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映画「ひまわり」「甘い生活」「バールに灯ともる頃」・・・・何の気なしに見ていた映画の数々の中に、実は出演していたイタリアの俳優がいた。その俳優とは、イタリアが生んだ希代の俳優、マルチェロ・マストロヤンニ。ルキーノ・ヴィスコンティにその才能を見出され、フェデリコ・フェリーニと初めて組んだ『甘い生活』(60)で一躍世界的なスターとなったマストロヤンニ。半世紀近い俳優生活の間に出演した映画は160本にのぼるんだそうだ。その中にはイタリアの監督作のみならず、テオ・アンゲロプロス、マノエル・デ・オリヴェイラ、ニキータ・ミハルコフ、アニエス・ヴァルダなど世界の名監督の作品も多く並ぶ。映画の仕事は少年のような気持ちが必要だと自身が語っていた通り、“こども”のような人だったという。監督たちは彼の中にある “こども”のような純粋さを愛し、映画を観るものは彼から“しあわせ”をもらっていたのだろう。恋をすれば、いつでも一途だったマストロヤンニ。大女優たちとスクリーンを越えて、私生活でも甘い関係を作り、女たちはひたすらに捧げられるその愛情で一層輝いていったとも言われている。『マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶』は、マストロヤンニの真実の姿を、二人の娘バルバラとキアラをはじめ、ヴィスコンティやフェリーニなど30人もの映画人たちの証言と映像によって語っていくドキュメンタリー作品だ。代表作はもちろんのこと、未公開映像や知られざる秘話が満載となっている。いわゆる映画としての楽しみではなく、何気なく目にしていた一人の俳優の情熱に満ちた生き方のひとつを垣間見る、そんな作品であるが、表現することを抑制されて生きる日本人にとっては、彼のような奔放な生き方にちょっとした憧れとジェラシーを抱いてしまうのである。東京では今週末30日から、東急文化村ル・シネマにて公開。
2007.06.28

昔から、魚屋さんが経営する海鮮居酒屋にはずれは殆ど無い。今日は、福岡の知り合いの方に、「せいもん払い」というお店に案内された。場所は、中洲にほど近い川端商店街のキャナルシティ側にある。予約したので早くといわれたが、行ってみてびっくり。平日でも行列のできるお店のようである。とにかく魚が新鮮なのがうれしい。料理の値段は、そのほとんどが時価。開店は夕方の5時からだが、予約は6時から7時までの間のみとなっているそう。店内は長いカウンターと、奥に座敷がいくつか見られる。料理の方は刺身、煮付け、天ぷらなど、いずれも素材のよさを生かしたシンプルな調理法が中心。刺身も活きイカ、関さば・あじ、ごまさばなど、北部九州の海の幸はひととおり味わえる。くじら料理も充実。伊万里牛の霜降り肉などもあり、鶏、豚の串ものも一応揃っている。ごらんのように、ヤリイカのお刺身などは、透明で身が新鮮。お酒も種類が豊富で、今日は富乃宝山を選んだが、良心的なお値段。時価のものが多いので、カードを持っていたほうが安心。でも、特にびっくりするようなお値段でもなく、この新鮮さには代えがたいものがあると思う。これからちょくちょく通いたくなったお店のひとつだ。ちなみに、「せいもん払い」というのは、正門ではなく、誓文払いと書く。この誓文払いとは関西地方で商家が年末に行なう格安の売りだし乃ことで、かつて京都の商人が、遊女の駆け引きの上でうそをついた罪を払うため、 陰暦10月20日に四条の冠者殿にお参りしたのが起源となっている。このとき呉服屋が安売りをしたため、この時期に関西以西の商店街で安売りを行う習慣が根付いたようだ。最寄: 中洲川端 / 呉服町 / 祗園 電話: 092-281-5700 住所: 福岡市博多区上川端町5-107 定休: 日曜定休 平日: 17:30 - 23:00土曜: 17:30 - 23:00
2007.06.27

