仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.04.19
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カテゴリ: 仙台
仙台市で最近話題に。伝統を重んじる梅原市長が提唱し、河北新報が冷静な論調で報じるパターン。最近(4月17日)の 記事

私は、個人の感想としては、町名に復活する必要はないと思う。コストがかかるという批判、煩雑になるという批判、これらもそれぞれその通りだが、私としては、もっと単純に、必要はないという考えだ。つまり、「表小路」や「勾当台通り」の名を懐かしいとか、ああ良いなあと顕彰する気持ちは市民として良いことだと思うけれど、別にそれを行政区画や住居表示としての町名に結びつける必然性はないからだ。公園の名前や、店の名前や、いろんなところに残っていれば、それでいい。

仙台開府400年記念の「 歴史的町名等活用推進事業 」というのがある(平成12年度から14年度。なお過去の日記「 上杉山通小学校と上杉山中学校について 」(05年9月17日)をよろしければ参照下さい)。これも、町名として復活できないことは当然の前提だったろう。

どうすべきかという観点で言えば、われわれ市民の総意として、どれだけ執着するか。農林中金のビルの保存問題があったが、そもそも仙台市民の総意だろうか。「仙台市は伝統的建物を尊重しない」とかいう知ったかぶりの批判を言う人がいるが、現代の市民生活を快適なものにしてきた着実な歩みを忘れてはいけない。じゃあ、明治の生活に戻るのですか。

もっと言えば、400年前という時点になぜ執着するのか。敢えて言う。その「特定」の時点になぜ執着するの。確かに政宗の城下割りは特筆すべき歴史の一大事業で仙台の生みの親。だけど、宮城野にも生出にも人は昔から住んでいた。そして、維新、戦後と、一生懸命生きてきたでしょう。その過程で古い物を壊し、壊され、新しい物を創ってきた。敦煌じゃないが、都市はそういうものでしょう。



そう言えば今日(もう昨日)の昼のNHKニュースも、梅原市長の海外出張はもう何回目、前の藤井さんと比較してどうか... などと言われている。報道も品がないが、そんなことで貴重な放送枠が割かれてしまう市政は、市民として残念。





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最終更新日  2006.04.19 03:51:15 コメント(2) | コメントを書く
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