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「・・ゆ ふぃ はいでぃなぼっくす、おけい?(箱に隠れるんやで、ええか)」「いぇーしゅ!」無差別殺人や幼児殺傷というクレイジーな事件が多発するこの国で、親から子に伝える保身の知恵・・。保育園がそんなに信用できんか、旦那よ。夏の暑さに悪態をつくヤツ。最近YESという言葉をボンに叩き込んでる。ボンのは返答というよりオウム返しに近い。出勤直前の数分を利用し、先日購入したコーヒーをたてる。うーん、このアロマ。違いが分かる男の味。300g、838円もしたんや。(279円と聞いたがそれは100gあたりの値段やった)魔法瓶に入れてバッグへ。コーヒールンバを歌いながらママチャリをこぐ。原題はたしかMoriendo Cafe。moriendoってどういう意味やろ。昭和歌謡がBGMでごめんよ、ボン。プールではホースから水が注ぎ込まれてる。大好きなプール遊びが今日はできるとええのう。女子ロッカー室での会話。口角泡飛ばしチェ・ゲバラ氏の偉大さを語る。「いやまじかっこいいっすよね、グラフィックとか見ても」モード好きの女子と思ってたが意外なコメント。今日はとっても暇。案件の数は繁忙日の半分ほど。なのにその半分以上ミスる。モチベーションが下がってるせいか。仕事といえど他人との会話に苦痛を感じることがある。それはイケメンの客に当たらないからに他ならない(上物過ぎて舞い上がりミスることもあり、どないやねん)。旦那帰宅。バクダン発言。11月で日本を引揚げると言う。私も時々、仕事中にあの夢の島(といってもゴミの島でなく・・あ、でも裏庭はゴミ廃棄場と化してるけど)を夢想することがある。空調のきき過ぎるオフィスで、見知らぬ他人に媚びへつらい、紙を排出しシュレッドし、自分も自然破壊活動の一員となってる現実は、何かでバランスをとるしかない。動物の鳴き声。音楽。こことは違う速度で流れる時間・・。ハワイアンキルトとかしたいなぁ・・。なんて絶対無理。フルタイムの主婦には戻れない。今週二日間ボン熱のため昼間は一緒にいて、私死にかけ・・(ボンは元気です)。保育園はかけこみ寺なんです。会社はオアシスなんです。やっぱ仕事がんばろ。
2008/07/31
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掘り出し物を見つけるのは何ものにもかえがたい喜びがある。時には苦労なく、まるで導かれたように手にすることがある。今回のように。TSUTAY●のコメディコーナーの棚の前。なんとなしに眺めていると、あった。ジャマイカ映画。私の敏感な(つもりだった)アンテナをかいくぐり、それはずっと前から当たり前のように存在していた(だって旧作コーナー)。こんな映画があったとは。ラスタマンの珍道中。「言語:パトワ語」これらは一般的に周知されている言葉なんか?はやる気持ちを抑え店を出る。早く家に帰って見たい!そんな衝動にかられる映画に出会えたのは久しぶり。大掛かりなストーリー展開も何もない。日常を切り取っただけ。なのにこのドラマ性。それがあの不思議な島のなせる技。おせっかいなジャマイカ人。突如として現れるアニマルたち。ロバ、ニワトリ、ブタ・・。生命力と存在感を溢れさせ、あの島に息づいてる。私の知ってるジャマイカがそこにあった。全てが過剰なあの国の、普通の人々の面白さを知り尽くした、制作者側の器が伝わってくる。「ルーツ」「ラスタ」「パトワ」ありのままでプロモーションする配給会社の姿勢に敬礼。「金髪」「人妻」内容を無視し、身もふたもない言葉で消費者をまどわせる映画があるけど、それに比べてこの作品は、好きな人わかる人に見てほしい。そんな自信が感じられる。でないと、シャーマンだの奇習だの、ちがった趣旨の作品に間違われかねないのか。奇しくも23日はラスタの神、ハイレ・セラシエ皇帝の誕生日(だったらしい)。タイムリーだったのは、これもジャーガイダンス(お導き)なんやろか。じゃ~らすたふぁら~い。ルーツ☆タイム
