仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.06.25
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カテゴリ: 宮城
毎日新聞の記事(24日)に、バレーボール日本女子のエース栗原恵選手が栗原市被災者にあてた激励メッセージが栗原市役所の1階ロビーに飾られている、という内容が出ていた。17日に合宿先の大阪から寄せてくれたのだそうだ。

栗原選手の所属チーム(パイオニア)は天童市が拠点だが、旅館「駒の湯温泉」が流されるなど深刻な被害が出た栗原市栗駒の耕英地区の開拓団は、ナメコ栽培や製炭で生計を立ててきた。天童市からナメコの買い付けに訪れる人がいるなど、天童市と耕英地区の交流は以前から続いてきたという。

記事には特に書いていないが、栗原選手としては同名の栗原市に対する思いもあったのではないだろうか。

河北新報の記事(23日)では、バレー女子が北京五輪出場を決めた後、栗原市瀬峰の農業グループや栗っこ農協が農産物などの「栗原の恵み」を栗原選手に贈ることを提案。それを知った栗原選手が被災者を励まそうと合宿先の大阪から17日、飲料水などと一緒に送ってきた。激励メッセージは「一日も早い復旧と皆様のご健康を願っております」との内容。農業グループの関係者は「本当にうれしい。つらい時こそ、みんなで心一つに頑張りたい」と。

栗原の旬の農産物などは、天童市で7月14日に開かれる壮行会で、栗原選手に手渡されるそうだ。

がんばろう栗原。そう言えば、がんばろう耕英のTシャツが贈られたという記事もあった。こういう時は、リクツは抜きに、何かの縁でつながっている人間の力で、何でも良いから励まし合いたい。

脈絡もなく思い出すのだが、阪神大震災の後「がんばろうKOBE」をオリックスのユニフォームに縫い込んで復興の希望を灯し、その年見事優勝に導いたのは故仰木監督。頑張れ神戸、ではなく、監督自らの発案で、あえて「がんばろう」としたと聞いた記憶がある。

この共助と共感の「がんばろう」スピリットが広まっているような気がする。災害は、いつでも誰もが出会うものだ。人ごとではない。

スポーツと人間の力を感じる時がある。一生懸命やることはスポーツも人生も同じ、などと一般論をぶってみるが、そんなことより、今栗原の人たちは本当に真剣なのだ。がんばろう栗原。私は何もできないが、それでも他人として応援するだけでなく、自分も主語になって、がんばろう、と言いたくなる。






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最終更新日  2008.06.25 02:08:23
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