仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.10.09
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まったく河北新報は余計な記事を書く。

今日の朝刊に、20年前の1988年、10.19の阿波野の力投を記していた。近鉄ファンなら、言われなくても分かっている。10月になれば、みんな思い出しているのだ。

お陰で、今日は朝からずっとあの日のことを思い出していた。いや、それだけではない。79年の近鉄の初優勝、平野の執念のバックホームのことまで、思い出していた。

1988年、あの10.19は本当に素晴らしかった。あの頃は私も若かった。相手のロッテが、有藤監督の抗議による中断もあったからだけれど、疎ましかった。翌年に、ロッテが「リメンバー10.19」を標語とするのをプロ野球ニュースで見て、何だよ、と独り怒っていた。しかし、今冷静に考えれば、あの時、ロッテも本当に死力を尽くしていた。ロッテあっての10.19だったのは、間違いない。プロ野球選手が本気になった時の試合ほど、面白いものはない。

そうか。あれから20年。私も大人になった。年を取った。けれども、あの日を思い出すと、今でも胸が騒ぐ。佐藤純一の本塁憤死。梨田の執念のヒットと鈴木貴久のホームイン。第二試合の吹石のホームラン。そして、もちろん、阿波野の力投。あれほどプロの執念と無念がつまった試合があっただろうか。

今朝の河北の記事は、イーグルスの今季最終戦にあの日を重ねていた。そこまで言わなくても、と思うけれど、記者の思いなのだろう。次の年に勝負を決せよ、との期待をこめて。

それならば、私だって実は賛同したい。がんばれイーグルス。近鉄の遺伝子を持つ新生球団だ。あの死力を尽くした試合が、もし見られるのなら、私もプロ野球ファンとして本当に冥利に尽きる。





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最終更新日  2008.10.09 23:41:15
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