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土曜の朝の雨上がり。子を置いて買い出し、という算段が狂う。しゃーないなー、連れてくか!本屋に立寄り童謡のCDを注文。「こんなに注文していただいてるんですよ~」予約リストは名前がずらり。彼女のトークにのせられたのは私だけじゃなかったか。愛蔵版の本も含め、全てそろえようと思うと1万円はくだらない。全部買った人おるんかな。CDだけでも結構な売り上げだろう。美人でやり手の若女将。本屋の閉店が相次ぐ中、ここだけはきっと大丈夫やろう。輸入食材店、スーパー、別のスーパー、そしてパン屋。ここのレジは旧型。お姉さんのおしゃべりも相成り業を煮やしたボンの口をついて出たのは、「チョーダイ!」今週覚えた言葉(注:「ライライ」「ヤイヤイ」と聞こえる時もあり)。豆腐屋でしめ。ボンと私、いつものコース。そしてサプライズはまだ残されてた。あなたがおしっこしたから、8月30日はオマル記念日。今日初めて我が家のオマルが本来の役割を果たした。ハレルヤ!輸入食材店で購入したパパイヤジュースを夕食後飲む。「パパイヤ食べた後のうん●は臭くないねんぞ」うん●トークならぬウンチクトーク。「そういう成分入ってるからや(酵素)英語で何ていうんやろ。洗顔料にもなってるで(パ●ウォッシュ)」普段は右から左のナンセンスも、今回は応じる私。ボンは冷蔵庫を叩きおかわりをアピール。しばらくして私の体に異変が。例のウンチクを証明する機会がこんなに早くめぐってくるなんて。トイレにろう城中の母を呼ぶ声。頼むからトイレぐらいゆっくりさせてくれ(これは永遠のテーマである)。「まみすーんこむ!まみあなんばーとぅ!(オカンはすぐ戻ってくる、今2番やから)ぎゃっはっは!!」NHKの懐メロ番組。J-POPやジャパレゲ、和製R&Bは鼻にもかけない私ですが、歌謡曲は別もの。岸壁の母の歌詞が身に染みる年。「この人たち、普段は何してるんやろ?」吹きだまりといっては語弊があるが、ショウビズの生々しさを垣間みる番組である。あ、ジェロや。この人、企画もんやと思ってたけど・・。うちのお婆ちゃんが生きてる頃に出てきてくれたらな。こういう番組をお婆ちゃんと一緒に見るのが、今思うと幸せだった。BillもRentもJobもない。私にもそう思ってくれる孫が出来るかな。と横を見ると、いつのまにかボン沈没。一人で寝入ってくれるなんて、なんて楽になったんもんや(注:とてもレアなケース)。 亜都利絵「唐獅子牡丹のペットボトルケース」はぎれ再利用
2008/08/30
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2008年の夏を華やか(?)に飾る大イベント、保育園の大掃除。日曜日にかり出され、私はいったいいつ休めばええねん?となかば自虐的に二つ返事で参加。保育園の指令は絶対。メイクはできなかった(ボンのせい)。豆絞りを首に巻き、いざ出動。お父さんたちはプールの撤去作業。完全女系の園で、貴重なマン(男)パワー。こうして見ると短い夏やったなぁ。大掃除は本格的で、扇風機やエアコンのフィルターは取り外され、家具は移動され、水拭きは壁にまでいたる。「自分の家もこれぐらいできたらいいですよねー」「絶対無理。死なへんかったらええねん」死なへんから・・。私たちが使う常套句。それは自分を許す究極の言葉。「そんな時間あったら寝るし」その後男児を持つ先生も参加し、家の汚さ合戦が始まる。ここのフィルターなんて全然汚れてなかった(うちのと比較)。これ以上すると自分が死んでしまう、と思う時がある。そして見なかったことにして、記憶から葬り去られる。掃除は、ボンが日中過ごしている場所を知る作業となる。カセットつきCDラジカセはこういう所でまだまだ現役。中身は「こどもよさこい」。どんな歌なんやろ?豊富な遊具。