仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2013.06.21
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カテゴリ: 東北
野辺地市街を抜けて一気に下北半島を北上する。見通しが良く伸びやかな直線ながらも、所どころに微妙な起伏が波を打っているように見えるのが面白い国道279号を快調に走り、横浜町を経てむつ市域に入ったのは思ったより早い時間だった。意を決して明るいうちに尻屋崎を目指すことに。

むつ市に入ってやや進んでから、県道に折れて山道を太平洋岸へ。国道338号に到達する交差点は、東通原子力発電所の中央ゲートだった。ここを北に向かい、森の中の338号から県道に別れて猿ヶ森地区へ進む。この辺りでは、すれ違ったのは車3台くらいに単車1台ほどでなかったか。

下調べもせず、猿ヶ森砂丘やヒバ埋没林を見てみたいと、太平洋岸に出られる分岐点を探しながら県道(尻労小田野沢線)を進む。案内板を折れるとすぐに猿ヶ森集落で、抜けていくと集落のはずれに駐車場がある。ここから400mほど歩くのだ。

猿ヶ森ヒバの埋没林案内板
ヒバ埋没林 ヒバ=ヒノキアスナロ
東通村の太平洋沿岸には、約15kmにわたり猿ヶ森大砂丘が続いています。数千年前から断続的に海から砂が打ち上げられ、立ち枯れたヒバは、飛砂に埋まってしまいました。その一部が猿ヶ森ヒバ埋没林として、姿を現しています。12世紀頃に埋まったものとされ、350mの間に183本のヒバを見ることができます。左京沼付近でも紀元前700年頃の埋没ヒバが発見されていて、猿が森大砂丘のあちこちに埋没樹があると考えられています。


案内板にはこう説明があった。駐車場から早足で森に入り、遊歩道を数百メートル進むと、猿ヶ森川に出る。小さな木橋があるが、この川沿いに埋没林を間近に見ることができるのだ。

130593sarugamori1.jpg

猿ヶ森ヒバ埋没林特定地理等保護林
設定の目的 東通村の猿ヶ森地内に位置し800~1000年前にヒバが直立したまま埋もれたと言われており、埋没林とその環境の保護を図る。
場所 青森県下北郡東通村猿ヶ森国有林88林班る小班
面積 3.52ha
設定の時期 平成4年
東北森林管理局 下北森林管理署


看板にこう説明があった。

ところで、埋没林も面白いのだが、ここに至る歩道からさまざまな樹木も楽しめた。うわみずざくら、いわがらみ、つたうるし、やまうるし、などとプレートがあった。

木洩れ陽の歩道は何とも言えない雰囲気だ。

130593sarugamori2.jpg

静寂の森を抜け出て、駐車場に戻ろうとする頃は、ちょうど5時のチャイムが静かな村に響いていた。廃校になった小学校だろうか。傾いた夕陽に照らされている。

130593sarugamori3.jpg

■関連する過去の記事
東通村のヒバ埋没林と慶長大津波 (2011年12月21日)
日本一の砂丘 猿ヶ森砂丘 (09年1月11日)





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最終更新日  2013.06.21 07:16:58
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