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領土や人命・財産を守るのに軍事力は絶対必要というのが古今の歴史の示すところである。しかし、平和憲法の日本では、このような観念は払拭され、77年の平和が保たれてきた。そんな今日、ウクライナ戦争は平和憲法の根幹を揺るがす事態に直面させられてきた。さて、軍事国家へのハンドルはそうそう簡単に切れるものではない。軍事費の増額一つとっても、平和憲法下では相反する活動への支出であり、簡単には進みそうにない。平和な話なので結構なことだが、果たして周辺国は日本人の意識の変化を待ってくれるようには思わない。平和ボケを許す寛容な国際社会であることを祈るばかりである。
2022.08.31
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日本人の海外事業に関わる人は、皆往復切符を持って帰国後は現職復帰を期待して赴任している。一方で欧米の海外勤務者はできれば移民するぐらいの気概で進出してくる。アジアでも中国人はその国に土着しようとする。アフリカ開発では、日本が中国に先行してTICADの取り組みを始めたが、アフリカにおける国家のプレゼンスでは中国が圧倒的に高く、差がついてしまっている。ODAでも日本は技術移転といって、日本人は設備やノウハウを置いて、技術者も運営者も日本人は皆帰ってしまう。移住が前提だというと誰も行く人がいないというのが日本の常識である。この小さな差が20-30年積み重なった結果が今日の結果である。少子高齢化している日本にとってこれを挽回するのは容易なことではない。単純に国家のプレゼンスの大きさを比較してため息をついてばかりいてもしようがない。できることを地道に行うことが日本の進む道だろう。技能者の育成や第一線リーダーの育成など、日本人の得意な分野を自覚して取り組むべきだろう。故中村哲氏のような第一線に泥臭く役立つような働きが向いていると思う。軍事と政治に結び付くような鳥k身には向いていないように思う。
2022.08.30
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近所に外大がある。来週から授業が始まるようで、今週は留学生が街の様子を散策したり、買い物したりで賑わいが戻ってきた。この2年ほどはこんな活気がなくなっていたが、やっとのことで復活である。日本の存在感が薄れてきているというが、学生の様子を見る限りでは元気にあふれている。多分、物価が安くなってきているからではないだろうか。この活気を勉学の方にも生かして、日本人学生や町の人々を元気づけてほしいものである。
2022.08.29
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独裁は動物の習性なのかと思う。自身を守ろうと思うと対立者を除外することが本能的に思い浮かぶようだ。また、民主的に事を進めようとしても、意見を集約すようとしてもなかなかまとまらない。一方で、自身の行動や言論の自由は邪魔されなくない。自由からの闘争ではないが、この苦悩から解き放たれるために強力な独裁者に身をゆだねる誘惑にかられるのではないだろうか。独裁の傘下に入ることは簡単だが、自由を守り続けることは並大抵の努力ではできない。そんなことを目の当たりにすると、人間は独裁の習性があるのではないかと錯覚しそうになる。しかし、自由を求めた努力が人類の歴史だと思うと、つらくともしんどくても、自由と民主主義を守り育ててゆくために、よほどの覚悟を持った生き方をしなければならないと思う今日ころごろである。
2022.08.28
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本格的なコロナ明けではないが、今日は各地で大規模な花火大会が開催された。電車には浴衣姿の若い娘さんたち、恋人たちが楽し気に会場に向かっていた。考えてみれば3年ぶりの花火大会であり、若者も恋人たちも心弾む思いを抑えられていたのだ。そんな時期にウクライナや台湾海峡問題などが影を落とす。それでも花火のように一瞬に生きる喜びを共有することは大切なことだと思った。この一瞬ができるだけ永く続きますように。
2022.08.27