親の不在を埋めてくれるにはきっと十分なんやろう(と思いたい)。ボンは幸せもんや。労働の後は、弁当とビールが支給される。ふいをつかれた自己紹介は無難な線で終わってしまった。「母乳なんで」とアルコールを辞退すると、となりのママさん「私ふつーに飲んでたで」トピックは卒乳体験へと。十人十色。壮絶なものから肩すかしをくらうのまで。うちはどうなるのやら・・。家に戻るとタイミング悪く昼ご飯前。結局作るのは私。労働の後に待ってるのは、労働。「食わして、寝かし付けて、それでせいいっぱい」同じクラスのママの言葉がまだ耳に残ってた。あ!これAZのSugar Hillちゃう?FMラジオから流れてたのは元ネタ、JuicyのSugar Free。Positive KのI Got A Manの元ネタ(A Taste Of Honey)もここで知ったし、この番組は絶対聞き逃せない。そして私のSugar Free Lifeはまだまだ続く。
2008/08/24
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Day 1保育園がお盆休みに入り私も欠勤(会社は休みなし)。マミーズデイケア開店。やけに張り切ってる母はごっこに興じる。園の給食に準じ、11時きっかり昼食スタート。みそ汁は必須。ちゃぶ台を押し入れの奥からひっぱり出すと、ボンの格好のターゲットに。ちゃぶ台に登ろうとする子と格闘しながらご飯を食べさせ、自分の食事も同時進行・・。社食での落ちついたランチタイムがなつかしい。ボン、豆腐以外は拒否。ピラフをタッパーに移しかえると食べた。どないやねん。トイレトレーニング。意気込んだ母をあざ笑うかのように、おまるは、その用途を完全に無視され、洗濯バサミ(ボンのおもちゃがわり)をバラバラと放り込まれる。それは、無常観を漂よわせた抽象画のようだ。Day 2朝の公園は気持ちがいいので、ママチャリサイクリング二日目。遮る物がない広い場所で走り回る姿は何よりも楽しそう。「帰ろかー」の合図に脱走。不適な笑いを浮かべ振り返る。運動量は食欲に比例するようで、今日の昼食は完食。石けんで積み木遊び。イランイランの香りが鼻孔をくすぐる。三個積めたら拍手。こういうの、恐山の河原にいっぱいあるよなー。後半イライラして星一徹と化す。ベッドへ移動するとやがて沈没。ぐずぐず=眠いの方程式は、居中にいるとわからないもので。私の夏休みはこの二日間に凝縮される。最終日の夜、寝かしつけた後に訪れる静寂に切なくなった。もうちょっと二人でいたかったな、昔みたいに。ここ最近、ボンの目に余る行為が目立った。それはたぶん、無理をさせてたんやろう。だってこの二日間、彼は一度も泣かなかったから。
2008/08/13
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物心がついた頃から、ターニャは空中ブランコに乗っていた。スポットライトに照らされ、観客の視線を一身に浴びる時、それが彼女の全てだ。鳥になる瞬間ーーー。この物語はフィクションであり. 登場する人物、団体名称は実在のものとは一切関係ありません。天井に吊るされた輪をしならせ、アクロバティックな演技を続ける金髪女性は、ティンカーベルを思わせた。シンセサイザーのメランコリックなBGMのせいか。子供だらけの府立体育館で、場違いなノスタルジーを私は感じてた。ボリショイサーカス。会場を埋め尽くす、ガキ、がき、餓鬼(そんな私も子連れ)。休日返上、家族サービスに努めるニッポンのパパママにエールを。日曜日に化粧しただけで満足してたらアカン。ギャルは子供を産んでも健在である(見習お・・)。通路を隔てた前の席の、つかまり立ちが楽しいおチビちゃんに目をやる。ボンにもあんな頃があったなぁ・・。チビちゃん、ロシア人の体を張ったパフォーマンスには背を向け、つかまり立ちに余念がない。かと思えばぐずりスタート。