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さて今日は通常の2018PF概況シリーズです。 114位 3088 マツモトキヨシHD (東1、3・9月優待) △ PF時価総額114位は、ドラッグストア業界売上高トップクラスのマツモトキヨシHDです。前回は2015年に176位で出ていましたが、好調な業績を反映して株価が上昇したため、今回は大きく順位を上げてここで登場してきました。 現在の株価は4975円、時価総額5436億円、PBR2.57、自己資本比率は65.0%で有利子負債は0、今期予想PER21.71、配当利回り1.2%(60~70円)、総合利回り2.0%(60+40=100円、優待券は額面の100%換算。理由は後述)で、優待は100株保有で年2回、2000円相当の商品券です。 この商品券は使用期限も無いですし、マツモトキヨシのお店は全国津々浦々にあるので、 ほとんど現金と同じ価値があります。それを反映してヤフオク平均落札価格も額面の100~105%!(驚くことに100%越えの取引がたくさんあります。一体どうしてこんなに不思議なことが世の中にあるのでしょうか?)と超高額です。優待券のヤフオク評価の高い銘柄というのは、例えば他に3097 物語コーポレーション などもそうですが(ちなみに物語コーポの優待券のヤフオク平均落札価格は額面の95~98%)それだけ強いブランド力を持っているわけで、(ヤフオク落札価格の法則) 優待族的には大安心してホールドしていけます。これからも年に2回の上記の鉄板優待を楽しみに、のんびりとホールドして応援していく予定です。
Jun 30, 2018
いやあ6月が終わりましたね。 さて早速今月の成績ですが、対2017年末比で-1.0%となり、先月の+1.2%から後退し、年初来マイナス圏への転落となりました。 今月の私のポートフォリオ上位銘柄は、どれかが何か特別に良くないというわけではなかったのですが、とにかくほぼ全銘柄が弱含んで推移し、成す術もなくズルズルと後退して、ついにマイナス圏へと突入するという結果となりました。 ただ、私も命の次に大切な全財産を株式市場にぶっ込んで戦っている立場ですので、ここから更に成績を大幅に悪化させるようなことがあると、「市場のワニ」にお尻をかじられて、出血で大変なことになります。(滝汗) そのためここからの2018年後半戦では、より資金管理を厳密にして、丁寧にきめ細やかに戦って行きたいと決意しています。 それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Jun 29, 2018
さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズ74位Market Hack流世界一わかりやすい米国式投資の技法(広瀬隆雄著、東洋経済新報社)の最終回第4弾です。 今日は10か条の10番目、謙虚であれ について見ていきましょう。 投資を始めたばかりの人は(いつになれば必要最低限の知識を全部マスターできるだろうか?)ということに思いをはせます。そんな皆さんに、 悪い知らせ があります。「これさえ知っておけば、OK」という、免許皆伝のようなことは、残念ながら投資の世界にはありません。 投資の世界でイチコロに死ぬのは、(最小限の努力で、最大のリターンを)と横着なことを考える奴 です。 これは強烈な一句ですね。本当にその通りだと思います。 私たちが日々を戦っている投資の世界というのは生半可なところではない んですね。マーケットではあらゆる投資家がそれぞれのベストを尽くし、知恵を絞り、最大限の努力を重ねながら、極限の戦いを続けています。そうした地獄の世界で、 不勉強であったり怠惰であったり、闘うのに必要な最低限の知識や情熱が欠けている投資家は、その場に留まっているのではなく相対的に退化・劣化し、後退していく のです。 広瀬さんの言葉はその非情な現実をまざまざと教えてくれますね。 昨日より、今日のほうが少しだけよい投資家になりたい 、、、そういう地に足のついた態度で粛々と研鑽を積む以外に、成功への道はない。 昨日より、今日のほうが少しだけよい投資家になりたい とても心に響く言葉ですね。私も言われてみるとこの一心だけで18年間を戦って来たんだと感じました。自分がブログを書いているのもすべてそのためです。 さてこれでこの本の紹介は終わりです。投資の名著には日本人著者によるものがほとんどないのが残念な現状ですが、この広瀬さんの1冊は貴重で稀少な例外となる素晴らしい傑作です。未読の方は是非。
Jun 28, 2018
さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズ74位Market Hack流世界一わかりやすい米国式投資の技法(広瀬隆雄著、東洋経済新報社)の第3弾です。 今日は10か条の内の5、投資スタイルをきちんと使い分けろ について見ていきましょう。 広瀬さんは投資界の2大巨頭であるバリュー投資とグロース投資について、 大型株ファンドの場合は過去20年でちょうど10回バリュー投資がグロース投資について勝ち、小型株ファンドの場合は過去20年でバリューが12回買ったこと、及び1つのスタイルが勝ち続けることはなかったことを指摘し、両者の使い分けが必要であるとしています。 ただどちらかと言うと、広瀬さんはグロース投資の方にベクトルが向いた投資家だとも感じます。 広瀬さんはグロース投資の長所として、株を買った直後から利が乗り始めるケースが多い点を挙げています。 そして、グロース投資は、順張りで、しかも目を付ける点が比較的明快なので初心者にも実践しやすいことを指摘しています。 ただその一方で、「早めの損切りが断行できない人はグロース投資をするべきではない」 と釘を刺しています。「チャートのカタチがよいとか、モメンタムがあるという理由で出動したわけですから、途中から理由付けがバリューがあるというものにすり替わってしまうのは、とても危険な兆候。。。 この手のすり替えを平気でやる人は、 超特急で凍死家 になります。 」とキレキレの広瀬節で警告しています。 またバリュー投資についても、 皆が売っている時に、皆が嫌う会社を買うのだから、バリュー投資家は 強い信念 がなければならない。。。 財務諸表を縦横に読みこなせるチカラがないと無理。 。。自分で商売をやったことがある、会社を経営したことがあるなど、 ビジネス全般に関する深い嗅覚が必要。 と厳しく指摘しています。 つまり、 安易に簡単に儲かる手法などない ということですね。
Jun 27, 2018
さて今日も通常の2018PF概況シリーズです。 113位 7885 タカノ (東1、9月優待) ○ PF時価総額113位の上位銘柄は、長野県地盤でオフィス家具、エレクトロニクス関連製品製造のタカノです。前回は2014年に112位で出ており、今回は4年ぶりのシリーズ登壇となりました。 さてタカノはいわゆる Prof.サカキ銘柄 として、かつて資産バリュー系投資家の間では有名な銘柄だったのですが、その後のリーマンショックなどの「株式冬の時代」に、古典的・教科書な資産バリュー系の投資家の多くが生き残れず、一旦根絶やしに死んでしまった影響が残っているのでしょうか、今ではほとんど言及されることも無い過疎銘柄となってしまいました。でも実はこのタカノは未だにサカキ銘柄としての特質をほぼそのまま兼ね備え続けているのです。そして「PBR原理主義系優待族」の私はサカキ先生の教えを愚直に守って長年のんびりホールドしてきたわけですが、確かに理論通りで負けなかったんですね。(笑) 元々サカキProf.の当初の説では、 1.東証1部上場企業であること。 2.1株純資産が1500円以上であること。 3.自己資本比率が75%以上であること。 4.買値はPBRが0.5以下。 5.ずっと下がってきた13週移動平均線が上昇に転じるべく、切り返した時。 に株を買えば「全勝」であるということだったのですが、タカノは今でも大まかに条件を満たしているんですね。 さて、そんな素敵な「古典的資産バリュー株」であるタカノの現在の株価は1021円、時価総額161億円、PBR0. 55、1株純資産は1872円、自己資本比率は74.8%、今期予想PER14.59、配当利回り1.6%(16円)、総合利回り2.5%(16+10=26円)で、優待は100株保有で1000円相当の自社オリジナル商品、1000株保有で優待品が3000円~5000円相当の長野県にちなんだ特産品(ワインや林檎など)です。 ↑ 長野県は「日本有数の長寿県」として知られるだけあって、健康的で素晴らしい特産品が多いですね。 今日は私が昨年戴いた1000株優待品の実際を見ておきましょう。 ピーターのハムやソーセージは本当に美味しいので、毎年楽しみにしています。 実際の使用例をいくつか御覧頂きましょう。 あーっ、美味しかった。! これからも「古典的資産バリュー株」のタカノを、優待を楽しみにしながらのんびりとホールドして応援していく予定です。