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長兄が米寿を迎える。本人は社会的な貢献は何もしていないのでお祝いなどは遠慮するという。しかし、聞いてみると電動自転車で活動範囲を守り、いざというときに備えて運転免許も更新している。メールもしっかり応答もあるし、子供の世話にはなっていない。昨年完成した市民ホールでの合唱をメイドの土産にしたいと考えている。12歳年下の弟の自分だが、この歳になってわかるのは直立二足歩行だけでも大変になってきている。いろいろ話を聞いてみると、整形クリニックでしっかりと歩行継続の指導ももらっているようだし、一日1時間半の自分なりの柔軟体操を欠かさないそうである。親族では最長不倒の年齢なので親族縁者による米寿のお祝いを開催し、この長寿のための精進と秘訣を学ばせてもらいたいと思っている。
2022.08.26
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娘の家で12歳になる孫娘の誕生日を祝った。単身赴任中の義理の息子は参加できなかったが、夏休みに西穂高岳に友人家族と登山をして、しっかりと家族サービスは欠かしていない。誕生会では、登山の様子を写真と動画で見せてくれた。3歳上のお兄ちゃんの時は燕岳から穂高岳に登山しているが、今年は受験勉強で参加しなかった。ただ、兄は登山の紀行文をまとめて冊子にして夏休みの自由研究としていたが、妹の方はそこまでこだわらす、ピアノの発表会の準備の方を優先したようだ。このご時世に娘の手作りの料理と抹茶シフォンケーキにローソクを灯して祝えるということがどれだけありがたいことかと思えた。どうかこの平凡な日常が長く続くようにと心から祈った。
2022.08.26
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コロナで疎遠になっていた兄弟が夫婦連れで高級レストランで食事会をした。コロナ蔓延が再度進む中、感染防止の行き届いたところで3兄弟が夫婦連れで集った。もちろん4度目のワクチンも済ませて、万全を期した。最高齢が87歳であり、基礎疾患がないものはいなかった。それでも行動制限がかかると葬式が久しぶりの再会になるというのは寂しいからと、全員頑張って参加してくれた。近況や子や孫の情報交換、健康促進法の交換など話は尽きない。レストランからホールでの喫茶に場所を変え4時間半のおしゃべりを楽しんだ。次回は長兄の米寿の祝いを兼ねて、泊りがけで保養所を予約する話になった。コロナ期間中に結婚した親族もあり、どこまで広がるかわからないが、次回はおしゃべりだけでない余興も持ち寄れるようにしたい。いろいろ夢を語っていても、命あっての物種であり、今回の集まりが命懸けだったことの意味もよく分かった。
2022.08.25
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トップの意思決定が末端に徹底するピラミッド型の組織はわかりやすい。人間は放っておくと組織はピラミッド型に落ち着くように思える。政治・経済・学術・宗教と芸術を除いて、ほとんどすべてそのように動くように思える。しかし、この安定が適切な新陳代謝が行われないと、構造を悪用する輩が出てくる。自然な営みの負の側面であり、これが弊害を生まないようにトップに立つものは自戒しておく必要がある。また、謙虚であることあ求められるのだろう。ピラミッドを上るときには民意に背かぬように、自然を大事にしたいものである。エゴを満たすために無理なピラミッドの悪用は避けたいものである。社会の一般市民が良くなるという信念のもとでの行動で得られる支持だけを母体にするべきだろう。
2022.08.23
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日本社会の高齢化が問題になっているが、経済の面でも高齢化の問題が蔓延している。日本経済は9割以上が中小企業によって支えられてきている。とりわけ大きな問題は低賃金である。海外の若者を日本企業に紹介する仕事に関わっているが、海外の若者は絵でに自信があれば日本だけにこだわらない。よい働き場所があれば経済原則に忠実に流れてゆく。しかし、日本の中小企業経営者はこれまで支えてく手ている日本人の社員の意向で低賃金のまま据え置こうとする。はるかに水準が違ってきているのに、そこが分からないのである。生活の事情を抱えているわけあり人材と求人がマッチする非常に低い確率でしかマッチングが成立しない。日本の中小企業そのものが高齢の経営者の固い頭に染まっている限り、活力は生まれない。日本経済自身が高齢化と生活習慣病に陥っている。一つでも多くの中小企業の目覚めに後継できるよう頑張りたい。
2022.08.23
