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今日はまったりとしたいい天気でしたね。こんな日が続けばいいのにと思いました。 このところ全週末を徹夜作業でつぶしているせいか、少し精神的にささくれ立っていましたが、いい天気はやはり良い!音楽で心を癒すよりもはるかに気持ちがほぐれてきます。 さすがは太陽です! さて、小澤征爾音楽塾は毎年オペラを続けてきましたが、昨年の発表ではオペラをやらずにオーケストラプロジェクトだけになっていました。不況の波がこんなことろにまで、と驚きとも諦めとも言えぬ複雑な感慨を抱いていたのですが、先週突如オペラプロジェクトが発表されました。 2009年オペラ・プロジェクト X の詳細 いやあ、やるんですねぇ。しかもフンパーディンクとは思いもよらぬ選択です。 これは皆さんよくご存知の「ヘンゼルとグレーテル」のオペラ版でドイツ・メルヘン・オペラの代表作であり、作曲家フンパーディンクの出世作でもあります。1893年12月23日、リヒャルト・シュトラウス指揮によりヴァイマルで初演されました。 あちらではクリスマスによく上演されていて、子供も大人も楽しめる良品です。 子供好きで、子供のためのオペラ上演をウィーンで続けている小澤さんにとって、またメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」で美しく生気溢れる録音を残している小澤さんにとって、この作品はまさにうってつけですね。まさに、「この手があったか」という感じでした。メンデルスゾーン:真夏の夜の夢/小澤征爾,ボストン交響楽団[CD]日本盤のナレーションはあの吉永小百合さん。サユリストは是非!(笑)
2009年03月15日
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昨日、ウィーンからこんなニュースが来てました。 小沢氏最後のプレミエ…ウィーン国立歌劇場 ウィーン国立歌劇場の音楽監督、小沢征爾氏(73)は7日、同劇場でチャイコフスキーのオペラ「エフゲニー・オネーギン」のプレミエ(新演出の初演)を指揮した。同劇場によると、2010年8月末で契約切れを迎える音楽監督として、同劇場での最後のプレミエ指揮となった。 小沢氏は約3時間の公演で精力的に指揮。カーテンコールで舞台に上がった同氏に対して、満員の観客から「ブラボー」の掛け声と大きな拍手が送られた。 一方で現代的な新演出に対しては、一部観客からブーイングが起きた。 小沢氏は02年に音楽監督に就任。06年から07年にかけて体調不良で同劇場での活動を休止するなどした。(共同) (2009年3月8日21時08分 スポーツ報知) いやあ、嬉しいじゃないですか。小澤さんウィーンで最後のプレミエは「ブラボー」で迎えられたんですから。対して、演出にはブーイング?気にしない、気にしない(笑)。 ヨーロッパの演出家なんて最近は「ブーイングもまた評価」とばかり、原典の読み替え、現代風俗へのアレンジ、低俗嗜好と何でもありなんですから。 我々小澤ファンとしては、小澤さんの作り出す音楽がどれだけ彼の地で受け入れられたかのほうが重要なのです。 まずは、おめでとうございます!
2009年03月11日
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レスピーギ: 交響詩「ローマの祭り」、「ローマの松」 / リムスキー=コルサコフ: 組曲「金鶏」 / ロリン・マゼール(指揮)/クリーヴランド管弦楽団 いい天気につられて景気良い音楽を聴こうとレスピーギの「ローマの祭」をチョイス。 お気に入りはロリン・マゼール指揮のクリーブランド管弦楽団の旧盤。この盤はマゼールがいかに凄く、それに応えるオケの素晴らしいかを堪能できる。 昔LPで聞いたときの衝撃は忘れられない。あらゆる音が整然と鳴り、一瞬一瞬を快刀乱麻のごとくさばいていくマゼールの力量に圧倒された。 冒頭「チルチェンセス」の、歓喜と狂気が入り混じった観客の歓声とともに鉄の重い扉が開き猛獣とキリスト教徒が競技場に連れ出される様子、これから始まる残忍な見世物を描いた複雑なスコアを、冷静に見据え的確に音にしていく。曲の中ほどでキリスト教徒の祈りの音楽とローマ人の歓声が重なっている部分がきちんと分離されて聞こえる。決して激高することない鮮やかな処理だ。ゆえにこの部分の恐怖がじわじわと伝わってくる。 CDになって数々の演奏を聴いてきた。世評高いムーティは観客側の立場で興奮しているし、ガッティはまだまだ力量不足で力任せな感じだった。シノーポリに期待したが、慎重すぎたか、狂気には至っていない。小澤盤は猛り狂うオケをうまく整理して響きの純度高く、リズム処理も鮮やかだが、目の前に映像が写ってこない。これはこれでレスピーギのスコアの面白さを伝えているが、その先を望むとやはりマゼール盤には及ばない。 マゼール盤はアメリカのオケのはずなのに時々、昔のオケのようにポルタメントを使ってロマンチックになったりするのが面白い。例えば「十月祭」のセレナードは「ここはロマンチックですよ~」とマゼールが解説しているみたい。だが当のマゼールは極めて冷静にこの楽想を見つめている。 そして最後の「主顕祭」。祭り前夜の様子が描かれているこの曲では、「サルタレロのカデンツァ、小屋の手回しオルガンの節、物売りの呼び声、酩酊した人達の耳障りな歌声」(レスピーギの解説)が次々に聞かれる。ここでもまた鮮やかな音処理で複雑なスコアがばったばったと再現されていく。そして大詰めで聞かれるカンツオーネでの熱い歌もまた大オーケストラの響きの渦の中に溶け込みながら、興奮と熱狂のうちに終わるところも最後まで冷静さを保っている。この冷め具合が素晴らしい。普通できないでしょう。 マゼールの録音物はほとんどマゼール固有の音がする。彼は絶対音感の持ち主でスコアを小説を読むように読むことができる(らしい)。彼の録音は彼の頭の中で鳴っている音をそのまま再現したものなのだと思う。だから彼の録音はどこか箱の中に収められた感じがして、もどかしさもあり、嫌う人がいるのもわかる。が、彼の頭のなかでは全ての音が意味を持って鳴っているのがわかるし、そのイメージを音化できる指揮者としての力量はやはり凄いと言わざるを得ない。特に複雑な曲になればなるほど、彼の頭はコンピュータのように動き、音を自在に操っている様子に胸をすくような快感を覚える。 新録音も基本路線は変わっていないが、この旧盤で聞かれるような才気煥発さがなくなってしまったのが残念だ。マゼールがほんとに本気になったとき(あまりないんだけど)の凄みが伝わってくる、これはいい録音だと思う。 因みに、併録の「ローマの松」は普通すぎてつまんないです。(笑)
2009年03月10日
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先月今月と週末が徹夜続きでかなりお疲れモードです。ようやく平日に休みが取れるようになり、少しは体力回復が図れます。なにより音楽をじっくり聴ける時間ができるのがうれしい。これが一番の回復剤ですから。今朝近くの雑木林からウグイスの鳴き声が聞こえてきました。例年ですと、へたくそな鳴き方から徐々に「ほーほけきょ」とうまく鳴けるようになるまで楽しめたのですが、今年はいきなりうまく鳴いてました。どこで練習してきたのでしょうか。(笑)近所では地ならしが終わりいよいよマンション工事が始まるようです。雑木林の住人たちもどこか別の所へ行ってしまい、たまに遊びに来る程度になってしまいました。ウグイスもどこかへ移ってしまっていたのでしょう。それでも、こうして春になればちゃんと鳴きに来てくれるんですね。春告鳥として。
2009年03月10日
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