Jun 26, 2018
さて今日は、「優待株いけす」内を楽しく探索する、通常の2018ポートフォリオ概況シリーズです。 112位 9990 サックスバーホールディングス (東1、3月優待) ◎ PF112位は、日本最大のバックリテールカンパニーのサックスバーホールディングス(旧東京デリカ)です。前回は2015年に214位で出ていたので、かなり順位を上げての3年ぶりの登場となりました。 現在の株価は985円、時価総額294億円、PBR1.05、自己資本比率は68.6%と良好、今期予想PER12.79、配当利回り2.7%(27円)、総合利回り3.8%(27+10=37円)で、優待は100株保有で1000円相当、1000株保有で10000円相当の自社オリジナル商品です。 今日は過去2年分の100株優待品を見ておきましょう。 2017年です。 2016年です。 とても1000円相当とは思えない、品質の高いバックですね。♬ さてかつての自分の主力株であるここサックスバーHDは、 「巨大ショッピングモール内での足が棒になる程の執念深い徘徊」の中でその魅力に気付いて主力化し、結果として極めて大きな利益を上げることの出来た、まさに「足で稼いだ」銘柄 でした。そして同時に私にとっては、 「まさに ピーター・リンチ ど真ん中ストライク」な銘柄であり、「確信を持って勝負に出て、そしてきちんと勝ち切った」という意味において、自分が作り上げてきた優待バリュー株投資手法がしっかりとワークしている、唯一かつ無二の必殺技である「優待一本、竹槍殺法」でこれからも勝負していける、そういう自信を改めて持つことが出来た記念碑的な銘柄 でもありました。 サックスバーHDでの勝負を終えた私のポートフォリオには、激戦の形見の恩株が150株、静かにリストの片隅に眠るのみだったのですが、このところの激しい株価下落を見て、「うん、今の位置なら優待MAXとなる1000株までは余裕で買えるな。嬉しいな。♬」という判断の下につい先日買い増ししたので、今回は再び順位を上げてここで出てくることになったのでした。 そして私は新たな銘柄の発掘を目指して、今でも週末ごとの、執念深い巨大ショッピングセンター巡りに精を出しています。いつか、きっと、「第2のサックスバー」をこの手に掴み取りたいと思っています。
Jun 25, 2018
さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズ第74位Market Hack流世界一わかりやすい米国式投資の技法(広瀬隆雄著、東洋経済新報社)の第2弾です。 今日は広瀬さんの投資に関する鉄の掟、「Market Hack流投資術10か条」をまず見ておきましょう。 さてこの中で広瀬さんが一番重視しているのが、 営業キャッシュフローのよい会社を買え ということです。今日はこの点に絞って更に詳細に見ていきましょう。 その理由は営業キャッシュフローは会計的に一番ごまかしにくいからです。数年前に粉飾決算の末に破たんした福井の名門商社の江守商事も見た目は最終黒字に持ち込んでいましたが、その裏で営業CFは何年も真っ赤っ赤でしたね。 そして、営業CFは年々着実に増えているのが望ましいとし、そういった分かりやすい銘柄を買うように勧めています。 その理由は、儲かる構造になっている会社はよほどのことがない限り、その儲けの構造が崩れないからです。この視点は、名著 千年投資の公理 の中の economic moat (経済的な堀) の概念そのものですね。 また、広瀬さんは投資家への戒めとして、 株の好きな人ほど、荒っぽい銘柄にコロッと参る傾向がある。。。なぜか悪い女とばかりつき合う奴がいる。投資の世界でもそういう奴はいる。これは悪い病気だから、直せ! と述べています。経済的な堀のある銘柄だけで慎重にポートフォリオを組めばいいのに、重度の病的な株好きはどうしても腕試し的な危険な香りのする銘柄に惹かれてしまうところがあるんですね。そしてこの傾向は私自身にも明白にあります。本当に気を付けよう、常に丁寧に王道的な銘柄でPFを組み上げ続けるようにしよう、と改めて誓いました。(汗)
Jun 24, 2018
さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズです。第74位は、Market Hack流世界一わかりやすい米国式投資の技法(広瀬隆雄著、東洋経済新報社) です。私も大好きで毎日必ず読んでいる超人気の投資家向けウェブサイト、 Market Hack の編集長の広瀬さんによる歯切れの良い痛快な一冊ですね。 今日は初回なのでまずは目次を見ておきましょう。 この本はとにかく上記のchapter1が凄いです。著者の広瀬さんの頭の良さ、知識と経験の豊富さ、抜群かつドライなユーモアセンス、ロックでパンクな性格(笑)の全てが表出されています。 またこの本は特に「壁にぶち当たっているインデックス投資家」の方にもお勧めできると思います。刺激的で印象深く面白い表現がとても多いんですね。1つだけ見ておきましょう。 、、、大部分の自称草食投資家は、経済や相場の知識が浅く、ただ受け身(パッシブ)でシャイな投資態度こそが正しいアプローチだと勘違いしています。そういう人ほど、「株式市場は長期で見れば右肩上がりだ。だからインデックスだけを買っておけばいい。」という都市伝説を鵜吞みにします。でも忘れてはならないのは、一生懸命頭をひねって このキャッチフレーズをねつ造したのは、他でもない私を含めたた団塊世代の証券マン だということです。 思うに、 「株式は、長期に持てば必ず儲かる」とか「アクティブ運用は、インデックスに勝てない」などのキャッチフレーズは、「ダイヤモンドは永遠に」とか「婚約指輪は月給の3か月分から」などのキャンペーンに匹敵する、マーケティング上の快挙 だったのではないでしょうか?、、、いやあ、他の投資本では見たことがないほどにキレが良くて痛快ですね。それでは次回からこの素晴らし過ぎるchapter1の大トロの部分を見ていきましょう。(続く)
Jun 23, 2018
今月号の日経マネーは、個人投資家13000人アンケートの結果発表号で非常に興味深かったですね。特に最近は20代の若手投資家の方でもカジュアルに億越えされている方がたくさんいらっしゃって「本当に凄いなあ。」と感服しました。 さて、このところ素晴らしい企画満載で毎回読みごたえがある日経マネー本誌ですが、今月から、 みきまるさんの優待バリュー株投資入門 という連載をスタートさせて戴くこととなりました。 内容はこれまでの私の13年間のブログの集大成的なものになるだろうと現時点では考えています。 ちなみに初回となる今回の内容は、 ピヨピヨのひよこ投資家だった私にとっての最初の師匠であるさわかみのおやびんとの出会いと、現在の優待バリュー株投資手法にたどり着くまで です。(笑) 皆様も良かったら是非本屋さんで御覧になってみて下さいね。
Jun 22, 2018
さて今日も2018PF概況シリーズです。 111位 2805 ヱスビー食品 (東2、3・9月優待) △ PF111位は、カレー粉が創業事業でスパイスシェアは6割程度で首位のヱスビー食品です。前回は2014年に159位で出ていましたが、その後株価が大きく上昇したため、今回は順位を上げてここで登場してきました。 現在の株価は10300円、時価総額719億円、PBR1.62、自己資本比率は39.1%、今期予想PER18.43、配当利回り0.8%(80~82円)、総合利回り1.1%(80+30=110円)で、優待は100株保有で年2回、1500円相当の自社商品です。今日は過去3回の優待内容を復習しておきましょう。 2017年9月優待 2017年3月優待 2016年9月優待 こうして見ると、ヱスビー食品はまさに社名通り「スパイス&ハーブ」を軸として、多彩でクオリティの高い商品を生み出していることが分かりますね。♬ 今日は具体的に1つだけ優待品の実際の使用例を見ておきましょう。 エスビー食品優待の濃いシチュー いやあ、ヱスビー食品の優待品は毎日の食生活を色彩豊かなものにしてくれますね。♬ ここは高い知名度と実力を兼ね備えた素晴らしい銘柄であり、未だに東証2部銘柄であるというのがちょっと俄かには信じられないくらいですが、ま、これからも現行の優待制度が続く限りはのんびりとホールドして応援していく予定です。