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ウクライナ戦争については、いろんな評論家が情勢分析を述べてきた。しかし、大方の予想を覆す状況になり、戦線は膠着状態である。リーダーに多少でも良心があればという予想も外れ、人間不信にさえ陥りそうである。予想外といえば、ウクライナの抵抗力の強さがロシアの想定をおおいに裏切っている。クリミヤ侵攻に遡っての反撃まで見せている。一方ロシアもウクライナ全域制圧作戦の縮小を余儀なくされているものの、東部南部の併合に向け準備した作戦の実行に当たっている。この膠着状態がどう動くのか、最前線の状況が分かりにくくなってきている。国連とトルコが、膠着打開にかすかな希望をつないでいるが、粘り強い仲介を続けてもらい、この活動を通じて第一線の情報が明らかになる。前線の状況が停戦の前提になると思われ、平和的解決向け世界が注目している。
2022.08.21
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77年の平和は戦争のにおいからとおく隔たってきた。ウクライナ戦争以来、戦争のにおいが強くなってきている。国家と国民が戦争への流れになってくるとこれに逆らうことは至難の業である。戦場では、とりわけゲリラ戦が主流になってきた今日の戦争では、だれが味方で敵かまでわからなくなることも多い。そんな中で殺し合うというのは経験のない自分には想像もできない。インパールから帰還した義父の生前に聞いたことがある。いつ引き金を引いたのかと。敵と遭遇したらすぐに打ち合いになるわけでなく、お互いに狙いを定め合うが、多くの兵隊はこちらと同じように殺人したいと思うような兵隊ではなく、組織の都合で戦闘している。こちらが地面に向けて発砲すると相手も地面に向けて発砲する。建前で戦闘するというのだ。幸いなこと手首に弾奏をかかえたままであるが、帰国できた。これまで多くの戦争が行われてきたが、人類が全滅するのではなく、多くの人間が生き残り、復興に取り組んで、今日の繁栄を導いてきた。戦争の裏には、本当は人殺しをしたくないと建前で戦争のジェスチャーをしている多くの兵士がいるおかげで将来があると考えたいものである。
2022.08.21
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現代の日本人は戦争の生々しさから距離を置いてきた。それでも顕著なのは原爆の被害ぐらいだった。東京や大阪の大空襲でもその悲惨さを語るみとは稀だった。ロシアや北朝鮮の脅威もアメリカの傘のもとに、直近の脅威とはとらえきれていなかったように思う。しかし、ウクライナ戦争では、プーチンの強引な軍事行動に目を覚まされたように思う。罪もない民間人の日常生活が無残に踏み荒らされてしまう現実を見せつけられた。20世紀までかかった人類の平和共存への努力と知恵がいとも簡単に壊されてしまうことに驚かされた。21世紀の人類は、20世紀の単純な延長線上にはないことを思い知らされた。それでも叡智の限りを尽くした平和共存と着実な繁栄への歩みを若い世代は進み始めるだろう。どのような足がかりから始まるのであろうか。若者の世代と、もう一度20世紀までの歩みを一緒に振り返りつつ、耳目を集中して足がかりの一歩を探し始めたい。
2022.08.19
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小学校の頃は、クラスに戦争孤児の暴れん坊がいた。失うものはないという感じで、気に入らぬことがあれば八つ当たりしていた。時には小金を要求するようなことも起こっていた。私は、怖いので武術の腕に心得のある友を盾にしてなるべく直接接しないようにしていたことが思い出される。中学校以降はクラス新聞などをガリ版で刷って、壁に貼りだしたりして稚拙な言論活動で対応するようになった。今の国際情勢を見ると、戦後の小学校で起っていたことが国家レベルで起っているのに、変なデジャブを見るような感じである。やはり秩序は力でしか保てないのか、力が正義になるのか。学校では何を勉強してきたのか。自分が小学生のころから前進していないのがもどかしい。
2022.08.19
