仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.11.06
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カテゴリ: 東北
日本の民謡の代表とも言えるのが、山形の最上川舟唄。これは実は昭和11年に原型ができた新創作民謡だ。

以下は井上ひさしさんの説明なので、ちょっと過激なのですが。
(出典 赤坂憲雄編『東北ルネサンス 日本を開くための七つの対話』小学館、2007年
第6章 ふたたび吉里吉里へ =井上ひさし×赤坂憲雄)

日独伊の三国同盟ができたとき、音楽では日本は敵わないんじゃないかと考えた人がいた。たしかにベートーベン、ワーグナーや、ヴェルディ、プッチーニなどに比べると、日本には大した音楽がない。ドイツやイタリアに負けるな、日本にも隠れた名曲があるはずだ、というので、NHKと政府が東北民謡視聴団を組織して東北の名曲を探し出した。

その団長が柳田国男で副団長が折口信夫。池田弥三郎、町田嘉章、中山晋平(作曲家。「砂山」「しゃぼん玉」など)、信時潔(作曲家)など20数名で組織した。

最初にみんなが感心したのは松島の「大漁唄い込み」だが、その後は不漁続き。しかし一行が山形の東根温泉で、左沢のリンゴ農家後藤岩太郎の歌う「最上川舟唄」を聞いて、びっくり仰天。中山晋平は、ヴォルガの舟唄以上だと絶賛。

後藤は、地元の詩人で当時役場職員の渡辺国俊と最上川舟唄の原型となるものを作って歌っていた。酒田に全国から舟が入って諸処方々の唄が集まって、その良い所を全部集めて編曲してしまったのだ。

大江町のホームページに 説明 誕生秘話 も。





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最終更新日  2007.11.06 06:47:21
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