仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2005.11.07
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カテゴリ: 雑感
本日(11月7日)の「記者の視点」は面白かった。情勢分析のみならず有権者の意識変化を探るトレンド調査や衆院選のマニフェスト調査も実施し、報道に厚みを加えたという点は、有権者に充実した情報を提供しようとする意図が伺えた。また、調査手法の問題点を記しているのも、公正な報道に心掛ける姿勢が伺える。

ただ、気になるのは、最後の方で「選挙中の調査報道によるアナウンス効果に各陣営は過敏な反応を示し、中には不利な報道を否定する暴論を唱える人もいた。より正確な情報が投票の前提になるのだから、有権者の良識とバランス感覚を信じるべきだろう」(まとめは私)、としている点。
これは、簡単に言えば、公正な報道しているのだから報道に陣営が異論唱えるのは不当だ、ということだ。でも、勘違いしないで欲しいのは、新聞報道で選挙が決まるのではなく、あくまで候補者の訴えと投票で決まるのだ。陣営の主張や反論は自由である。新聞の報道もまた自由だけれど、不利な報道を否定するのは候補者側の有る意味で自然の動態だろう。例えば「K新聞は不利と書いたがわが陣営は有利と思っています。頑張りま~す。」という位なら自然だろう。だから、「不当」だというなら、誰がどういう状況で異論を唱えたのか、具体的に読者に明示して欲しいと思う。事実を示した上で評価をすべき。ちょっとフェアさを欠いているという印象を受ける。

記事中に「長い実績を誇る」と堂々と?書ける、さすがの河北新報ならではの記事と感じる。まあ、「わが新聞は、かりに特定の陣営から干渉があっても、客観的な報道に徹しますよ」という毅然たる姿勢を改めて示したもの、として受け取っておきましょう。もちろん当然の姿勢だ。

例によって河北新報の洗練度を問うネタになってしまいましたが、これも地元の最大の新聞メディアを愛するがゆえ。この記事も、実名記事となっているのは好感を持ちます。
(河北新報に関する過去の日記  9月20日 10月2日 11月3日






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最終更新日  2005.11.07 20:55:22
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