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文明は進歩している。化学は進歩している。進歩は言葉を介して人々に共有される。そのように進歩しているという観念に支えられて今日まで生きてきた。とりわけ平和はこのような観念に支えられているものと思ってきた。プーチンを初めとした独裁者はそのような観念をぶち壊してくれた。文明というものは形になるもの以外ははかないもので、形になったものでも破壊の対象になることを教えてくれた。しかし、独裁者を認めるわけにはいかない。破壊者の復興のビジョンが明かされることは稀であり、恐怖支配だけが残されるからである。ビジョン構築者はビジョンの共有ができず、実現のためのロードマップも共有することが難しい。世の中は混乱に満ちているが、これを地道に積み上げてゆくしかない。今の若者は自身の信念を確立し、一歩ずつ努力してゆくことの重要性を知れたのではないだろうか。その意味では、いつの時代も偉大な芸術家は自分の奥底と対峙してきたのだろうと思われる。若者の活動に注目してゆきたい。
2022.08.18
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ウクライナ戦争では、プーチンが死なない限り終戦はありえないといわれている。ゲームでは将棋が一番生々しいのではないだろうか。王将がとられるときが終了である。黒幕として誰がいようが、当事国のリーダーが死ぬか、捕縛されるときが終戦だろう。仲裁国や国連をはじめとした国際機関の停戦交渉が膠着状態に入っている今、リーダーの捕縛というのが停戦の条件になっている気がする。関連する国々の利害が錯綜して英待っているので、停戦は困難な課題である。
2022.08.16
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8月15日の終戦記念日の言葉では、犠牲者を悼む言葉は聞かれたが、戦争がもたらした国外の被害者にまで悼む言葉が含まれていたかどうかは定かではない。戦争犯罪で断罪は済んでいるということはないだろう。戦争は当事国間の問題なので、国家間の和平交渉で解決済みになるというが、末端の市民にまで被害の慰問が届くことはなく、後に国民感情のしこりとして残される。そこで、いくら謝罪しても届かないという問題が残る。先の大戦では日本がほとんど初めて他国民に被害を与えるとう経験をし、自国民も耐え難い被害を被った。国内でさえ、追悼の記念式典は終わることなく、国外でも被害を与えることなので、戦争というのは絶対悪である。謝罪しても通じないほどの被害と悲痛を生み出すことを数知れないほど経験してきたロシアを含めた欧米諸国が、戦いをおこすというのは理解が難しい。草の根レベルの対話が必要になってきているのだろう。
2022.08.16
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日本では多くの戦争経験者が語りたがらない。殺し合い、生命の限界での経験なので、思い出すだけでもつらいからだろう。思い出したりする余裕もなかったので、十分に語りつくされてこなかった。そのせいか、米国による占領とその延長線上の政策のおかげで77年の平和を享受できていた。そろそろ安保体制も限界が訪れようとしている。ウクライナ戦争は戦争の現実を教えてくれている。平和な時間というのは戦争の合間の時間であり、周到な外交の網の目を構築する必要がある。もう語りたがらないでは済まされなくなってきている。
2022.08.14
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甥っ子が若死にした。67歳だった。平均寿命にはるかに及ばなかったので、若死にと述べた。非常に誠実な男で、はったりもなく地味に生きたが、それだけにいろいろ心に抱え込んだことも多かったのではと察する。コロナの問題のさなかだったので、告別式はうちわの家族葬をおこなったが、少しコロナも落ち着いてきたようなので、1周忌ということになったようだ。そこで未亡人からゆくゆくは夫人の実家近くの墓に納骨したいとの意向を述べられた。妻に話したところびっくりしたようで、両親と弟の墓が住いの近くにあったからである。妹が墓参りなどはしているようだが、妹もびっくりしていたようだ。言われてみると、私もそろそろ決断する時が近づいてきている。妻の実家も妹が嫁いでいるので、両親の墓の世話を妻の姉妹の存命中は行うということだが、私は私の両親の墓に入るか、妻の両親の墓に入れてもらうか、決めてはいない。兄の息子には子供がおらず、私が判断する必要もあるからだ。甥っ子の話から私の就活のハイライトが浮かび上がってきた。
2022.08.14
