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18世紀に、ウイリアム ブレイクが描いた絵です。『The Ancient of Days』という原題ですが、日本語では『日の老いたる者』という題で紹介されているようです。赤色と黄色と黒色の対比が、強力なコントラストをつくり出しています。この三色の配色は、究極の根源性としか言いようのないものに、わたしたちを誘います。色彩の中で、白色と黒色は、光と闇を表していて、極限性を持っています。つまり、それより向こうはわたしたち人間には認識できないものを表しているのが、白色と黒色になります。ここでは、その二つの色のうちの黒色が使われています。黒色は全てを含んだ色彩でもあるので、原初のすべてを含んだ闇の中から、第一日が(神によって)生み出されているところです。また、赤色は、最も身体性を表す色彩で、象徴として母性的です。それに対して黄色は、精神性を表す色彩で、象徴として父性的です。この二色の配色や混合によって、新たな命が現象化します。ここではこの赤色と黄色は、ドラマティックに混じり合っていて、誕生の瞬間を示唆しています。色彩以外のかたちとしては、「一日」というものが、神の手に持つコンパスで、表現されています。ここには、「一日」というものが、自然のものでありながら、ピシッとした厳格なものでもあることが描かれていると思います。ウイリアム ブレイクの、根源への熱い愛が、ギュッと凝縮されている絵ということができます。強い愛とともに、恐ろしさ(畏敬の念)さえも感じられる絵画です。☆アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。
2018.08.31

おはようございます。いつもお読みいただき、ありがとうございます。今週は、まず8月26日(日)に満月です。この満月につきましては、どうぞ先週の《こちら》をごらんください。今回の満月では、満月の月に対して、土のサインがグランドトラインをかけ、カイトができています。「水のサイン(愛情など)は、ただそれだけでは存在せずに、その入れ物としての土のサイン(家など)の守りが必要」といわれているのですが、今回の満月においては、しっかりとした土の入れ物が用意されている感じです。この満月への流れの中で、形になって行くものは何でしょう? また、今回は形にならなかったものは何でしょう。満月の直後は、受け取りと手放しの時間です。成果を、よろこびと感謝とともに受け取って行く。そして、もはや手放すものは、ありがとうと開放して行く。どうぞより良き星の時間をお過ごしください。そのあと8月27日(月)23:06には、逆行していた火星が、山羊座29度で順行になります。今までなんとなく空回りしているなぁ~と感じていた人は、少しずつやる気が行動に結びつきやすくなるでしょう。それでは、サビアン占星術より、今週のメッセージをお届けします。 08月26日(日) 乙女座04度。〈白人の子ども達と遊ぶ黒人の子〉 対立要素は過去のものとなり、物事は解決へと導かれて行きます。 08月27日(月) 乙女座05度。〈妖精の夢を見る男〉ときには、イメージ遊びをしてみましょう。ワクワクしてきます。 08月28日(火) 乙女座06度。〈メリーゴーランド〉 生活にメリハリのリズムを付けてみるのも、日常を楽しむひとつの方法です。 08 月29日(水) 乙女座07度。〈ハーレム〉 自分と相手の関係は、流動的に変化したりもします。 08月30日(木) 乙女座08度。〈最初のダンスの練習〉 考えているだけで無くて、実際に始めてみましょう。 08月31日(金) 乙女座09度。〈未来派の絵を描く男〉ときには、未来の夢や希望も、思い描いてみましょう。 09 月01日(土) 乙女座10度。〈影の向こうを覗く二つの頭〉 「影」を超えて光の中を見る、そんなプロセスがあります。 09 月02日(日) 乙女座11度。〈母親の期待の鋳型にはまる少年〉 「型」というものの使い方に、目を向けてみましょう。 kindle版の『色彩サビアン占星術 12星座』は《こちら》です。360個のサビアンシンボルの解説文と、そのサビアンシンボルをひとつの色彩に置きかえたぬり絵で構成されています。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆ アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。それでは今週も、どうぞすてきな一週間を、おすごし下さい。
