カナダ村さん

訪問ありがとうございます。私も読ませていただいています。

私は永山のことは知っていますが、渡河訓練のことは全く知りませんでした。陸上自衛隊少年工科学校(横須賀)の訓練で、前途ある純真なる少年生徒13名の殉職者を出した事件ということですね。昭和43年国会内閣委員会の議事録を見ると防衛庁長官から報告されていました。なつかしい社会党の大出俊代議士の発言もありました。

宮城県米山町(昨年4月から登米市)は面積の6割以上が田んぼの典型的な水田農業地域。難関をパスし郷里を離れた立志の若者の悲劇ということでしょうか。 (2006.01.25 06:05:12)

仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.01.24
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テーマ: ニュース(96643)
カテゴリ: 東北
朝7時20分台のNHKラジオ「ニュース・アップ」を車中で聞くのですが、今日、じゃなかった昨日(月曜日)はルポライター(NHKの紹介ではノンフィクション作家)の鎌田慧さんが出ていました。

 実は、雪を払ってエンジンをかけていたものの、家を出たのが7時20分を過ぎたので、ゲストの名前は聞かないまま話しぶりを聞いていたのですが、明らかに青森県か岩手県北部のアクセント、ゆっくりで丁寧な口ぶり、あれこれは誰だろうと思いながら聞いていました。
 テーマは、ライブドア問題を社会経済の時勢から評論するもの。もちろん昨夜の堀江社長逮捕の前の時点です。勝ち組負け組の構図、儲ければ何をしても良い、という風潮を指摘するという感じでした。証券取引法違反という問題よりも、もっとゆるやかで大局的な視点から批評するので、経営学や経済学の学者ではないだろうな、と思いながら聞いていました。

 番組の最後になって、鎌田慧さんと紹介されました。鎌田慧さんと言えば硬派の社会派ルポライターというイメージ。でも、エッ、意外でした。ルポルタージュの鋭さと、ラジオのゆったりとした丁寧な語り方とが、わざわざ「堀江社長」を「ホリエモン」と言い直すほどの丁寧さなのですが、すんなり一致しなかったからです(特に理由もないのですが)。

 後で調べたら、やっぱり鎌田慧さんは青森県の出身。弘前市出身だそうです。知りませんでした。

 例えば、青森県近代文学館で2004年に、特別展「陸羯南から鎌田慧へ-青森県のジャーナリストの系譜」(県近代文学館、東奥日報社主催)が開催され、この記念シンポジウムで、鎌田慧さん自身が基調講演で「青森県はジャーナリストの宝庫。その源流をつくった陸羯南と、もう一つの大きな流れとなった安藤昌益を再評価すべきだ」と指摘。羽仁もと子、澤田教一ら多彩な人物の功績を紹介し、「ジャーナリストの在り方はさまざまだが、バックボーンは反権力でなくてはならない」と締めくくったのだそうです。なるほど。
 このシンポジウムに関する東奥日報の記事によると、「津軽は保守的な半面、先取の精神を持つ街で、そうした素地から気骨のある人物が生まれたのだろう」「県南では斗南藩士が各地に散らばって塾を開いたことから教育活動が盛んになり、鳥谷部春汀のような人物を生み出した」などと、本県の風土とジャーナリストのかかわりが話題になったそうです。
 私は出てきた人物を全ては知りませんが、青森・津軽と聞いて、「気骨」「先取」というキーワードを出されると、もう圧倒される迫力を感じます。参りました。さすがですね、という感じ。

 このキーワード、わが仙台・宮城人には、とてもじゃないが、言えません...でしょ。





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最終更新日  2006.01.24 06:23:24
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Re:鎌田慧さんの声で知る青森のジャーナリズム(01/24)  
カナダ村  さん
鎌田慧はトヨタ体験ルポルタージュを書きましたね。

青森といえば、思い浮かべる人が3人います。
一人は永山則夫です。
青森県北津軽郡板柳町に一つの橋があり、その橋を「木橋」という小説に書いて注目された死刑囚ですが。

