仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2023.08.22
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カテゴリ: 東北




茜の根を細かく切って煮込むと、アリザリンという無色の成分が溶け出し、酸化してブラジレインという赤色の物質に変化する。

茜さす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る(額田王、万葉集)

茜染めは、「 岩手県が発祥 で、飛鳥時代や奈良時代から利用されている、日本で誕生した染色法です。」

(以上は、三澤信也『日本史の謎は科学で解ける』彩図社、2023年 を読んで書き留めたもの。最後の一文のカギ括弧部分は、記載どおり引用しました。)

驚いたのは、古代に岩手県が発祥の文化、しかも宮中に関わる雅な染色文化が当時化外の地から広まったということがありうるのか、と。

おそらく、私の誤解で、岩手が発祥というのは藩政時代の南部藩が奨励して特産物になった(南部絞り)ことを指しており、古代の染色技法としては西日本や畿内で存在したのだろう。魏志倭人伝にも卑弥呼からの献上物として記載があり、吉野ヶ里からも出土している。

■関連する過去の記事
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最終更新日  2023.08.22 07:17:01
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