2018.08.26

ヒエロニムス ボッシュ派の人が描いた『聖アントニウスの誘惑』という絵です。ボッシュ派というのは、ボッシュの門人や弟子ということになります。ボッシュが生きたのは1450年ごろから1516年で、この絵が描かれたのが1551年から1600年の間ということなので、ボッシュの死後、しばらく経ってから描かれたものであることがわかります。この絵に描かれている聖アントニウスがどういう人であったのかは、きのうの《こちらのブログ》に、その出生星配置図チャートとともに、書いてあります。この聖アントニウスが修行中に、悪魔のさまざまな誘惑と戦っている絵は、ボッシュ自身が描いた絵もあり、そちらはかなり有名ですが、ほかにもたくさんの画家がこのテーマで絵を描いています。これらのことを踏まえてみると、この一枚の絵をアートリーディングする以前に、この絵自体が三重の意味の愛に支えられて存在していることがわかります。つまりそれは、ボッシュ派の人々のボッシュへの愛、長い間うけつがれた、人々(画家)の聖アントニウスへの愛、そして聖アントニウス自身の宗教愛です。それでは、この絵のアートリーディングに入ってみましょう。まず画面右側に大きく描かれている男性、これが聖アントニウスであることがわかりますが、かれは、赤色と黒色の二色の服を身にまとっています。この、赤色と黒色の色彩配置は、その多くがお母さんとの問題(テーマ)を言い表しています。聖アントニウスが描かれているのは、画面のおよそ火星位置。そこから画面左側(中央)を見ています。つまりこの配置は、聖アントニウスが積極的に思索をしている、内面を見ることに集中しているようすを強調する画面配置であることがわかります。この聖アントニウスの集中力のすごさは、着ている服の赤色がさらに強調していますし、またもっとよく見ると、火星位置から天王星位置にむけての背景に火事のシーンが描かれていることでまた、さらに強めた表現となっています。聖アントニウスが向かい合っている不思議な家には、年配の女性の顔が付いています。これは、家庭を守る主婦としての母的存在が象徴として描かれていることになります。また、女性の頭部は白い布で覆われています。白い布は、清楚感や宗教観をあらわしています。聖アントニウスの母が敬虔なクリスチャンであったことを思い起こさせる表現です。家は茶色で描かれているので、刺激的な面白味などは無いけれど、堅実な存在であることがわかります。また、家の入口の中には、ひざ下までが土の中に埋もれた裸の女性が描かれています。ひざ下までが土の中に埋もれているということは、そこから移動ができないことを表しています。おそらく当時の女性たちの多くが、このように家に根を張って生きていたのでしょう。この不思議な家は、画面の木星位置から海王星位置に描かれていますので、これらが幻影であることがわかります。つまり聖アントニウスは、心の中の幻影の「家と女性」と対話をしています。修行生活に一生をささげた聖アントニウスですが、その出生の星配置図チャートをみると、太陽が山羊座であることがわかります。山羊座は、社会性の中に家を構えるサイン。そしてその家の中には、蟹座的な家庭が育まれるわけですが、この山羊座ー蟹座のラインには、彼のノード軸(ドラゴンヘッドとドラゴンテール)がありますので、このポイントは、彼にとって、とても大切な部分であったことがわかります。社会性を切り離しひとり修行生活に集中して精進しようとすればするだけ、この切り捨てられた要素は幻となって出現して、彼に内面の対話を迫って来たことでしょう。でも実は、そのような内面との対話こそが、聖アントニウスが一生をかけてフォーカスし続けた大切なものだったのではないかということが、とても良く伝わってくる絵だと思います。☆アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。
2018.08.25