2008/07/25
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週末のお約束、食料の買い出し。いそいそと支度をはじめる母を敏感に察知するボン。足元にくらいつき、泣き真似。自分の欲望に忠実なこのエゴイストは、人を操る術を既に身に付けてる。体力の消耗(私の)を最低限に食い止めるため、彼はつれていかない算定だったが・・。puppy eyesをむけられると弱いんや、オカンは。外出できるとなりゃこっちのもの。留守番のオトンに手を振り早くしろ!と玄関でせき立てる。梅雨明けが宣言された関西は真夏のきざし。根拠のない刺激と期待に世界は満ちてる。先週に比べ、私はすっかり自由の身、と安上がりな幸福感にひたる。本屋で絵本を注文。図書券長者の懐状況はアマゾンやブッククラブを介さず近所の本屋だけが頼り。「1冊につき300円内金いただきます」宇野重吉似の店主にすごまれなけなしの現金を引き渡す。目的の食料品店を素通り。足はさらに西へと向かってた。Baby Gap。前はそれほど好きじゃなかった。今は全てがかわいく見える。私にゃ無縁のガールズラインまでも。愛くるしいベビー服に目眩にも似た感覚に襲われる。睡眠不足/夜泣き/たそがれ泣き・・。Babyとの日々は至福と苦渋の表裏一体。カワイイだけじゃすまない、ビタースイートな記憶がまざまざとよみがえる。キャンディストライプとテディベアの刺繍は、だからこそのリアルティだ。ベビー服は卒業、トドラーに昇格したボン。夏物をいくつかセレクト。「じゃ、これいただきます」「あっそのままレジへおすすみください」こんな大衆ショップで何VIPきどっとんねん、私。レディースは素通り。気になるけど、私が着たら胡散臭いやろ。「○X△@?」レジのねえちゃんが言ってる言葉がわからんかった。「1円にならないけどいいですか?」と言ってたようだ、流暢な日本語で。仕事でいやというほど変な日本語を聞いてるはずなのに。すいかをさげ、前を歩くギャルも中国語。ブライアン&トニー・ゴールドと金色に染まる空。キッチンからおむつ替え中の宙に浮いた小さな足が見える。調子にのってミルク寒天作り。今年の夏は寒天Summerといこう。
2008/07/19
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金曜日。会社でクーラーの真下一日過ごしたせいか、異変を訴える体。週末目前にして。病は気からというように、原因がわからない宙ぶらりんの状態で不自由な体をもてあましてる時が一番つらい。「もっと悪化したらどうしよう?不治の病やったら?」そんな時、positiveなことは何一つ浮かばない。だから人は門を叩くのか。第三者からの答えを求めるのか。薬をもらった後は、安心して病に身を任せるだけ。私はてっとりばやいremedy、「早寝」に救いを求めたけど。土曜日。少し復活。病床WEEKENDという最悪のシナリオは免れたわけだ。バスルームで原因の一つ判明。Hello,again。お前さんの存在を完全に忘れていたぜ。2年前の妊娠からそいつに解放されてた私は、漠然と再会を意識しつつも実態の伴わないそれは、すっかり忘却の彼方だった。エクソシスト。コイツの影響力は絶対で、どんなスーパーポジティブな精神も、強靭な肉体も歯が立たない。根拠のない怒りや倦怠感、頭痛、腹痛そのほかもろもろにしばらく支配される・・。潮が満ちては引いていき、月が満ちてはかけるように、自然の摂理の前に、女は、人間は、あまりにも無力だ。それにしても出産して生理がくるまでに1年以上かかってしまった。母乳やとこんなもん?私を2年ぶりに不能にしたエクソシストは、土曜のPM頃成仏。