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"THE FLOCK" 監督・・・アンドリュー・ラウ 出演・・・リチャード・ギア、クレア・デインズ、アヴリル・ラヴィーン、ケイディー・ストリックランド、レイ・ワイズ、ラッセル・サムズ、マット・シュルツ、クリスティーナ・シスコ、他。 ・物語序盤・公共安全局に18年間、性犯罪者の監察官として勤務していたエロル・バベッジは、行き過ぎた勤務態度が原因で、職を追われようとしていた。後任としてやってきたのは、アリスン・ラウリーという若い女性。エロルはアリスンに仕事の引き継ぎとして、担当地域内の性犯罪者達に面会しに行く。しかしエロルは、質問リストに無い、プライベートな内容まで彼等に質問を繰り返し、アリスンは反発を覚えた。強姦罪で摘発された後司法取引で自由の身になったエドマンドや、変質的な性行為を好むグレンを、次々に脅迫してゆくエロル。以前、夫婦で多数の女性を、長期に渡って切り刻んだ挙句に殺害していた犯人の一人、ビオラは司法取引のお陰で釈放され、現在は理髪店で働いていた。ビオラは最初の被害者は自分で、夫から同様の暴力を受けていたのだと、アリスンに訴える。エロルは全く信用していないが、アリスンは彼女に同情していた。そんな折、ハリエットという少女が、乗馬練習の帰りに突如、失踪してしまう事件が発生する。警察は当初、誘拐の可能性もあるとして捜査していたが、本人から電話があったとして、単なる家出と断定する。しかしエロルは、絶対にハリエットは拉致監禁されていると確信していた。元々優秀な監察官だったエロルは、アビゲイルという少女の失踪以来、人が変わったという。アリスンは、これを最後に全てを終わりにすると約束させて、ハリエットの捜索に協力するのだった。アンドリュー・ラウ監督、ハリウッド・デビュー作品。ダークな社会派サスペンスです。アメリカでは、過去に性犯罪を犯した人物をネットに登録して、一般市民に情報を提供しています。日本でも、是非実施してほしいシステムですが、この映画はそのシステムの盲点を突いた脚本になっていて考えさせられましたね。性犯罪者の危険から、一般市民が身を守る為に提供された情報網が、同じ性癖を持った性犯罪者同士の出会いの場になっているという現実。日本でも、"闇の職安"なるサイトが取り沙汰されて問題になっていますが、危ない奴が同類の仲間を探せるサイトとして利用されているというのは恐ろしいですね。序盤とラストに読み上げられる文章。「深淵を覗く時、深淵もまた、こちらを覗いているのだ。」ニーチェの著書「ツァラトゥストラはかく語りき」の有名な一節です。「怪物と戦う者はその過程で自分自身も怪物になることのないよう留意せよ。」この作品で、エロル・バベッジは正に、深淵を覗く者です。残忍な性犯罪者達を監視し、新たな犯罪を起さないように目を光らせる。毎日新聞を隅々まで読んで、性犯罪の事件を丸で囲み、自分の管轄内の犯罪歴のある者の仕業ではないかと調べ上げている。極悪非道なモンスター達と戦い続け、奴らを憎悪するエロルは、いつしか自分も彼等を惨殺したいという欲望を抱くモンスターとなりつつあった。全米で性犯罪者は50万人以上。一人の監察官が担当する性犯罪者は1000人だそうです。監視が適切に機能する人数ではないですね。バベッジも適当に事務仕事として、監察官をやっていればクビにはならなかったのですが、性犯罪と登録者達への怒りから、踏み込んではいけない場所へと進んでしまいます。と同時に、観ている私も、深淵を覗く者になってゆくのですよね。こんな奴らは人間じゃない。殺してしまえば良いんだ。そんな気持ちになってゆきます。因みに、"FLOCK"とは「群れ」という意味。映画では登録者達の事を"FLOCK"(奴ら)と呼んでいました。人気歌手のアヴリルが、殴り屋の強姦魔の恋人ベアトリス役で、短い役を演じています。しかし彼女の最期は悲惨です。笑。(アヴリル自身が出てくるのは最初だけですが。)ファンとしては複雑かも。しかし、幾ら救出されて、命は助かったとしても、あんな目に遭わされたら、その後の人生は完全に狂ってしまいますよね…。ただレイプされただけでも、心に一生傷が残るのに、血も凍るような怪物共に監禁されて。一生、立ち直れないでしょう、あの恐怖のダメージからは。悪人の皆さん、お願いですから、レイプしたら楽に殺して下さい。トラウマ抱えたまま生きていたくないけど、時間を掛けて嬲り殺されるのも厭だから。↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Aug 31, 2007
