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A MAN WHO KNEW TOO MUCH1956年ヒッチコック監督作品。アメリカ人夫婦が息子を連れてモロッコへの旅行中、たまたま知り合った男性が死ぬ間際に、某国首相暗殺計画について知らされ、その事をロンドンに報告するよう頼まれる。それが元で夫婦は狙われ、息子は誘拐され、息子を助け出す為にイギリスへと飛ぶ事になった。事件にたまたま巻きこまれてしまったのは、この間観た『北北西に進路を取れ』と同じだが、今回は家族が一緒。オーケストラの部分はハラハラした。いつだ、いつ鳴るんだとドリス・デイの表情と共に緊張感が伝わった。この場面なんか昔観た事あるなあ、と思ったら『ファウル・プレイ』かな。『ファウル・プレイ』はこの映画をいしきしたのかもしれないなんて思った。『ケ・セラ・セラ』をドリス・デイが熱唱しておりました。ただ、ツッコミどころが随所にあって、ストーリーにはちょっと無理があるような気がした。それでもまあ飽きずに楽しく観れたからいいかな。ラストが叉軽く終わりましたね(笑)
2004.11.30
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昨夜の日曜洋画劇場で、北野武監督の『座頭市』をやっていた。観るつもりはなかったが、ちょっと腰を下ろしてたまたまついていたのを観たら、結構おもしろくて最後まで観てしまった。ストーリーは、大店の姉弟が子供の頃両親を殺され、復讐する為に国から国へと苦労して渡り歩き、復讐相手をとうとう見つけて…そこへ座頭市がからんで、というよくある話。北野監督の映画は2作品だけ観た事あるけど、よい評価を受けているわりにはあまり面白くなかった。初期の作品だったからかなァ。この『座頭市』も賞を取ったりしてたけど、あまり観たいとは思っていなかった。まず『座頭市』って昔の勝新太郎のイメージが強くて、あの映画テレビでやっているのを昔何度か観た事あるけど、どうもあの手のは好きじゃない。でも、以前の『座頭市』とは別物だった。やたらと人を斬るシーンがスローで描写されて思わず顔をそむけたくもなるが、武の座頭市は悲壮感がなくて(セリフもきわめて少ない)、観る側にとってはおどろおどろしてないのがいい。でも、何で金髪なの。ところどころにまさしく”コント”が織り交ぜてあり、何度か声をあげて笑ってしまった。ガダルカナルタカが絶妙の間合いで醸し出すおかしさ。岸部一徳だってやっている。血と暴力の映画の中に笑いがあるとホッと一息つける。タップダンスの場面はどういう風に使うのかと思っていたら、なるほどね。勝新の『座頭市』ファンの人からすれば邪道かもしれないけど、あくまでもエンターテーメントとして、私は面白かった。この『座頭市』ならシリーズでも観るかな。でも、おそらくシリーズにはならないだろう。
2004.11.29
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スペイン、ペドロ・アルモドバル監督作品。女性闘牛士のリディアは、競技中の事故で昏睡状態となってしまった。恋人のマルコは突然の事故に動揺し、病室の彼女のそばを離れずに、でも何も出来ずにただ悲嘆に暮れ涙するだけだった。同じ病院に交通事故でやはり昏睡状態となり、4年間も眠り続けているアリシアがいた。彼女の担当看護士ペニグノは、眠り続ける彼女に常に語りかけ、髪をとかし、マッサージをし、爪の手入れをして、病人とは思えないほどいつも美しいままの姿を保たせていた。ペニグノはアリシアを心から愛していた。同じような境遇にある2人の男性の間には、いつしか友情が芽生えていた。最初の方は、正直言ってちょっと気持ち悪かった。毎日自分の部屋からアリシアのバレエ教室を眺め、アリシアの部屋に勝手に入り彼女の髪止めを盗んで行くペニグノ。昏睡状態に陥った彼女に一方的に恋する彼。15年間母親の世話をして世間と交流を持てなかった、オタク的な青年の話だわ。と思っていたが、ラストで驚きと悲しみとが襲ってくる。最初気持ち悪く思えていたペニグノの行動や思いも、結局ここに行きつくのかと思うと、普通の形ではないにしろ”無償の愛”の賜物ということになるのだろうか。ある意味弱者だったペニグノを守れるものは無く、助けられなかったマルコの無念さが悲しい。おかしな表現かもしれないが、嬉しい奇跡と悲しい現実。悲しいけど喜びもある。そんな作品だった。でも、やはり切ない。アルモドバル監督の映画を何作品か見る予定だが、他のもこんな感じなのだろうか。