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先の戦争での被害国民の怨念はぬぐい切れてはいない。アジアからの留学生を受け入れていても、まだ、留学生の祖父母から日本への戦時中の不条理な行動に対する怨念は残ったままであり、忘れてはならないと言い含められてきている学生がいる。サンフランシスコ講和条約で解決済みとするのは国家間の政治的な解決であり、国民レベルでの感情的な解決ではない。天皇陛下が終戦記念日ごとに先の大戦で被害を受けたすべての人々に思いを致すと述べられるが、その意向を国民一人一人が意識してそれぞれの国民に対応しているかは課題があるだろう。ここが不十分だと、統一教会の霊感商法などに付込まれる土壌を作るのであろう。日頃からの交流でしっかりとこのポイントを踏まえた行動を心掛けたい。
2022.08.12
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米国の武力の優位性は低下してきている。一方で、物理的な武力を補うのが情報戦である。ロシアや中国の武力配備を情報として的確にとらえて脅威の信号を発信するようになってきた。当初の戦略を達成できないように予防することに取り組むようになってきた。ウクライナ戦争はロシアの戦略通り進まなくなったことで、戦闘が複雑化長期化してきた。台湾海峡では潜在的な摩擦が演習という形で顕在化してきた。ただ、ウクライナのように複雑化長期化をさせてしまうと、消耗戦になる恐れが出てきたので、しばし安静がと持たれるようだ。双方の武力差が顕著にならない間はバランスが保たれそうである。これが恒久的になることを祈るばかりである。
2022.08.12
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先の大戦の反省が行われている。一番の問題は、戦争の実態が国民に知らされていなかった情報統制にあるということだ。もともとの満州事変のところからであり、日中事変が戦争を決定づけたのだろう。日本の国外に戦線がある場合には、本土決戦でないだけによそ事に思えがちである。しかし、犠牲者が多くなるとともによそ事ではなくなってくる。また、犠牲者が国防の意味をなさなくなると国民のいかりは戦争指導者に向けられる。これをかわすために戦争が泥沼化してゆく。戦争犠牲者の怒りを敵側に求めても意味がなく、客観的な見方を国民が判断できることが肝心である。戦争のにおいが強くなるにつけ、一国民として戦争の実態を見誤らないようにしたい。
2022.08.10
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戦争を始めるのはいろいろ研究もされて、非常に複雑な戦い方が生まれている。しかし、停戦の研究は進まない。また、停戦後の体制作りもうまくいったのを見ない。米国は日本やドイツの戦後復興がモデルと第2次大戦後取り組んだが、うまくいったのを見ていない。しかし、こんな時だからこそ、一転突破して解決策を見出せそうな気がする。フレッシュな若い力が現れそうな予感がする。ゼレンスキーのような人材も一つの例ではないか。多くの若者のリーダーの出現を期待したい。
2022.08.10
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ウクライナの原発が攻撃されている。ロシアとウクライナの双方が相手方の仕業だと非難し合っている。第二次世界大戦の引き金になった柳条橋事件のようで気味が悪い。核施設だけに核兵器使用の導火線になりそうだからである。原子力発電所が攻撃されるという事態は単なる仮説だと思っていたのに、現実に突き付けられており、20世紀までの戦争とは一次元複雑になってきているのが恐ろしい。長生きして見なくてよいものを見せられるのはお断りなのだが。
2022.08.08
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戦争責任者が終戦の決断をしないと泥沼化し、被害者が飛躍的に増えることは人類は学んできたはずだ。しかし、停戦交渉は非常に難しい。敗戦側は責任者の処分が伴うからである。亡命が最も寛容な処分で、ほとんどが死罪ということではないだろか。それだけに敗戦側のリーダーは寛容な場合でも亡命や国外退去ということになる。それだけに終戦の意思決定は遅れ、被害も拡大するし、難民も増加する一方というのは歴史が示している。それだけにウクライナ戦争でも責任者は将来の歴史に残る終戦判断をしてもらいたいものである。
2022.08.08
