仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2022.12.04
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カテゴリ: 東北
宮古や釜石は、本州でも日の出が早い地点だ、と思っていた。というより、日の出日没の時刻は、経度に従い、同じ経度なら同じだろう、と単純に思っていた。それは誤りだ。

地球が太陽を回る公転面に対して、地軸は鉛直ではなく傾いているからだ。なるほど、その証拠に極地だと白夜や極夜がある。夏と冬では、太陽が上がる場所がかなり異なる。小学生の頃なら、回帰線の意味などと合わせて理解していたのかもしれないが、年取るとだめだね、物事をちゃんと考えないようになってしまう。

さて、元旦の時点でいうと、日本の日の出(初日の出)は、南鳥島が最も早く(5時27分、2020年の場合)、本土の平地では犬吠埼が最も早い(6時46分)。しかし、高低差も考えねばならず(200m高いと1分早まる)、富士山頂は6時42分で本土で最も早くなる。東京スカイツリー展望回廊(453m)も犬吠埼と同じ頃になる。

ここで、北海道の東部や、本州でも宮古市など三陸海岸は犬吠埼より経度(東経)は高い(東にある)のだが、犬吠埼の日の出が早いのだ。地図上に、日の出時刻ラインを引くとすれば、経度に対して、右(東)上から左下に斜めに緩い弧を描くだろう。

仙台市(市役所140°52’)は東京都心部(都庁139°41’)より東なのだが、初日の出は遅くなるようだ。

しかしこれは、正月を含む冬のケースである。夏は逆になる。仙台は東京よりかなり早く夜が明けるのだ。札幌市(市役所141°21’)はもっと早くなるのは当然だが、仙台市より西にある青森市(市役所140°44’)なども仙台市よりだいぶ早い。

本州最東端の宮古市の日の出が、結局どうなるかというと、次のとおり(2022年の場合)。夏と冬では、日の出の早い遅いに地域間で逆転現象が出るのだ。

日付 宮古市 仙台市 秋田市 千代田区
1月1日(元旦)
6:52 6:53 7:00 6:50
6月21日(夏至)
4:04 4:13 4:11 4:25
12月22日(冬至)
6:49 6:49 6:57 6:47





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最終更新日  2022.12.04 13:18:07
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