"WHEN A STRANGER CALLS" 監督・・・サイモン・ウェスト 出演・・・カミーラ・ベル、トミー・フラナガン、ケイティ・キャシディ、テッサ・トンプソン、ブライアン・ジェラティ、クラーク・グレッグ、デレク・デ・リント、ケイト・ジェニングス・グラント、他。 出演(ストレンジャーの声)・・・ランス・ヘンリクセン ・物語序盤・女子高生のジルは、ボーイフレンドのボビーが親友のティファニーと浮気した事で喧嘩中。携帯電話の使い過ぎで、父親から携帯電話と車の運転を一ヶ月禁止されてしまったジルは、楽しみにしていた"かがり火パーティー"にも参加できず、ベビーシッターのバイトを命じられる。ジルが父親に車で送られてきたのは、人里離れた場所に建つ一軒の豪邸だった。住人であるマンドラキス医師夫妻は、風邪気味の子供達を残して、深夜まで外出予定。初めは楽な仕事と広い豪邸に浮かれていたジルだったが、正体不明の男から不審な電話が何度も掛かってきて事態は一転する。家に居た筈のメイド、ローザの姿もいつの間にか見えなくなっている。電話の相手からは、明らかに家の中の様子が見えている口振りだった。「夕暮れにベルが鳴る」(1979)のリメイク作品です。リメイクと言われても、オリジナルを観ていないので、比較しようもないのですが。不気味な電話の声役のランス・ヘンクリセンて誰だっけ?と調べたら、「エイリアン」シリーズでアンドロイドのビショップ役を演じたあの方ですか。あとの出演者は、名前を聞いても、ピンと来る有名人は皆無ですね。サスペンス・ホラーなので、あまり著名な俳優も必要ないですが…。この電話ネタは、アメリカの都市伝説をモチーフにしているそうです。全体的には、可もなく不可もなくの内容でした。女の子が見えない電話の主に追い詰められてゆくというもの。こういう映画なので、ツッコミ所は沢山ありました。先ずツッコミというより、何故あんな辺鄙な場所に住んでるかな、医者とその後妻。あれは普通に考えて危険ですよ。笑。幾らセキュリティー・システムを導入していても。ジルが警察に電話すると、助けに来るまで20分掛かると返答した巡査、来るのが遅すぎる…。明らかにもっと掛かってるよ。道に迷ったのか?ジルもね、危ない相手と対峙するんだから、武器を持とうよ。あそこにも、ほら、あそこにも、武器になりそうな物が!逃げ惑っている途中に幾らでもあるのに、何故、取らないかな、君は?バスルームを覗いた時も、友達の死体があったんですけど、携帯電話が落ちてたのに拾わないのよ。個人的には、あたふたと逃げ回るより、頑丈な扉がある部屋に篭って、バリケードでも作って、警察が到着するまで待っていた方が安全だと思うんですけど。この手の映画は、ヒロインがキャーキャー喚きながら逃げ回らないと話にならないんですよね。笑。でもいっつも思うの。危機一髪の所で、殺人犯に一撃を加えたヒロインて、何故、そのまま逃げるんでしょうね?手の平に火掻き棒を突き刺して、相手の動きを封じたんだから、そこでもう一撃、止めの一発を喰らわせよ…。私なら、あそこにあった予備の棒で、あちこち刺して殴って、半殺しか息の根止めてしまうけどなぁ。そんなヒロインは可愛げがないのか?↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。
Aug 30, 2007