2004.11.28
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最近の洋楽はあまり聴かないけど、'50~'80 の洋楽は大好き。俗に言うオールディーズポップス(50年、60年代)なんて、もちろんそれが流行っている頃は現役じゃないんだけど、軽快なメロディが好き。20代の頃、オールディーズのライブハウスにしょっちゅう通っていた時期があった。土曜日の夜に行って何ステージも見て一緒に踊り、時にはラストステージまでいることもあった。なつかしいなあ~、あの頃。涙が出そう。そこで覚えた曲がレオ・セイヤーの『星影のバラード』。一度聴いて気に入り、そこで歌っていた人に題名を聞いて、それからは行くといつもリクエストしていた。そのうちにリクエストしなくても私が行くと必ず歌ってくれてたなァ。私が通いつめていたライブハウスはもうなくなって久しい。いつもあの場所を通るたびに、懐かしくてあの頃に戻りたくなる。『星影のバラード』携帯の着メロにしたいのだけど、私のひいきサイトにはないのが残念。
2004.11.24
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ここにサイトを持つまでは、ほんとにアジアの映画って観ていなかった。深夜映画をつけて偶然に香港か台湾映画らしきものがあっていることはあっても、わざわざレンタルしてくることもなかったし、顔は見た事ある俳優も名前は知らないし。ましてやこれはアジア映画に限った事ではないけど、監督の名前なんて全然知らなかったし、気にしなかった。ここで少し映画のことを書くうちに、少しは監督名も気にしなきゃと思い始めたくらい。話題の『2046』で、ウォン・カーウァイ監督の名前を聞くようになり(遅!)、トニー・レオンの顔を見るようになって「ああ、この俳優さんは知っている」ってな具合。全く勉強不足だなあ。この『花様年華』はウォン・カ-ウァイ監督の作品だと知り、それではちょっと観てみましょ、という感じで観た。舞台は1962年の香港。同じ日にアパートの隣同士に越して来たチャウ夫妻とチャン夫妻。チャウは新聞社の編集者。チャンは社長秘書。忙しい二人は、それぞれの妻や夫とすれ違いが多い。そしてそれぞれのパートナー同士が不倫していることを知った二人は、初めは相談し合うような仲だったのが、次第に愛し合うようになる。でもお互いに感情を秘めて、他人にはもちろん、自分達の気持ちをお互いわかっていながらも秘めたままの時間を共有していた。なんとも言えない雰囲気の映画だった。1960年代の設定から、本当にその時代に作られたのではないかと錯覚するような、紗のかかったような映像。以前偶然見た香港(多分)映画もこんな感じだったが、あれもウォン監督の物だったのだろうか?なんだかむかーしの日本映画を観ているような気になった。チャウとチャンのお互いのパートナーは、声は聞こえるが決して姿は映らない。すぐに切り替わる映像。足元だけを映すカメラワーク。遠くできこえるラジオの音。少ないセリフ。決して自分の気持ちを言うわけではなく、でもそこに流れる濃密な雰囲気が観ていてドキドキした。マギー・チャンは一体何着着るんだろう、というくらいチャイナドレスをとっかえひっかえ着るのだが、そのチャイナドレスがもうステキで、ステキで…ため息が出そうだ。それが官能的で、抜群のスタイルに背筋の伸びた首の長いあの女優さんしか、いくら中国人と言っても誰でもはあの着こなしなできないだろう。いつも流れていた音楽が叉いい。どこかで聴いたことがあるような曲だった。最後は結局どう言うわけで・・と謎めいた感じもするし、お芝居だと言ったり時々「エッ!?」という場面も出てくるのだが、セリフではないところから醸し出る愛の表現の大人の映画だ。他のウォン監督の作品も観てみたくなった。途中、チャウのいるホテルの部屋をチャンが訪ねるシーンがあるが、チャンが帰ってドアを閉めたらその部屋のナンバーが「2046」だった。これって意味あり?
