仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.08.26
XML
カテゴリ: 宮城
宮城県の地図を眺めるたび先人の偉業を讃えずにはいられない。運河の水運と治水対策だ。わが宮城県・仙台藩は、北上川、阿武隈川の奥州二大河川によって潤されている。これを活用し水運を開き、また水害防止や干拓による石高増強など、先人は気宇壮大に取り組んできたのだ。

今回は、人工河川「高城川」について。潜穴(トンネル)で水害防止と干拓を計るという壮大な河川工事だ。

かつての品井沼は、吉田川と鶴田川が流入し、また鳴瀬川が増水すると逆流を受けてしまう湿地帯であった。四代藩主綱村の時代に、新田開発を進めるため品井沼の水を松島湾に直接流下させる大工事に着手した。吉田川をサイフォンで交差させ、トンネル(元禄潜穴)を掘る。この元禄水路は、延長7.5km、うち潜穴部分が2.6kmという大工事だ。後に明治の水害をきっかけに、明治排水路(6.9km、潜穴延長1.3km)が開削された。

 ○参考資料:貞山運河・高城川歴史散歩ガイド(宮城県土木部、財団法人リバーフロント整備センター)

北上川大改修、鳴瀬・江合川の合流問題、など近日中に県北の治水の歴史を整理して勉強します。

 ■関連する過去の日記  舟曳堀(鶴巻-苦竹)を探して (06年3月12日)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.08.26 06:23:56
コメントを書く
[宮城] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

コメント新着

おだずまジャーナル @ Re[1]:荒巻地区の新町名と宅地開発史(12/14) 荒巻昭和人さんへ コメントありがとうご…
荒巻昭和人@ Re:荒巻地区の新町名と宅地開発史(12/14) 団地名なつかしいですね。広告に使われて…

プロフィール

おだずまジャーナル

おだずまジャーナル

サイド自由欄

071001ずっぱり特派員証

画像をクリックして下さい (ずっぱり岩手にリンク!)。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: