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その6


January 21, 2003
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カテゴリ: カテゴリ未分類
あれ程悩まされた、酷い咳き込みから、漸く解放された様です。勿論、今でも時折咳いたり致しますけれど、胸の奥に鈍く響き、引き摺る様に重い咳は、殆ど無くなりました。


昨日は、注文と展覧会の準備で立て込む、お忙しい最中の先生のご自宅兼アトリエに伺い、展覧会の為の作品の、大きな額を、先生のご実家から移送するお手伝いなどをしていました。
まだ本調子ではないので、何時ものようなお稽古や、積極的に助手としてのお手伝いは余り出来ませんでしたけれど、「まあ、そこに座って本でも読んでいなさい」と仰いますので、申し訳なく思いながらも、言われるとおりにして休んでおりました(笑)。先生の大学時代の恩師のお一人が、ただ傍らで、お話をするだけの助手(?)を持っておいでだったそうで(笑)、それでも役に立つことがあるのかしらと思っておりましたけれど、昨日の状況はまさしく「それ」でしたので(笑)、せめてお茶を淹れて差し上げたり、先生がお話したい風にしておいでの時は、何か気が引き立つような話題でもと考えておりました。
真剣に筆を動かしていらっしゃる時は、本当にお口をお利きにならないのですけれど、比較的楽な、塗りなどの場合は、楽しげに冗談も仰いますので、作業中は息が詰まると言うことは殆どありませんけれど、お話をしながらも、空気を通して「真剣さ」が伝わってくる時は、マリも自ずと身が引きしまる思いが致します。

夫に、「自分の作品は描かないの?」と聞かれるのですけれど、大分以前から、自分自身の作品の完成を目指すよりも、先生の良い助手になりたいと志しておりますので、基礎練習の外は、もっぱらお手伝いと、必要な作業工程を覚えることに終始致しております。
そう、自分自身の作品より、たとえ「先生」であっても人の作品を優先するなんて、とお考えの方もきっとお出ででしょうね。それはある意味ではその通りだと思いますけれど、その様な思惑を遥かに超えるほど、先生の生み出される絵画世界は素晴らしいものですし、それに比較する必要などない程に、マリの才能がどんなものかは知っているつもりです。たとえ、自分自身の中から、またその手によって生み出されたもので無いにしろ、心の底から共感でき、寧ろ、圧倒されるような優れた創造と発想、その表現力に対して脱帽しつつ、ほんの少しでも関わることが出来ましたら、それは無上の喜びであり、自分自身にとって誉でもありますし、何よりも、そのような優れた芸術作品が生み出される瞬間に立ち会えるのですから、絵画及び、全ての芸術としての表現を愛し、崇拝する者に取りまして、これ以上の喜びは、無いことでしょう。
お話が、聊か大仰になってしまったようで、お恥ずかしいのですけれど、その様に思い、心から尊敬出来る「師」と巡り合うことが出来まして、マリは本当に幸せだと思っています。どのような形でも、お手伝いし、お力になれることが、マリの願いですので、どちらかと言えば「パトロネス(芸術家の支援者)」でも良いのかもしれません。
そう言えば、マリは元々「パトロネス」という存在に憧れておりましたし、現在の腕前などから考えますと、ひょっとしてそちらの方が向いているかもしれませんね(笑)。







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Last updated  January 21, 2003 11:01:14 AM
コメント(12) | コメントを書く


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Re:マリ、「至上の師」に思う(1/21)  
後世に残るであろう、先生の作品作りに携われて幸せな時を過ごしてらっしゃいますね。完成時の祝杯は盛り上がる事でしょうね♪ (January 21, 2003 05:34:41 PM)

Re:やっぱり、「至上」ですか...  
Tawashi  さん
まずは御回復の御様子、なによりです♪御主人様も息子さんも一安心されていることでしょう。<br>油断せず、予後の養生、なさってくださいb(^-^<br><br>あぁ。やはりなんと凄い人と自分は御一緒させて戴いたんでしょうね(苦笑)<br>1/4のを書きかけてますけど...なんだか、ああ(←意味不明)<br><br>つくづく、マリさんがご心酔されていることが解ります。さらに、先生がどんなに素晴らしい方かも。<br><br>あの朝、<br>「同じ屋根の下で寝た仲ですから♪」<br>と仰って下さった先生のお言葉が、耳に蘇りました(謎笑)<br><br>まったく、凄い方と御一緒させて戴いたものです。<br><br>もちろん、凄い素敵な御宅に御招待戴いたからこそでも、あるんですがね。<br><br>はぁ、どうやって話を終わらせたもんか、頭が痛い(苦笑)<br><br>つーか、密かに話は始まったばかり、と実は思ってたりして(謎笑)(^m^;<br><br>お茶のお誘い、お待ち申し上げております(←ずーずーしい 笑) (January 21, 2003 07:44:06 PM)

