仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2010.05.31
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カテゴリ: 東北
東北人の私にはスイカと言えば尾花沢。尾花沢こそ日本一のスイカの名産地、と誇らしく思っていた。ところが、全国では後発の産地なのだそうだ。

山形新聞の記事に出ていた。

山形県のスイカ生産量は全国3位。1位の熊本県が5月、2位の千葉県が6月の出荷ピークに対し、8月が最盛期の山形は夏スイカでは全国最大の産地。県内の産地は尾花沢市、大石田町、村山市北部に集中し、尾花沢スイカのブランドが確立。

ところで、村山市の菊地東北学院大教授が、気候学の観点から尾花沢盆地がスイカ栽培の適地であることを裏付ける論文をまとめた。地形条件や標高に差のない山形盆地よりも、5~8月の日照時間が長く、夏の気温が低いことなどから自然条件に恵まれている。

日本のスイカ生産量は1960年代中ごろの130万トンをピークに減少し近年は60万トン台。山形県内では庄内地方で栽培が始まり60年代以降内陸に広がる。尾花沢盆地での生産は60年代末から80年代にかけて急成長し、その後も20年以上にわたり約800ヘクタールの作付面積を維持。尾花沢盆地は自然条件に恵まれているため、全国のスイカ生産が衰退していくのに逆行して産地を伸ばすことができた、と菊地教授。なお、山形盆地との気温差の理由は解明できておらず、今後の研究課題だそうだ。

尾花沢が後発だったとは、意外だ。生産者の努力で築いた地位なのだろうから、やはり東北の誇りだと思う。





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最終更新日  2010.05.31 21:44:13
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