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2023年11月28日
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テーマ: 読書(10005)
カテゴリ: 病院






先週職場の仲間内で読書会を開催したのですが、その時に聞いた話がっとても面白かったので紹介します




三人(MSW、公認心理士、事務)で読書会を開催しており、今回は公認心理士の方が紹介してくれました


はじめての統計学レジの行列が早く進むのは、どっち!? [ サトウ マイ ]





こちらの本だったのですが、統計学と聞くと 「大学の時にやったはずだけどほとんど覚えていない」 ​という認識だったのと、「 なんだかよくわからないから苦手意識をもっていた」





というのがまず第一印象でした











今回紹介してくれた中身では じゃんけんの勝率、優位性と因果関係の話、値引き率の値引き額 ​の話​ がありました





まず じゃんけんの勝率 としては統計学的に言うと、グー、チョキ、パーを出す確率としては グーが35%、パーが33%、チョキが32% と若干偏りが見られたようです






そのため 初手はパーを出せば68%の確率で負けない と言う事になり、一見どの手を出しても勝率は1/3の気がしますが、実はじゃんけんの3つの手には優位性が生まれると言われています






ただし、確率とは 対象が多いほど、正確性が増す ​という特徴があるので、一回勝負よりも3回勝負、5回勝負、10,000回勝負(現実的にはあり得ませんが)等と回数が多くなるほど、より統計結果が反映されやすくなります






スポーツの世界でもこの理論は取り入れられており、テニスやバレーのように1セットで終わらない競技は より多くのセット数をこなすほど実力差が発揮され易い と言う統計データから複数セットを戦うことになっているようです













​​​​次に 優位性と因果関係 の話ですが、①アイスの売り上げが多いほど、水難事故が増える②小学生の体重が重い子ほど、走るのが早いという2つの話を聞くと一見その話は関係の無い話のように見えますが、データ上は①も②も統計的に優位な差がある(関連がある)と言えるようです





これは①だと アイスが良く売れる日は暑い日で海水浴場などへ行く人が増えるから事故件数も増える




②だと 小学生の学年が高いほど体重は増えるので体重の重い子(学年が上の子)の方が走るのが早い





ことを意味しています​​





​気温が高いほど水難事故が増える、小学生の学年が高い子ほど走るのが早い​ ​と言うのが実際の原因(因果関係)になっているということです






このように 優位性があるからといても必ずしも二つの物事に因果関係があるとは言えない と言う​ことです







ここで一つ紹介されていたのが、有名な話ではありますが 「数字は嘘をつかないが、うそつきは数字を使う」 という言葉です​






ちまたにあふれた 投資詐欺の広告や怪しいダイエットサプリなどの広告 でもこの「うそつきは数字を使う」がまさに反映されている典型的な話だと思います​






最期に ​値引き率と値引き額​ の話ですが、①100円の商品が50円になります②1,000円の商品が950円になります





と言われた時に、人は統計学的に①の商品を選ぶ傾向にあると言う話です





これは実際に安くなる金額としてはどちらも50円安くなったという事実は変わらないのですが、より値引き率の高い商品の方を買い求める癖があると言う事です





先程の例だと100円のジュースと1,000円の本をどちらも買う必要があった場合に



①50円(半額)に割引されたジュースと定価の本


②定価のジュースと50円割引された本



の二つは 結果は同じなのに、①を購入できた方がお得だと感じる ということです




​​​​この手法を用いてネットショッピングなどでは、 スーパーセール 等​と称して、定価を元々高く設定していた商品が これほどまで安くなっている今がチャンス と​言わんばかりに消費者心理を突いてくるなんて手法は巷にもあふれています






マーケティングにおいてはこの統計学に基づいて、これまで述べてきたような様々な心理を用いて商品を顧客に買ってもらえるような売り方を考えるものです





タイトルにあるようにレジに並ぶのに店員さんがいるレジ、セルフのレジ、支払いだけセルフのレジがあった場合だと




商品をスキャンするのは一般的に店員さんの方が早いですが、お金を支払う速度は店員さんでもお客が行っても変わらないので、最もレジの回転率を上げられるのは支払いだけセルフのレジが良いと言う事も統計的にわかるようです





このように考えると統計学ってとても面白いなと思ったのと、統計額を使ったマーケティングや詐欺などをしっかりと理解して自分が騙されなかったり、商品を売る時に上手く統計学を使ったりと出来るようになることをきっとこの本では伝えたいんだろうなと話を聞いていて思いました






私と同様文系の人間は数字に弱い人が多いと思いますが、日常生活で損をしないためにもぜひ意識しないといけない話だなと感じました




興味を持った方は是非読んでみて下さい↓↓


はじめての統計学レジの行列が早く進むのは、どっち!? [ サトウ マイ ]





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最終更新日  2023年11月29日 11時33分09秒
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