Re:マリ、「至上の師」に思う(1/21)  
なこ@青鷲  さん
体調も戻っていらっしゃったようですが、<br>咳き込むと本当に大変ですよね。<br>お気をつけくださいませ。<br><br>絵を描くに、描き手だけでは描けない<br>ということがわかってきて、<br>いろいろな方のサポートがいるのだよなあと<br>改めて思います。<br>名前が残るのは描き手の先生のお名前なのでしょうけれど、<br>名もなき描き手がたくさんいるのでしょうね。<br><br> (January 21, 2003 10:18:10 PM)

Re:Re:マリ、「至上の師」に思う(1/21)  
ルーキー39さん<br>>後世に残るであろう、先生の作品作りに携われて幸せな時を過ごしてらっしゃいますね。完成時の祝杯は盛り上がる事でしょうね♪<br>-----<br>それはもう(笑)。<br>すっかりお酒の魅力に取り付かれてしまった「先生」ですけれど、流石に製作でお忙しい時は、見向きも致しません。<br>それが故に「美味しいお酒」なのですけれど(笑)<br> (January 21, 2003 10:47:32 PM)

Re:マリ、「至上の師」に思う(1/21)  
madamchie  さん
そうなのですか・・・・確かに偉大な才能に出会ったら、きっとそうなるのかもしれませんね。お手伝いしながら傍らで完成していく作品を見られるという喜びは望んでも得られないことですもの。でも、今に凝縮された感性が花開くに違いありませんが。 (January 21, 2003 11:30:17 PM)

Re:Re:やっぱり、「至上」ですか...  
Tawashiさん<br><br>ええ、勿論(笑)。本当に得がたい「師匠」です。<br><br>>・・まったく、凄い方と御一緒させて戴いたものです。<br><br>Tawashiさんでしたら、きっとよくお分かりのことと思いますが(?)、本当に素晴らしい「師」なのですけれど、かなり特徴の(!)お強い方ですし、誤解以前に「よく判らない」が身辺の方々の平均的な評のようですので(苦笑)。<br>本当に人格的にも優れた方なのですが、非常に面白がりな性格で(笑)、勿論私もですけれど(笑)、押さえがないと「??」ということになってしまうことが多いのです。(その模様を宜しかったら、<http://plaza.rakuten.co.jp/mdcamellia/diaryold/20020514/。でお読みになって下さい)。本当に師弟共々困ったものです。<br><br>>お茶のお誘い、お待ち申し上げております(←ずーずーしい 笑)<br><br>本当に、何時が良いかしら?先生の美術館での個展は、三月下旬ですし、それに合わせても良いかもしれませんね。<br><br> (January 22, 2003 12:37:07 AM)

Re:拝読しましたよ(謎笑)  
Tawashi  さん
いやー、マリさん、実に息のあった、御師弟ぶりですねえ(笑)改めて、その絆の確かさに、なんというか....<br>言ってもいいですか?(謎笑)<br><br>>ええ、勿論(笑)。本当に得がたい「師匠」です。<br><br>まずは、絵については本当にその御様子ですね。<br><br>>本当に素晴らしい「師」なのですけれど、かなり特徴の(!)お強い方ですし、誤解以前に「よく判らない」が身辺の方々の平均的な評のようですので(苦笑)。<br><br>ええ、なんというか、捉えどころがと申し上げたらいいですかね。それは感じました(笑)失礼かな(爆)<br><br>>本当に人格的にも優れた方なのですが、非常に面白がりな性格で(笑)、勿論私もですけれど(笑)、押さえがないと「??」ということになってしまうことが多いのです。<br><br>なるほど&#12316;。実によーく解りました。4日の朝もちょっとそう思ったんですが、<br><br>>http//plaza.rakuten.co.jp/mdcamellia/diaryold/20020514/。でお読みになって下さい)。<br><br>で、さらに新たにしました。既に「確信」に近い(笑)<br><br>>本当に師弟共々困ったものです。<br><br>ノーコメントです(爆)<br><br>>本当に、何時が良いかしら?<br><br>いいんですね?(笑)<br><br>>先生の美術館での個展は、三月下旬ですし、それに合わせても良いかもしれませんね。<br><br>ああそれはいいですね♪&l… (January 22, 2003 07:08:06 AM)