2004.11.23
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やっぱり着物っていいなぁ。先日従妹の結婚式で、久しぶりに着物を着た。以前日舞をやっている時は、お稽古着だけど毎週のように着ていたのが、やめてからはめっきり着なくなってしまってた。ここ2,3年はお正月にも着ていない。前準備だとか後始末を考えると億劫になるし、着付けだって早くは出来ない。長時間着物でいると疲れる。動きが敏速に出来ない。確かにこんな意見は出てきそうだが、こういったものは慣れなんだろう。滅多に着ないとこうなるのかな。しょっちゅう着ていれば、パパッと出来てしまうのだろう。私の母なんて、ほんの十数年前まで、54,5歳くらいまでは10月から5月までは着物という生活をしていた。歳とってからの方が洋服が多くなってしまったくらい。叔母の親友が着付けの先生だが、着やすくて楽に着られる下着や帯などをいろいろ考案されている。この間会った時、「ちょっと見てみて」と帯の前をひょいと広げて見せられたら、帯揚げもゆるーく締めて、確か伊達締めも締めてなかった。あれだと着易そうだ。今お相撲は九州場所だが、テレビでお相撲を見る時、まず着物を着ている人を探してしまう。すごく粋に着ている人からかしこまって着ている人さまざまだけど、ああいった所では粋に着ている人がステキに映る。毎日着物なんていう生活は無理だけど、ちょこちょこ着たいな。今度のお正月は絶対着る事にしよう。
2004.11.22
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ニコラス・ケイジ、ブリジット・フォンダ主演の1994年作品。チャーリーは誠実で、困っている人を見たら放っておけないニューヨークの警察官。妻のミリュエルは美容室をやっている。ある日、喫茶店で持ち合わせのチップがなかったことから、ウエートレスのイヴォンヌに、宝くじが当たったら半額あげると約束する。ところが、宝くじが本当に当たってしまった。400万ドルも。そして約束通り半額をイヴォンヌにあげたことから、すっかりニューヨーク中に名前も顔も知られることになる。見終わったときの感想は、あまりに夢物語すぎて、現実離れしていてチョット…と思った。でも、これが事実に基づいた話だとか。どこまで忠実に映画にしたのかは判らないけど、事実と聞けばそんな事もあるのかな、と妙に納得してしまったりして、どうも事実話には弱いみたいだ。まさか400万ドルも当たるとは思わなかったから、半額上げるなんて言ってしまったのだろうけど、勝手にあげることにしたと聞かされた妻にすれば、そんなの冗談じゃない、と言う事か。でも、ミリュエルあまりに強欲なんだもの。当たる前からお金の事ばかり言ってたミリュエル、あんなに誠実なチャーリーがなんであんな妻なのかわからない。すごくイヤな女を演じたロージー・ペレス。やっぱり上手いのだろう。ニコラス・ケイジは、顔からすれば決して好きなタイプではないけど、このチャーリー役はいい。イヴォンヌのブリジット・フォンダがキュートで、イヴォンヌとミリュエルが対照的に描かれている。チャーリーはイイ人で、イヴォンヌもイイ人で、この手の話には目を星にして夢見る夢子ちゃんな私だけど、今回はあまり感動とはいかなかった。残念。
2004.11.21
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何度も何度も観ている、ディズニー製作のジュリー・アンドリュース主演ミュージカル映画。1910年、ロンドンのチェリー通りに住むバンクス家。父親は銀行勤めで仕事の事ばかり。母親は政治に夢中。お手伝いさんもいて何不自由ない裕福な一家だが、バンクス家の子供ジェ-ンとマイケルは両親からあまり構ってもらえない。そこへある日、東風に乗って新しい家庭教師(乳母)のメリー・ポピンズがやってきた。彼女はバンクス家に忘れられていた“愛”をいろんな事をとおして教えてくれる。何て楽しいんでしょう!夢いっぱいの何ていい映画なんだろうと、何度観ても飽きる事がない。