聖アントニウスのことをネットで調べていたら、生年月日が表記されているのでビックリ。251年01月12日となっていました。好奇心(こんなに古くても、ちゃんと算出されで出るのかな? 聖アントニウスの生き方に合った出生図がでるのかな?)から、SG(スターゲイザーという占星術ソフト)を使って、出してみました。聖アントニウスは、キリスト教の聖人ですが、どのような人生をたどった人だったかを、まずは、ざっと書いてみます。彼は、エジプトのアレクサンドリアに生まれ、キリスト教徒の裕福な父母のもとで育ったそうです。ところが20歳の時にその父母が亡くなり、莫大な遺産を引き継いだらしいのですが、それをすべて寄付して、ひとり砂漠に行き、そこで修行に明け暮れます。悪魔からのさまざまな誘惑にも打ち勝って、街に戻ってから、彼のもとに集まった人たちと禁欲の修道士生活を始めた聖人ということです。街に戻ってからも、修行生活は続き、墓地の地下でひとり修行生活を続けたりしたそうです。そして、356年に105歳の長寿をまっとうして、亡くなったとのこと。251年のチャートがちゃんと出ることにも驚きましたが、出してみると、この聖アントニウスの生き方にあまりにもピッタリなチャートなので、そのことにも驚きました。水瓶座の月と水星は、基本的に、「人類みな兄弟」的な友愛や理念に生きる生活姿勢とものの考え方を表し、射手座の金星は、宗教哲学に燃えることが楽しいことを示しています。そして山羊座の太陽は、本来の山羊座ですと、今・ここに在る社会性にフォーカスして、社会の中で役に立つ人として生きることが本命となって行くわけなのですが、この度数は山羊座22度「敗北を優美に認める将軍」の度数。結果を出すためにあくせく無理をするのではなくて、それよりも、(内面を見つめて)自身の本質について自己確認して行くことにウエイトがある度数といわれています。それにプラスして、この太陽は、ドラゴンテールとオーブ無しのタイトなコンジャンクション。ドラゴンヘッドのほうとコンジャンクションしている場合には、山羊座の太陽を、この人生において開発して行くことに、あくなき探求をすることになるのですが、テールとコンジャンクションしているということは、それはもう(前世などで)やり尽くした感があって、新鮮な魅力は感じられないということになります。魚座の火星は、スピリチュアルへの熱い情熱を、さそり座の木星は、何かにはまって行くことへの肯定感を表しています。そして、人生の最終的な立ち位置をあらわす土星は、射手座。ここには先ほども書きました金星がありますので、精神世界に飛ぶことは、楽しいことでもあり、人生の最終的な立ち位置でもあるということがわかります。まさにスピリチュアルな修道生活は、このチャートの持ち主にとってはピッタリなことであったし、周りの人たちからはどんなに風変わりな変人に受けとめられたとしても、この本人にしてみたら、とても楽しいことであったことがわかります。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆ アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。
2018.08.24

おはようございます。いつもお読みいただき、ありがとうございます。来週はじめの8月26日(日)20時57分に満月になります。満月の太陽の度数は乙女座04度。サビアンシンボルは「白人の子どもたちと遊ぶ黒人の子」。黒人の子どもが一人、白人の子どもたちに交じって一緒にむじゃきに遊んでいる情景が、描かれています。「子ども」というのは、「未来の可能性」を象徴しています。これは、マザーテレサの太陽の度数ともいわれています。肌の色や立場の違いなど、社会的な差別や対立する要素がたくさんあるように見えたとしても、たとえば、おたがいにオープンマインドになって、何か文化交流など楽しいことをいっしょにすることは、相手を理解して行くことの鍵となってくれます。満月の月の度数は、魚座04度。サビアンシンボルは「狭い半島での交通混雑」です。三方を海に囲まれた狭い半島に、道路が行きわたり流通が盛んになって来ました。このサビアンシンボルでは、交通渋滞がおきるくらい、産業が活性化されているようすが描かれています。魚座は、スピリチュアルな形ないものの世界。たとえそれらは、とりとめのないものであったとしても、熱意や意欲が原動力となって、魚座ワールドに足がかりが作られていることが、このシンボルでは描かれています。難しい問題だと思っていたけれど、すっと気持ちが軽くなるようなことが起こるかも知れません。思いもよらず、誰か助けてくれる人が現れるということだってあるでしょう。