仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2011.08.28
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カテゴリ: 宮城
日本の鉄道で最も長い直線は、東北新幹線の白石蔵王-仙台間にある約25kmの区間だそうだ。宮城県が日本一とは、知らなかった。

■梅原淳『新幹線 徹底追求 謎と不思議』東京堂出版、2008年 から


直線としては室蘭線の白老-沼ノ端間27.8kmが有名だが、実際には区間内に駅が5か所あり、構内で分岐のための多少の曲線が生じる。従って、線路が一直線に伸びているのは、宮城県の東北新幹線が最長なのだということ。

なお、東北新幹線は東海道などと比較して高架橋の区間が多い。東京-八戸間593.05kmのうち、高架橋は308.238kmである。明かり区間(トンネルでも地下でもない区間)407.416kmのうちの実に76%が高架橋。確かに、田園地帯を高架橋で直線に突き進むのが東北新幹線のイメージだ。

これは、築堤や切取り工法より用地費が安いから。高架橋は築堤より工事費で1.5倍かかるが、用地費は半分以下になる。これは、高架橋に必要な幅が管理用通路を含めて11.6mに対して、築堤式だと、斜面や28.52mの土地が必要になるからである。

この他にも、自動車道路の立体交差の便宜(いちいち橋で越えるより一気に高架にするのが容易だし安価)や、スラブ軌道には沈下しにくいコンクリート路盤が適していることなどが理由である。

高架式にする考えは山陽新幹線建設の際に生み出されたのだが、山陽新幹線延長562.27kmのうち、高架橋は289.744km(52%)と実は長くない。トンネルが280.492km(50%)もあり、また筑豊地区など地盤が弱く高架橋が設置できなかったからである。東北新幹線は、トンネル延長が185.63kmと山陽より短く、しかも地盤が比較的良い。





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最終更新日  2011.08.28 21:09:54
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