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ここでこのジーコ氏のボスを四年間勤めた川渕三郎日本フットボール協会キャプテンに焦点を当ててみよう。氏は1936年生まれ、本年古希を迎える経営者である。1991年のJリーグ創設時から2002年までリーグのチェアマンを務め、その後現職(公募で会長からキャプテン)に着いた人物。彼を経営者と呼ぶ由縁はリーグ創設時の苦しい時期に「読売ヴェルディ」を全面に押し出し「読売巨人軍」的ビジネスモデルで全国区のフットボールチームをごり押しした渡辺恒雄氏からの圧力に頑として同ぜず、現在のJリーグと世界レベルの日本代表を育てた功労者である(因みに渡辺氏の読売はその後ヴェルディの経営から手をひいた)からだ。昨年の夏「いの一番」でワールドカップへの切符を手にした日本代表について、インタビューを受けたとき以下のコメントを残している。「ジーコっていうのは、本当によく我慢する。信じられないぐらいだよ。僕らだったら怒ったり諦めたりするようなことでも、耐え抜く。周りの声も全部耳に入ってるはずなのにね。あれだけ選手を信頼しつづけていたら、選手だって応えずにはいられないでしょう」と。この言葉からジーコ・川渕両氏の信頼関係がいかに確りしているのかもハッキリしてくる。ジーコ氏が選手を信頼するように、川渕キャプテンも監督を信頼しているに違いないからだ。余談だが、そんな川渕キャプテンが、ジーコ監督の行き先についてこんなコメントも出している。83-84年に選手として所属したイタリアのセリエA「ウディネーゼ」には今でもジーコファンクラブが存在しているそうだ。そこでキャプテンは「他ではできないだろう?」とジーコ氏に問いかけると、彼は「無言で微笑んだ」ということだ。当然今後のW杯の結果や各チームの条件で変わってくる話だが、何もなければこれで決まりだろう。さて、日本流のビジネスを会得したジーコ氏。前任者トルシエ氏との違いもはっきりと出している。トルシエ氏が管理主義であったのに対して、ジーコ氏は放任主義を貫いているのはよく知られていると思う。また、トルシエ氏が嫌った公開練習も「大会期間中も練習を非公開にしない。みんなもそのつもりで準備を進めてくれ、前大会優勝国のブラジルが非公開練習をするって聞いたことがあるか?」と最後までポリシーを貫いている。W杯後の日本との関係については「貴重な経験をさせてくれた日本協会に恩返しがしたい。今後も遠慮なく私に相談してほしい」とさえ言っている。その後協会と疎遠になってしまったトルシエ氏の二の鉄は踏まないジーコ流の人間関係構築がこのディナーとラブレターの中に込められているのだろうか。こんな頑固者の二人によき結果が訪れた時、ワールドカップ決勝トーナメントが見えてくる。
2006.04.14
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間もなく始まる4年に一度のスポーツ大イベント「ワールドカップフットボール」その日本代表を率いるジーコ監督については082も何度か書いてきた。その大会が始まる前から「ジーコ監督の後任選考へ」などという見出しの記事に、眉をひそめる読者も多いことだろう。なぜ大会を前の大事な時に、そんな「組織政治」を行なっているのか。日本のメディアの話はしょっちゅうしているので書かないが、ここは日本フットボール協会が「政治」をしているのではなくて「仕事」をしていると言いたい。ジーコ氏の契約はワールドカップ終了まで、それまであと二月程となった今、この話題が出ないのはむしろ協会が何もしていないと世間に公言しているようなもの。そんな折、さすがジーコさんと言うような出来事が記事になった。それはジーコ監督の誘いで川淵キャプテンと「最後の晩餐」が実現したという記事。両者とも夫人を伴いワインを傾けながらの談笑の席で何を語られたかはおおいに興味があることだが、ディナーの後の発表内容は以下のようだった。川渕キャプテンは「本人(ジーコ監督)が不愉快になるのではないか」と慎重に後任人事を進めてきたが、ジーコ監督は「遠慮せず動いてほしい」と返答を受けたということだった。この話しを聞いて思いついたのが「遺書」。死は何れ訪れ避けることはできない。ならば生前に死後の準備をするのは当然の責務だろう。そのことを十分悟っているジーコ氏がプロなら、それを受け答える川渕キャプテンも相当な経営者である。スポーツニッポンによれば、ジーコ氏からは「4年間の支援に対する感謝の気持ちを記した手紙を手渡し」たそうだ。氏は「(W杯後も)日本協会とは友好関係をずっと続けたい」と退任後も日本代表の“アドバイザー”的な役割を引き受ける意向を示したという。何れにせよ、夫人同伴で行なわれたこのディナーの会談と手渡されたラブレターがジーコ氏流のけじめのつけ方だったのだろう。
2006.04.10
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4月6日の日本経済新聞コラム「春秋」に「東京・新宿の都庁から官庁街の虎ノ門までの約8キロを、最も速く移動できる手段は何か。」と書いてあった。その中で専門家が実際に測定した結果、自転車だと地下鉄やタクシーの半分の所要時間で行けるらしい。虎ノ門から新宿まで乗り換え検索すると19~23分で行けるそうなので、自転車はその半分だと約10分前後で行けることになる。駅前に山のように並んだ自転車にはいつも閉口させられている。10分、20分の距離なら歩いたほうが健康のためにもいいのではないだろうか。近くのスーパーやコンビニに行くにも自転車は多用されているようだ。そんな社会を反映してか、自転車の保有台数が日本は世界で三番目だそうだ。欧米では都市の河川や湖沿いの専用道が延々と続き、道路もそれに合わせて専用道をつないだり、専用時間帯を設けたりしている。だからそんな街の住人は通勤、通学に自転車を大いに役立てられる。一方日本の自転車道は都市型と言うよりは、地方型。つまり自転車道は交通の手段と言うよりはレジャーのためにある。今までの自転車の使い方はどちらかと言うと徒歩の代わりが多いと思う。その発想を中距離、通勤、通学、移動のため、つまりバイク、車、バス、電車、そのた公共交通機関の代わりと考えてはどうだろうか。自転車道も、レジャー型ではなく交通手段としての整備を進めてはどうだろう。以前書いた障害物競走のような町並みを早く脱却しよう。駅前の自転車置き場ににお金をかけるのはもうやめて欲しい。もっと大きな視点にたって21世紀型の自転車社会を作ろうではないか。
2006.04.08
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およばざるが如し。世の中に無駄はつきもの。よく米国に出かけるとレストランでの食事の量に驚かされる。そんなに食べなくてもいいだろうにと思う。この国のダイエット市場規模は460億ドル(約5.4兆円)あるそうだ。食べ過ぎた分をお金を掛けて減らす。とても非効率に思う。そんなことを言っていると日本人は通勤時間や勤務時間をながくしてストレスをいっぱい溜めた後、リラクゼーションにたくさんお金を掛けていると言われそうだ。実際この国のリラクゼーション市場規模は数千億円あると言われている。近年クールビズとかウォームビズとか流行になったがこれだってわざわざ着込んで冷房したり、薄着で暖房する必要はないのだから、今までどれだけエネルギーの無駄をしてきたのかは計り知れない。EV(電気自動車)が環境の為に叫ばれるようになって久しいがなかなか普段の生活に実現されていない。実際電気はどうやって起すのかちゃんと考えないと、本当にクリーンエネルギーなのかどうは分らなくなってしまう。なかなか全て太陽熱や風力発電と言う訳にはいかないだろう。そんな中経済界ではトヨタのハイブリッドカーが大いに売れて、GMが倒産するのではないかとささやかれ出した。ハイブリッド車は現実的だし、最近ではガソリンにエタノールを混ぜて走らせたりもしている。理想のクリーンエネルギーはインフラ整備に費用と時間がかかりすぎてあまり現実的でない場合がある。むしろクールビズのようにインフラはそのままでもエネルギーの消費を抑える方法は数多ある。車に限って言ってもアイドリングの廃止、ブレーキエネルギーの再利用など、既存のインフラや少ない改良で大きな省エネを実現できることが沢山あるはずだ。もっと現実的に生きていけたら幸せなのに。
2006.04.03
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