仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.11.10
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カテゴリ: 東北
この手の本を読むといつもヒヤヒヤする。日本の旧石器時代の説明のページ。今から4万年前から1万年前、との説明。

ああ、良かった。50万年前とか、どこかの県の高森遺跡とか、北京原人と比べてどうとか、そんな記載も一切ないので。

この本、子ども向けの本。上の娘も安心して読ませられる。
(山岸良二監修『これだけは知っておきたい19 古代日本の大常識』ポプラ社、2005年)

相沢忠洋さんが納豆の行商をしながら調査を続けて、日本列島にも旧石器時代があったことを発見したことが説明されている。これはぜひ子どもにも読ませたい。宮城の相沢忠洋と呼ばれた人のことは書いていないから、ご安心を(ちょっとクドいですな)。

そして、そのページのコラムに「岩宿遺跡の旧石器より古い石器は...」と書き出しがあって、これもヒヤヒヤしたが、1984年に発見された岩手県宮守村の金取(かねどり)遺跡で、約9~8万年前と推定されている。

この金取遺跡で打製石器数点が出土したのは、火山灰が降り積もった地層から。そして、2003年の日本考古学協会の科学的調査によって、この地層は九州の阿蘇山の大噴火による火山灰だとわかった。約9万年前のその大噴火では北海道にまで火山灰が降り積もったという。

すごい。

宮守村は現在は遠野市だ。(遠野市ホームページでの 説明
なおこの説明では「9~8万円前」と書かれているのが、ご愛嬌だ。





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最終更新日  2007.11.10 16:01:16
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岩宿遺跡について  
お太助  さん
岩宿遺跡はわたしにとっても思い出の遺跡です。
アマチュア(素人)が発見した歴史的遺跡です。
小学校時代、遺跡発掘のまね事をしたことは、自分のブログにも書いたことがありますが、その後両毛線に乗ってここを通るたびにその偉業を思い出しておりました。
まさに相澤さんは天使の微笑を受け、またある人は悪魔の誘惑に負けてしまったとしか思えません。
(2007年11月10日 20時48分14秒)
(2007.11.10 20:49:52)

Re:岩宿遺跡について(11/10)  
お太助さんありがとうございます。
たしか中学校の教科書に相沢氏の話が出ていたのを記憶しております。歴史そのものだけではなく、歴史を「発見」することの偉大さと面白さを、子どもたちにも伝えようという教える側の配慮だったのでしょう。
悠久な古代の歴史が、ここ数十年でどんんどん発見されているという「歴史」も興味深いですね。 (2007.11.11 08:33:06)

Re[1]:岩宿遺跡について(11/10)  
お太助  さん
>おだずまさんへ
そうですか、教科書ですか。
おだずまさんとそんなに年の差はないと思っておりましたが、わたしは確か学会で認められたとかで出た写真入新聞記事で感動したように思うのですが。
その数年後には、もう教科書になったのでしょうか。
年のせいで記憶力も定かではありませんが。
(2007.11.12 21:20:12)

Re[2]:岩宿遺跡について(11/10)  
お太助さんありがとうございました。
時期の前後関係はよく判らないのですが、確かに中学校の教科書で、著書「岩宿の発見」から引用する形で発見したときの瞬間を伝えているコラムだったように記憶しています。
この時には既に吉川英治賞も受賞されて学会でも認められていたものと思います。
教師がどう教えたかは覚えていませんが、苦労しながらも一途に発見の喜びを追求した氏の功績と、当初は認めようとしなかった学会の体質を打ち破った快挙として画期的な意義があったのだと(今になれば)思います。
その後高校ではシュリーマンの「古代への情熱」を読み、一途な人生に感動したものでした。 (2007.11.14 00:41:49)

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