3作目が終わった時は、もう次は無いだろうなと思っていたのだが、間もなくこのシリーズの4作目が公開される。そう、タイトルは「ダイハード 4.0」。今回はあのお馴染の奥さんとは離婚したという設定で登場して来ない。その代わりにマクレーン刑事のお嬢さんが登場。つまり、これまでの3部作とは関連のない新たな作品と考えていいのではないかと思われる。前3部作は、アナログとデジタルの狭間の中での作品ということもあって、うまい具合にパワーと頭脳が合体したストーリーと映像が楽しめた。がしかし、今回は、テーマになるのが予想通りサイバーテロ。勿論、マクレーン刑事お得意のアナログな先頭シーンも満載なのだが、デジタルのシーンになるとやや緩慢な印象をあたえるのが残念だった。しかし、2時間と3分という鑑賞にはちょうどいい時間の中で、メリハリのついたストーリー展開はよく頑張ったと言っていいだろう。また収穫は、テロ組織側の男女二人のリーダーの好演ぶり。まずは首領のティモシー・オリファント。冷徹な判断でテロを進めて行く過程は見事だったが、終盤ややストーリーをハッピーエンドに持って行きたいがために判断力が緩慢になって行くのが少々残念だった。そして女性テロリストを演じたマギー・Qは、ベトナムの血を引くアジア系モデル女優。冷酷に作業を進めていく様は、お見事だったが、やや演技に幅が感じられなかったのが残念。もっとさまざまな感情の機微を表現出来るようになれば、化ける素材かも知れない。ところで、映画を見ながら思ったのだが、関東圏は、今年ほとんどの電車を利用出来るカードシステムがスタート。ということは、さまざまな乗り継ぎによる割引運賃などを、これからはカードと機械が人間に代わって行うようになるわけだ。するとどうなるかというと、人々は益々考えることを止めてしまうのである。こうして、考えるのを止める人々と、一方でいわゆるおタクと呼ばれる、最先端のプログラムを考える人々の2極化が、益々急速に進んで行くわけである。そういう考える人々か考えない人々を管理する時代が究極的に進化して行く時代への不安を、まだ漠然とではあるが、しかし確実に感じてしまったのだった。勿論、個人のお金の使い道のみならず、個人の移動履歴も記録&管理される社会になってしまったのである。さて、ダイハード4.0の主演はお馴染ブルース・ウィリス。今週土曜日、23日の世界最速先行ロードショー、来週金曜日、29日から正式ロードショーとなる。
2007.06.18

このところ、車を運転しなくなって、よく電車を利用するようになった。そのせいか、非常に健康的なからだになっている・・・・はずだ。今年の初め、10年ぶりぐらいに山手線に乗ったり、またもともと家が地下鉄の駅ビルにあるので、地下鉄にも乗るようになった。いろんな交通機関を組み合わせると、東京も意外と便利に乗り継いで移動できるのを発見。そんなわけで、先日は上のから、終電というものに、初めて乗った。おそらく人生の中で終電に乗ったのは初めてである。昼間の電車とちがうのは、乗客の1日の体臭や、お酒の臭いなどが混ざった異様な臭いが車内を支配していること。この日は、ビール缶が転がって床もぬれていた。と、ここまでなら良くあることなのだろうが、正面に座っている人に突然異変が起きたのだ。最初はきちんと椅子に座っていたのだが、突然ガタンと床にしゃがみこみ、池袋を過ぎたころには、とうとう床に寝始めてしまったのである。終電なだけに、このあとこの人はどういう運命を辿ったのか不明だが、電車の床で寝たこともない私は、この異様な風景にしばし現実を生きている自分を見失ったのだった。
2007.06.14

