仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.12.08
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カテゴリ: 東北
朝のNHKラジオのニュースで報じていた。イタリアのマロスティカの人たちが天童を訪れている。当地は、二年に一度「人間チェス」の祭りをやるそうで、ご存じ人間将棋の天童と姉妹都市の縁を結んだのだという。祭りは鎧甲に身を固めた市民が駒に扮するとのことだが、天童市の姉妹都市の 説明 に写真がある。

天童市将棋資料館の 解説 によると、将棋の原型は、紀元前300年頃のガンジス川上中流地方の盤上遊戯チャトランガで、これはサイコロを振って4人制で行うもの。これが、ゲーム性の強い2人制の将棋に発展した。
チャトランガは、西に広がって古代ペルシャから欧州へ入り、西洋チェスに。東には、シルクロードや海路を経て中国将棋、朝鮮将棋、東南アジアや日本の将棋になった、とされている。
日本の将棋は、中国から朝鮮を経て伝来したと考えられるが、中国将棋と共通する部分があるものの、むしろ東南アジアの将棋と類似する点もあり、東南アジアから海上交通で日本にベースが伝えられ、ここに中国や朝鮮の影響を受けて発展したと見られている。なお、日本の他にない特徴は、取った駒を再活用できることである。

我が家では何故か娘が興味を持ち、5歳くらいの頃に、父(私)とチェスで遊んだ。私も駒の動かし方がわからないのだが、これも何故か塩竈のエスプでチェスをやってみたら、お互いに覚えて、しかも娘は一度勝ってしまって(親が負けて)得意になった、というもの。子どもながらに、頭を使ったり、次の展開がどうなるかとか、楽しみがあるのだろう。もっとも、負けると泣き出して手がつけられないのは、やっぱり子どもだったが。

そもそもチェスと将棋が似ているのは、やっぱり起源が同一という点によるのか。

ところで、将棋の駒と言えば、やっぱり天童。市の ホームページ
起源は天童藩士の内職という。さらに、兵法戦術にも通じるとして、駒を作ることも将棋で遊ぶことも恥ずべきことでない、という気風があったのだそうだ。天童将棋駒は、堂々と伝統的工芸品産品に指定されている(参考  山形県将棋駒協同組合 )。

藩政時代からの経緯の違いだろうが、どうも宮城県の各都市は、これと言った特産や特長や、あるいは気高さのようなものをピンと感じないと思うことがある。

山形の、例えば天童市。フルーツと温泉と将棋の駒。それとパイオニア。アイデンティティが明確だと思う。隣の芝生は青く見えるのか。

■関連する過去の記事(天童市関係。今年の分です)
五輪キューバ代表が天童に合宿 (08年7月17日)
天童でさくらんぼを食す (08年6月24日)





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最終更新日  2008.12.08 21:24:55コメント(0) | コメントを書く
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