アニメと人間が一緒に映像に収まるところなんて今じゃ当たり前だけど、1964年ではどんなに画期的なことだっただろう。さすがディズニーだ。「チム・チム・チェリー」等の楽しい名曲がいっぱい。ジュリーの美しい声で歌われる「2ペンスを鳩に」には心を打たれる。時には魔法を使いながら、子供達の心をつかんでいくいたずらっぽいメリーを上手く演じている。歯切れの良いイギリス英語は、ロンドンが舞台のこの映画に、やはりジュリーがばっちり合ってる。ディック・ヴァン・ダイクの軽妙な踊りには思わず「上手い!」と手を叩いてしまう。おどけた表情も身の軽さもこのバートの役にぴったりだ。後に『チキ・チキ・バン・バン』でも芸達者なところを見せてくれるが、『メリー・ポピンズ』の方が制作が4年早い分動きに切れ味があるようだ。二役なのだが、上手いなぁ。最初わからなかった。子役も可愛らしい。パパ、ママはもちろんだが、風変わりなアルバートおじさんやブーム元海軍大将、そして巡査やエレンも強烈な印象を残している。「ス-パ-カリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」これが言えたら、本当に心がすっとする。
2004.11.18
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この人何故か好きなんだなぁ。最初、けばい衣装で激しく踊りまくる『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハブ・ファン』の彼女を見たとき、「スゴイお姉ちゃんが出てきた」と思ったが。ぶっ飛んでいると言いましょうか、化粧もすごいしアクセサリージャラジャラつけてるし、当時(今もだが)私のそばにあんな人いなかったんでビックリ。でも、歌は上手いし曲も覚えやすいノリの良い曲で、なんだか憎めないようなキャラクターに、それ以来注目の人になった。この人の曲聴いてると、元気になる。ノリノリの曲からしっとりした曲まで、独特の感性で歌い上げる。『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハブ・ファン』『タイム・アフター・タイム』『トゥルー・カラーズ』『シー・バップ』どれもいいなあ。私の一番のお気に入りは『オール・スルー・ザ・ナイト』。親しい人とのカラオケでは絶対歌う。キーが高くて大変だけど、この前までは何とか歌えた。いつだったか三宅祐司(漢字はこうだったかな?)が司会の『夜もヒッパレ!』にシンディが出て、森高千里の歌を歌ったんだけど、もうそれはそれは上手くて感動した。そりゃあ、森高千里よりも上手いのは当たり前だけど、この曲シンディが歌ってCD出してくれないかと思ったくらい。「♪白いゆきのような~ やさしさが欲しい~♪」って、シンディ最高!最近の曲は聴いてないけど、叉聴いてみましょうかね。
2004.11.16
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この映画、最近観たわけでもないし、内容もほとんど覚えてないのでおすすめ映画のテーマでもない。ずうっと観たいと思っているのだけど、テレビでも放映されないしレンタル屋さんに行っても見たことがない。もう20年くらい前の映画かな。時任三郎と藤谷美和子が出ていたハードボイルドもの。沖縄が舞台で後フィリピンにも行ったかな?(確かじゃない)。時任三郎がギャングみたいのから追われる話しだった。昔“~洋画劇場”かなんかでテレビ放映されたのを1回観たのだけど、すごく良かったというか印象深かったのは覚えてる。その後一度も観ていない。時任三郎を見るといつもこの映画の事を思い出すのだけど、先日から『Dr.コト-診療所』に出てたし、今日もNHKの番組にさっき出ていたのを見て、改めてこの映画を観たいと思った。WOWOWにリクエストしてみようかなぁ。
2004.11.15
