仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2012.08.12
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カテゴリ: 仙台
志茂田景樹は読んだことがなかった。直木賞作家でタレントのイメージなどは強いが、恥ずかしながら小生は、氏の本業であろう小説には接したことがない。

政宗の天下取りの野望にむけた行跡を、人取橋合戦から始めて、秀吉の前での鶺鴒の花押を示して許されるまでの間について淡々と描く。

秀吉に減封されたものの奥州は覇した。夢は全国の統一だ。辺境の東北で満足してはならぬ、藤原三代の黄金王国を乗り越えて国の覇者になる。それがために東北の大名達を震え上がらせ、中央や西に名を轟かせようとするプランニングを、着実に実行していく、そんな青年政宗の姿だ。

■志茂田景樹「われ奥州をとれり-伊達政宗」
(童門冬二ほか『時代小説傑作選7 戦国武将国盗り物語』新人物往来社、2008年(同社「時代小説セレクト」1995年11月を新装校訂)より)





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最終更新日  2012.08.12 11:42:24
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