仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2005.10.03
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カテゴリ: 雑感
 帰りの車中(夜8時台)のNHKラジオで、江夏の21球の話をしていました。10分程度の短いドライブなので、前後はよく聞いていませんでしたが、ノーアウト満塁でブルペンで味方広島の投手がピッチング練習を始める。何だ、オレが投げているのに。こんな球団なんか辞めてやる、そのとき衣笠がマウンドに駆け寄って、「おれも辞めてやる」と江夏に行った、というシーンをクイズ形式でやっていました。
 ああ懐かしい。物心ついたときから何故か近鉄ファンの私は、もちろんこのエピソードも知っていますが、いま、今春に買った「永久保存版大阪近鉄バファローズ伝説の野武士軍団DVDブック」を書棚から取り出して見ています。
 この伝説に残る江夏の21球は79年11月4日です。高校2年生でした。近鉄が山口の活躍でリーグ初優勝、そして悲願の日本一に球団史上最も近づいた時だった。

 初めてみたプロ野球も宮城球場の近鉄ロッテ戦。目の前で大石が走る、栗橋やデービスが打席に立つ。阿波野完封で1-0。感動しました。唯一の得点は、近年コーチ就任後に若くして亡くなった鈴木貴久のホームランでした。

 その翌年88年はあの忘れもしない10.19です。貴重な近鉄ファンの職場の先輩と、もうダメっすね、などと言いながら飲んだ後、旭ヶ丘のアパートに帰ってTVつけたら何とまだやっている。もう9時半。そしてあと一歩でした。もう勝ちはないのに、最後の守備につく選手の姿が忘れられません。加藤、木下ときっちり締めました。私は「敗れざる敗者たち」という詩を勝手に作ったほどです。
 書くとキリがないのですが、2点だけ書かせてもらいます。1つは、本塁憤死した佐藤純一。よく頑張った。もう1つは故障選手だったのに勝手にベンチ入りていた金村。最近出した本「在日魂」に裏話を書いていましたが、駅前の丸善で立ち読みして泣いてしまいました。

 だから近鉄の流れをくむ新球団楽天が仙台に誕生したのも、個人的には大変嬉しい限りです。子供の頃は新聞とたまにNHKでしか見られなかったひいきの球団が、地元でいつでも見られるなんて。
 がんばれ楽天。元近鉄の大島選手、ご苦労様。いい選手でした。ありがとう。(辛うじて「東北を考えるODAZUMAジャーナル」のテーマとさせていただきました。)





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最終更新日  2005.10.03 22:19:19
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