Jun 21, 2018
さて今日は通常の2018ポートフォリオ概況シリーズです。 110位 8118 キング (東1、3・9月優待) ◎ PF時価総額110位はレディスの中堅アパレルのキングです。2011年は63位、2014年は69位で出ていましたが、今年2018年はこの位置での4年ぶりの日記への登場となりました。 現在の株価は518円、時価総額128億円、PBR0.46、自己資本比率は84.7%と鉄壁、今期予想PER16.04、配当利回り3.1%(16円)、総合利回り3.4%(16+1.7=17.7円)で、優待は3月株主に300株保有で500円相当、1000株保有で1000円相当、2000株保有で2000円相当の図書カード また、3・9月株主に100株保有で自社ファミリーセール招待状などです。 ↑ それにしてもこの会社は外人のモデルさんが好きです。私が過去7年間で会社から戴いた業績報告書や優待品のモデルさんの外人さん率は100%でした。 キングの優待内容をまとめると、以下のようになります。 キングは今でも低PBR(0.46)ですが、私が参戦した2011年にはPBRは0.24程度でした。当時からキングは財務は磐石で低PBR銘柄とは言え買い安心感の高い銘柄でしたし、本当にあの頃はどの銘柄も今から思うとアホみたいに安かったですね。
Jun 20, 2018
いやあ市場環境が悪いですね。ただ、ようやくと言うかなんというか、指標的に割安でかつ十分な総合利回りも出ている優待バリュー株がたくさん見つかるようにもなっています。 今日は、1. 本日現在、年初来安値を絶賛更新中である。2. 持っていないのならば、優待族的には1枚は余裕で買えるように思う。 銘柄を、この道専業18年の私が独自の観点からピックアップしてみました。それでは早速始めましょう。年初来安値を更新中の優待バリュー株の中には、「持ってないなら、この水準なら買えるな。」と思えるものが増えてきているように思います。自分用の頭の体操&個人的なメモとしていくつかピックアップしておきます。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月19日大体時価総額順で書きます。評価はいつもの通りの私流の「大らかな総合評価」となります。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月19日年初来安値更新中&買えそうな優待バリュー株18591オリックス◎◎◎9831ヤマダ電機◎◎8242H2Oリテイル◎2109三井製糖◎7867タカラトミー◎8281ゼビオHD◎3258ユニゾHD◎◎◎2685アダストリア◎2681ゲオHD◎この中ではオリックスとユニゾは優待族的には目茶安い気がしますね。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月19日年初来安値更新中&買えそうな優待バリュー株25909コロナ〇5184ニチリン◎~◎◎7552ハピネット◎◎8291日産東京販売◎3246コーセーアールイー〇7872As-meエステール◎この中では優待族的にはハピネットはいいと思います。総合利回りが高いですしね。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月19日年初来安値更新中&買えそうな優待バリュー株37963興研〇1384ホクリヨウ〇3059ヒラキ◎8123川辺◎3174ハピネス&ディ◎7877永大化工この辺りは時価総額が小さいので、数年単位で見れば1発高もありそうな銘柄もありますね。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月19日皆様も他に絶賛安値更新中で買えそうな優待バリュー株があったら是非教えて下さい。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月19日
Jun 19, 2018
さて今日は2018ポートフォリオ概況シリーズです。PF上位で、力のある良い銘柄がひしめきあっている激戦区ですね。 109位 1738 NITTOH (名2、3・9月優待) ◎~◎◎ PF時価総額109位は、愛知地盤でシロアリ等の防虫駆除から住宅設備・リフォーム工事が柱になってきているNITTOHです。前回は2014年に74位で登場していましたが、PF上位の地位を維持して、今回はここで出てきました。 現在の株価は531円、時価総額22億円、PBR0.68、自己資本比率は60.3%、今期予想PER9.38、配当利回り2.8%(15円)、総合利回り3.2%(15+2.2=17.2円)で、優待は1000株保有で3月株主にお米券5キロ 9月株主にオリジナルカレンダーです。 ↑ 渋いですが、機能性が高くてなかなか良いカレンダーと思います。 以上をまとめると、以下の通りとなります。 私は昔から「名証2部友の会会員」を自称しているのですが、NITTOHは指標的に濃厚な割安感、皆無に近い流動性で非常に名証2部らしい小粋な銘柄です。この流動性ではなかなか主力としては戦えないですが、優待を楽しみにポートフォリオの片隅に置いておくのにはとってもいい銘柄なのではないか?と考えています。
Jun 18, 2018
今日も、個人的な内省的なメモとしての「前半戦の自分の何がいけなかったのか?」の反省の続編です。 尚、以下の記事は昨日同様「誰にも投げてない、自分自身に対しての警句」で、読者の皆様に向けたものでは全くありません。そのため、皆様方に置かれましては本日もここまででお立ち去り戴いて結構です。仮に、どうしても、この先を御覧になられたいという場合には、「私の秘密の心の中」をそっと見ているということを御了承下さい。。。。。。 さて昨日は総括としては、「守備的な意識の下での保守的なポートフォリオ編成が2018年前半戦の低調なパフォーマンスに繋がった。」ということだったのですが、今日はミクロのレベルで「いけんかったな。これは非常にまずかったな。」というところを見ておきます。 今年の前半戦では大きな2つのミスを犯しました。この2つで大体3~4%成績を落としたと思います。 1つ目は、「株価上昇のカタリスト(きっかけ)が発生すると強く確信して大きな勝負に出ていたポジションで、実際にはカタリストが発生しなかった。」ことでした。具体的で詳細な言及は避けますが、後から考えると、実際にはカタリストが発生しないことを示唆する状況証拠がたくさん出ており、自分の元々の判断が妄信して油断していたというか、全然良くなかったということがありました。そして更に悪いことに、カタリストが発生しないことが確定した時にポジションを全部投げればよかったのに、自分の売りで株価を暴落させるのが嫌で小出しにしてしまい、下げ局面にゆっくりお付き合いしてしまって結果的には大きな損失を出したという事例でした。 2つ目は1つ目とは逆で、「大多数の投資家に将来を期待され嘱望されて人気化しており、株価にもその高い期待が現在しっかりと反映されているが、実際にはその輝かしい未来は(少なくとも数年以内には)決して訪れないことに個人的な徹底調査から気付いてしまった。」ことでした。その銘柄は私が気付いた時点ではマーケットでかなり高い評価を受けていたのですが、他にも私と同じ「ある事実」に気付いた方がいたようで株価はその後かなり軟調な推移となりました。これも気付いた時点でもっと売っておけばダメージは限定的だったのですが、同時に全く違う系統の魅力的なカタリストが存在する銘柄であったために判断に迷い、悩んでいる内に傷口を大きく広げてしまいました。 両者に共通する私が犯した大きなミスは、 撤退するべきだと頭では分かっていたのに、実際には迅速な行動が出来なかった。 ことでした。 マーケットでは投資家が犯した過ちは自らの血で払う ことになります。私も大量出血&大損失でしっかりとその対価を支払うこととなりました。 ま、済んでしまったことは仕方ないので、後半戦では、 投資判断をより迅速にし、思い切った決断を下してかつ即行動に移す ことを徹底して行きます。 自分はこのままでは生き残れない、今のレベルに留まっていては未来はない ということを常に認識して戦って行きます。