頭を抱えていたことが、スムーズにより良い方向に変化して行くことも考えられます。満月への流れは、それまでの願いがかない、ふさわしいものが引き寄せられて、形になる時。もたらされたギフトを感謝とともに受け取りましょう。満月の後は、その、手にしたギフトとより良い関係を育んで行くことができます。どうぞすてきな満月への流れをお過ごしください。それでは、サビアン占星術より、今週のメッセージをお届けします。 08月19日(日) 獅子座27度。〈夜明け〉さあ! 夜が明けました。活き活きと生きて行きましょう。 08月20日(月) 獅子座28度。〈大きな木の枝にとまるたくさんの小鳥〉 生活の場は、“ささやかな”たくさんの遊びで満たすことができます。 08 月21日(火) 獅子座29度。〈人魚〉ロマンスに憧れる純心さは、まるで真夏の入道雲みたい。強く大きくふくらみます。 08 月22日(水) 獅子座30度。〈開封された手紙〉 貯め込まれていたものが解放され、次のステップに進みます。 08月23日(木) 乙女座01度。〈男の頭〉まずは落ち着いて、現実に目を向けることから、始めてみましょう。 08月24日(金) 乙女座02度。〈掲げられた大きな白い十字架〉 普通に暮らすということに、居心地の良さを感じても、良いのです。 08月25日(土) 乙女座03度。〈保護をもたらす二人の天使〉 守護天使は、さまざまな形で現れます。 08月26日(日) 乙女座04度。〈白人の子ども達と遊ぶ黒人の子〉 対立要素は過去のものとなり、物事は解決へと導かれて行きます。 kindle版の『色彩サビアン占星術 12星座』は《こちら》です。360個のサビアンシンボルの解説文と、そのサビアンシンボルをひとつの色彩に置きかえたぬり絵で構成されています。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆ アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。それでは今週も、どうぞすてきな一週間を、おすごし下さい。
2018.08.19

この絵も、前回《第7回》と同じ、ギュスターヴ・カイユボットの1884年の作品です。『エトルタにある セント・クレア湖への道の ペール・マグロワール』という題名が付いています。ペール・マグロワールで検索してみたら、ペール・マグロワール社というのが見つかりました。1821年にボン・レヴェックという街で創業されたブランデーの酒造メーカーの名前だそうで、フランス国内で知名度・販売数量ともにトップクラスだとか。「カルヴァドス」という名前のお酒が有名みたいです。いっけん地味で退屈な印象のある絵です。このテイストは、たとえるなら占星術の「土星」が持っているようなテイストです。揺るぎないけれど、たんたんと同じことが繰り返される、地味な感じ。この後ろ姿で描かれている登場人物の男性も、ほぼ土星期(55歳から72歳)くらいの年齢であるようにも思えます。明るく照らされた太い道が描かれていて、遠くにとても小さく描かれていてる女性との対比から、この道がずっと遠くまで続いている、その距離感が表現されています。道は、海王星(またはコクマー)の位置に、ゆるくカーブしています。この海王星(またはコクマー)の位置や、反対側の上部の天王星(またはビナー)の位置は、人生を終えた人たちが消えて行く位置でもあって、ややラベンダー色味がかった空が、その印象を強めています。象徴解釈する時に、「道」は「人生そのもの」に例えられます。ここに描かれた男性は、明るく輝いて平坦な道を、リラックスして歩いていますので、おそらく何の苦労もない人生を歩んでいることでしょう。右側にそれる細い道も一本描かれていますが、それもほぼ木星位置から海王星位置にかけてなので、この人物は、たとえ会社の経営者であったとしても、実質的な経営からは退いて、悠々自適な生活をしていることが想像されます。あまり面白味は無いかも知れないけれど、立派で日の当たる人生を歩いてきた人のようです。むしろその地味さのなかで、ブレずにそれを保守することに自身の役割があることがちゃんとわかっていて、むしろその人生の道自体を愛してきた人なのでしょう。少し丸みを帯びた後ろ姿からは、この人物が持つ柔和さや温かさも、絵を見た人に伝わってきます。☆アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。
