仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.01.24
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テーマ: ニュース(96643)
カテゴリ: 東北
朝7時20分台のNHKラジオ「ニュース・アップ」を車中で聞くのですが、今日、じゃなかった昨日(月曜日)はルポライター(NHKの紹介ではノンフィクション作家)の鎌田慧さんが出ていました。

 実は、雪を払ってエンジンをかけていたものの、家を出たのが7時20分を過ぎたので、ゲストの名前は聞かないまま話しぶりを聞いていたのですが、明らかに青森県か岩手県北部のアクセント、ゆっくりで丁寧な口ぶり、あれこれは誰だろうと思いながら聞いていました。
 テーマは、ライブドア問題を社会経済の時勢から評論するもの。もちろん昨夜の堀江社長逮捕の前の時点です。勝ち組負け組の構図、儲ければ何をしても良い、という風潮を指摘するという感じでした。証券取引法違反という問題よりも、もっとゆるやかで大局的な視点から批評するので、経営学や経済学の学者ではないだろうな、と思いながら聞いていました。

 番組の最後になって、鎌田慧さんと紹介されました。鎌田慧さんと言えば硬派の社会派ルポライターというイメージ。でも、エッ、意外でした。ルポルタージュの鋭さと、ラジオのゆったりとした丁寧な語り方とが、わざわざ「堀江社長」を「ホリエモン」と言い直すほどの丁寧さなのですが、すんなり一致しなかったからです(特に理由もないのですが)。

 後で調べたら、やっぱり鎌田慧さんは青森県の出身。弘前市出身だそうです。知りませんでした。

 例えば、青森県近代文学館で2004年に、特別展「陸羯南から鎌田慧へ-青森県のジャーナリストの系譜」(県近代文学館、東奥日報社主催)が開催され、この記念シンポジウムで、鎌田慧さん自身が基調講演で「青森県はジャーナリストの宝庫。その源流をつくった陸羯南と、もう一つの大きな流れとなった安藤昌益を再評価すべきだ」と指摘。羽仁もと子、澤田教一ら多彩な人物の功績を紹介し、「ジャーナリストの在り方はさまざまだが、バックボーンは反権力でなくてはならない」と締めくくったのだそうです。なるほど。
 このシンポジウムに関する東奥日報の記事によると、「津軽は保守的な半面、先取の精神を持つ街で、そうした素地から気骨のある人物が生まれたのだろう」「県南では斗南藩士が各地に散らばって塾を開いたことから教育活動が盛んになり、鳥谷部春汀のような人物を生み出した」などと、本県の風土とジャーナリストのかかわりが話題になったそうです。
 私は出てきた人物を全ては知りませんが、青森・津軽と聞いて、「気骨」「先取」というキーワードを出されると、もう圧倒される迫力を感じます。参りました。さすがですね、という感じ。

 このキーワード、わが仙台・宮城人には、とてもじゃないが、言えません...でしょ。





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最終更新日  2006.01.24 06:23:24
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