Jun 17, 2018
さて今年もほとんど半分が終わろうとしているわけですが、今のところ対TOPIXでも凡庸なパフォーマンスに留まっており、正直に言って自分自身の戦いぶりに対して「非常に苦戦しているな。」という忸怩たる印象を持っています。 今日は、個人的な内省的なメモとして、前半戦の自分の何がいけなかったのか? を反省しておきたいと思います。尚、以下の記事は「誰にも投げてない、自分自身に対しての物」で、読者の皆様に向けたものでは全くありません。そのため、皆様方に置かれましては本日はここまででお立ち去り戴いて結構です。仮に、どうしても、この先を御覧になられる場合には、「私の秘密の心の中」をそっと見ているということを御了承下さい。。。。。。 、、、、、、そうですね、今年の前半戦でいけなかったところはたくさんあると思うのですが、まず一番いけなかったのは「保守的でディフェンシブなポートフォリオ」を組み上げていたところです。そして自分が精神的に守備的になっていた背景にはいくつかの要因があるのですが、1つ目はアベノミクス下で良好な相場環境が非常に長く続いていることから、「そろそろミーン・リバージョン(過去の平均水準への相場回帰)で低調な相場になっても不思議ではないな。勝つことよりも負けないことを優先してPFを組み上げよう。」という意識がありました。 また2つ目には、最近の新進気鋭で素晴らしいパフォーマンスを上げている若手投資家の方々を見ていると、「成長力があって、株価が新高値を更新し続けており、力強いモメンタムを発揮している銘柄、いわゆるモーモー株(more momentum株)であるならば、ファンダメンタルズは一切関係ない。PBRが5倍、10倍でも全く気にしない、何だったらPBR20倍でも許容する。」と言う様な強気の姿勢の方が多く、これが2005年頃のホリエモンバブルの頃の相場の空気感と似ているのが自分の中で強い危機感に繋がっていたということもありました。 更に3つ目には、これは極めて個人的なことなのですが、今年2018年をプラスのパフォーマンスで終わると、2009年から連続10年のプラスリターンとなるということもありました。自分が尊敬しているある投資家の方の言葉に、「最低でも10年連続、出来れば20年連続で利益を上げ続けることが出来なければ真の投資家とは言えない。」というものがあって、その大切な10年目となる今年はとにかく手堅く利益を上げていきたいという意識が強かったのです。 そしてこの3つの要因が重なり合って、創造力、攻撃力、機動力、新戦力、遊び心に欠けた、保守的でやや鮮度と総合戦闘力の落ちた新味のない古ぼけた、脳内ポエムなピントの合わないポートフォリオ編成に繋がり、その必然の結果として前半戦の成績が振るわなかったということだと思います。
Jun 16, 2018
さて今日は株式投資本オールタイムベスト73位 株式売買スクール (ギル・モラレス、クリス・キャッチャー著、パンローリング社) の最終回第8弾です。 今日は、この本の共著者のギル・モラレス&クリス・キャッチャーの「師匠」であるウィリアム・オニールの投資哲学をまとめた素晴らしい出来である 第8章 オニールの十戒 を見ていきましょう。 オニールはある考えを持って投資の世界に臨んでいる。この業界で生き残るためには、さらには人生で生き残るためには、きちんとした思考を持つことが必要で、成功や富がもたらす心理的なワナにはまってはならない、というものである。 オニールの倫理観は企業運営にも反映されている。。。関連会社は、すべて比較的質素でこぢんまりとした場所にある。オニールに実力を認めてもらえればオフィスの古いカーペットの破れを修復するためのガムテープを買ってもらえる、と同僚とよく冗談で話した。。。生意気な社員が闊歩するグーグルの様な派手なオフィスではない。 オニールが倹約家でいられるのは、世界恐慌の時代に生まれたことと生まれ持った良識があるからだろう。。。常に心の均衡を保ち、質素でいることを忘れてはならないということを、オニールは伝えようとしているのである。 最も尊敬する投資家の1人であるウィリアム・オニールが一体どのような性格の人なのか?というのはとても興味のあることでしたし、このくだりは印象に残りました。そして私もこれからも「常に謙虚」な姿勢で株式投資に臨まなくてはならないと決意を新たにしました。 第一戒 自己を見失ってはならない 人は自分を見失うと何らかの行き過ぎた行動に走ってしまうものである。。。オニールのように成功している人物は、ときに嫉妬という人が持つ否定的な感情の標的になってしまう。 第2戒 恐怖におびえて行動してはならない マーケットを恐れるということは、不透明で不正確な判断をする状況に身を置いているのと同じ。。。マーケットに対して慢性的な恐怖心を持っているということは、投資をする心の準備が整っていないことを意味している。 第3戒 敵から学ぶことのほうが友人から学ぶことよりも多い オニールは自分を中傷したり批判したりする人間の否定的な考えを、いつも前向きにとらえることができる。。。これはオニールの典型的な手法で、否定的な考えを肯定的な考えに変えることで、第3者による批判をある種の学びとして受け入れるのである。。。あなたは敵から自分の弱点や欠点ーオニールが好んだ言い方を使えば「欠陥」-を学ぶことが出来るのである。 第4戒 学ぶことや自己改善をやめてはならない 第5戒 保有銘柄について話してはならない マーケットで成功したことを興奮しながら吹聴するのは、オニールが大変嫌う行為である。保有銘柄について絶対に口外しないという簡単な方針に従うだけで、自分の成功を声高に言いふらしてエゴを満たそうとすることもなくなる。 いやあ、オニールの十戒、素晴らしいですね。 さて、これでこの本の紹介は終わりです。オニールに学び、そして今度は師匠のオニールを超えようという熱意に満ちた野心的で印象的な意欲作です。滅茶苦茶勉強になりますよ。未読の方は是非。
Jun 15, 2018
さて今日は2018PF概況シリーズです。108位 3954 昭和パックス(東JQS、3月優待) ◎ PF108位は、クラフト紙袋首位の昭和パックスです。ここは事業報告書の表紙に自社製品を使っているのですが、それが実にカッコいいんですよ。いくつか見てください。 ねっ、いいでしょ。こういう会社、私は実に好みなんですね。♬ 現在の株価は2260円、時価総額101億円、PBR0.66、自己資本比率は57.6%、今期予想PER9.67、配当利回り1.5%(34円)、総合利回り1.7%(34+4.4=38.4円)で、優待は500株保有で新潟県産コシヒカリ新米5kgです。 昭和パックスは指標的にも安いですし、業績も良いですし、実にいい銘柄と思います。でも、これほど力のある銘柄であっても私のポートフォリオTOP100に入ることが出来ないくらい、日本市場には魅力的な水準の優待バリュー株が溢れているのです。投資家冥利に尽きますし、同時に日本株市場の未来はとっても明るいだろうと思いますね。♬
Jun 14, 2018
私は、前世紀の大投資家である ジェラルド・M・ローブ の、 自分の損失を監視して損切りできる人は、、、長い目で見ると一番成功する。これこそ、ほかの全ての投資原則を凌駕する方針なのである。 という名言を常に心の真ん中に抱きながら投資家としての毎日を戦っています。 そしてポートフォリオ内に、自分の投資家としての器量を超えるような損失を出しそうな子がいないかをチェックし、 大きな癌細胞に成長しそうなものは「早めに予防的に外科的に切除」 することを徹底しています。具体的には毎日PFを含み損順に並べ、穴の開くほどに凝視して精査しています。 ただ、「100%常に正しい投資家」など世界中のどこにもいませんし、私は皆様ご存知の通りの 優待ヘッドギアに守られた、常時おむつ着用の永遠の3歳児投資家 なので、未だに多くの間違いを繰り返しながら生傷だらけの日々を過ごしています。 今日はそんな私の、「過ちの一覧表」ともいえる、最新のポートフォリオ含み損ランキングを見ておきましょう。 保有全640銘柄中で含み損断トツの1位に輝いたのは、着物の販売&レンタルがメインでウェディング事業も手掛ける 6186 一蔵 です。ここは実は今期の業績V字回復期待でかなり多めに持っていたのですが、実際に出てきた会社側の今期業績予想が非常に悪くて株価が暴落しました。