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Dec 12, 2015
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カテゴリ: 気分障害
昨日は会社の忘年会の予定だった。今週は憂鬱な気分が続いていた。忘年会の日は会社を休んでしまおうかと考えた日もあった。


当日は朝方強めの雨が降ってその後快晴になり、朝方寒かったのが春のような気温になった。その気温の変化に気分がすぐれなくなったのと、忘年会の憂鬱さが重なり会社にいるのが辛くなって、結局午後に半日休暇を急遽とって会社を後にした。実質的には忘年会から逃げたという格好である。多分、週明けの月曜日の課長の心象は悪いだろう。


僕の会社は和を尊ぶ傾向が強い社風なので、忘年会などのような年に何回もない行事は半強制的である。親睦を深め、風通しの良い雰囲気を作っていくということだが、精神障害者には気が重い。一部の精神障害者と言った方がいいだろうか。精神障害者だろうが忘年会を楽しみにしている人もいるのだろう。


忘年会のような行事は何度もでているが、いつもしばらくすると自分の周りに誰もいなくなり、途中で帰ったりしている。基本的に軽うつなので自分から進んで話そうとしないし、大体の人は僕が精神障害者と分かっているので僕に対して何をしゃべったらいいのか分からないのだろう。初めのうちは周りが会話をして僕が黙って聞いているという状態が続くが、会話が行き詰まると沈黙が訪れ、三々午後散って他の席に行く。他の席の人にとっては僕は招かれざる客であるし、そんな雰囲気の場所へは入っていけないので、一人最初にいた席に取り残されるということになる。だから、こういう行事は憂鬱なのである。


まだ病気が不安定で、軽躁だった頃は忘年会を楽しみにしていたという程ではなかったが、苦にはしていなかった。もう5年程前のことだろうか。その頃はリーマスと抗うつ薬を服用していた。それからうつになって会社を1年休み、リーマスとラミクタールを服用するようになってから症状は軽うつに落ち着いた。それから3年ほど、躁になったことはない。


ただ、いかんせん軽うつなのでテンションが低く、不安感が強い。会社では健常者がするような仕事ができないし、忘年会などの行事は避けたい。社会人生活を続けていくことがかなりつらいものがある。


双極性障害の人の悩みは躁とうつという気分の上がり下がりで、それをいかに無くすかということが治療目標であり、医師は気分安定薬を処方していかにそれを無くすかを目標とする。しかし、その安定の状態を軽うつに落ち着かせることを目標にする。気分が上がったり下がったりで社会生活に障害があるよりは、軽うつでも安定させた方がいいという考え方なんだろう。しかし、ベターであってベストではない。QOLは低い。


20代の頃は結婚もしたし、仕事では営業で億単位の商いをしていたし、元々はしっかりとした健常者であった。悲しいかなその頃はには戻れないのである(戻っている幸運な人もいるのだろうけれど)。


元に戻っている人もいる。そういう意味では治る病気なんだろう。しかし、僕を含めた大多数の人にとっては治らない病気であるのだと思う。障害手帳や障害年金があるのがその証拠だと思う。







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Last updated  Dec 12, 2015 05:03:02 PM
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