わりと行きましたよ、今月は。結構頑張ってるな、自分て感じ。だから疲れているのだろうか…?最近長い事、会っていない友人に会うと必ず言われます。「●●ちゃん、痩せたね!」いえ、去年あたりが、人間離れして太っていたんです。そう、まさにブタ!でございました。それがただ、元に戻った、それだけなんです。でもやっと、洋服箪笥に収納されていた服が着られるようになりました。しかし自分があそこまで太るとは夢想だにしなかったです。あんな体重が自分に作り出せるとは驚愕。夜中にバクバク、高カロリーの物を食べて、そのまま寝るという最悪の生活をしていたので、太ってきたなという自覚はあったのですが、「多分、これまでのマックスと同程度だろう。」と高を括っておりました。それが久し振りに会った友達から、開口一番「めっちゃ、太ったな~!」と言われ、その時は「いくら女同志でも、ちょっと失礼ちゃうん?」と内心むっとしていたのですが。家に帰って、お風呂に入ろうとした時、素っ裸の自分が鏡に映りました。「え…?何、この体形…。横に、横に広がってる…。デブだ。マジデブだ~!!」あの瞬間は、ギャーッて感じでしたよ。慌てて体重計に乗ったら、更にギャーッ!!でした。予想していた体重より、10kgオーバー!暫し絶句・・・・・。嘘だー、嘘だと言ってくれー!悪夢なら覚めてくれー!あれから一年。10kg以上、減量しましたよ。今は全く食欲無しです。お蔭さんで、ガンガン痩せてくれます。嬉しいっちゃあ嬉しいのですが、体力が無いのが問題ですね。メインタイトルは、今月観た映画のリストアップだった。◆「ベクシル2077 日本鎖国」(試写会)ストーリーがゲームっぽい。主人公が日本人に見えてNG。せめて金髪にしてほしい。序盤で世界に入り込めない脚本の作り方が気になった。◆「ドルフィンブルー」終了間際に鑑賞。実話モノ。じわーっと泣けた。イルカっていいなぁ。一緒に泳ぎたいよ。◆「ハリーポッター 不死鳥の騎士団」すっかり大人向けのファンタジー映画になりましたね。大人は面白いけど、子供達は置き去り?ハリーが頼りにしていた"彼"が死んでしまったよぅ…。愛しのセブルス様、学生時代はいじめられっ子だったのね。◆「呪怨 パンデミック」(試写会)怖くて会場出た後、大笑いしてしまいました。ああ、面白かった。映画というより、お化け屋敷的アトラクション。ストーリー云々ではなく、「また来た、また死んだ」というのが楽しい。一緒に観ていた友よ、頼むから横で「ううう…。」と低音で唸るのはやめてくれ。マジでビビった。横からの攻撃は反則です。笑。◆「怪談」主人公の兄さん、そこまでされる程、悪い事してないと思うんですけど。病気の彼女を懸命に看病していたし。姐さんだって、親子程も歳の差がある男と添い遂げられるとは思ってなかった筈でしょ…。死んだら、とっとと成仏して下さい。◆「ピアノの森」原作の漫画、知らないんだな。こんな話だったんだ。海のピアノ演奏は、ウラディーミル・アシュケナージが担当してます。忘れ去られた天才ピアニスト阿字野の声を宮迫がやるな~!顔は素敵なのに、声が宮迫…。◆「プラネットテラーinグラインドハウス」(試写会)こんな映画がある事自体知りませんでした。ロドリゲス監督とタランティーノ監督が組んで、二本立てでチープな映画を作ろうぜ!と製作した企画物。こちらはB級ゾンビ・ホラーでした。昔よくこんな映画観てたよなぁと、ノスタルジックな気分に浸れました。◆「ナイトミュージアム」(24時間テレビのイベント上映会)読●新聞で貰ったチケットで行きました。予告を観た時は映画館で観ようと思っていたのですが、コメディと知ってやめたという作品。やはり映画館に行かなくて良かった。笑。子供なら楽しめると思うけど、大人にはキツイものがあります。◆「アドレナリン」試写会に行きたかったけど行けなくて、でも千円払ってまでは観たくないと思っていた映画。ギリチケ(上映終了間際の鑑賞券)を叩き売り価格で買って、友人を無理矢理連行し、場末の映画館で鑑賞。小規模なダイハードか?ノリは軽いが、出血は多め。最期まで確り映像として出す所が、自分の中でも賛否が分かれる。テロップ終了後に"GAME OVER"の画面が出ます。ゲームだったのか…。◆「トランスフォーマー」映像は凄いけれど、これがもしセルアニメなら子供でも見向きもしないストーリーですね。