もう一人は西津軽郡の少年自衛官です。
この少年は1968年7月1日、渡河訓練で溺死しました。
横須賀にある陸上自衛隊少年工科学校の生徒13人の死が一緒でした。

13人の中に、おだずまさんと同じ宮城人の少年がいました。登米郡米山町。命日には毎年(30年後も)、後輩に当たる自衛隊員の墓参があるときいたことがあります。

暗い話で申しわけありません。



(2006.01.24 08:02:58)

Re[1]:鎌田慧さんの声で知る青森のジャーナリズム(01/24)  
odazuma  さん

odazumaさま  
カナダ村  さん
「昭和43年国会内閣委員会の議事録を見」てくださったのですね。ブログの書き込みぐらいで、うれしいです。
「防衛庁長官から報告」や「社会党の大出俊代議士の発言」を知らなかったので、お礼申します。
新聞社発行の記念写真集で後年この事件を知った私は、少年たちが不憫で、彼らの郷里を訪ねたりしました(といっても20年間で6カ所・内1カ所は転居)。青森、宮城、鹿児島(二人)、石川で遺族に会い、墓参させてもらったりも。担任の先生宅ではお話も聞き。米山町では出身中学校に立ち寄り、先生から就職口の少ない地方少年たちの事情を知りました。きっかけは、たった1枚の報道写真です。
じつは20年以上も前に米山町で乗ったタクシーの運転手さんに電話し、今年も年賀状のご縁がつづいています。宮城のozazumaさんとのご縁も感じます。
北朝鮮拉致で鹿児島・吹き上げ海岸から拉致された方がいますが、吹き上げ出身の少年も13人の1人。テレビで「吹き上げ」が出ると思い起こします。
そういえば他の7人の墓参をしなければ。事故からもう38年なんですね。
長々とすみません。



(2006.01.26 09:14:25)

コメント御礼  
odazuma  さん
米山町にも来られたのですね。米山は米を山のように収穫しようとの意思の込められた命名と聞いたことがあります。最近では、4月下旬のチューリップ祭りが有名。畑一面の花はきれいです。

私は岩手県の片田舎の出ですが、父親の妹たちはみな集団就職で「京浜工業地帯」に出ました。今でも、地元に残っている私の同級生は自営業(私の兄も)、教員、公務員、進出工場での仕事などで、大半は関東、少数が盛岡や仙台という感じ。小学校の頃父親が長期に家を離れていたことがあり、将来の夢のような作文に「出稼ぎをなくしたい」と書いたことがあります。

宮城県で地域づくりに関係する仕事をしていて、地域のデータ比較や地域構造論など、知ったふりしていますが、それはそれで重要だが、「地域」を知るには、その地域に根ざした古今の人の息づかいを知ることが不可欠だと思っています。思えば、小学校の頃は先生たちも地元のことを誇りを持って結構教えてくれた。私は仙台・宮城県については実はよく知らないことに気づき、どうしてもデータ論・比較論になってしまいがちなのを自戒しなければ、もっと「地域」を知ろう、と最近感じております。(実はこのブログも自分の勉強日記。)

そんなわけで、渡河訓練の米山町の話は生きた地域の話としてとても印象的でした。
(以上、私の独自の視点に強引に引っ張ってしまいました。すみません。)

コメントありがとうございました。 (2006.01.27 06:29:39)

はじめまして  
溝の口春夫  さん
 鎌田慧さんの本は『自動車絶望工場』をはじめとする工場関連のものをいくつか読みました。光と影と二極化した言い方は適切ではないかもしれませんが、影の部分をレポートしてくれる貴重なルポライターですよね。
 以前、NHK教育の人間講座に出られてました。あの真剣で温かみのある話し方は大好きです。
 ラジオ聴きたかったなあ。 (2006.02.10 11:18:24)

Re:はじめまして(01/24)  
odazuma  さん
溝の口春夫さんコメントありがとうございます。

> 以前、NHK教育の人間講座に出られてました。あの真剣で温かみのある話し方は大好きです。
> ラジオ聴きたかったなあ。
-----
鎌田さんの作品は読んだことがあっても、声は聞いたことがありませんでした。青森出身と言うことも知らず、ラジオを聞いて意外でした。

とても丁寧なしゃべり方が印象的でした。

地域作りの関係の仕事しながら、まだまだ不勉強な東北のことを、あれこれ勉強などしています。訪問ありがとうございました。 (2006.02.10 19:26:08)

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