仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2013.05.02
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カテゴリ: 仙台
午後から用事で市営バスに乗った。新しい車体のようで、停車すると少し全体が沈むようだった。そもそも床がフラットなのだが、一層乗りやすくしたのだと思う。

さて、車中には、県外からの観光客と思われる方々、校外学習だろうかこれも県外の中学生の一団などが乗っていた。

青葉通りを過ぎて博物館国際センター前のバス停。乗客の大部分はここで降りたのだが、その際の一コマ。私は運転席のすぐ後に座っていたから、一部始終はよく見えた。

ご夫婦とみえる方が運転席越しに見える国際センターを見て、あれが博物館だね、と。運転手は、イヤイヤ、降りて行けば看板あるから、と。

今度は、中学生の一団の一人がが200円を料金箱に入れてしまう。本来運賃は180円なのだが、彼女はおつりが出ないことを知らないのだ。運転手にそう言われて彼女は仕方ないと思ったのかそのまま降りたが、運転手は、あらかじめ両替と言っているんだ、と言葉を吐きながら次の男子中学生には、指で催促するように両替の挿入口を指し示すなどしていた。さすがにこの運転手も、女子中学生には20円を返そうと機械から出したのだが、返すに際しても、単にオウオウと言って中学生を呼び戻す有様だった。

一体、この運転手は何なんだろう。道ですれ違う一般人だって、博物館は国際センターとは反対側で信号を左に行けばいいと、普通は教えるだろう。人を呼び返すのなら、せめて、スミマセン今の学生さん、ぐらいは言うだろう。何たることか。

悲しい現実だった。

GWも後半、DC効果もあってか仙台駅は人がたくさん。リュック姿の人も多く見かけた。震災もひとつの旅情を提供しているのだろう。何気なく駅2階の観光案内所に入ってパンフ類をながめていたら、ある初老の女性が、石巻に行くんだけど列車直通がないのですか、などと聞いていた。

これに対しても、カウンターの人の説明はイマイチだった。聞き耳を立てたわけではないから正確にはわからないが、どうも全体像を示すことなく端的に、行ける行けない式の返答だったように聞こえた。できれば、どの交通手段、何時何分にどこから乗って、と教えて欲しいものだ。



一人旅のようだったが、おそらく、被災地を訪れようと思い立ったのではないか。旅慣れない人にも、何かが足を運ばせるのだろう。私は一県民として、内心で御礼を言いたい気持だった。

DCとは、実は受け入れる側の質の改革運動なのだ、と聞いたことがある。実感、だ。





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最終更新日  2013.05.02 18:20:16
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