仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2016.12.03
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カテゴリ: 東北
岩手県民の歌は、小さい頃に聴いたから今でも覚えている。県からのお知らせのような短いテレビ番組があって、最初に流れていたような気がする。バックには、バツ印が縦に並んだような岩手県庁の建物が映っていた。

白雲の 浮かぶ果てまで はろばろと あおき国ばら...

岩手県の誇りを謳い、未来に伸びる姿を願うようで、子どもながらに良い歌だと思っていた。わかりやすい旋律だが、和声の進行も素晴らしくて、実は小学生ながらにこのような音楽のすばらしさに着目したつもりになって、和音の構造やルールを知ろうと、図書館の音楽の本を読んだりしたものだ。

ところで、最近なのだが、この歌が中田喜直さんの作編曲だと知った。中田さんと言えば、「雪の降るまちを」や「ちいさい秋みつけた」などの楽曲を、やはり小学生の頃から大変気に入っていて、その和声や転調の仕方などに勝手に注目していたのだが、岩手県民の歌が中田さんの曲と知って、驚きと納得の入り交じったような、大げさに言えば感動をおぼえた。

中田喜直さんは大正12年生まれで2000年に亡くなられたが、父の中田章さんは明治19年生まれで、「早春賦」の作曲者。会津藩士の子息だったそうだ。

いま住んでいるわが宮城県では、おそらく県民の歌を知っている人は5%もいないのではないだろうか。

実は、沿革上、公的な県民の歌が2つある。
● 宮城県民歌(昭和13年、河北新報社が募集・制定)
● 「輝く郷土」(昭和21年、県と河北新報社が合同で公募)





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最終更新日  2016.12.03 12:49:51
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