仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2013.03.02
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カテゴリ: 東北
地域の産業や商業の盛衰を振り返りながら、一昔まえの書物を開いたりしている。1992年の中村秀一郎『21世紀型中小企業』(岩波新書新赤版213)に、「全国型企業」として紹介されているものがあった。

地域において、ローカルカラーのない全国型企業の本社や拠点工場が立地している場合である。もともとこの型の企業は大都市や主要工業地帯に立地するが、交通通信ネットワークの整備により、地方立地のメリットを活かす企業が出現し始めている、との説明だ。

さて、具体的な企業の例として東北関係では、

前田製管、アイリス・オオヤマ(原文ママ。odazuma注)、アイジー工業

の3社だ。解説を見てみよう。

■前田製管(山形)
 コンクリート二次製品の総合メーカー。鋳物に代わり超硬強度コンクリートを素材とする工作機械のベッド(台座)を開発
■アイリス・オオヤマ(宮城)
 快適生活提案産業のコンセプトにより、プラスチック成型による園芸用品、収納家具などホームセンターのメーカーベンダーを目指す

 寒冷な東北地方のニーズに応えるため、発泡樹脂を芯材とし、金属板を貼り合わせた住宅用外壁材を開発。さらにセラミック建材、住宅用集中冷暖房システムへと多角展開を進める

前田製管(マエダではなくマエタ。英文表記MAETA CONCRETE INDUSTRY LTD.)は工場展開により東北人にも馴染みが深い。あらためて調べたら、関連会社を含めて工場が17もある(北海道と栃木県を含む)。本社は酒田市だ。

アイジー工業は本社東根市。建築用外壁材のメーカーで、山形県内と水戸に4工場、営業所は全国に展開している。東北では盛岡においているが、仙台に営業拠点を置かないようだ。山形から直接発信ということだろうから、これも面白い。





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最終更新日  2013.03.02 09:53:44
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