悪者が地球を滅ぼしにやってきて、それと戦っていた正義の一団が、地球人と協力して、悪と戦う。元々アメリカのアニメって、勧善懲悪で単純な物が殆どですが、これはヒドイでしょ…。でも映像が凄いから、面白いと錯覚させられるけど。◆「ダイ・ハード4.0」面白かったんだけど、続編にする度に規模が大きくなってゆくというのが、短絡思考だと思いました。一つのビルという閉鎖空間で死闘を繰り広げていた刑事が、アメリカ合衆国全土を救うヒーローになってしまうのはどうかと思いますね。以下、月末までに観る予定◆「ストレンジャー・コール」◆「消えた天使」
Aug 28, 2007
終戦記念日がお盆というのは、誰かがこの日にしようと決行の日に決めたんですかね?軍部は飽く迄、徹底抗戦の構えだったのを、停戦派の人々が画策して、苦心惨憺の末に、昭和天皇に玉音放送の文書を手渡して、あのラジオ放送を実現させたようですが。昨日の日記に書いた事の続きというか、また聞いた事を書き残します。先ず追記。戦死した一番上の伯父が働いていた貿易会社の社長さんの名前、C.グテレスさんでした。ポルトガル人が敵性国民でなくて良かったです。もし連合国側の人だったら、グテレスさん自身が危なかったんですから。名前が判ったって、綴りもファーストネームも判らないから、消息は判りませんよね…。伯父は英語が喋れたので、貿易会社に勤めていたのですが、それなら内地で捕虜の尋問とか、そういう任務が貰えたら良かったのに。でも赤紙(徴収令状)が来るまで、戦争に参加せず、一般兵として徴兵されたので仕方ないんですけど…。志願して士官として軍人になっても、どっちにしたって、余程運が良くないと、生きて終戦は迎えられないか。伯父はタイ、マレー半島、シンガポールと転戦した後、一度帰国し、中国の黒河省に出征して、一応戦死という事になりました。後に、遺骨というのが親元に送られて来たそうですが、勿論、中身はありません。今も大陸の何処かに、伯父の遺骨は埋まっているのでしょう…。永久に祖国へ帰る事もなく…。「俺、兄貴の遺品持ってるんや。」とぼそりと父。「象牙のもんな。」「象牙?小さい物やんな?・・・。ああ、判った、印鑑やろ!」最初に伯父の元へ赤紙が来た時に、父は伯父の家から学校に通っていたらしいのですが、出征する際に、大事な物だと手渡されたそうです。我が家の実印なんですよね。前から、姓は合っているのに名前の部分が読めなくて、変な印鑑だと思っていましたが。父にとっては、兄から貰った唯一の形見だったんですね。だから、ずっと自分の実印として使っていたんだ…。二番目の伯父は、沖縄で終戦を迎えたのではないとの事でした。直前に、本土防衛の命令が下って、広島に転属になったそうな。広島ですよ、よりにもよって。市内から離れた場所に居たので、原爆の被害は免れたそうです。海岸線辺りで、"タコつぼ"を掘らされていたようです。「タコつぼ??タコが入る、あの壺?」「アホ、人間が入る穴や。アメリカが上陸してきたら、そこから銃で撃つんや。」と父。「塹壕じゃないの?一人用?そんなん身動き取れんから、すぐやられるやん。」銃も機関銃とかじゃないですから、一発撃ったら、リロード(?)して、撃つタイプです。さらに竹槍で武装。もうはっきり言って、アメ公一人殺せれば御の字、あとは死ねって事ですよね。良かったなぁ、伯父さん、生きて帰って来れて。でも帰ってきたのは、翌年になってからだったようですが。漸く実家まで辿り着いたら、家も町も全部焼け野原で呆然としたでしょうねぇ。父と祖母が疎開した加茂は、祖母の実家だったので、そこら辺りかと思って、探して辿り着いたのだと思います。父も一応、兵隊としての訓練は受けたようです。終戦間際に38連隊に入隊して、すぐ敗戦で除隊になったそうな。友人の中には予科練に入って戦争に行っていた人も居たそうですが。父「そんなん入ったら死ぬやないか。俺、死にたなかったもん。」一年浪人して(許されたんか、その当時?)、現在の立命館大学に進学したらしい。ヘタレや…。ちなみに一番下の叔父は、学生のままで終戦を迎えました。