仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2024.11.11
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カテゴリ: 仙台


広瀬川の赤さびと亜炭坑 (2024年11月05日))のあと、読売新聞が解説していた。概要は次のとおり(おだずま要約と下線)。

広瀬川変色 亜炭坑原因か/「吐口」に赤い堆積物
11月8日読売新聞県内版(小山太一さん、藤本菜央さんと署名がある)


先月30日突然赤濁し、一時は愛宕大橋や広瀬川付近まで広がった。仙台市下水道南管理センターの31日の調査で、 霊屋橋下流約400mにあり廃坑につながる「吐口」付近 で赤いヘドロ状堆積物が見つかった。東北大学高嶋礼詩教授(地質学)は、鉄を含む層に挟まれた亜炭坑から廃坑にしみ出した水に鉄分が含まれており、バクテリアの繁殖で酸化して赤い鉄さびが作られるのではないかと分析する。

センターによると、吐口は地下水と雨水が一緒に排出されているが、地下水に含まれる鉄さびが吐口の内部などに堆積し、前日29日夜から降り始めた雨の影響で川に流れ出た可能性がある。

2010年12月と昨年6月にも川の赤濁があり、愛宕大橋から上流約750mの 長徳寺付近の吐口 の鉄さびが原因だった。

仙台ではかつて安価な燃料として亜炭が盛んに採掘された。広瀬川周辺には亜炭の廃坑が数多く残り、今後も流出する恐れはある。センターは毎年吐口の清掃を実施する方針を決めており、今年は11月の予定だった。高橋史典管路管理係長は、堆積物が流出しない方法を検討し、速やかに除去していきたいとする。



記事には地図が付いており、広瀬川右岸の長徳寺の場所から、さらに200mほどだろうか上流に「鉄さびが流出したとみられる吐口」と吹き出しが付されて地点がプロットされている。

向山二丁目のバス通りの崖下、米ケ袋の県工業高校の対面になる。前回記事で記したが、仙台放送の報道では、「郡山」との解説で白いマンションが建つ崖の映像があったが、やはり向山二丁目だったのだろう。



(以下は2024.11.20追記)
さらに、11月13日河北新報が記事を出していた。
広瀬川変色 原因は鉄成分/仙台市 雨水管の点検継続


(おだずまジャーナルでまとめ)
東北地方整備局仙台河川国道事務所などが12日発表。赤水は、向山二丁目の雨水管から下流に向かって10月30日に発生。仙台市下水道南管理センターが採取した物質を分析したところ、高濃度の鉄成分が検出された。

河川管理者の県は、11日12日の両日新たな濁りや魚の死の被害がないことを確認。雨水管から下流では農業用に取水している。人の健康に影響はないと判断しているが、環境に影響がないとは言い切れないとして、市が雨水管の点検を継続する。

管理センターははけ口近くにあった堆積物の分析を継続しており、周辺に無数にある亜炭坑跡を流れて鉄成分を多く含む地下水が雨水管に入り込んでおり、自然由来の鉄さびとみられている。



仙台河川国道事務所のサイトに、記者発表資料がある。
広瀬川で赤い水が流下(第4報) (11月19日)
これには地図が付けられており、流出した吐口の地点がわかる。






広瀬川の赤さびと亜炭坑 (2024年11月05日)
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最終更新日  2024.11.20 08:42:18
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