仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2012.04.07
XML
カテゴリ: 雑感
上が高校へ、2番目は中学生にそれぞれ進む。卒業式以来今まで、毎日ノンビリと過ごしてきたが、来週からは学校が始まる。ゆるやかな時間を楽しむ今も貴重だろうが、緊張感をもって毎日リズムをもって過ごしてもらう方が、親としては安心のように思う。

さて、2番目は地元の公立中に進むが、上の娘は受験という人生の節目を通り過ぎたということになるだろう。1月末から2月にかけての1週間で、公立の推薦入試と私立2校を受けた。私立は合格し、学費で恩典のある奨学制度の適用もいただいたのだが、公立は不合格。

結局、3月の一般入試で志望の県立高校に合格したが、それまでの間、同じ中学で学校推薦を受けながら合格した生徒と、一般で再挑戦する生徒に分かれて過ごす時期が1か月以上あるのは、心情的に嫌なのではないかと親として余計な心配をしたが、当の本人はそうでもないようだった。

面白いと思ったのは、この子が公立推薦で不合格と判ったとき、残念がるどころか、自分は3戦4勝だといって自らを褒めていたことだ。私立と公立推薦の計3つの入試を受けて、私立は2校とも合格、しかもいずれも成績優良が条件と思われる奨学生にも指定されたことを捉えて4勝と言ったのである。周りの誰かに励まされた言葉かも知れないが、多分に素直な気持ちだったのではないかとも思う。

というのは、最初は公立推薦は受ける気がなく、あんな難しい問題は無理だよとか、内申点悪くて中学校長推薦が出ないだろうとか言っていたものだ。しかし、冬になってから志望校に一般入試で目指すとしても推薦にも挑戦していた方が有利になると学習塾の先生に聞いて、推薦も一応受ける気になったのだった。有利になるか真偽は別として、塾の先生の娘に対する動機付けの知恵だったと思う。そして、私立2校はいずれも事前に見学もし、本人としても興味をもった学校だったので、奨学制度に乗ったほど入試結果が良かったことを素直に喜んだのだろう。

公立の推薦については、中学校の推薦もいただいたので、すんなり受かればもちろん助かったが、今ではかえって一度選別される体験を経て一般入試で頑張ったことが本人の為にも良かったのではないか、と親として思っている。もともと主体的に机に向かう子ではなかったので希望進路を達成できるか心配した。上記のように学習塾に動機付けされながら、正月前後になってやっと何とか受験生らしくなったような有様だ。また、勉強するのもしないのも自分の自由だが受験する気があるのならしっかりやれと、思い切り喝を入れたこともある(この一喝で親娘が随分打ち解けた気がするから不思議だ)。こんな経過があって、そのうち自分でペースも多少確立したようで、公立推薦は不合格だったが、私立の結果が自信になって本人としては最後の一般入試に全力で挑んだ、という感じではなかっただろうか。余談だが一般入試点数の本人開示を受けたら意外に高得点だったそうだ。

2勝1敗を3戦4勝と言い換える「強さ」、周囲に気を取られず自分の道を歩く姿勢、ちょっとした紆余曲折で我が子も成長したのではないか、と我田引水の親バカながら感じた春であった。

我が家の受験ブームに便乗してどういう訳か下の小6の娘も、好きな歴史の自主学習ノートを盛んに作っていた。姉に火がつくまでは妹の方が学習時間が長いほど。なぜか皆リビングで勉強するので、親の私が「塾長」のように脇に座って、日露戦争で日本はな... などと指導するともなく歴史講釈を語りながら、秘かに一升瓶を空けたりしているのが実に充実した時間だった。

さてさて、長い春休みで怠けグセが戻らないうちに、はやく入学式を、と思う今である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012.04.08 17:45:52
コメントを書く
[雑感] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

コメント新着

おだずまジャーナル @ Re[1]:荒巻地区の新町名と宅地開発史(12/14) 荒巻昭和人さんへ コメントありがとうご…
荒巻昭和人@ Re:荒巻地区の新町名と宅地開発史(12/14) 団地名なつかしいですね。広告に使われて…

プロフィール

おだずまジャーナル

おだずまジャーナル

サイド自由欄

071001ずっぱり特派員証

画像をクリックして下さい (ずっぱり岩手にリンク!)。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: