仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.02.20
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テーマ: ニュース(96643)
カテゴリ: 東北
2月にしては珍しく外は雨。そのためでしょう、家の中でも、何かしっとりした感じの夜です。

さて、岩手県では本日(2月20日) 奥州市 が発足。編集長も関心を持っています。岩手県に生まれたこともありますが、東北を考える上でどうしても当地ははずせません。さらに、このネーミングだからです。以前に日記にも書きました( 「北上市」という命名を50年後の今賞賛する (05年11月18日))。
黒沢尻町中心の和賀郡合併が北上市と命名したのを成功例と評した上で、水沢・胆沢郡と江刺市の合併の命名「奥州市」の定着を願って書きました。

いよいよ発足です。

大きなネーミングのようにも思えますが、奥州王アテルイの故郷であり胆沢城の置かれた由緒ある土地です。奥州を名乗る資格は一応あるのですが、「北上」よりもさらに大きく出ているので、定着するかどうか。

新市名問題で一関との合併がこじれた世界遺産候補地・平泉を併合して、名実ともに誇り高い奥州文化を発信する核をめざしてはどうか。胆沢と藤原平泉文化の密接な関係が最近の研究で明らかになりつつあるのだそうです( 岩手日報の企画記事 参照)。


HPには、職務執行者(佐々木旧衣川村長)の次の言葉があります。
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本日を期して一斉に新生「奥州市」と言う大時計に針を合わせていただきます。特にも、1,459名の職員にあっては針の狂いは許されません。13万余の奥州市民の皆さんは、この時計に大きな期待を寄せておられます。針を戻すことは許されません。前進あるのみであります...
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これは財政状況を強く意識した職員向けの訓示の色合いが強いのですが、私には、「歴史の大時計が時を刻み始める」という喩えに、つよく印象付けられます。
千年の歴史ある奥州。その中で、松島や塩釜が都から見た憧憬の地だとすれば、胆沢の地は反骨と進取の地とも言えるのでないか。世界遺産本登録などを機に、合併の成功と命名の実りあることを切に願っています。名前は体を表す。古くて新しい「奥州」の名に、新しい命を吹き込め。

 草深き 奥なる光 いにしえの 今ぞ掲げん 尊(たか)きその名を

(詠み人知らず...ではなく、編集長の駄作です。)





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最終更新日  2006.02.20 22:26:16
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