仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2010.02.16
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カテゴリ: 東北
宮古市には、高さ160メートルもの巨大煙突が、謎を秘めて聳え立っている。

旧ラサ工業株式会社宮古精錬所跡地の標高90メートルの山の上にある。高さは160メートル。日本で二番目の高さという。

田老鉱山の黄銅鉱を原料に銅の精錬をするため、昭和13年に作られたが、このように高く建設されたのは、亜硫酸ガスの発生による公害の防止のためである。できるだけ高所から排煙を拡散させようとしたのである。

この巨大煙突には、謎がつきまとっている。避雷針が純金で出来ているという謎だ。直径30センチ、長さ150センチにもなるという避雷針だが、純金ならば相当な宝物である。

噂の根拠は、避雷針が取り付けられる前に、数日間事務所の金庫に保管され、寝ずの番が立っていたと伝えられること。一方では、半世紀の間亜硫酸ガスにさらされたのだから、腐蝕しやすい闇の金属ではないはずだ、というもの。金の避雷針を確かめるため、クライミングを挑んだ若者もいたという。

ミステリーに包まれた巨大煙突は、今でも雄姿を市民に示している。

参考 : 金野、七宮、駒井編『岩手県の不思議事典』新人物往来社、2003年(宮古市大煙突の秘密(駒井健執筆部分))





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最終更新日  2010.02.17 21:44:40
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