私はそれを見た瞬間に「これはアカンな。(少なくとも短期的には)終わったな。」と判断して持ち株をかなり投げました。ただ同時に、「一蔵の今期予想は必要以上に保守的で慎重なものである可能性もある。ポジションを圧縮してリスクを限定したうえで、実際の業績推移が見たいな。」という揺れ動く思いもあり、結果的にその判断の悪さが致命傷となって今回1位入賞となりました。 さて一蔵の株価暴落は今期予想が悪かったことがもちろん第一の理由なのですが、実は裏にもう1つ大きな要因があって、それは「優待品が実質的に無価値」ということです。この「優待品に市場価値がほとんどない。」優待株と言うのは割とたくさんあって、私のPF上位だと他には 9707 ユニマットリタイアメント・コミュニティ なんかもそうなのですが、これらの銘柄は業績不振などの株価下落要因があった時に私達優待族の頼みの綱である、 優待エアバッグ が全く開かない、という致命的な欠点があるんですね。 なのでこの手の銘柄は自分の中では、 優待もどき株 と命名しています。 イザという時にエアバッグが膨らまないという事は、実質的には非優待株に等しい からです。 そして同時に、 優待もどき株は自分の専門外の銘柄である という認識をもって、常にかなり「割り引いて」厳しく評価するようにしているのですが、どの程度自分の中でディスカウントすべきなのかについては未だに完全には結論が出ていません。今後の大きな課題ですね。
Jun 13, 2018
さて今日は株式投資本オールタイムベスト73位 株式売買スクール (ギル・モラレス、クリス・キャッチャー著、パンローリング社) の第7弾です。 今日は、空売りの名人であるギル・モラレスが書いた 第6章 弱気相場に乗る方法ーすぐに使える空売りの手法 を見ていきましょう。 オニールの空売り練習帖 が出版されてから5年以上がたった。そのモラレスが執筆した部分の最初の改訂版が本章だと考えてもらってよい。 定説として、マーケットを上昇へと導いた主導株は、資金が流出する弱気相場になるとマーケットの下落も主導することが多い。 空売りは、マーケットが明らかに弱気相場、つまり下降トレンドに入っているときのみ行う。しかも弱気相場のサイクルのなるべく早い段階で行う。。。弱気相場での遅すぎる空売りは壊滅的な損失を招く恐れがある。 、、、と、ここまではオニールの空売り練習帖の復習ですね。ただ、この後のモラレスの文章が凄いのです。見ていきましょう。 かつての大化け株は強気の勢いが長続きすることが多い。。。かつての主導株には強気の余波なるものが残っている。。。そのような強気の余波が完全になくなるまでには時間がかかるものである。だから空売りの候補となるような銘柄のほとんどは、適切な天井のパターンを形成して大きく下落を始めるまでに8~12週間か、それ以上の期間が必要なのである。 1日に最低でも100~200万株、できればそれ以上の出来高がある銘柄に限定する。銘柄の流動性とリスクの高さには相互関係があるため、流動性の低い銘柄は空売りの候補にするべきではない。 このモラレスの「かつての主導株には強気の余波なるものが残っている。」という表現は実に株式市場の実態を示していていいなあと感銘を受けました。そしてこの後で、空売り練習帖のダイアグラムを見ると非常に納得できました。 改めて一緒に見ておきましょう。 うん、確かに「余波」ってあるんだな、と実感しますね。♬ (続く)
Jun 12, 2018
さて今日は株式投資本オールタイムベスト73位 株式売買スクール (ギル・モラレス、クリス・キャッチャー著、パンローリング社)の第6弾です。 今日も 第4章 失敗に学ぶ の一節を見ていきましょう。 オニールを見ていると、トレードの勝敗で判断を変えたり、大きな利益が出ているからといって興奮することなどけっしてない。マーケットが大きく上昇してみんなが興奮しているときにオニールに電話をしても、オニールはほとんど無関心だった。 投資の最初のルールは興奮してはならないということ。 最後に、マーケットに対して健全な尊敬と畏敬の念を常に持ち続けることを肝に銘じてほしい。マーケットを動かす力は、われわれ人間よりもはるかに強く、そして偉大である。 確かに私の観察でも、S級、超A級の投資家のほとんどはどんな市場環境下でも驚くほど冷静です。株式投資に当たっては、常にクールヘッドを保ち、同時に謙虚でなくてはならないんですね。(続く)
Jun 11, 2018
さて今日も2018ポートフォリオ概況シリーズをお送りします。 107位 9059 カンダHD (東2、3月優待) ◎ PF107位は、東京・神田の運送全社統合で発祥したカンダHDです。前回は2014年に126位で出ていたので、相対的には同じような位置での4年ぶりの登場となりました。 現在の株価は1106円、時価総額129億円、PBR0.72、自己資本比率41.7%、今期予想PER11.31、配当利回り2.2%(24円)、総合利回り3.1%(24+10=34円)で、優待は100株保有で1000円相当の図書カードなどです。 カンダHDは業績も好調ですし、指標的な割高感も無いですし、PF上位として特に問題のあるような銘柄ではありません。これからも現行の優待制度が続く限りはのんびりとホールドして応援していく予定です。
Jun 10, 2018
さて今日も2018PF概況シリーズです。106位 1904 大成温調(東JOS、3月優待) ◎~◎◎ PF106位は、空調、給水など設備工事中堅の大成温調です。 現在の株価は2299円、時価総額165億円、PBR0.66、自己資本比率は58.4%、今期予想PER8.25、配当利回り2.0%(46円)、総合利回り2.1%(46+2=48円)で、優待は500株保有で1000円相当のクオカードなどです。 さて大成温調は指標的に安くて非常に魅力的な銘柄ですが、実はここ以外にも優待族的には、「銘柄コード1900番台には地味ながら非常に良いいぶし銀の優待株が多い。」んですね。具体的に見ておきましょう。1904 大成温調 (今回紹介)1909 日本ドライケミカル1916 日成ビルド工業1937 西部電気工業1965 テクノ菱和 1976 明星工業 あたりですね。そしてもちろんここ大成温調もエクセレントな銘柄です。現行の優待が続く限りはこれからも末永くホールドして応援していきたいと思っています。
Jun 9, 2018
さて今日は通常の2018PF概況シリーズです。 105位 2058 ヒガシマル (福証、3・9月優待) 〇 PF105位は、養殖用クルマエビ飼料や養魚用飼料が主力で、麺業主体に食品も手掛けているヒガシマルです。前回は2014年に90位で登場していました。ちなみにテレビCMで良く見かける「ヒガシマル醤油」 とは全くの別会社になります。ただ私はここに投資するまでは同じ会社であると固く深く信じていました。「福証の小さな会社なのに、こんなにバンバン全国CM打って凄いなあ。」と思っていたのはちょっと秘密です。(汗) 現在の株価は1150円、時価総額55億円、PBR0.88、自己資本比率は47.9%、今期予想PER20.21、配当利回り0.8%(9円)、総合利回り1.3%(9+6=15円)で、優待は1000株保有で年に2回3000円相当の自社製品(麺類等)です。 ヒガシマルの優待品には独自性がありますし、どれも実に美味しいです。実際の調理例を1つだけ御覧戴きましょう。 ヒガシマルは福証銘柄と言うこともあり流動性がほぼ0なのが大問題ですが、その「福証逆プレミアム」分だけ指標的にも安いですし、優待内容にも実に力があります。これからもPF上位銘柄としてのんびりとホールドしながら応援していく予定です。
Jun 8, 2018
