MoMo太郎日記

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2019年02月27日
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テーマ: 九州発見♪(524)
カテゴリ: 九州ぐらし
堀(クリーク)の水を水田にあげるために使われた、足踏水車(踏み車)です。

小学生のみなさんが体験する足踏水車での揚水作業。
足踏水車を足で踏むと堀の水が水田に揚ってくるのですが、重すぎておじさんたちが手で押してお手伝いしています。

小さな女の子が一生懸命。ポンプがなかった時代はこの地方の農民のみなさんはこやって田んぼに水を揚げていたのですね。

想像以上に水が揚げられていました。


こちらは、男の子が足踏水車に挑戦です。

この足踏水車、一般には「踏み車」と呼ばれています。
江戸時代の著名な農学者・大蔵永常は、その名著『農具便利論』(文政5年・1822年)のなかで、この踏車の発明者を大阪に住む京屋七兵衛と同清兵衛だとし、年代を寛文年間(1661年~1672年)のとしています。
しかしこれは「踏車」といいながら、実は手廻しで、田面と水面の水位格差が余りないところで使った。足踏用のものも小型で羽根も14〜5枚であったそうです。

こうして登場した踏車は、江戸中期の後半にかなりの勢いで普及し、踏車はもっぱら木工細工が古くから盛んであった大川で生産されていたそうです。

【つづく】


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大木町の堀干しまつり(その3)





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最終更新日  2019年02月27日 00時10分13秒
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