仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2012.08.11
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カテゴリ: 東北
白河以北一山百文なる言葉の経緯については、「近事評論」に掲載された記事を起源とするのが有力な解説だ。

■関連する過去の記事
白河以北一山百文」の由来と河北新報 (2007年8月7日)

ところで、言葉の由来をわかりやすく解説する本によると、「二束三文」の項に似たような東北蔑視の話が出てくる。

■三上文明著(野口元大監修)『みんなの語源 知って得する!日常語の由来184』山海堂、2007年


(前略)
幕末・明治の頃、いわゆる官軍によって、東北地方の土地や人々は、「白河以北、二束三文」と貶められた。そうした恨みもあってか、会津と薩長は何回か和解の試みはあったが、いまだにわだかまりが消えていない。




「白河以北一山百文」ならよく知られていて冒頭のとおりだが、人口に膾炙するに際して日常用語である「二束三文」と結びつけられた事実があるのかも知れないが、「白河以北、二束三文」とはあまり言わないように思う。

また、「一山百文」にせよ「二束三文」にせよ、官軍がさかんに発っしたかどうかは、実証されていないと思われる。さらに、会津の心情と長州との関係には、この蔑称に対する反感などにとどまらない計り知れないものがあるだろう。

日常用語の解説なので、象徴的に、また通俗の理解に便宜な方向を選んだ、という感じだろう。

ところで、著者の三上文明さんは話し言葉研究家で盛岡の高校を卒業されているそうだ。





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最終更新日  2012.08.12 15:01:25
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