仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2009.02.24
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カテゴリ: 仙台
TBCラジオの朝の Goodモーニング を車中で聞いていると、月曜日に、東北学院大学の千葉昭彦教授が、ときの経済トピックや仙台の地域経済などについて、解説しておられる。 TBCのサイト によると、ニュースクローズアップというコーナーがそれで、日替わりでコメンテーターが、当日の注目のニュースを3~4本セレクトし、独自の切り口で解説する、ということ。その月曜のコメンテーターが、千葉先生というわけだ。

昨日(23日) は、麻生内閣支持率の話、民主党小沢代表との批判合戦、クリントン国務長官アジア歴訪などのあと、コラムとして、「仙台・ニュータウン高齢化(2)旧泉市の宅地開発」が取り上げられた。

千葉先生のご専門は地域経済論だろうと思うが、一般リスナーにわかりやすいよう意を用いておられるようで、泉市の開発指導要綱の経緯や内容など、大変明解に説明しておられた。

旧泉市は仙台市の成長と共に定住者の受け皿として発展した。しかし、あまりの人口急増で、道路、上下水道、学校、公園など、生活基盤が追いつかない。デベロッパーからやむを得ず宅地価格で公共施設用地を買い取ることもあって、泉市の財政は窮乏した。

そこで、全国でも最も厳しいとされる開発指導要綱を策定。開発業者には一定の公共的スペースの提供を義務づけ。適用の第1号はパークタウンだが、これにより、従来は開発面積の9割程度が宅地販売されたのが、一気に半分程度になり、ガラッと様相が変わる。毎年のように小中学校を開校させるというハイペースの開発が続くが、何とか市の財政も立て直し、対応ができた。

そのようなお話だった。開発指導要綱は、形式上は行政内部のガイドラインだが、制裁として上下水道を接続させないなどの対応が伴っていたため、事実上強制力があった。行政法理論的にも一つの大きなテーマだったと私は感じていたが、ともかく全国的に開発指導行政は定着した。

パークタウンを筆頭とする泉市の住宅団地は、居住性の高さでも知られることとなり、全国トップの人口増加率と相まって、市の名声を高めたと思う。あの住民投票も経て仙台に合併、今は泉市という響きにまつわる独自のイメージも、徐々に薄れているように思う。

泉市の開発指導行政の話は、来週にも続くそうで、大変楽しみです。





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最終更新日  2009.02.24 22:28:56
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Re:泉市の開発指導要綱(02/24)  
五星亭  さん
東北学院の千葉先生は、地域経済の先生ですね。
宅地開発とか商業立地論とかが非常に詳しい先生です。
学生時代に大変お世話になった先生です。懐かしいなぁ。
TBCラジオで楽しそうな話してたのですね! (2009.02.24 23:01:27)

Re[1]:泉市の開発指導要綱(02/24)  
五星亭さんありがとうございました。
>学生時代に大変お世話になった先生です。懐かしいなぁ。
それはそれは、大変失礼しました。

急激な宅地開発など現在と世相は異なりますが、まちづくりの流れとコントロールの仕方など、現在から見ても多いに参考になるのが当時の行政手法だと思います。仙台でもオールドタウンや限界集落が話題になる今こそ、過去に学ぶことも多いのでは、などと。 (2009.02.25 06:46:12)

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