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今年の原爆記念日のスピーチはそれぞれの立場を踏まえたもので、これまで以上に素晴らしいものだったと思う。被爆者の被害に思いを致す場合に原爆は再度使われるべきではないことは明々白々である。それでも廃絶にはなかなか至らない。日本の立場は被害者としての訴求だけでよいのだろうか。加害者側の見解は全く取り上げられないのが日本の特徴である。戦争を継続しているとしたら日米でどれだけ若者や一般人の被害者を出したのだろうか。国内の保守守旧派の中核になった陸軍の一億層玉砕のスローガンをどう阻止できたのだろうか。その反省はなかなか聞こえてこない。この論議を抜きにしては核廃絶を声高には述べられないだろう。原爆なしでも軍部の独走を止めて理性的な行動ができますと宣言する必要があると思う。日本の指導者の言動としては、ここに踏み込まねば民主主義のリーダーたりえないだろう。
2022.08.06
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ウクライナ侵攻でロシアの国民的な性格として非情な戦闘精神が浮き彫りになった。そんな中で原爆を威嚇に使う表現をしているロシアを原爆記念式典に招待しなかった。するとロシア大使は式典前に個別に広島を訪問し、原爆慰霊碑に献花した。明確な意思表示であり、世界に大きく報道されるとよいと思う。第2次世界大戦でも停戦交渉をソ連にゆだねていたものを、ぎりぎりの段階で条約を破棄して参戦し、原爆投下を側面から支援する形になったので、ロシアのしたたかな外交に信用はおけないが、それにしても非情な最終兵器に対して抑制的な姿勢が少しでも見えるなら、これを大きく伝えることの意義は大きいと思う。
2022.08.05
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海外勤務していて国内事情になれずにずいぶん損をしたと思っていた。強烈な足の引っ張りにもあった。海外では思う存分活動できたが、日本では関連するキーマンや組織の扱い方がわからず頓珍漢な活動もした。海外では、自動車の運転や保険や税務など日本では役に立たない知識を研究する必要があった。しかし、退職をしてありがたいと思うのが、海外の国から年金の送金が入ることだ。日本での所得なども申告させることに苦労したが、そのおかげで海外からの年金収入に関しても後ろめたさもなしに受け取れる。とりわけ円が弱くなってる今は、為替の影響で増額されているのはうれしい。世の中はバランスが取れているものだと思う。生活補填だけではなく、お役に立つような使い方を心掛けたい。
2022.08.03
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多くの戦争は緊張の高まった2陣営の間の偶発的な事故から始まっている。米国でも南北戦争は、誤爆が引き金となった。第一次世界大戦もサラエボ事件が始まりである。現代では、米国のペロシ議長の訪台は危険な火種になりかねない。台湾海峡をはさむ緊張で戦闘状態になった時にウクライナ戦争で何もできなかった2の舞を踏まないという思いからなのだろうと思うが、米国にしても英国にしても血の気が多く、一般人としては深く理解することが難しい。展望のない介入が泥沼に導く。ここ60年で米国の介入がうまく収まった例を見ないのが気になる。無頼漢がはびこるのは困るが、戦争が始まるのはもっと困る。弱腰とけなされても。
2022.08.03
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情報化社会が進むにつれ、強権国家が生まれやすく、ますます過激になってきているように見える。SNSで自己主張が簡単になり、発信は増えてきている。一方で主張する個人の特定もたやすくなり、強権国家は批判的な勢力を特定し、拘束排除する動きも盛んになってきているのではないだろうか。言論の自由を国家運営のなかで機能させるように社会を発展させてきたはずが、どこで躓きが起こるのか。真っ白な若者がまっすぐに育つような人材育成が、ますます重要になってきている。ところが世界の多くの若者が難民キャンプなどで教育の機会から疎外され、テロリストの教育を受ける状況は恐ろしい。ノアの箱舟の物語が紀元前から語られてきているのはこのような絶望感からくるものだろう。しかし、21世紀の我々は根気強い取り組みでこの難題に取り組む必要があるだろう。戦争と平和を考える8月がやってきた。
2022.08.01
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