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岩井俊二監督1995年の映画。私の大好きな邦画の中の一作品。中山美穂、豊川悦司、酒井美紀、柏原崇出演。他にも、芸術家のクマさんや今は亡きハン文雀さんも出ている。神戸に住む渡辺博子は、婚約者だった藤井樹の三回忌の法要に来ていた。樹は雪山で死んだ。樹の実家で彼の中学時代の卒業アルバムも見ていた博子は、ずうっと想い続けている樹に最後のラブレターを書く事にした。ただ、当時樹が住んでいた所は、小樽の今では国道が走り人は住んでいないはずの住所だった。だから、届くはずのない自分の樹への決別の手紙だった。 拝啓、藤井樹様 お元気ですか? 私は元気です。このわずか2行のラブレターに、来るはずのない返事が届いた。 拝啓、渡辺博子様 私も元気です。でも、ちょっと風邪気味です。と。思わぬ返事にとまどいながらも、博子は叉藤井樹に手紙を出し、そこから二人の文通がはじまる。二人の樹の、中学時代の思い出の部分が好きだ。酒井美紀と柏原崇が初々しくてものすごくいい。小樽の美しくも、港町独特のノスタルジー溢れる景色にとても良く似合う物語だ。同姓同名のため何かとからかわれていた樹たち。二人の樹は中学時代そんなに親しくしていたわけでもないが、男子の樹は女子の樹を好きだったんだね…。もう、最後に泣けました。そして一方博子も、樹が遭難した冬山に登り本当に彼と決別する。新しい未来に向かい気持ちの区切りをつける為に叫ぶ。美しい景色と、生と死、過去と未来を盛りこんで、夢のようだけど切ない、切ないけど心が温かくなるそんな映画。叉観たくなった。
2004.11.14
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考えてみたら、ヒッチコック監督の作品をはっきりそうだと知って観たのは、この『ハリーの災難』を含めて4作品しかないように思う。『北北西に進路をとれ』の日記をせしるんさんが書いているのを見て、この映画を観ていない私はWOWOWで放映される事を知り観る事にした。その日はヒッチコック監督特集。『ハリーの災難』も放映される。久しぶりにこれも一緒に録画しておいた。紅葉の美しいアメリカの田舎町。狩りに出かけウサギを仕留めたと思った元船長が見たものは、一人の男性ハリーの死体だった。自分が撃ったのだが事故なのだから、とその死体を埋めようとしたら次々の人が通りかかる。みんな死体をみてもあまり驚いた様子ではない。それぞれが自分が殺したと思い込み、それによりハリーの死体は埋められ、掘り返され、叉埋められ、掘り返され…私が観たことのある他のヒッチコック作品は、『裏窓』『めまい』『鳥』。その中ではこれが一番サスペンス色はないが、コメディタッチのまるで舞台のお芝居を見ているような映画だ。とにかく、のどかな田舎町に死体が転がっていれば慌てそうなものだが、第一発見者の少年と第二発見者の元船長以外はさほどみんな驚かず、埋めようとすると人が来るのでそのたびに慌てる元船長がおかしい。現実にはあり得ない話だが、死んでまで何度も地上と地中を行ったり来たり(?)のハリーには、本当にお気の毒。シャーリーン・マクレーンはこの作品でデビューだそうだが、可愛くてスタイルバッチリ。ちょっととぼけた演技がキュートだ。この舞台はどこなのだろう。きっとアメリカの北東部なんだろうけど、紅葉がすごく美しくて、今でもこんな風景が残っているのだろうか。日本も今紅葉が見頃。美しい風景とブラックユーモアのこの作品を観て、「フフッ」と笑うのもいいかも。
2004.11.12
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久しぶりに観た。公開当時に観て以来なので20年ぶり位かな。当時、この映画はジョディ・フォスター、ロブ・ロウ、ナスターシャ・キンスキーなどの若手人気俳優達が出ていると話題で、すごく楽しみにして観に行った。しかし、当時の私、自分の予想していた話とはちょっと違ったストーリーや、映画の進行に「?」の思いが強かったのだが、観終わったときに釈然としないという思いと同時にすっきりとした感覚があったのを覚えている。