あと、これは初めて聞いた話だけど、かなり痛い…。終戦後、父は加茂に住んでいた訳ですけど、そこで厭なものを見たそうです。MP、アメリカ駐留軍の治安警察みたいなものですよね。加茂の目抜き通りで、そのMPの連中が、小学五~六年の女の子を掴まえて、怒って喚いていたそうです。女の子も泣き叫んでいたけれど、MPの連中は絶対に逃がさない。なんかその子がMPに向かって、唾を吐いたとか、そんな内容だったみたいです。それでMPの連中は、その子の親らしい人に、布団を持ってくるように命じたそうです。どうしたか判ります?その布団で女の子を包んで、乗っていたジープで轢き殺したんです。布団を用意させたのは、ジープが血で汚れないように。占領軍の治安警察なんて、そんなもんよな…。人間を人間とも思ってない。その女の子だって、何もなければ、恐ろしいアメ公に反抗なんかするもんかい。どうせMPがイタズラでもしようとしたんだろ。日本人だって、その前に、中国や朝鮮やらで、同じような事を散々してきたし、アメリカ人を責めるつもりはない。人間なんて、所詮本性はそんな生き物なんだから。私が思ったのは、戦争は絶対負けたらアカンなという事です。勝てば官軍。何をしたって自由。負けたら、略奪され、暴行され、強姦され、惨殺される。人間2人居れば、喧嘩が始まる。三人家族の私達ですら、日々諍いが絶えない。ならば、これだけ多種多様の人種や民族、国家が犇めき合っている世界で、戦争が無くなる訳が無い。戦争なんて、起こってほしくない。それは嘘偽りない気持ちです。でも同時に、人類は滅亡するまで、争い合いを続けるというのも、また真なりと思っています。要するに、強くないとダメなんですよ。力の無い奴は、やられるだけ。平和は尊いとか、薄らボケた能書き垂れてても、攻撃されたら、それで終わりでしょ。非暴力主義を貫いて、ぼろぼろに蹂躙されて殺されるのを待つんですか?もう好い加減、9条改正しようよ。ちゃんと戦える軍隊を持とう。国民全員に兵役の義務を課そう。男も女も全部。それから、核武装もして、他国に引けを取るな。私、ずっと学生の頃から、こう言ってました。「結構、大胆な事、言うんやな。」って、びっくりしたような顔で反応された事があったけど。だって私は厭だよ、ただ殺されるだけなんて。相手が向かってくるなら、自分も武器を持って戦いたい。殺されるのなら、せめてそいつだけでも殺してやりたい。それがそんなに突飛な発想かな?これ以上、牙を抜かれた負け犬共の国で居るのは御免だよ。
Aug 16, 2007
終戦記念って、記念にするなよ…。母国が敗北した日だぞ。しかも無条件降伏などという、最も無様な形で。何を記念するのやら。「敗戦の日」と呼ぶべきだと思っとります。終戦から六十年以上も経過してしまって、当時を知る人も少なくなってしまいましたね。戦争でつらい思いをした人ほど、戦争の話はしないと言いますが、何かに書き残すなりして、確り次の世代にも伝えてほしいものです。私の父は、結構ペラペラ喋ってるんで、わりと気楽な戦争体験だったのかな?でも一番上の兄は戦死してますけど。ローカル・ニュースで恐縮ですが、8/14に京橋空襲というのがあったんですね。あと一日終戦が早ければ、死ななくて済んだのに、遺族は遣り切れない気持ちだと思います。いつも行く駅なのに、そんな慰霊碑がある事を今迄全く知りませんでした。京橋空襲というものも知らなかったし。大阪大空襲くらいは知っていましたが…。京橋辺りって、大きな砲兵工廠があったんですよね。父も学徒動員で、毎日通っていたそうです。空襲警報が鳴ると、防空壕に入って、固まっていたらしい。「凄ぇ怖かった?」と訊くと、「そりゃ無茶苦茶怖かった。いつももう死ぬ、もうダメだ。」と思っていたと。ドーン、ドーン、と爆弾が落ちる度に、強烈な地響きがして、生きた心地もしなかったそうな。当時は天王寺の方に家があって、電車で京橋の砲兵工廠まで通勤(学生だから通勤というのも変かな?)していたそうですが、当然、その途中にも爆撃機がいっぱい飛んできて、その都度、電車から飛び降りて、必死で近くの畑に身を潜めたそうな。「山を越えて、空一面に飛んでくるんやぞ~。