仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2013.05.22
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カテゴリ: 東北
観光地と位置づけられてはいまい。しかし、是非立ち寄りたかった。

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灯台は、高さ約20mで日本海北部最大という。

灯台に至る道は悪路で、名所としての整備はなされていなかった。そのためもあってか、最初に国道から折れて入ってきた道を迷走しているうちに、直前に立ち寄ったウェスパ椿山に出てしまった。そこで、また国道を走り直し、みちのく温泉、不老ふ死温泉の入口を過ぎて、改めて灯台近くまで寄せてみたのだった。

さて、艫作崎には、ウラジオ艦隊の歴史がある。
(■過去の日記  ウラジオ艦隊と艫作崎 (2010年9月24日))

それぞれの地域や場所のもつ固有の文化や歴史に、一瞬でも直接に身を置いてみたい。マップや情報技術の発達した今は、何でも相対化されてしまう。単に東京から何百キロの地点とか、温泉の泉質がどうちがうとか、第何種の漁港とか、そういう比較や序列や定型の中で論じるのではなくて、厳然として人が行き町が息づいてきたその場所を中心に、その場に立って発想したい。地域分析の原点だ。

この艫作の沖で100年前に砲撃事件があった。近代に漕ぎ出した日本の列強との摩擦の一コマに過ぎず、また殊更に艫作や深浦町の歴史に結びつけておく必然も必要もないかも知れないが、青森近辺の日本海がそのような地だったということは重要だろう。

西津軽や津軽半島は、古来から日本海交易と深く関わってきた。深浦や十三湊などの青森県沿岸を中心に大陸を下に置く構図にした古い地図を想起する。東京から遠く離れた本州のペリフェリーという現代の感覚とは全くことなる世界が見えるはず。海こそ内外の文明の経路だったのだ。



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最終更新日  2013.05.22 06:54:35
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