベッドで寝ます。食事は、妻が一日3食、私が2食を病院で賄ってもらう予定です(もちろん追加料金が発生します)。家から病院まで徒歩10分と近いことは、とても有難い。「ちょっと、家からモノを取ってくる」のも便利ですし、また入院期間中は、香港から義姉も応援に来ますが、(漢字は読めても)日本語の分からない彼女が、家と病院の間を、交通機関に乗らずに歩いて往復できるのも、ポイント高い。また木場の駅前にあるので、柏の実家から、家族がお見舞いに来るにも便利です。思い起こせば、今から3年前、中国・大連で、ソフィアを出産した時も、私が1週間、病院に泊まりこみました。もっとも、その時はソファベッドではなく、床にゴザを敷いて寝たものです。でも、個室病棟が取れた分、世間一般よりは恵まれていたと思います。大連では多くの場合、奥さんが多人数の病棟に寝泊りするので、旦那さんは病棟前の廊下(常に人通りがあって騒がしい)にベッドを出して仮眠するのが普通だからです。そんな劣悪な環境でも、中国人男性は、甲斐甲斐しく奥さんの身の回りの世話をする人が多く、私は感心したものです。大連でも、食事は病院内で食べられました。但し、毎回の食事をゲットするのに、ものすごい労力を必要としました。食事の時間になると、ものすごい人数が食堂に押し寄せる上に、皆、列に並ばないものだから、まさに生存競争です(毎回、怒号が飛び交っていました)。その当時は、妻、私、義母、義父、義姉の5人が病院にいて、5人分の食事の確保が私の役割でしたから、確かにラクではありませんでした。でも、日本の病院で、そんな苦労をすることはないだろうな。あと大連では、病院と自宅が10キロ以上離れていたので、移動もラクではなかったです。バスで行く場合、直通便がなく、途中の「黒石礁」というところで乗り換えなくてはならず、待ち時間も含めて、片道1時間ほどかかりました(しかも座れない!)。タクシーを使えば20分強で着きますが、料金が片道25元ほどかかる。日本円にすれば、400円もしない額なのですが、普段、街中の移動は1元、2元のバスで済ますのが当たり前だったので、往復50元の出費は正直、「たけー!」。でも、家にモノを取りに行ったり、シャワーを浴びに行ったりするので、家族通算すると、1日何回往復したことか・・・でも、次の出産で、そんな苦労をすることはないだろうな。また、大連の病院では、生まれた赤ちゃんの、「胎便」という緑色のウンコの処理も、また妻の帝王切開後の出血処理も、全部私と義母がやりましたが、日本の病院で出産すれば、そういうことは医療スタッフが全部やってくれると、期待しています。とはいえ、ソフィアの世話は自分でやらなければならないけど・・・・。【大連での出産当時の苦労話】祝・産院個室ゲット!(2005/9/6)父親の重責(2005/9/8)育児を父親の手に(2005/9/10)商業主義の洗礼(2005/9/11)出生証明(2005/9/13)ところで、妻は妊娠25週になりましたが、子供の性別はまだ分からず・・・今日、もし性別が分かれば、早速、名前を考えようと思っていたのですが、次回の検診(11/29)までお預けです。ちなみに性別の予想は、私:女の子 (妻のお腹の形が丸くて低く、男の子っぽくないから)妻:男の子 (中国古来の暦と、妊娠・出産日を照合すると、男の子になる可能性が高いんだそうな)
2008年11月01日
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