数寄屋橋交差点と言っても、東京の人じゃないとピンと来ない人も多いかも知れないが、有楽町駅を降りて銀座4丁目交差点に向かう時に、ほとんどの人が通過するのが、この交差点。ソニービルと斜向かいの交番を結ぶ、あのスクランブル交差点である。この場所は、もう20年近く毎週訪れる場所である。というのもとある放送局のスタジオが旧称「西銀座デパート」の中にあるからなのである。なので、収録や生放送がある時は、よくランチに使うイタリアンがある。お店の名前は「ブオーノブオーノ」ありがちなイタリアンの名前だが、窓から見える景色が特に晴れた日は非常に心地よい。窓があるのだが、風が感じられる風景なのである。築地に近いというのは関係ないだろうが、魚介類を中心とした前菜やパスタ、メインの料理も素晴らしい。ていうか、ホームページに、ちゃんと三崎港から運んできた・・・と書いてあった。スパークリング・ワインやワインも充実しているので、どんな嗜好の人と一緒に行っても大丈夫なお店である。そうそう、時期が時期なら、ここは宝くじを求めて大行列が出来る場所でもある。その時期は、まあ興味をそそる風景とはなるが、やはり日常の風景の方が落ち着いていい。訪れた日は、一緒に行った友人の中に誕生日を迎えた人がいたので、デザートにこんな心添えをしていただいた。(食べている途中で撮影したので少々汚くてゴメイナサイ)このデザートもすこぶる美味。店名 ブオーノ ブオーノ 電話番号 03-3566-4031 住所 中央区銀座4-1-2西銀座デパート2F ランチ価格 月~金 \1,680 ~土日祝 \1,890 ~ ディナー価格 \5,800 / \8,400 営業時間 平日 11:30am~11:00pm ラストオーダー 10:00pm日祝 11:00am~10:30pm ラストオーダー 9:30pm
2007.06.10

先日埼玉スーパーアリーナで行われたジャパンMTVアワードで、レッドカーペットショーなるものが行われた。ごらんになった方はいるだろうか。そのトップを飾ったのが、日本のR&Bシンガー、AI。そしてそのオープニングナンバーで、映画「ドラムライン」のようなパーカッションのパフォーマンスが行われた。そこに登場したのは、駒沢大学吹奏楽部のパーカッションチーム。そう、勘のいい方はお分かりだろうが、そのコーディネートをさせて頂いたのが、私なのです。そもそも、ユニバーサルのAI担当ディレクターから、AIの次の曲のビデオを、映画「ドラムライン」のようなものにしたいと、相談を受けたのが、3月末のこと。話を聞いて瞬間的に頭の中には、サマーコンサートでマーチングを披露している駒澤大学吹奏楽部の映像が浮かんでいたのである。スケジュールがOKとなり、プロジェクトはスターしたが、最終的に、MTVアワードには打楽器チームを、そしてビデオには、フルメンバーで参加してもらおうという大掛かりなものとなったのである。駒澤大学吹奏楽部の演奏に私が最初に出会ったのが、1971年の全日本吹奏楽コンクールで衝撃の「春の祭典(ストラビンスキー)」を披露したときである。以来、35年にわたるファンなのである。最近の演奏では、2002年の「ローマの祭り」が素晴らしかった。大阪のグランキューブに地鳴りを起こした圧倒的な名演は今も語り草である。今回ミュージックビデオとなるのはAIの「ブランニュー・デイ」という楽曲。シューティングは今週の金曜日8日。仕事の都合で立ち会えないのだが、おそらく期待以上のものが仕上がることだろう。7月にはMTVなどで放映されるとおもうので、視聴環境のある方は是非ごらんいただきたい。
2007.06.06

今日は夕方あたりから、オフィスの前の前がいやに騒がしいなと思ったら、明治通りを早稲田大学野球部の優勝パレードが徹準備をしていた。現役の時は、確か自分もパレードに参加したような覚えがかすかにあるが、定かではない。テレビを見ると、なんでも大久保キャンパスから野球部員も加わるというので、ちょっと足を伸ばして、新宿北郵便局で用事を済ませて、パレードを待つ事にした。以外にもパレードは5分とたたないうちにやってきて、はたして斉藤選手は守られてパレードには参加しないのでは・・・・なんて危惧をよそに、あのテレビが見る通りのニコニコ顔で、普通にパレードに混じっていた。それにしても、意外にパレードが早いもんだから、斉藤選手を撮影できなかった人々が走って走って歩道は大混乱。ただでさ明治通りは地下鉄工事で歩行者には危険な状態。あの中でよくけが人がでなかったものだと思うほどの混乱ぶりだった。さすが、斉藤選手恐るべし。自分も撮影を心みたものの、ツーショットならともかく、折角目の前を歩いているので、生斉藤選手の姿をしっかりとインプットしたのであった。野球部の連中はこの大混乱が斉藤選手ひとりで起きたものだって当然わかっているのだろうが、選手と談笑していた斉藤選手の姿を見る限り、恐らく同期生にも上級生からも、かわいがられているんだろうなと、なんとなく安心したのだった。
2007.06.04
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