2018.08.17

おはようございます。いつもお読みいただきまして、どうもありがとうございます。先週も少し書きましたが、8月8日(水)に天王星が逆行をはじめ、現在6天体が逆行中になっています。天王星・海王星・(降格した)冥王星に加えて、土星・火星・水星の6天体です。いつも夏の期間は、天王星・海王星・冥王星のトランスサタニアン天体の逆行が重なる時期なので、もともと逆行天体が多い時ではあるのですが、それでも占星術で使う10個の天体のうち6天体がそろって逆行というのは、たしかに珍しいと言えますね。6天体逆行が終わって5天体逆行になるのは、水星逆行が終わる8月19日(日)。逆行期間は、過去を見直したり、整理したりできるとき。そんな中でみつけた宝物は、きっとステキな未来を開いてくれるカギになってくれることでしょう。どうぞより良い逆行期間をお過ごしください。それでは、サビアン占星術より、今週のメッセージをお届けします。 08月12日(日) 獅子座20度。〈ズーニー族の太陽の崇拝者〉 自分の力で、必要な活力を呼び起こせる方法を、見つけてみましょう。 08月13日(月) 獅子座21度。〈中毒した鶏〉”飛翔したい”気持ちは、とても活力に満ちています。 08月14日(火) 獅子座22度。〈伝書鳩〉 役に立つことで、自分自身も安定して行きます。 08月15日(水) 獅子座23度。〈裸馬乗り〉 煽(あお)ることと鎮(しず)めることの両方を上手に使い分けてみましょう。 08月16日(木) 獅子座24度。〈身だしなみの整っていない男〉エネルギーを集中できることが見つかると、充実感に満たされます。 08月17日(金) 獅子座25度。〈砂漠を横切るラクダ〉 独立独歩。小さな一歩はいつの間にか、大きな距離に達することでしょう。 08月18日(土) 獅子座26度。〈虹〉 自然界のきざしから、祝福のエネルギーを受け取ってください。 08月19日(日) 獅子座27度。〈夜明け〉さあ! 夜が明けました。活き活きと生きて行きましょう。 kindle版の『色彩サビアン占星術 12星座』は《こちら》です。360個のサビアンシンボルの解説文と、そのサビアンシンボルをひとつの色彩に置きかえたぬり絵で構成されています。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆ アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。それでは今週も、どうぞすてきな一週間を、おすごし下さい。
2018.08.12

これはギュスターヴ・カイユボットが描いた絵画です。カイユボットという画家は、日本ではあまり知られていませんが、モネやルノワールとともに印象派を代表する画家のひとりとされているそうです。題名は『オスマン大通りのバルコニーの男』。「オスマン大通り」とは、パリの8番街と9番街を横切る道のことだそうで、この絵は、1880年に描かれました。さわやかな気持ちの良い風が吹き込んでくるのが感じられる絵画です。バルコニーが描かれていること、大きく開かれた窓、明るく風になびく日よけの布などから、それは伝わってきます。描かれている男性は、社会的なステータスの高さをあらわす正装をして、バルコニーから外を見ていますが、この男性の視線は、この絵画を見ている私たちと、同じ方向を向いています。通常の絵画リーディングでは、絵の中に穿かれた人物が、この絵のように、わたしたちに背を向けている場合には、その描かれた人物の心が内向していると解釈されますが、この絵の場合は、バルコニーから外を見ているという設定で描かれていますので、この絵の男性は、絵を見ている私たちの視線を、自分自身が見ている光景へと誘います。つまり、「自分が見ている、このすばらしい景色を一緒に見て」と言っています。その誘われる視線の先にある光景は、パリの街並みですが、延々と続く立派な建物やあふれんばかりの街路樹の緑、そこに赤色と白色の配色の日よけ布とのコントラストも相まって、社会がどんどん勢いを増して発展して行く、若々しさと栄光に満ち満ちています。それをとても誇らしく感じているようすは、この男性の左手のポーズにも、とてもよく表れていると思います。明るい勢いが感じられる社会と、この絵の人物の人生や生活は、みごとにコミットしているようです。