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2023.12.15
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テーマ: 鉄道(22218)
カテゴリ: 私鉄(中小)
秩父鉄道 300系:急行「秩父路」




300系の誕生当初は2両編成で、後に中間車(T車)を追加製造、3両編成となっています。300系は急行用として2編成が在籍する少数派ですか、中でもサハ2両のうち1両がアルミ製となっており、秩父鉄道の車両としても異彩を放っていました。

車体形状は同社の普通列車用の新性能車500形に酷似していますが、室内はクロスシートとなっており、また、ベンチレーターにも違いがあります。そして、500系ではヘッドライトが2灯化されたのに対し、300系は最後まで1灯のままでした。

以下の写真は、東武熊谷線の撮影に行った際、熊谷駅で撮影したものです。


※撮影は、全て昭和56年8月28日 秩父鉄道熊谷駅にて



側線に停留中のデハ303編成


アルミ製のサハ352

出番に備えて待機中のデハ304+サハ352+デハ303(手前から)の3連。
秩父鉄道では、急行専用車輌として300系を2編成配備していました。そのうち、この編成の中間車サハ352は、ローカル私鉄では珍しいアルミ製車体を用いていることで有名でした。



デハ301

こちらは、もう1編成ある300系(デハ302+サハ351+デハ301:奥から)の編成。朝方の下り急行の運用に就いていました。こちらの中間車サハ351は、他の車輌と同じく鋼製です。

昭和34年に誕生した300系。この撮影時点で既に20年を経過しており、塗装から古さは感じましたが、決して時代遅れなデザインではなかったと思います。この写真の時代は旧塗装でしたが、旧国鉄101系転入の際、普通用の500系とともに黄色に塗色変更されました。(500系は茶色のライン、300系はブルーのライン。)しかし、塗装変更後の写真は撮っていませんでした。

長きにわたり、秩父鉄道の看板急行列車として活躍してきた300系ですが、さすがに非冷房で有料急行列車としての看板は守りきれなかったのでしょうか、元国鉄165系改造の3000系に道を譲り、平成4年度をもって引退しています。


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最終更新日  2023.12.15 01:21:08
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