仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.08.22
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カテゴリ: 仙台
梅原市長が仙台都市ビジョン会議の内容を全面公開に方針転換したことに関して、市議会のベテラン市議が、今度は「議会報告がないのは議会軽視だ」とかみついたという。今朝の河北新報(22日)の記事。

詳細を知らないから報道の範囲で考えるに、市長が遅ればせながらも適正な判断をした矢先、今度は市議会が旧態依然でノンキな政治家根性をさらけ出した格好だ。市長は記者会見でちゃんと説明している。この市議がオレ(たち)は聞いていないよ、というだけのことで、要するにメンツだけの話。くだらない。

市長や当局に、うまくやればいいのに、という思いはある。議会が市民の代表だから報告するのが筋とも言える。特に議論もされたのだし。

しかし、その点を差し引いても、市議がわざわざ市議会でそんなこと言う必要はない。この場合市民はわかっているのだし。

同じページには、同じ21日に開かれた県議会の各常任委員会の記事。学区制見直しに参考人を招致、など3つか4つの報道がある。中身の議論がされているのに対して、仙台市議会は、この報道1つだけ。何かしら、情けない。

浅野前知事の時代の知事と県議会の緊張関係、また何人かの県議による議会活性化の動きなどが背景にある。市議会はどうだろう。市議会調整型市長ではないタイプの市長の登場で、淋しくカスんでしまう危機感のあわられかも知れないが、そんなメンツのために市民は選んでいるのではない。

市議会も自分たちのあり方と意義を考え直さなければならないのかも知れない。

ところで河北新報に言いたい。政治に関する事実報道だ。コラムじゃないし、議会会派の動向などを解説する記事でもないのだから、「ベテラン市議」の名前を読者市民にちゃんと出すべきだ。この報道だと、そんな批判もあった、で終わってしまうおそれもある。この市議個人の挙動なのか、議会や特定会派の総意なのか、わからない。議論のはじっこでチクリと一言牽制した、という程度なのかどうかも、わからない。問題として正面から取り上げる報道ではなく、暗にこの市議か梅原市長の姿勢を批判するだけの意図か。なんのための新聞か、と言いたくなる。
この常任委員会が非公開だったはずはないから、伏せる理由もない。事実報道である以上、せめて5W1Hはちゃんと伝えるべきだ。



■関連する過去の日記
 ○ 情報公開とノブリス・オブリージュを考える (06年8月18日)





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最終更新日  2006.08.22 05:57:19
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