この絵を描いたカイユボットという人は、画家であると同時にコレクターでもあった人だそうで、印象派の画家たちへの資金援助もしていた人なのだそうです。くわしいことはわかりませんが、この絵からは、実家が裕福だったのかな? という要素が見受けられると思います。そして、この絵が描かれた1880年は、日本では明治13年。フランスでは、1871年にナポレオンの失脚があって、その後、第一次世界大戦がはじまるのが1914年ですので、その間の安定期にあたり、この絵が描かれた7年後の1887年に、エッフェル塔の建設が始まりました。ここに描かれているのは、自身もぴったりとコミットしている、成長期にある社会への愛ということができると思います。☆アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。
2018.08.05

おはようございます。いつもお読みいただきまして、どうもありがとうございます。今週は、8月11日(土)18時59分に、獅子座19度で、食の新月です。この時期、トランシット(お空)の10天体のうち、冥王星・海王星・天王星・土星・火星・水星の6天体が逆行中。逆行期間は、宝物を探しに過去に向かう時間。その中で食の新月が起きるので、この過去への旅の中で大きな発見があり、新たにスタートするものがありそうです。食の新月の獅子座19度のサビアンシンボルは、「ハウスボードパーティー」。獅子座は遊ぶことが大好きなサインですが、その中でもこの19度は、「パリピ」などの言葉がピッタリな度数といえるかと思います。この度数には、気ままにプカプカと水に浮いている、ほよよ~んとしたイメージ(ドデカテモリー魚座)もありますが、獅子座(固定宮)であることを考えると、しっかりとアンカー(錨)は水底まで降ろされているのかも知れませんね。新月は、太陽(意識)と月(無意識)が出会うとき。とくに食の新月の時は影響力が大きくて、通常は届かないところにまで意識の光が差し込みますので、パラダイムシフト(おおもとからの大きな変化)も起きやすいときです。獅子座は、固定宮なので、わたしの中のブレない軸を持とうとするサイン。なので、こだわりを持ちながらも無意識に続けていたパターンに、意識の光が届いて、「続けますか? それとも書き換えますか?」みたいな問いかけも起きてきそうです。食の新月のあたりでは、大きなエネルギーが動きますので、もしも疲れを感じるようなことがあったなら、スイッチをオフにして、リラックスするとか良く眠るなどして、ご自身へのいたわりも十分に忘れないようにしてくださいね。それでは、サビアン占星術より、今週のメッセージをお届けします。 08月05日(日) 獅子座14度。〈表現の機会を待つ人間の魂〉魂レベルでの欲求は、きっと、ふさわしい場を引き寄せてくれます。08月06日(月) 獅子座15度。〈山車〉さぁ! お祭りの盛り上がりを、楽しみましょう!08月07日(火) 獅子座16度。〈嵐の後の陽光〉 台風一過のさわやかさ。思い切り深呼吸して、きれいな空気を吸い込んでください。 08月08日(水) 獅子座17度。〈ベストを着ていない聖歌隊〉 気が付くと、日常の中にも、神聖さは浸透しています。 08月09日(木) きのうと同じ 獅子座17度。〈ベストを着ていない聖歌隊〉 気が付くと、日常の中にも、神聖さは浸透しています。08月10日(金) 獅子座18度。〈化学の先生〉わたしの内側の変化と、外界で起こることは、リンクしています。 08月11日(土・祝) 獅子座19度。〈ハウスボートパーティー〉 生活の中に、気ままさを発揮できる時間を作ってみましょう。元気になります。 08月12日(日) 獅子座20度。〈ズーニー族の太陽の崇拝者〉 自分の力で、必要な活力を呼び起こせる方法を、見つけてみましょう。 kindle版の『色彩サビアン占星術 12星座』は《こちら》です。360個のサビアンシンボルの解説文と、そのサビアンシンボルをひとつの色彩に置きかえたぬり絵で構成されています。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆ アトリエえんどうまめのHPは、《こちら》です。それでは今週も、どうぞすてきな一週間を、おすごし下さい。
2018.08.05
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