今回はBSで放送したのを録画して観た。ウィン・ベリーとメアリー夫婦には5人の子供がいる。ウィンは若い頃メアリーとアルバイトをしていたホテルに熊がいたことから、自分もいつか熊のいるホテルを持ちたいと夢見ていた。そんなある日、メアリーの廃校になった母校を買い取ってホテルにする事が決まった。”ホテル・ニューハンプシャー”だ。子供達もこのホテルで成長していくが、ハロウィーンの夜、長女のフラニーがレイプされ、次に祖父が死に、そして不幸は続き、その後幸せが訪れるが、叉もや不幸が…レイプ、同性愛、近親相姦、テロリスト、娼婦、自殺、事故死と、ありとあらゆる事が起こり目まぐるしく時は流れていく。家族の悲惨な事故死にも、あまり落胆した様子はうかがわれずみんな前向きに生きているようだ。レイプされたフラニーも一見逞しく過ごし、家族も淡々としているように見える。フジTVの名作ドラマ『ひとつ屋根の下』とは随分違う。(でも、内心は同じかな?)ちょっと風変わりな家族の悲惨だが、前向きに生きようとする物語。今回改めて観て、笑ってしまう個所もあったしつっこみたくなる個所もあったが、やっぱりラストは一握りのすっきり感が残った。でもそれは『ショーシャンクの空に』とは違うすっきり感なのだ。上手く言えないけど、どこかに一抹の哀しさが残るような。すっきり感、爽快感のある映画というとすぐに、『ショーシャンクの空に』を例に出してしまう私…原作は読んでいないけど、原作が大好きだと言う人は多い。この作品のジョディー・フォスターとナスターシャ・キンスキーは、やっぱり光ってます。
2004.11.11
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フランソワ・トリュフォー監督の1980年の作品。キャストは、カトリ-ヌ・ドヌーブ、ジェラ-ル・ドパルデュー、ハインツ・ベンネント戦時下のパリ。ドイツ軍の占領下に置かれ、夜間外出禁止。終電車に間に合わないといけない。そんな中で人々は映画や劇場でわずかな楽しみを見つけていた。ユダヤ人のルカはユダヤ人狩りを逃れる為に逃亡し、モンマルトル劇場は彼の妻マリオンが座長となってやっていた。新しく相手役をつとめることになったベルナールは怪奇劇場から抜擢された。稽古が終わり人気のなくなった劇場に現われたのはマリオン。地下室に入っていくと、そこには国外逃亡したはずの夫ルカがいた。彼はここに隠れて生活していたのだ。彼のメモが残されていた事になっていて、それを頼りに稽古が進んでいく。そして、舞台の初日が開き大成功をおさめる。それから…有名なトリュフォー監督の作品とも知らず、出演者も知らずに観始めて、最初はそうでもなかったが、途中ルカが実は地下室に隠れているとわかった頃から面白くなってきた。ベルナールも行動が怪しい。演劇批評家のダクシアも一癖も二癖もありそうだ。演出家のジャン=ルーはどこまで信用できる人間なのだろうか。マリオンはベルナールが最初に劇場に来たときから、何となく彼を気にしているが、夫を必死に守ろうともしている。ベルナールへの気持ちと夫への愛両方感じられるが、最後にああいう結末になるとはね…。地下室での生活に耐えかねて出ていこうとする夫を、必死で殴って止めるマリオン。レジスタンス活動をする為に役を降りると告げたベルナールにいきなり激しく殴るマリオン。そして、ラストシーン。ここでは言いますまい。なかなか粋なラストだった。これからあの3人の関係はどうなっていくのだろう。多分30代終わりくらいの作品なのだろうけど、カトリ-ヌ・ドヌーブが本当に美しい。でも、戦争中にあんなにきらびやかな格好をして歩いていたのだろうか?女優は特別?そこが一つ疑問。美しいけど冷酷という役がとってもはまっていた。美しいから出来る役で、普通の女優なら冷酷さが出なかったのだろう。
2004.11.10