今日はですね、自分が非常に良く参照する自らのブログの過去記事をまとめておきます。こういっちゃなんですが、自分の中では「永久保存版」と言っていい価値のある記事ですね。 具体的には、 小型株効果 についてです。 まず最初に田淵直也氏の名著 「ファイナンス理論全史」 からの引用を基に小型株効果について復習します。 効率的市場仮説の主唱者であるファーマは、、、同僚であったケネス・フレンチとともにデータ分析を進め、ついにアノマリー(特定の手法の期待リターンが高くなること)の存在を認めることになる。 1993年、2人は「ファーマ=フレンチ・モデル」なるものを発表した。これはCAPM(Capital Asset Pricing Model 資本資産評価モデル)の拡張版とも言えるもので、株式の期待リターンは、1. CAPMが予測する市場ポートフォリオの リスクプレミアム から生まれるものに加えて、2. 小型株効果3. 割安株効果 からももたらされるとした。期待リターンの水準を決定する要因が3つあるので、これをファーマ=フレンチの3ファクターモデルと言う。このうち2と3がアノマリーである。 これで、グレアム=ドッド村のサルたちが好成績を上げていることも一応は説明できる。 ちなみに、ファーマ=フレンチ・モデルの応用版として、ファクターをもう1つ増やした4ファクター版なども提唱されている。4つ目のファクターとされるのは、 モメンタム効果 と呼ばれるものである。 つまり私は、ファーマ=フレンチの4ファクターモデルをベースに、そこに日本独自の株主優待制度を徹底利用することによって、更なるパフォーマンスの上乗せを狙って戦い、毎年の基本目標としては「TOPIX+20%」の成績を上げる事を掲げているのですが、この20%を得るために最も大きな力があると考えているのが この小型株効果 なんですね。資金力の劣る我々市井の個人投資家にとって相性が良く、かつその有効性が数多くのエヴィデンスによって証明されているからです。 前置きが長くなりましたが、今日は、その小型株効果に関する自分の過去記事のまとめです。 まずは我々投資家にとっての基本教科書的な存在であるシーゲルの著書「株式投資第4版」から。彼は、 資本資産評価モデル(CAPM)でリスクを調整したあとでも、小型株の利回りが大型株を常に上回る。 小型株の利回りが大型株よりも高くなるという現象は、バラツキはあるが長期にわたり存続してきており、効率的市場仮説の観点からは説明が難しい。 と、はっきりと明白な言葉で「嫌々ながら」小型株効果が存在することを認めています。(笑) これは重大で重い事実ですね。 尚過去記事としては、以下の 市場に勝つには? となります。 さて次は金融統計の世界第一人者である、オショーネシーの名著「大逆張り時代の到来」から。彼は、 小型株は昔から大型株に勝っており、20年移動期間の平均リターンも3.12%高い。 と指摘しています。小型株効果と言うのはこのように「はっきりとした確実な物」なんですね。これは凄いことです。 尚過去記事としては、以下の 小型株効果こそが真の利益の源泉 となります。 次はミハルジェビックの歴史的傑作「バリュー投資アイデアマニュアル」から。 UBSファイナンシャル・サービスのデータでは 小型株の長期パフォーマンスは大型株を年間約5%!も上回っている 「んごーい。パパ、これ、んごーい。」ことですね。 尚過去記事としては、以下の 小型株効果が利益の源泉 となります。 最後は、超小型株に特化したファンドマネージャーである凄腕、ピーター・ガイ(マーケットの魔術師 オーストラリア編)の言葉から。 超小型株の専門になった理由はいくつかあります。1つ目は、 小企業の方が他業種にわたる企業より単純 なことです。2つ目は、 小さい企業の方が割安 で買える可能性が高いことです。3つ目は、 小企業の中にはライフサイクルの初期段階にあって、将来大きく成長を遂げる企業がときどき見つかる からです。4つめもあります。 大企業より面白いし興味を惹かれる からです。。。小企業に投資すると、起業家と知り合うことも出来るという事です。 つまり、 超小型株投資は、「単純で、割安な銘柄が多くて、高い成長が期待されて、更には滅法面白い」ということです。非常に分かりやすいし、魅力的な解説ですね。 ガイの言葉をもう1つ。 私は、絶対に超小型株の分野に専念しようと決めています。。。 小さいほど有望 と言えます。。。昨日買った銘柄は、時価総額が300万豪ドルを少し上回っているだけですが、そこまで小さくても買います。 このガイの「小さいほど有望」というのは至言です。何故なら 成長初期にある銘柄を多く掴むことができる からです。そして私の観察だと、日本でも超小型株を専門としているS級・A級の凄腕個人投資家が、統計学的に優位に、異常かつ非常に多いと感じています。尚過去記事としては、以下の ピーター・ガイ となります。 ふー、小型株効果はこのように本当に凄まじいものなんですね。 そして私は実際のポートフォリオ編成でもこの小型株効果を最大限に生かすべく、多くの超小型・小型株をPF上位に組み入れています。具体的に私のPFのJ2クラス以上で時価総額200億円以下のものを見ておくと、 1718 美樹工業(時価総額59.6億円)2153 E・Jホールディングス(時価総額114.9億円) 3020 アプライド (時価総額48.4億円)3277 サンセイランディック (時価総額103.3億円)3297 東武住販 (時価総額48.7億円)3467 アグレ都市デザイン (時価総額49.6億円) 3515 フジコー (時価総額36.4億円)4754 トスネット (時価総額52.7億円)5283 高見澤 (時価総額45.4億円)6186 一蔵 (時価総額45.2億円)6356 日本ギア工業 (時価総額69.8億円)7264 ムロコーポレーション (時価総額109.5億円)7417 南陽 (時価総額152.9億円)7533 グリーンクロス (時価総額102.9億円)7614 オーエムツーネットワーク (時価総額139.6億円)7837 アールシーコア (時価総額55.2億円)7932 ニッピ (時価総額119.5億円)8119 三栄コーポレーション(時価総額106.0億円)9707 ユニマットRC (時価総額153.1億円) とこんなにもあります。 そして時価総額が小さければ小さいほどいい、と私も強く感じていますし、同評価の銘柄が複数あれば、常に時価総額がより小さい銘柄を優先して買うようにもしています。とにかく我々個人投資家にとっての最大の武器である「小型株効果」の力を最大限に生かすことを目的として日々戦っているということですね。 以上、みきまるの優待バリュー株日誌特別編 小型株効果についてのまとめ 永久保存版【2018年度版】。 でした。
Jun 7, 2018
いやあなんだか相場環境が悪いですね。バリュー株は指標的に割安でもそのまま放置、グロース株は成長力を維持してはいてもマーケットが期待している水準には及んでいなくて続落というところが多く、かなり経済的・精神的に消耗・摩耗してきている個人投資家の方も多いのではないでしょうか? さて皆様、是非ここで思い出してください。 困ったら、行き詰ったら、優待バリュー株投資 ですよ。 具体的には、総合利回りの高い優待バリュー株を1枚ずつ多品種仕込んでPFの防御力をどんどん、どんどんと上げるのです。100万あれば楽に10銘柄買えますし、1000万円あれば100銘柄は行けますね。これは勝てるかどうかは別として、市場での生き残りには無類の強さを発揮します。 尚、詳しいことは以前の超人気記事である 優待バリュー株穴熊投資法 2018年版 を御覧下さい。 さて優待株投資の宣伝はこれくらいにして、(笑) 今日も元気に2018PF概況シリーズです。 104位 9799 旭情報サービス (東2、3月優待) ○ PF104位は、独立系情報サービス会社の旭情報サービスです。前回は2014年に75位で出ていました。その頃から較べると株価は上昇しているのですが、私のPF内の銘柄数が当時と比べて激増している影響が大きく、ランキングを下げてここで登場してきました。 現在の株価は1184円、時価総額98億円、PBR1.23、自己資本比率は81.8%、今期予想PER14.39、配当利回り2.9%(34円)、総合利回り3.3%(34+5=39円)で、優待は1000株保有で5000円相当の郵便局の「選べるギフト(月コース)」です。 ところで私はこの手の「カタログギフト」が大好きなのですが、なぜかというとそこに「自由」があるからです。そもそも私が長年投資家をしているのも、それが「自由な世界だから」というのが非常に大きいと思います。 どの株を買っても売ってもよい、何をしてもよい、しなくてもよい、努力してもよい、怠惰なまま夢だけを求めてもよい、幸運を願わず日々最悪を想定しながら悲観的に過ごしてもよい、自らに幸運が来ることを毎日祈りながら日々微笑んでいてもよい、そしてそれらの結果、大きな果実を手に入れて常夏の南の島に引っ越すのも、戦いに敗れ涙ながらに暖房の無い部屋で凍えながら市場から静かに去るのも全て自由なのです。 すいませんまたもや脱線しました。話を元に戻すと、カタログギフトには2つの長所があります。1つはもちろん送り手の愛情が伝わることですが、もう1つは「受け取った後に物語があること」です。