仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.09.23
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カテゴリ: 東北
山形新聞の記事に出ていた(21日)。

山形銀行(やまぎん情報開発研究所)の調査によると、山形県から県外の大学・短大学生(約1万6千人と推計)に、平均年間仕送り額約97万2700円(学費除く)を乗じて、県外への仕送りの流出は約159億円に上る。他方で、他県から本県へ進学は約7600人で、年間約74億円が流入と推計。差し引きで、年間約85億円の流出超過になる。

記事によると、次のように推計したようだ。

県内高校生の昨年度卒業生1万2831人のうち、大学・短大に進学者は前年比2.6%増の6078人。県外進学が75%程度を占める。全国大学生協連などの調査によると、学生の1か月生活費平均額約12万円のうち、7割近くが仕送り。アルバイト収入は増加傾向にあるものの依然として生活費の多くは親からの援助に依存。

仕送り負担が親世帯の消費マインドに負の影響を与え、老後の資産形成にも影響。学生が奨学金、学資ローン、アルバイトなどを利用する傾向が強まっているが、これは県内消費にも好影響を及ぼす、と分析しているのだそうだ。

同研究所の 調査報告書 を拝見した。ラフな推計だが、着眼点は大変興味深いと感じた。別居学生への仕送りは相当な額が動いているし、政策的にも何らかの方途が考えられそうだ。もっとも、そこで何を目標(誘導すべき状態)とみるか議論はあるだろうが。

思い出すのは、山形銀行にも在職された齋藤知事の所論。年金を題材に地方から首都圏への資金還流について記していた。
(当ジャーナルの記事  地方金融市場と山形県の産業集積を考える





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最終更新日  2008.09.23 01:27:08
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