仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2023.09.29
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カテゴリ: 仙台




■加藤榮一『増補 仙台西部 宮城と秋保の歴史物語 仙山交流 関山街道と最上古道』
 蕃山房、2021年

松原医院は、昭和23年5月6日に広瀬村下愛子下原25-10に開院。院長は松原仁先生だった。広瀬村には、長い間、医者や医療機関がなく、待ちに待った開院だった。

戦前は多くの家で、腹の痛みにゲンノショウコ薬草の湯薬、のどの痛みに焼き味噌ネギ、口の荒れに木ワタ、利尿にドクダミ、少々の風邪は梅干し湯、くるみ焼き味噌湯を飲み寝て休んだ。各家には富山の薬箱があり、腹痛、頭痛を治した。また、集落の中の家で作る家庭秘伝薬をいただくこともあった。重病の時は、八幡町のお医者さんを馬で迎えた。

はじめて愛子に松原医院が開院し、松原仁先生は広瀬、大沢村の隅々まで往診してくださった。身近に病院があって、通院、入院(ベッド数18)が便利になったと村民は非常に喜んだ。
(以上、加藤さんの御著作から。おだずま一部整理。)

仙台市の住居表示対照表によると、下愛子(字)下原25-10は、現在の愛子東二丁目3-61、同3-63とされている(実施年月日H12.7.3、実施地区愛子東部地区)。国道旧48号(現457号)沿い、松原医院の場所だ。

■関連する過去の記事
宮城の民間医療伝承 (2011年09月04日)





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最終更新日  2023.09.29 12:30:04
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