元々欲しかったアイテムを手堅く選んだり、見ているうちに思ってもいなかった品物を選んだり、自分でお金を出すのなら絶対に選ばないようなチャレンジングな行動に出たり、とそこには「小さいけれど確かな自由」があるのです。 そして、その「自由度」はカタログギフトの金額が上がれば上がるほど増します。それは会社で出世すればするほど裁量権が増して自由になっていくことや、投資家として資金力が付けば付くほどPFにやんちゃな株を組み入れて楽しく好きなように遊べる、と言う感覚と似ていますね。その意味で、この「旭情報サービス」の高額ギフトは「カタログギフト界の雄」に相応しいものです。具体的に内容を見て行きましょう。 早速、実際の選択品をいくつか見てみましょう。 2017年はケーキドームを選びました。 ↑ なんだか摩訶不思議な形をしています。一体何に使うものなのか? 私には良く分かりません。この世に何故こんなに不思議なアイテムが存在するのか、謎ですね。(汗) 2016年は鎌倉彫のお箸を選びました。 旭情報サービスは指標的には妥当なところと思いますが、好財務、まずまずの総合利回りで、PF上位銘柄としてホールドしていくのに特に不足はないと考えています。これからも「自由度満点の珠玉のカタログギフト優待」を楽しみにしながらのんびりとホールドしていく予定です。
Jun 6, 2018
さて、今日の日記は私のポートフォリオ上位銘柄の中で、 グレアムのミックス係数 が低い銘柄をもっと見てみようという、 ザ・ポジショントーク & ブログ過去記事の愛のリサイクル 企画の第2弾です。(笑) それでは早速行ってみましょう。グレアムのミックス係数が低い、優待バリュー株をたくさん見てみよう。2018年版の続きを少し書きます。前回書いたらかなり面白かったからです。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日安田倉庫。(ミックス係数5.76) https://t.co/0b2JlxcTOu #r_blog「低PBR&横浜カジノ関連」で、打率は低いものの、もしも当たったらリターンが大きそうな、夢のある銘柄ですね。♬— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日南陽。(ミックス係数8.46) https://t.co/TaJiIzCBn6 #r_blog68年間赤字無し&上方修正癖&東証1部昇格期待の3つの魅力のある小粋な銘柄ですね。♬— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日ニッピ。(ミックス係数6.45) https://t.co/2glHqejDiG #r_blog低PBR&バイオ関連&上方修正癖&面白優待の、クアドラな4つの魅力のある素敵な銘柄ですね。♬— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日フジコー。(ミックス係数4.47) https://t.co/cZgjC0mm4l #r_blog超低PBRで業績急改善中&大きな将来性のある「大規模蓄電池関連銘柄」&好財務&不人気で、実にいい、いぶし銀銘柄ですね。♬— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日京阪神ビルディング。(ミックス係数10.22) https://t.co/tdjGGdMcZY #r_blogここは一言で言うと、「非凡な銘柄」ですね。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日ウェッズ。 (ミックス係数10.41)https://t.co/aveEDGViLw #r_blogポートフォリオ上位の「午後の紅茶」的な、癒し系の銘柄ですね。こういう子も必要です。「遊びの無いPFは脆い」からですね。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日ニチリン。(ミックス係数7.60) https://t.co/6X5hzhAxQ7 #r_blog自動車部品関連は魅力的な優待バリュー株の宝庫ですが、ここもいいですねえ。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日ハピネット。(ミックス係数9.41) https://t.co/ylluGmfv4E #r_blogここも優待族的には魅惑的な株価位置ですねえ。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日トーメンデバイス。(ミックス係数7.68) https://t.co/nliIRyABdo #r_blogこの数年ずっと私のPF上位の地位を維持し続けている、超実力派銘柄ですね。♬— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日いやあ、第2弾、いかがだったでしょうか?こうしてみると、日本市場には未だに魅力的な株価水準の優待バリュー株がたくさんたくさんあることが良く分かりますね。♬— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月4日
Jun 5, 2018
さて今日は久々に 2018ポートフォリオ概況シリーズ です。 103位 4362 日本精化 (東1、3月優待) 〇 PF103位の上位銘柄は、樟脳・脂肪酸誘導体で高シェアの日本精化です。前回は2014年に98位で出ていましたので、似たような位置での登場となりました。 ↑ 今時珍しいくらいにシンプルな報告書ですね。 現在の株価は1216円、PBR0.81、時価総額309億円、自己資本比率は77.6%で有利子負債ha0、今期予想PER16.68、配当利回り2.0%(24円)、総合利回り2.2%(24+3=27円)で、優待は1000株保有で3000円相当の自社子会社製品(除菌や清浄品の詰め合わせ)です。 今日は過去数年に私が戴いた優待品を復習として見ておきましょう。 2017年です。 2016年です。 2015年です。 いずれも非常に実用的な内容ですね。投資家として衛生状態を常に良好に保ち、市場で健康に長生きする礎となってくれる素晴らしい優待です。 日本精化は、毎回の優待品供給元でもある子会社のアルボース社が家庭用の手指消毒剤やハンドソープ、うがい薬を手がけている関係もあって、インフルエンザの流行や多剤耐性菌の出現が大きな社会的ニュースになるとたまに株価が吹き上がります。 今は材料の乏しい凪(なぎ)の時期ですが、日本精化は好財務&独自性のある魅力的な優待内容のしっかりとした2本柱が揃った銘柄ですし、依然としてPF上位としてホールドしていける力のある銘柄であると考えています。
Jun 4, 2018
さて今日は株式投資本オールタイムベスト73位 株式売買スクール (ギル・モラレス、クリス・キャッチャー著、パンローリング社)の第5弾です。 今日からは珠玉の出来栄えである 第4章 失敗に学ぶ を見ていきましょう。 「トレーダー」という雑誌の表紙を見ると、浪費や物質主義という浅はかな概念がトレーダーの動機になっているという現実が垣間見える。豪邸やスポーツカー、自家用ジェット、高級ワイン、高級時計などの物が成功の証しとしてトレーダーの間で崇拝され、そしてトレーダーとして目指すべき理想の姿として提案されている。われわれはこの考えには断固として反対である。エゴを満たすことがトレードをする動機であって良いはずがない。 真のトレーダーであれば、単純に大化け株をつかんで「ゾーンにはまった」ときこそが、最も心穏やかになり、最高の満足感を得られる瞬間である はずだ。つまり、成功するトレーダーになることの本当の意味とは、トレーダーとしての腕を磨くことで至福の喜びを感じること、それに尽きるのだ。 究極の目的はお金ではない ということである。 その裕福さを利用してできるだけシンプルな人生を送ってほしい。 最後の1文、心にグッと沁みました。。 私は現在、少しでも資金力のある「大きな投資家」になることを目指して日々血みどろで戦い続けているわけですが、その最終目標は、言われてみると確かに「シンプルで楽しく、悩みの少ない人生」を送ることなんですね。未だに「物欲&煩悩MAX」な私には、非常に「身の引き締まる清廉な警句」でした。(滝汗) 後、クリス・キャッチャーはお母さんが「大谷英子さん」という「アメリカで最初の日本人女性ファイナンシャルコンサルタント」であるそうなのですが、その影響なのでしょうか? その文章にどことなく「東洋的な、仏教的な価値観」が漂っているようにも感じました。 また「トレードの究極の目的はお金ではない」と言う視点に関してですが、超名著 続マーケットの魔術師 の中で、コルム・オシアが語った、 お金のためにトレードする人はみな失敗します という金言を何故か思い出しました。 私達投資家はもちろん「お金を稼ぐ」ことを求めているからこそ市場に参加しているわけですが、マーケットと言うのは本当に天邪鬼かつ不思議なところで、「お金への執着心」だけでは決してうまく行かないんですね。(続く)