凄かったぞ~。」と。ポンポンポンという音(戦闘機からの機銃発射音)が聞こえてきて、近くに砂埃が立つ。来るな、当るなと祈りながら、敵機が帰還してゆくのを待つ。戦争映画の中では、頻繁にお目にかかる光景ですが、実際にその地面には居たくないよな…。「弾に当たって呻いている人も沢山居たけど、見たくないから、安全になったら電車に走って行った。誰も助ける人は居なかったし、実際、助けようにもどうする事もできなかった。」と。そうこうする内に、天王寺の実家も大阪大空襲で焼けてしまって、加茂の方に疎開したらしいんですけど。「屋根突き破って、家の中にでっかい爆弾が落ちてきてな~。でもそいつが不発弾やったんや。中にいっぱい小さい爆弾が詰まってた。凄かったで~。」とか、そんな話も何度か聞いたな。長男(一番上の伯父)は、他の兄弟と結構年が離れていて、開戦当時、既に結婚してポルトガル人が経営していた神戸の貿易会社に勤務していたそうです。ニュースを聞いていて父が、「兄貴も終戦直前に日本に帰国してたんや。」と。これは以前聞いた話ですが、その伯父の奥さんが浮気してたみたいで、帰国した時にそれがバレて、結局離婚したそうなんですが、その時に伯父が「お前みたいな女が居るから、俺らは安心して戦えんのや!」と泣きながら怒鳴っていたそうな。それを言いながら、父も涙ぐんでいたので、凄く悲しい場面だったのだろうなと。その伯父が再度出兵したのが8/13…。満州の北方から届いた、到着の手紙が最後の音信でした。あとたった二日だよね。終わると判ってたら、何処かへ身を隠して、逃げていれば死ななくて済んだんだよね…。頭も良くて、仕事もできて、兄弟で一番出来の良い人だったと。終戦後日本の復興の為に、生きて働いてほしかったよね。もしかしたら、ソ連に捕まって、シベリア抑留されていたのかもしれません。父の母(祖母)も終戦後、当時の戦友さん達に伯父の行方を方々尋ねて回ったそうですが、結局いつ何処で亡くなったのか、付き止める事はできなかったとの事。できるだけ苦しまない、一瞬の最期であった事を願うばかりです…。伯父が務めていた貿易会社のポルトガル人の社長さんは、彼が兵隊に取られてからも、ずっと給料を祖母に送り続けてくれていたそうです。きっとポルトガルには、その方の子孫の方々がいらっしゃるでしょうね。最期まで親切にしてくれて、本当にありがとうと会って伝えたいです。誰か消息を知っていたら、情報下さいって感じです。次男の伯父は、沖縄に居たそうです。勿論、兵隊としてです。よく生きて帰ったよね…。未だに一人称が「自分は」なんですよね。それから口癖が、「基(もとい)!」。上官の前で、何か言い間違えた際に、最初に戻って言い直さなければならないのですが、その時の最初に戻りますという意味の言葉です。未だに、何かを言い直す際は、「基!」って言うんですよ。身に染み付いてしまっているんですね。父には、死ぬ迄に、自分史くらい書き残しておきなよ、と常々言っているのですが。私も聞いた事は、色々覚えておこうと、今日は少し書いてみました。
Aug 15, 2007
アクセスが集中していて、なかなか繋がらなかったけど。やっと一回だけできました。私の脳内は、全て「秘」だった。爆。よく判ってるな、君。ランダムの当てずっぽうのくせにさぁ。ちっ、厭味な奴め。そう、私の頭の中は、全部秘密。他人が自分のテリトリーに入ってくるのが大嫌い。誰にも素顔は見せないよ。でもここの呟きは本音?それとも偽りで作り上げた虚構?それも内緒。画像を保存したかったのに、混み混みで画像ページにアクセスできなかった。ちょっと悔しいぞ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・後日、もう一度、アクセスしました。ランダムで毎回変わるのかと思いきや、一つの名前については常に同じ結果が出ると判明。今回はダウンロードに成功したので、画像を公開するなり~。
Aug 2, 2007
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