Re:Re:マリ、「至上の師」に思う(1/21)  
なこ@青鷲さん<br>>体調も戻っていらっしゃったようですが、<br>咳き込むと本当に大変ですよね。<br>お気をつけくださいませ。<br><br>絵を描くに、描き手だけでは描けない<br>ということがわかってきて、<br>いろいろな方のサポートがいるのだよなあと<br>改めて思います。<br>名前が残るのは描き手の先生のお名前なのでしょうけれど、<br>名もなき描き手がたくさんいるのでしょうね。<br><br><br>-----<br>個人製作の印象の強い、絵画の世界ですが、日本画は特に、最初から工房的に製作を進められる場合も少なくなく、それでもやはり中心となる「作家」の先生方によるものあることは確かなのです。<br>かの、東山魁夷氏(障壁画などの大作でも、実際描いたのは勿論ご本人ですが)にも助手の方だけでなく、表具師など、過酷な活動を支える沢山の協力者が周囲におりました。<br>人々に感動を与える、素晴らしい作品群の影には必ず様々な役割の協力者がいて、無名でありながら、皆一役買っているのですね。そして、その無名の存在にとって、作品創造という偉業に関わったという事実は、きっと生涯を通してしての、誇りとなっていることでしょう。<br>きっと、音楽(特に演奏)も同様のことと思います。<br> (January 22, 2003 10:27:20 AM)

Re:Re:マリ、「至上の師」に思う(1/21)  
madamchieさん<br>>そうなのですか・・・・確かに偉大な才能に出会ったら、きっとそうなるのかもしれませんね。お手伝いしながら傍らで完成していく作品を見られるという喜びは望んでも得られないことですもの。でも、今に凝縮された感性が花開くに違いありませんが。<br>-----<br>先生は、決して無理強いしない方で、自分自身の作品を描くことを「気が向いたら・・」、と鷹揚に許して下さいますので、有難いのです。<br>そうですね、何時かはという気持ちもあるのですが、これはかなり僭越ですし、先生に失礼なのですけれど、実は、自分で描きたいとイメージしていたものは、尽く先生に描かれて(?!)しまいまして(笑)、それも考えていたよりもっと素晴らしく!<br>本当に傲慢な弟子ですけれど(苦笑)。<br>何時でしたか、恐れ気もなく、大胆にもそう申し上げましたら、お笑いになられて「それじゃあ、君が僕の『頭』になって、僕が君の『手』になればいいね」と、仰って・・(笑)。<br>本当にとんでもない弟子ですね(苦笑)<br>でも、先生は理解して、受け入れて下さるので、本当に幸せです。<br>三月下旬に、茅ヶ崎市立美術館で、先生の個展があります。業者の企画展ではないので、花鳥画だけでなく、先生らしい、面白い作品も出品されますので、宜しかったらお出で下さいね。<br> (January 22, 2003 10:53:54 AM)

Re:マリ、「至上の師」に思う(1/21)  
a1kura  さん
いい先生ですね。だからこそお慕いしたいのだと思います。作品にその人柄もちゃんとこめられていますしね。これからも頑張ってお手伝いしてあげてね。 (January 22, 2003 11:28:33 AM)

Re:マリ、「至上の師」に思う(1/21)  
マサヒロ☆  さん
こんにちわ☆お久しぶりです☆マリさん、咳のほうは大丈夫ですか??咳で苦しい時ってホント辛いですよね??<br><br>パトロネス(芸術家の支援者)っていうのは、僕は初めて聞きました☆どっちかって言うと、僕もパトロネスのタイプだと思います☆いろいろと勉強になります☆ (January 30, 2003 08:48:03 AM)

Re:Re:マリ、「至上の師」に思う(1/21)  
マサヒロ☆さん<br>>こんにちわ☆お久しぶりです☆マリさん、咳のほうは大丈夫ですか??咳で苦しい時ってホント辛いですよね??<br><br>パトロネス(芸術家の支援者)っていうのは、僕は初めて聞きました☆どっちかって言うと、僕もパトロネスのタイプだと思います☆いろいろと勉強になります☆<br>-----<br>お蔭様で、大分良いようです。マサヒロさんは如何ですか?<br>「パトロン(パトロネス)」は、創作活動に勤しむ芸術家を、物心両面で支援する存在です。<br>著名な方で、チャイコフスキーとドビッシーの良き理解者だったフォン・メック夫人、佐伯祐三を日本から支えた、吉薗周蔵氏などがお出でで、本当に素晴らしい事と思います。<br> (February 5, 2003 12:09:39 PM)

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