Jun 3, 2018
はい、今日の日記は昨日紹介した私のポートフォリオ上位の主力株の中で、 グレアムのミックス係数 が激低の銘柄を改めて眺めてみようという、 ザ・ポジショントーク&愛のリサイクル 企画です。(笑) それでは参りましょう。それでは昨日紹介した、グレアムのミックス係数が低い、ある意味では「古典的」でもある、私のポートフォリオ上位の地味株をざっくりとオーバービューしておきましょう。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日三栄建築設計。(ミックス係数7.38) https://t.co/1vdEukd2qH #r_blog当社の「同じ家は作らない」というコンセプトはたまらなく魅惑的です。指標的な割安さ・成長力・優待力を兼ね備えた総合戦闘力最高の優待バリュー株であると、個人的には現在最大級の評価をしています。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日第一交通産業。(ミックス係数6.08) https://t.co/HMCDv3MVBb #r_blog「福証最後の大物」ですね。タクシー業界日本1位&沖縄1位のバス企業グループであり、個人的には「沖縄カジノ実現でワンチャンス」あるかもな?と思っています。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日三栄コーポレーション。(ミックス係数7.21) https://t.co/71hb7hhoV1 #r_blog自社ブランド品のみで構成された優待カタログのクオリティの高さにその実力が滲む万年不人気割安株。私の最愛の優待株の1つ。自分はここが手掛けるドイツ製シューズのビルケンシュトック以外の靴は一切履きません。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日E・Jホールディングス。(ミックス係数6.93) https://t.co/7Wy9hjVInJ #r_blog東証1部昇格期待を初めとして、複数の強力で魅力的なカタリストが揃った実力派優待バリュー株ですね。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日アプライド。(ミックス係数5.11) https://t.co/w7ruhbctVI #r_blogBtoCからBtoBへの事業転換に成功し、業績給改善中の万年不人気株。裏寂れたC級の店舗のイメージが強いからでしょうが、今期予想PER5倍台はあまりにも低評価の気がします。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日美樹工業。(ミックス係数2.97) https://t.co/BE2WPEyxdb #r_blog地味な上に減益予想で超絶不人気株ですが、ミックス係数2倍台は安いと思います。ま、上がるかどうかは私には全く分かりませんが。(笑)— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日高見澤。(ミックス係数2.71) https://t.co/GUMMDMaOdk #r_blog「ほんわかとした成長力&抜群に旨い優待なめたけ」と言う2つの魅力を持った優待バリュー株。ここのミックス係数2倍台はちょっと低評価過ぎるように思います。ま、株価が騰がるかは知らないですが。(笑)— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日オリックス。(ミックス係数6.35) https://t.co/rd3n7ss0yx #r_blog出ました、オリックス。指標的に安く、成長力もあり、更に総合利回り激高で超大型株、という「優待族的にはどうしてこんなに安いのか全然分からない」謎株ですね。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日ムロ・コーポレーション。(ミックス係数4.31) https://t.co/MNGigh9rcQ #r_blog自動車部品関連には安い所が多いですが、ここムロ・コーポもなかなかのものですね。。。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日岡谷鋼機。(ミックス係数3.50) https://t.co/okVeDl97NQ #r_blog「嫁に出すならトヨタより岡谷」と称される中部財界の重鎮&超名門企業ですね。こんなに安くていいのか?といつも思いますが、これが名証1部単独上場逆プレミアムの凄さなんですね。♬— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日西川ゴム工業(ミックス係数5.17)。 https://t.co/MHPemSj0HC #r_blogここもミックス係数5.625(グレアム基準の22.5の4分の1)以下か。。日本市場には本当にまだまだ割安株が多いですね。。。— みきまるファンド (@mikimarufund) 2018年6月1日 いやあ、こうしてみると、日本には本当に魅力的な水準の優待バリュー株が多いですね。♬
Jun 2, 2018
さて2018年6月の抱負です。 さて今年はこれまでのところ、エネルギーの足りないヨコヨコのちゃぶついた相場が続いています。そしてそういった環境下で、私もここまで大したパフォーマンスを出せずに過ごしています。 そして今年の日本株市場の特徴として、地味系のバリュー株がほとんど評価されずそのまま野ざらしで放置されているという事があると思います。ま、これは以前から日本株市場の傾向ではあるのですが、今年は「すごく安いままなんだけど、それにしてもピクリとも反応せんなあ。」と感じるものが特に多い印象です。 具体的に私のポートフォリオの上位銘柄で言うと、3228 三栄建築設計 PBR1.22×PER6.05=グレアムのミックス係数7.389035 第一交通 PBR0.72×PER8.45=グレアムのミックス係数6.088119 三栄コーポ PBR0.74×PER9.74=グレアムのミックス係数7.212153 EJHD PBR0.61×PER11.36=グレアムのミックス係数6.933020 アプライド PBR0.90×PER5.68=グレアムのミックス係数5.111718 美樹工業 PBR0.50×PER5.93=グレアムのミックス係数2.975283 高見澤 PBR0.49×PER5.54=グレアムのミックス係数2.718591 オリックス PBR0.86×PER7.38=グレアムのミックス係数6.357264 ムロコーポ PBR0.67×PER6.43=グレアムのミックス係数4.317485 岡谷鋼機 PBR0.54×PER6.48=グレアムのミックス係数3.505161 西川ゴム工業 PBR0.70×PER7.39=グレアムのミックス係数5.173258 ユニゾHD PBR0.71×PER7.79=グレアムのミックス係数5.53 あたりです。 これらの銘柄は指標的に安いのはもちろん、どこも業績も好調で、更にはそれぞれに特色のある魅力的な優待まで付いたピカピカの優待バリュー株たちです。欠点としては成長力に乏しい銘柄が多いことですが、それを加味しても安いと思いますし、天国のグレアム先生が見たらその割安さに驚かれるのではないかな?とも感じています。 今月も、こんな地味株たちと一緒に頑張ります。(笑) それでは皆様、今月もよろしくお願いいたします。
Jun 1, 2018
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