母親は慣れた様子で授乳カバーをかぶる(すぐ後ろでストーカー状態の女が目を光らせてるとは知らず)。次に見た時、チビちゃん既に夢の中。遊んで、眠くなって泣いて、おっぱいで沈没。この一連の行為、場外だとこうも単純に見えてしまうのか。視線をステージに戻そう。大人の目で見るファンタジーの世界は、忘れ去られた時を思い出させてくれる。ポップコーンの匂いと、擬人化した熊さん(ミーシャとマーシャという名前らしい)、お馬さん。ピンクやブルーのまばゆい光に照らされた、夢うつつの世界。いつからこういうのが、純粋に楽しめなくなったんやろ。テレビの影響は大きいな。さて、お題目は多岐に渡り、肉体で勝負のスリルを追求するもの、アニマルたちのキュートな演技、イリュージョン、etc.・・。出し物と出し物のつなぎは道化師の出番。言葉を使わずして人を笑わせる表現力はすごい。すっかり楽しんでる隣の人(ジャマイカ人はこういう単純な笑いが好きやなぁ)。空中ブランコは最後まで失敗してた。そこが逆に人間らしい。あのソ連かて崩壊したんや。ラストはジプシー風ミュージカル。「明日見にきてや。緑のシャツが俺やから」(←なんで関西弁やねん)昨夜どこかのバーで女をくどいてたかどうかは知らんが、ロシアンカウボーイたちが馬に乗り場内滑走。ボンは随分前から限界に達してる。じっとしてるのは彼には拷問やろう。授乳カバーなんて年でもなし(本人は不服だろうが)。唯一反応があったのは犬。もうちょっと大きくなったらまた来よな。現実逃避が必要なのはオカンのほうや。
2008/08/10
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ボン高熱のため本日病欠。昨夜から覚悟はしてたが・・。よりによって今日は会社の昼食会。ただ飯を食いっぱぐれた不運を呪う一方、上司や大先輩に囲まれての食事を逃れ安堵。出勤前の旦那を涙で追うボン。かろうじて頭にのったキャップ。手には自分のスニーカー。帽子&スニーカーが外出のサインという構図が彼の頭にできあがってる。例えはだけた肌着とおむつのままだろうが・・。体温計のデジタルが39.1度という数字をはじきだし、あわてて小児科にアポ入れ。こんなかたちで外出というボンの望みがかなう。保険証、ペットボトル、タオル・・準備に手間どる母を玄関でせき立てる。途中本屋で注文の絵本を受け取り、お気に入りのパン屋を出た後、昼食は何にしようかとスーパーの前を通ると、時計は予約の時間を過ぎていた。その上着信。「税金の書類を見てたんですけどぉ、お子さんの保育料、安くなりますよぉ。らむさんが旦那さんの扶養家族にならはったら・・」信号が赤にかわる。何でこんなときに。かけ直す、と携帯を切る。クリニックのフラットスクリーンではポケモンのDVDが流れてる。あんぱんまんの次に用心せなあかん相手や。(これお子さんに、と本屋でポケモンのペンケースもろたとこ)ボン、喉に発疹ができる夏風邪の一種と診断。いつもの熱やとかいかぶってた母を許せ。座薬は抵抗があり今日の今日まで敬遠してたが・・聖域を犯す母を許せ。緊張の一瞬。するっ、と目の前からそれは消えた。まるでブラックホールに吸い込まれる宇宙船のように・・。本人、ノーリアクション。なんや、全然大したことないやん。朗報。税金にうとい私は、去年無職なのに息子を扶養家族に入れてた。ゼロからは何も生まれないというのに。旦那は控除なしで地方税をまるまる徴収されてた(何を隠そうそのバビロンシステムが渡ジャマの引き金になってた)自分の不利益になることをわざわざ連絡してくる職業に違和感を感じつつ、感謝。(って彼等はそれが仕事なんやろうけど)かくして地方税の還付金申請(と保育料減額)という大きなミッションが与えられる。来週、税務署参上(一家総出で)。
2008/08/05
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