ポジティブな思考が戻ってくる。ハレとケ。陰と陽。落ちるからこそあがってこれる。それでバランスがとれてる。レモネード作って、掃除機もかけたから、今日はそれでよしや。壊れた掃除機は、カスタマーセンターに電話しよう。日曜日。子供をつれ公園に。蝉のなく公園は真夏の予感。あ、入園式でスピーチしたお母さん。「おはよー○くん!」とクラスメイトのもう一人のハーフちゃんの名前で。「△です・・」一応控えめに訂す。「あっ、ごめんねえ!!」とくったくがない。息子さんは昆虫採集にご執心。「つきあわされて・・暑いのに」言葉とはうらはら、全く苦にならない様子。これぐらいの年齢の子は、大抵虫かごを持ってて、女の私には理解不可能な小さなMy Worldを、その中に持ってる。ボンは、大好きな「すべり台逆行」を憑かれたように繰り返す。この子も理解不可能なWorldを築きつつある。
2008/07/13
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夜は洗濯機を2回まわす。寝る前に連絡帳に記入し、弁当の仕込み。明日の準備。熱帯夜のせいか、ボン、何度も目を冷ましぐずる(爪を切ろうとして起こしてしまったせいもアリ)。あやしながらの作業で、著しく効率低下。翌朝5時、国際電話で起こされる。いつになったら「時差」というものをわかってくれんねや・・あの人。ボンも起床。この子も私も休息が必要なんです!彼は保育園、私は仕事というミッションがある。戦場の朝。保育園にたどりつくまでがハラハラドキドキの綱渡り。「ぼん君、目腫れてませんか?」「お医者さんに診てもらっていいですか?感染するやつならお休みしてもらわないと」80年代のアイドル風の先生。顔から滝のように流れる汗がフローリングに水たまりを作っていた。人間ずるいもので、とっさに浮かんだのは仕事のこと。休みたくなかった。でも他の子に感染させてはいけぬ。保身しか頭にない自分を恥じた(ホンマか)。家に戻って朝の片づけができたのはラッキー。候補の小児科は3件。一番早く開く所に的を絞る。「結膜炎は眼科に行ってください」門前払い。朝の9時、真夏を予兆させる日差しの下、翻弄される親子。ビオレさらさらUVからだ用に私は全てを託す。眼科では先客の黒人男性にボン、ガン見。おっさん恐怖症の彼が泣かなかったということは、父親に近いものを感じ取ったのだろう。「オトウサン、ガイジンネ?」日本語達者。父親、たぶん知ってる、とのこと。ボンのドレッド(?)を指し、自信たっぷりに「モットイッパイデキルネ!」と予言。第三者に断言されたのは初めてや。結膜炎、感染性なしと太鼓判を押され、保育園へ走る。ボン、久しぶりに泣いた。腹の虫?眠かった?今日は一緒にいられると思ったのかもしれない。よく二人で散歩した、一年前のこんな朝を私も思い出してた。仕事は単独プレイ。遅刻しても回りに気を使う必要もない。しかし、こんな日に限って、体力を要する案件が続く。ダメ押しでおっさん祭り。イケメンでウハウハやった昨日で、運は尽きたか。がんばってる自分にごほうび、と社食でおかず追加。80円のかき揚げで折り合いをつける人生。終業。「今日は急いでませんね」となりのロッカーの子に指摘される。疲れてる自分の、これが最大スピード。この後保育園の催しの仕事が待ってる。「外で働いて、家でも働いて・・」彼女が代弁してくれた。ボン、高熱のため(本人はいたって元気)実行委員の仕事は免除。当日も無理してこなくていいという。やる気満々なんですけど私。ちらし配りもポスター張りもがんばったのに。夜、同じクラスのハーフちゃんママからTEL。「責任者は私がすることになったんで、心配せんとってください」そこまで言われるとやりたくなるのが人情。
2008/07/04
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