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ビリー・ワイルダー監督の1944年の作品。ビリー・ワイルダーと言えば、コメディタッチの作品のイメージが強いのだが、これはサスペンスもの。深夜の保険会社に、腕利き保険勧誘員のウォルターがよろめきながら入ってくる。上司のキースにあててテープレコーダーに向かい話し始めた内容は、自分の罪を告白するものだった。ある日訪れた家で、フィリスという女性と出会う。フィリスは、夫に保険金をかけて殺すつもりらしい。協力を迫られるウォルターだが断り、もしそんな事をしたらどうなるかをフィリスに言って聞かせその計画を諦めさせようとする。しかし、いつのまにかフィリスの魅力にとりつかれたウォルターは…フィリスは最初は、美人で上品な良いとこの奥様風なのだが妖しいい魅力に包まれた悪女だったのだ。腕利き社員のウォルターもまんまと彼女の魅力にはまってしまい、殺人に荷担する事になってしまう。彼女の途中からの変わりようがなんとも不気味。女は怖い!昔の映画にはよくあるが、音楽が絶えず流れて特にクライマックスの所なんか劇的な盛りあがりの音が流れる。「わあー、今から何かが起こるぞ-!」って言う感じに。キースが途中から謎を解き始めそれに慌てるウォルター。もう、あせってあせって、まさかそんな風に、という結末なのだが、殺し方もアリバイの作り方も60年前のサスペンス、結構楽しめました。
2004.11.09
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「あ~、しんどかった」これは、私の一昨日の感想。昨日は文化協会の発表会があったのだが、私達ハワイアン・フラのグループも参加した。この衣装作りが大変だった。フラのグループの会長さんが洋裁の専門家で、今までの衣装もこの方の指導のもと、会員のみなさん手作りされていたそうだ。私達は昨年からなので、1年目はブラウスとスカートの組み合わせで簡単なものだった。でも、今年は全員同じドレスを作ろうという事になった。取りかかりがおそかった。会長さんが全員の分の布を裁ってくださるのだけど、会長さんも忙しくて2週間前からの作業になった。以前自分の簡単なワンピースは縫った事があるが、あとはパッチワークをちょこちょこっとするくらいで、簡単な物しか縫った事がない私が、ステージ衣装、しかもフリルが付いているものを縫わないといけないなんて…。判らない所は昼間聞きに言って教えてもらいながら、夜は遅くまでかかって縫った。それでも暇さえあれば縫ってるというわけにもいかず、おまけにそんな時に限って仕事も忙しい。周りから「ちょっと最近やつれてるよ。縫い物やつれじゃない?」とか言われて…(笑)でも、発表会前日の午前中には完全に仕上げて、一番上の感想。最後の人は前日の夕方5時に出来あがったそうだ。会長さんはじめ、3人ほど洋裁に詳しくて自分の物も縫いながら、遅れている人の分も手伝ってくださる方がいて、最後の数日間は午前2時、3時までかかって縫われたそうだ。頭が下がる。あの方達がいなかったら、昨日のステージみんなの衣装が揃わなかったかも…。決して上手くはないけれど、自分で縫った達成感があるし、縫い方の要領も習ったので、次回はもっとスムーズに縫えるかな?何より苦労して作った衣装を着て踊れるのが嬉しかった。買えば何万もするものを自分達で作れば布代で済むし。でも、みんなと「これだけ手がかかるんだもの、買えば高いはずよね」って話した。肝心の昨日のステージは、衣装もフラもおかげさまで評判が良かった。衣装作りに追われていて肝心のフラの練習が出来なかったので心配していたが、なんとかやれて良かった。12月5日には、私達のフラの先生の全教室合同の発表会がある。今回踊った曲と同じ物だし衣装もあるので気が楽だ。でも、ドレスはきっちりサイズなので、それまでは太れません。甘いものもうしばらく控えとこう(-.-)
2004.11.08
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コメントのお返事遅れてごめんなさい。今週はPCを開く暇もないほど忙しい。そういう訳で、来週までちょっとお暇を…
2004.11.02
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